タグ検索で蕪崎詩乃6件見つかりました。

詩乃抄

――思えば                       ――爽やかな 春の風の様な女性(ひと)だった      小さな花弁舞う季節 桜の神社で二人出逢った  「やぁ、詩乃ちゃん。来たよ。遅くなってごめん」          ――輝く 夏の日差しの様な女性だった      深緑茂るまばゆい世界 子どもの様に二人はしゃいだ 「やれやれ、今日も疲れたよ。仕事がまたちょっと増えてさ、景気も良くなってきたのかな」 ――静かに照らす 秋の月の様な女性だった      芒が流れる夜の道 涼風受…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%bb%ed%c... - 2011年06月07日更新

蕪崎詩乃

|タイトル|作者名| |[[3:356-597]](10裏)|| |[[午後のひととき]]|[[「水道局」氏]]| |[[18:802-803]]|| |[[現代に残る決意]]|| |[[詩乃抄]]|[[「◆hqwx8V.cpQ」氏]]|…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%c9%f3%b... - 2011年06月07日更新

現代に残る決意

俺は小波竜一郎。和桐が裏野球大会で優勝した後俺は会社を辞め、その後意識不明になっていた詩乃ちゃんは目を覚まし、今では無事に退院することができて元気になっている。 しかし、俺がこの時代にやってきたのは時空犯罪者を逮捕するためである。でも、詩乃ちゃんを残して未来に帰るわけにはいかない。それに、まだ犯人を捕まえれていない。と考えると、歴史の修正はできたんだし、しばらく俺はこの時代に残るべきだ。 そして今、俺は詩乃ちゃんの神社に来た。 「やあ、詩乃ちゃん。今日は神社に遊びにきたよ。」 「あっ、小波さん。ちょう…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%b8%bd%c... - 2011年01月15日更新

18:802-803

「ねえ、小波さん」  神社の縁側に腰掛けて、ぼんやりと小波の素振り姿を眺めていた詩乃が、やおら彼に呼びかけた。さんさん照りの日光が縁側の一部に侵食して、熱くなっている。 ただ、秋の季節である庭に、時折いい風が舞い込むので、日向と日陰の合間に座っている詩乃にはちょうどいい気温だった。  呼ばれた小波は重心を下ろした構えを解いて、声の主へ振り返った。汗が帽子の中に充満しているため、絶え間なく顔に垂れてくるし、体一面からは蒸気が立ち上がっている。よほど集中して運動に取り組んだ証拠なのだろうが、詩乃には、…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/18%3a802... - 2010年12月24日更新

午後のひととき

「ん〜いい天気やね……」 「うん……。暖かくて眠い……」 穏やかな風と暖かな陽気に包まれた土曜日の昼下がり。 閑静な住宅街を抜けるとそこには、こぢんまりとした、落ち着いた雰囲気の神社が現れ、 そこには桜の舞い散る穏やかな午後の木漏れ日の中、二つの仲良く寄り添った姿が見える。 春特有のふんわりとした風と共に、様々に彩られた花の香りが漂ってくる。 柔らかな陽が体を包み込み、ぽかぽかしてとても気持ちが良い。 季節は、春。 『午後のひととき』 あの事故の後、奇跡的に目を覚ました詩乃は…

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/%b8%e1%b... - 2008年05月17日更新

3:356-597

「ハァハァ・・・くそっ!」 俺は今、歓楽街をよろめきながら進んでいた。 昨日の遺跡の探索から帰ってきてからだったろうか、視界が歪みぼやけて、まともに歩くことすらままならない状態だった。 何よりも、体が、熱い。 長いこと冒険を続け、病気になることあったが、いまでこんな症状にはなったことが無かった。 当然、様々な対策はとっていたが、この様。 考えられる原因といえば、もはや「アレ」以外考えられない。 オチタ君には悪いが、今日は街での活動は中止だ。 今は一刻も早く、あの場所に行かなくては・・・ …

https://seesaawiki.jp/w/pawapokeeroparo/d/3%3a356%... - 2008年01月23日更新

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