「ふぅ・・・これで全部かな?」
ヴェルズ化したモンスターに襲われたウィンダだったが、相棒のガルドと協力して無事撃退に成功する。
シンクロを解除し地上に降り立つと、辺りを見渡してみるがどうにも見覚えのない場所だ。
戦闘に夢中になって持ち場から離れすぎてしまっていたようだ。
「しまったなぁ・・・早くみんなの所に戻らないと」
そういって再びガルドに乗って帰ろうとするが、急にガルドが悲鳴を上げて跳び去ってしまう。
「え・・・!?ガルド!?どうし・・・っ!?」
ガルドを呼び止めようとしたウィンダだが、背後からの違和感に気づき後ろを振り向くと、黒い霧がすぐ近くまで来てしまっているのに気づく。
(あれは・・・『猛毒の風』!?)
『猛毒の風』・・・最近ガスタの陣営付近に出現するようになった謎の黒い霧のようなものでその正体は分かっていないが、その霧に包まれたガスタの者達は誰も帰ってきてないという。
早く逃げないと・・・そう思って走り出すが、人間の少女の足ではとうてい逃げ切ることはできず、あっという間に霧にとらわれてしまう。
(しまった・・・!)
完全に辺りが猛毒の風につつまれてしまう。風の力で吹き飛ばそうとするもこの中では思うように風を操ることができない。
「そんな・・・でも、この程度なら霧が晴れるまで待てば・・・っ!?―――っ!」
確かに少し苦しいが、我慢できない程でもない―――そう思った矢先、ウィンダの体がビクンと波打つ。
「な、何・・・今の?んっ!?あぁっ!」
何が起こったのか分からないウィンダの体がもう一度大きくはねると、そのまま座りこんでしまった。
「んっ・・・(どうして?体が・・熱い・・・っ!)」
急な体内の熱に戸惑いながら体をくねらせる。息が荒くなり呼吸が激しくなると、さらに熱が強くなるのが分かった。
この霧にはガスタの現住生物に対する毒と、人間用の媚薬が含まれていたのだ。
「んっ・・・!あっ、ああぁっ!」
そんなことを知るよしもなく、襲い来る快楽に必死に耐えるウィンダ。
しかし霧の効果で力を奪われ、息をするだけで強くなる欲求に抗う術はなかった。
「ふぁっ・・・!ダメ、なのに・・・っ」
ついに自らの手をその胸にあて、軽く揉みほぐしていく。
今までほとんどこうした行為をしたことはないにもかかわらず、自分の弱いところを的確に愛撫していく。
「やぁっ・・・だめ・・・気持ちイイっ・・・!ふああああっ!」
布越しに乳首に触れただけで、自分の者とは思えない声を上げて感じてしまう。
恥ずかしさに一瞬行為を中断するも、空気と共に体を犯す媚薬に抵抗できず、今度は服をずらし直接胸を愛撫し始める。
「ああっ!やんっ!・・・ふああぁぁ!」
とうとう我慢しきれず、ウィンダは足下に手を伸ばす。秘所からはすでにトロトロと愛液が溢れてきており、地面にいくつも染みを作っていた。
既に役目を果たしていない下着を取り払うと、愛液にぬれたクリトリスに手を当てる。
「ひゃあああああんっ!」
少し触っただけで一際大きな快楽がウィンダの体を駆け巡る。愛液はさらにその量を増しその手をぬらす。
「やあああっ!あんっ!あっ、ああぁっ!」
左手で乳首をいじりながら、右手でクリトリスを刺激する。
生まれて初めて感じる快楽に、少女の体ではそう長く耐えることはできそうもなかった。
「やっ・・・ふああっ!んっ、来る・・・ああっ!なんかきちゃうっ!」
達する兆しを見せ始め、ウィンダの体がガクガクと震えだす。
指の動きは激しさを増し、ウィンダは快楽の頂点を一気に上りつめる―――
「あっ!あああああんっ!わ、私・・もう・・・
やっ、はあああああああんっ!イっ・・・ふあああああああああああああああああぁぁっ!」
ビクンッ、と大きく体を弓なりにそらし、ウィンダははじめての絶頂を迎える。
秘所からは愛液が勢いよく流れ出し、ウィンダの体はしばらく震えが止まらなかった。
「―――っ!あっ!・・・はあっ!・・・はぁ・・・ぁ・・・」
だんだんと息が落ち着いてくる。しかし、一度達したのにも関らずウィンダの体の熱は収まっておらず、むしろより強くなっている。
瞳は情欲の色に染まり、再び快楽を得ようと達したばかりの陰部へと手を伸ばした。
「ひゃうんっ!」
一度達して敏感になっているソコはあっさりとウィンダの指の進入を許す。
「あっ・・・ああっ!とまらない・・・とまらないよぉ!」
指を動かすたびにくちゃくちゃと淫靡な水音が響く。
しかし次第に指では物足りなくなってきたところ、ウィンダの服からひらりとあるものが落ちた。
「これは・・・」
それは相棒のガルドの羽で作られた羽ペンだった。
自分の風の力を込め、いつもお守りとして肌身離さず持っていたものだが・・・
「んっ・・・」
ウィンダはそれを拾うとためらうことなく濡れそぼったソコへと突き立てる。
「んああああああああああああっ!」
入れただけで軽くイってしまい、一瞬意識が飛びそうになるが、休むまもなく既に愛液に濡れてしまった羽を動かし始める。
「あっ、これ・・・気持ちっ、いいっ!ああっ!」
もはや快楽のとりことなってしまったウィンダは、狂ったように快楽を貪る。
口からはだらしなく涎が垂れており、瞳からは完全に理性が失われてしまっている。
媚薬が全身に染み渡った体は、もう元に戻れそうもなかった・・・
「あ、あああっ!またイクっ!ひあああっ!んっ、あっ、ああっ、ダメっ・・・!やああああああっ!」
圧倒的な快楽の波に耐えることもできず、さらなる絶頂へと追い上げられていくウィンダ。
最後にとどめとばかりに羽を奥まで押し込むと同時に、最も敏感なクリトリスをつまみあげる―――
「イっちゃうっ!ふあああっ!ダメっ、ダメぇっ!やああう!ひああああ!
イク、イっちゃう!ひあっ、ひぁあああああああああああああああああああああっ!」
ぷしゃあああああああぁっ
今までで一番の快感がウィンダを襲う。潮を撒き散らしながら果ててしまい、全身をビクビクと痙攣させたのち、力なく倒れ付す。
荒い呼吸を何度も繰り返し、絶頂の余韻に浸る。
「あっ・・・はあぁっ!・・・はぁ、はぁっ、・・・」
ウィンダは力尽きたのかそのまま気を失ってしまう。霧が晴れた後、そこにはウィンダの姿は見当たらなかった・・・

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