252 :ミサキプラス:2011/03/01(火) 02:05:28.08 ID:4LmEZKPV
>246だがとりあえず序章ができたので投下します
序章なので完全にエロなしですがご了承ください
カップリングはコナミ×ミサキでもちろんネタバレ注意


ミサキプラス

「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンで機皇帝スキエル∞を攻撃!バーニング・ソウル!」
コナミの指示のもと、紅蓮の龍が鋼の鳥を焼き尽くしていく。スカーレッド・ノヴァは一度、プラシドのワイゼルに捕えられたのだが、一度墓地に送った後、コナミの使った使者蘇生によってフィールドに舞い戻り、プラシドだけでなくルチアーノのライフをも削り取った。
「決まったー!チーム5’Dsのラストホイーラー、コナミが絶体絶命の窮地から驚異の2人抜きを果たし、チームニューワールドのラストホイーラー、ホセを引きずり出したぞー!」
MCの実況が流れる中、ジャックとトオルの口から歓喜の声が漏れる。
「見たか!俺達の魂の力を!」
「一時はどうなるかと思ったがコナミなら大丈夫・・・これで世界は救われる!」
他の5D’sのメンバーたちからも希望に満ちた表情がにじみ出てくる。
しかし・・・
「だがホセの機皇帝の力は未知数、安心はできない」
「・・・みんな、まだ終わってない」
遊星とミサキがぴしゃりと水を差す。もちろん二人はコナミを信じていないわけではない。むしろ信じているからこそ固く手を握り、祈り続ける。このまま何事もなく勝ってほしいと・・・
「まさか、僕がやられちゃうなんてね。でもね・・・きひひ」
ルチアーノは自分の残した伏せカードを見ていやな笑みを浮かべる。スカーレッド・ノヴァの攻撃に際して発動したグラヴィティ・バインドがトラップ・スタンで封殺されてしまったため発動できなかった罠、それは・・・

「機皇帝グランエル∞で貴様のスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンを吸収する!」
ついに始まった最終決戦。素早いモモンガに手こずり、攻めあぐねているうちにホセの切り札であるグランエル∞が登場する。さきほどのスキエルの時はSP−禁じられた聖杯で凌ぐことはできたが今度は無理だった。
「くっ・・・」
「これで貴様の手札は0、フィールドには裏守備モンスターが1体のみとなった。ゆけ!グランエル∞!」
ホセのライフは残り2700、よってグランエル∞の攻撃力は吸収したスカーレッド・ノヴァの攻撃力と合わせて4850となっている。なすすべもなく消し炭となった守備モンスター。その衝撃でコナミはDホイールごと吹き飛ばされた。
「コナミ!」
一瞬意識が飛びそうになったが仲間たちの悲鳴にも似た叫びがコナミの意識を呼び戻し、なんとかDホイールのバランスを整え、デュエルを続行する。
「ま、まだだ!戦闘で破壊されたシャインエンジェルの効果で攻撃力1500以下の光属性モンスターをデッキから特殊召喚する!僕が呼び出すのはこのカードだ!」

負けられない重要な戦局でコナミが召喚したのは雷を纏いし麒麟だった。
「あれは私のあげた・・・」
ミサキが驚きで目を見開く。機皇帝と対峙するそのモンスターはかつてコナミに譲ったミサキのフェバリットカード、「エレキリン」だった。
「ここでエレキリンだと・・・正直、失望したぞ。儂のグランエル∞の攻撃を凌ぎつつ直接攻撃を決めるつもりなのだろうが手札のないその状況では2ターン持たせることなどできまい。もし仮に何か有用な罠を引いたとしても儂の手札のSP−サイクロンで吹き飛ばすだけだ」
ホセが最初のターン、SPワールド2の効果を使用する際にSP−サイクロンを見せたことはこの場の全ての人間が知っている。遊星たちですら今のコナミのプレイングがミスであると思った。だがコナミの目にあきらめの文字は浮かんでいなかった。
「僕のターン!ドロー!」
運命のラストドロー。コナミは笑みを浮かべる。
「コナミ、何をするつもりだ・・・?」
「エレキリンでダイレクトアタック!」
遊星たちが固唾を飲んで見守るなか、コナミは迷うことなくエレキリンに攻撃命令を下す。轟く雷鳴、これでホセの残りライフは1500。これでは届かない・・・
「このままメインフェイズ2に入る。これで僕の勝ちだ」
「何?」
この絶望的な状況下で勝利宣言を下したコナミにホセは首をかしげる。
「ジャンク・シンクロンを召喚!その効果により墓地のライトロード・ハンター・ライコウを蘇生する!」
「あれは俺の・・・そうか!石板のカードを!」
ジャンク・シンクロン・・・それはサテライトで遊星とコナミがデュエルしたときに遊星がくれたカード。そしてネオドミノシティの未来を救う鍵の一つ。
「レベル4のエレキリンとレベル2のライコウにレベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!破壊神より放たれし聖なる槍よ!今こそ魔の都を貫け!シンクロ召喚!氷結界の龍トリシューラ!」
三つ首の美しき氷龍がその姿を現し、グランエルを威嚇する。
「トリシューラの効果発動!お前の墓地のオポッサム、手札SP−サイクロン、そしてフィールドのグランエル∞を除外する!」
「強い・・・これがコナミの石板に秘められしシンクロモンスターの力なのか!」
「ふっ・・・俺達のデュエルはエンターテイメントでなければならない!」
「よし!これで形勢は逆転するぜ!コナミの奴、こんなインチキモンスターを隠し持ってやがったのか」
「もはやホセに機皇帝を再召喚する余力はないはずだわ」
「コナミすげえや!」
「うん!」
「これでコナミの勝ちだ!」
だがトリシューラの力がグランエルに及ぼうとしたそのとき、ホセが笑い出した。
「ふっ・・・ふはははは。コナミよ、残念ながらトリシューラの効果は無効化させてもらう。希望を見たとたんに不幸のどん底に叩き込まれる・・・これが絶望だ」
ルチアーノが残した罠・・・それは「デモンズ・チェーン」。悪魔の鎖がトリシューラへと一直線に伸びていく。ホセの言うように仲間たちの表情も絶望に塗りつぶされていく。
しかしコナミ、そしてミサキの口元の笑みがなくなることはなかった。なぜなら鎖が突然パチパチと音を立てて燃え始めたからである。
「なん・・・だと!?」
「「エレキリンにはもう一つの効果がある。このカードが直接攻撃を成功させたターン、相手は魔法、罠、モンスター効果を発動することはできない!」」
二人は同時にホセ・・・そして仲間たちにエレキリンに秘められし力を得意げに語る。
「よってトリシューラの効果は有効!」
トリシューラの聖なる槍がホセの手札、墓地、フィールドを貫く。
「たとえデモンズ・チェーンをエレキリンに使っていたとしてもトリシューラは召喚できた。つまりこれは儂のプレイングミスなどではなく、奴らが見せた奇跡・・・未来への希望ということなのか・・・?」
ホセは悟った。もう自分たちイリアステルは必要がないのだと。未来を託すに足る男とそれを支える仲間たちがいる。もう絶望などしなくてすむのだ・・・
「コナミ、未来を頼んだ・・・」
ホセはサレンダーし、プラシドとルチアーノとともに姿を消した。未来はコナミと仲間たちの手で切り開いていける。それが破滅の未来を救うためにホセ、ルチアーノ、プラシド・・・そして神が選んだ答えだった。

序章終わり

357 :ミサキプラス(本編):2011/03/08(火) 01:17:45.97 ID:nmFG7XWr
今からコナミ×ミサキ物を投下します
注意書き
・ゲームクリア後の後日談なのでネタバレ注意
・チーム名は筆者のプレイしたトライウインズになっています
・ゲームの設定を軸に少しアニメの設定が混ざっています
・多少シリアスな場面も
・文が拙い
以上です

WRGPから数カ月が経ち、チームトライウインズは次なる目標トリニダート・ライディングデュエル・グランプリに向けて腕を磨いていた。
「レベル4のエレキリンとレベル3のニードルギルマンにレベル2のディーバをチューニング!シンクロ召喚!轟け、ミスト・ウォーム!」
「俺のスクラップドラゴンがエクストラデッキに・・・!」
白紙へと戻った石板のカードの代わりを務めるエースがトオルとのデュエルに終止符を打つ。
「くそっ・・・もうちょっとで勝てたのになあ」
「でも今の戦術はかなり厄介だったよ。たまたまこっちの引きが良かったから対処できただけだ」
「・・・二人とも、時間」
Dホイールから降りた二人にミサキが駆け寄り、時計を突き出す。
「おっと、もうこんな時間か・・・さっさと帰ってDホイールの整備を済ませようぜ」
「ああ、そうだね」
三人はガレージに戻り、愛機たちのメンテナンスを行うことにした。
「・・・コナミのDホイール、破損してる」
「えっ」
ミサキの指摘に驚いて自分の愛機を凝視する。
確かにDホイールの基礎となる機関が損傷を受けている。
これなら修理するよりもいっそ新規のパーツに取り替えた方がよさそうに見える。
元々親父の形見であるスクラップ同然のDホイールを基礎にしてフレーム、CPU、エンジンを後付けして組み上げたDホイールだったのでいつかはガタがくるとは思っていたが・・・
「・・・大丈夫?」
「少し感傷的になっただけだよ。問題ないさ」
自分でも気付かないうちに暗い表情になっていたらしい。すぐに笑顔を取り繕おうとしたが遅かった。
「・・・この子は私が直す。とりあえずDホイール屋で修理に使えそうなパーツを探してくる」
「あ、ちょ・・・」
ミサキは言いだすなり、すさまじいスピードでガレージから飛び出して行った。よほど心配をかけてしまったのだろうか?
「あーあ、今日はDホイール屋、定休日だってのによお。(ぼそっ)恋は盲目っていうかなんというか・・・」
「ん?鯉がどうしたって?」
「なんでもない。まあミサキもすぐに思い出して帰ってくるだろう。それより俺のDホイールの整備を手伝ってくれ」
「ああ」
トオルの切り返しに何か釈然としないものを感じるが他にすることもなかったので素直に整備を手伝うことにした。
しばらくの間黙々と作業続け、そして指示された交換用パーツを手渡した所でトオルがなんの脈絡もなく口を開く。
「なあ、コナミ。お前はミサキのこと、どう思っているんだ?」
「・・・好きだよ。仲間として、それに女としても」
トオルの珍しくまじめで重みのある口調に押され、正直に自分の胸の内を打ち明ける。
最初はチームトライウインズの一員としか認識していなかったが、ホセたちを倒した後に彼女が見せた、とびっきりの笑顔を目にしたときから自分の心の中で何かが変わった。
今ではDホイールを整備する時の熱心で神秘的なところも、レグルスで遊ぶ時の純真でかわいいところも全部好きだ。嫌いなところなんてない。
「ふーん、そんなに好きならどうして告白しないんだ?チャンスはいくらでもあっただろう?」
「今の関係を壊したくないんだ。チームとしてもやっていきにくくなるかもしれないし」
「はあ・・・どうしてお前はそうやって自分の気持ちを押し殺すんだ?お前のそういうところは嫌いじゃないが・・・たまには冒険してみてもいいんじゃないか?」
「冒険・・・か」
「それにそんなことで壊れるようなものじゃないぜ。俺達チームトライウインズの絆はよ!」
「そう、だったな。善処する」
「その意気だ。・・・さて、整備も終わったし、メシ食ってくる。後片付けは任せたぞ」
言うだけ言った後、トオルは急にニヤニヤ笑いを浮かべ、不自然に早い手際でガレージの出口である扉に手を掛ける。
すると扉の向こうでドタバタと大きな物音が聞こえてきた。
何だかすごく嫌な予感がする・・・
ガチャリ
「・・・えう」
扉の先には逃げようとして、つまずいたと思しきミサキの姿があった。

「おー、おかえり」
してやったり顔のトオルに二人は真っ赤な顔で睨みつける。
「ミサキが帰ってきたのに気がついて、わざとあの話を?」
「さあ、どうだろうな。ただトオルイヤーは優秀とだけ答えておこう。じゃあな!」
コナミの怒りをさらりとかわし、トオルは意気揚々とガレージから出て行った。
「「・・・・・・・・・」」
二人となったガレージ内に非常に気まずい空気が流れる。
「聞いてた・・・よね?」
この空気をどうにか打破しようとする一心で自ら地雷を踏んでしまう。
「・・・・・・(こくり)」
「・・・・・・」
再び静まりかえるガレージ。
本気でトオルを呪いたくなってきたが、これは逆にいい機会なのではないかとも思い始めてきた。
「ミサキ、僕は・・・」
そして意を決して告白しようとしたが、ミサキは手でコナミの言葉を制止する。
「・・・変身」
ミサキの周りをまばゆい光が包み込む。そして次の瞬間、見覚えのある奇抜な髪形の女Dホイーラーが姿を現した。
「君はあの時の・・・」
「これが私の本当の姿。私は未来を切り開く可能性があるものを導き、守る者」
「え・・・」
「創造主Z-ONEによって作り出された私は人に限りなく近い構造をしている。けれど本当の人間じゃない。それでもコナミは・・・」
衝撃的な真実。本当は明かしたくはなかったのだろう。苦々しく重苦しい口調でとつとつと語っていく。
だが言い終わらないうちに、コナミはそっとミサキの手のひらを包んだ。
「僕はミサキのことが好きなんだ!人間であるとかそうでないとかは何も関係ない。君がそこで引け目を感じるのなら僕はサイボーグでも何にでもなる!」
普段のクールな彼では考えられないほど力のこもった言葉。
それを耳にしたとたん、フッとミサキの変身が解け、いつもの姿に戻る。
「・・・私はキリンが好き、ライオンはもっと好き。でも一番大好きなのは、コナミ」
あの時と同じとびっきりの笑顔を見せてくれた彼女が愛おしくて、抱き寄せそっと唇を重ねる。ミサキは一瞬驚いた表情を見せるがすぐに身を委ねてきた。息が続くまでずっとこうしていたいと思う一方で自分の中の独占欲が高まっていくのを感じていた。
「ミサキ、僕は君が欲しい。僕だけのものになってくれ」
「・・・私はむしろコナミを私だけのものにしたい」
心の中の壁と隠し通してきた真実から解き放たれた二人の荒ぶる衝動はもう誰にも止められなかった。

ガレージの中にあるミサキ専用の仮眠スペース。
二人はそこに場所を変えて、コナミは服の上からミサキの胸をそっと揉みあげる。
上着越しでも柔らかな弾力を感じる。
「・・・ん、あっ」
ミサキからわずかに乱れた吐息がこぼれ始め、耳を楽しませる。
さらに上着のボタンを外して服の中に手のひらを潜り込ませ、背中にあるブラのホックに手を掛ける。
「脱がすよ」
「・・・っ、うん」
ブラと上着から解放された乳房が外気に晒される。
そのままベッドに押し倒し、慎ましいサイズながらも美しい形の双乳を優しく揉みしだく。
「コ、ナミ・・・ひゃん!」
「ミサキ、かわいい」
「・・・えう、んあっ・・・馬鹿」
頬を膨らませながらも抵抗することはなく、むしろ甘えるように身体を密着させてくるミサキにコナミの欲求はどんどん膨れ上がっていく。ホットパンツごと下着を脱がすと熱く濡れた秘所がむき出しになる。
「これがミサキの・・・濡れてる」
初めて目にする女性器に興奮で声がうわずりながらもコナミは彼女の秘所に右手を伸ばす。割れ目に沿って指をなぞらせると、湿った柔らかい媚肉が指に合わせて形を変えていく。
くちゅ・・・
「・・・ゆ、指が・・・はぁ」
「どう?気持ちいい?」
「・・・意地悪」
聞かずとも秘所より溢れ出る蜜がミサキ自身の快感を伝えてくるが、返ってくる反応がかわいくてついつい虐めてしまう。
そしてさらなる刺激を与えるべく、右手で秘所をいじったまま、乳房の先を舌で転がし弄ぶ。
「・・・えうっ。そ、そんな・・・胸、までぇ・・・っ!」
もはやただ性感を甘受することしかできないほど脱力していたミサキだったが、絶頂に導きかれそうになる一歩手前で精いっぱいの抵抗を見せる。
「・・・ま、待って」
「あ、ごめん。強引だったかな?」
ヒートアップし、無くなりかけていた理性がミサキの抵抗により戻ってくる。だがそれも時間の問題だった。
「・・・違う。イ、イクなら、その・・・コナミので・・・」
「わかった」
モジモジと恥ずかしながらも欲求を訴えてくる姿に理性など一瞬で消えうせた。素早く服を脱ぎ全裸となる。コナミの分身も、もう我慢の限界だ。
「・・・初めてだから優しく、お願い」
「ああ、いくよ。力抜いて・・・」
「・・・わかってる」
無意識に力が入ってしまうミサキに対して、コナミは唇を重ねて緊張をできるだけほぐすようにしながら挿入を開始した。
「・・・んくっ!」
処女膜を貫通せんとするコナミの分身の進撃に必死に痛みをこらえるミサキ。
このままゆっくりしていっても苦痛を味わせる時間が長くなるだけだ。意を決して分身をミサキの奥まで進める。
「・・・ぃあっ!!全部入って、きた・・・」
破瓜の瞬間からこれまで抵抗を続けていた膣がコナミの勃起を受け入れ、奉仕するように締め付けてくる。
「ミサキ、もう動くよ」
「・・・ゆっくり、ね」
「善処する」
破瓜の苦痛の後、今も消えない痛みに耐えているミサキには悪いがもうどうにも止まらなかった。優しくするのを意識しているつもりが確実に強められていく抽送。
「・・・えう。ひゃっ。コナミっ、つ、つよいぃ・・・」
「ミサキの中・・・熱くて、きつい・・・」
コナミに突き攻められる中、破瓜の後に残っていた苦痛が少しずつ和らぎ、同時に女の喜びに目覚めてきていることをミサキは感じていた。
「・・・コナミっ・・・わ、私・・・変になる・・・!」
「ミサキっ、僕、もう・・・」
高まっていく自身の射精欲求に従い、激しい抽送が限界にまで速められる。
「・・・今日は・・・ひゃん。大丈夫、だからっ・・・膣に!」
「くっ・・・出るっ!」
ミサキの腰を持ち上げて思いきり引き寄せながらペニスを奥深くまで突き入れた直後、コナミの分身は噴火のごとく精液を吐き出した。
「・・・ひゃぁああぁん。イっくぅぅぅぅ・・・!!」
コナミに連鎖する形でミサキはヒクヒクと痙攣しながら達する。
「はあっ・・・はあっ」
「・・・おなかの中、熱いぃ」
二人とも初めての経験だったこともあり完全に脱力しながらも絶頂の余韻を味わっていた。

「トリニダート・ライディング・デュエル・グランプリも大詰めを迎えたー!不動遊星のコズミックブレイザードラゴンに対してコナミはどう戦うのかー!」
「コナミ!負けんなよ!」
「・・・頑張って、コナミ」
「ああ」
MCの声が流れる中、コナミはトオルとミサキの残したカードを自分のフィールドに並べ、新たな愛機を発進させる。
赤い修正テープと形容するのがしっくりくるような形状のDホイール、オメガ・ホーク。
ミサキやブルーノ、遊星が手を尽くしても直せなかったコナミの父親の形見の代わりに、ミサキから託された未来のDホイール。
そして特訓の最中、オメガ・ホークが誘う次元の違うスピードの世界でコナミはクリアマインドでもバーニングソウルでもない、新境地へと達していた。
「遊星、君が進化を果たしたように僕も未来の可能性を手に入れた!このデュエル、チームトライウインズの勝ちだ!」
白紙となった石板のカードが再び光を放ち、黒枠のカードへと姿を変える。融合でも儀式でもシンクロでもない未知のカード。
「・・・!!面白い!受けて立つ!」
「「ライディングデュエル!アクセラレーション!」」

【終わり】

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