最終更新:ID:Tyyo+HJGpA 2009年10月25日(日) 19:11:22履歴
「光と闇のご奉仕!?」
十代とのデュエルで『ハネクリボーLv10』で負けた万丈目は、
再び自分と共に戦ってくれた精霊『光と闇の竜』と戦う決意をし、
今日もデュエルに励んでいる。
「ク……俺のターン、ドロー!
魔法カード『地砕き』!
そして『サファイアドラゴン』でダイレクトアタック!」
しかし、万丈目はあれから不調で、
今も格下の相手に強引なプレイで勝利を収めた。
(クソ! 面白くない!)
勝ちこそした物の納得が行かない形に、万丈目は苛立っていた。
ギャラリー達も冷ややかな視線と陰口を万丈目に送っており、
それがイライラを悪化させ、
万丈目はドカドカとデュエルスペースを後にした。
「クソが!」
夜になっても万丈目のイライラは収まらず、
ブルー寮の自室で、枕を殴って、やり場の無い怒りをぶつけていた。
「クソ! クソ! クソ!」
「ダメだよ、そんな……」
「見苦しいぞ、お前」
殴っていく内に熱が篭った万丈目の頭に2つの声が響く。
「な……何だ?」
それで怒りは収まり、万丈目は辺りを見回し、
声の主を探すが、何処を探しても部屋に居たのは万丈目1人であった。
「何だ? まぁ良い」
疑問には思ったが、万丈目は落ち着きを取り戻し、
机の上に置いてある自分のデッキに手を伸ばし、
そこから一枚のカードを取り出す。
「すまん。今日もお前を戦わせてやれなかった」
万丈目は『光と闇の竜』を見ながら、
沈んだ表情を浮かべていた。再びデッキに入れたが、
このカードが場に出る事はほとんど無く、
デュエルも場当たりで荒れた物になっていた。
「だが約束をする。俺は絶対に誰にも負けない!
お前と共に戦い続ける!」
決意をカードに言うと、デッキに戻し、
備え付けのシャワールームでシャワーを浴び、
万丈目はベッドに倒れ、そのまま眠りに落ちた。
(どこだ? ここは?)
万丈目は頭の中がモヤモヤした状態で、
ゆっくりと立ち上がる。寝間着に着替えたはずが、
オベリスクブルーの制服に戻っており、
見回したそこは先程まで自分が居たブルー寮ではなかった。
「何だここは?」
そこは虹色の空間で、
空も地面も曖昧で方向感覚が狂うような所であった。
「準、来て……」
「ワタシたちはこっちだ!」
その時、先程、聞こえた2つの声が再び万丈目の頭に入る。
「フン。面白い」
万丈目は声の聞こえる方向に走り出す。
その声は不快な物ではなく、どこか懐かしさを感じさせる物であった。
「不思議だ……こんなに走っているのに全く疲れない」
走り出してから30分は経つが、全く疲れない事に万丈目は驚いていた。
「そうか、これは夢か。なら好き勝手にやらしてもらうぞ」
自分が夢を見ていると万丈目は思い、声の方向に走り続ける。
「いい加減に出て来い!」
万丈目の声に反応したのか、2人の少女が万丈目の前に現れた。
「わ! 何だ貴様らは?」
万丈目は慌てて止まり、2人の少女を睨む。
「あ……準、怖い」
「何で俺の名前を知っている?」
「あ、その……」
万丈目は小刻みに震える、気の弱そうな少女を問い詰める。
少女は金色の髪を肩まで伸ばしたセミロングの髪型で、
肌は透き通るほど白く、
涙で潤っている青い目は万丈目をしっかりと見ていた。
「俺の質問に答えろ!」
「やめなよ準。みっともないよ」
万丈目を制したのは、少女の隣にいる、
凛とした気が強そうな印象を持つ少女であった。
少女は黒い髪を腰まで伸ばしたロングヘアーで、
肌は褐色で、隣の少女と同じ顔立ちをしていたが、
万丈目に対する表情は逆で興奮気味の万丈目に少し怒っていた。
黒髪の少女に言われ、万丈目は落ち着きを取り戻し、
黒髪の少女に話を移す。
「お前らは双子か?」
「違うね。あたし達は同一の存在さ」
黒髪の少女の言っている意味が分からず、万丈目は困惑する。
「じゃあ話を変える。お前らは何者だ?」
「ヒドイよ準。わたしたち、ずっと準と一緒なのに」
金色の髪の少女は、情けない表情のまま、万丈目を責める。
「仕方ないよライト。この姿で会うのは初めてだもん」
「でも……ダークちゃん」
「ダーク? ライト? まさか貴様ら!」
2人のやり取りを聞き、万丈目の頭に1つの仮説が思い浮かぶ。
「ようやく分かったみたいね。あたしの名はダーク」
「グス、わたしライト……」
「お前ら……」
万丈目は思っていた事を言うのが怖く、震えていたが、
2人は構わず話を続けた。
「2人そろって」
「準の精霊。『光と闇の竜』だよ」
「嘘だ! 俺の『光と闇の竜』はそんな弱弱しい姿じゃない!」
2人の告白を万丈目は否定するように叫ぶ。
「言ってくれるね。この姿でも人間の準なんてワンパンで倒せるよ」
「今は準とお話したいから、この姿だけど、
戦う時はダークちゃんと1つに戻って、元の姿になるから」
慌てる万丈目をダークは笑いながら話し、
ライトも先程よりも少し明るい口調で話す。
「じゃあ分かった。仮にそうだとしよう。
で、貴様らが俺の夢に何の用だ?」
「違うよ、わたしたちが準の精神を、
わたしたちの世界に招待したの」
ライトの言っている事が万丈目は理解出来なかった。
「つまり……」
ダークは万丈目を強引に地面へと押し倒し、
ダークは万丈目の上に馬乗りになる。
「何のマネだ?」
「怯えないで、スッキリしてもらうだけだから」
ダークは妖艶な笑みを浮かべ、万丈目の顔に自分の顔を近づける。
「準、この所、元気が無いから。
わたしたちで準の事、なぐさめようって……」
ダークの後ろでライトもモジモジしながら話す。
「気持ち良くしてやるからよ。あたしは準との付き合いは長い訳だし」
「わたしも準の事なら知っている。
それに埋められた時、寂しかったし、だから……」
「埋め合わせしてね」
ダークとライト2人同時に言われ、
万丈目の思考は完全に止まり、
今の状況を理解する事だけで精一杯であった。
「止めろ! 俺はお前に力は求めているが、こんな事は……」
万丈目の抗議はダークの唇で塞がれ、
ダークはそのまま自分の舌を万丈目の口内にねじ込み、
全体を舐め回す様に舌を動かして行く。
「ん! む……ぐぅ」
「プハァ! これがキスか……」
万丈目が息苦しそうになったのを見て、
ダークは唇を離し、初めてしたキスの余韻に浸っていた。
「ダークちゃん、気持ちよかった?」
「ああ。ライトもしなって」
ダークに促され、ライトもおずおずと万丈目の傍に来て、
万丈目の顔に自分の顔を近づける。
「どけ! この馬鹿娘どもが!」
万丈目はダークを強引に突き飛ばし、
ライトの頭を両手で掴み、力強い目線でライトを見る。
「ご、ゴメンなさい準……怒らないで」
「黙れ、これだけの事をしたんだ。責任は取ってもらうぞ」
万丈目は軽く怯えているライトの唇を強引に奪う。
ライトは突然の事に目を丸くして驚くが、
自分の口内に入って来る万丈目の舌が恐怖を忘れさせ、
代わりに快楽を与えてくれ、怯えていた目付きはトロンとして、
快楽に酔いしれていた。
「ハァ……お前ら覚悟は出来ているんだろうな?」
ライトから唇を離し、万丈目はダークを睨む。
ダークは視線に怯える事無く、万丈目の元に来て、
万丈目の手を自分のミニスカートの中へと持って行く。
「お前! 履いて……」
万丈目は感触に驚愕する。
自分の指が触れているそれは生暖かく、
湿り気を帯びた粘液でそれを発生させている物の暖かさも伝わった。
「わたしたち、いつでも大丈夫だから。準の好きなようにして」
ライトも着ていたシャツを上に捲くり、
まだ発展途上中の膨らみかけの胸を見せ、
空いている手を取り、それを触れさせた。
2人分の感触に万丈目は呆然となっていた。
「分かった。俺もお前らの覚悟に付き合う」
「うん! ずっと一緒だよ準!」
万丈目の言葉が嬉しい2人は、万丈目を押し倒し、
ズボンの上からでも分かる腫れ上がった物をズボンから取り出した。
「う……凄いな」
直に現れた物にダークとライト、
2人の舌がねっとりと万丈目の物を愛撫する。
万丈目は快楽に流されまいと、必死に歯を食いしばってこらえていた。
「ダークちゃん。準のスゴいね」
「ああ。男って、素敵だな……」
ライトもダークもうっとりとした目付きで、万丈目の物を愛しそうに舐め、
唇を這わせる、チューチューと物を吸われ、万丈目の眉は動き、
目をキツく閉じる。
「ダメだ……出る!」
万丈目の叫びと共に、物から精液が勢い良く放出され、
愛撫していた2人の顔にかかる。
「これが準の分身?」
「ネバネバしているな」
興味深そうに、精液を指先で弄ぶライトとダークに、
万丈目は気が抜けた表情で頷く事しか出来なかった。
指先で遊ぶのにも飽きた2人はそれを口の中に入れ、味を確かめた。
「うわ! 苦くてエグイ……でも嫌な気分じゃない」
「あたしもライトと同じね。準のだって思うと嬉しくなるよ」
2人とも気に入り、互いの顔に付いたそれを仲の良い、
猫のように舐めあう。
「オイ。そろそろ俺にもお前達の体を感じさせてもらうぞ」
その様子を見て、興奮を覚えた万丈目は2人に言う。
「もちろん!」
2人は待ち望んでいたかのように、服を脱ぎ出し、全裸になると、
嬉しそうに自分の体を万丈目に見せた。
掌に収まる程度の控えめな胸に、贅肉の無いスレンダーな体付き、
生え始めたばかりの恥毛に万丈目の目は血走り、
2人を自分の方に抱き寄せ、ダークの胸に吸い付き、ライトの胸を揉んだ。
「あ……や」
「準……」
ダークとライトは万丈目の愛撫に甘い声を出し、酔いしれた。
「そろそろ次だ」
万丈目はダークの胸から口を離し、
ライトの恥部に顔を近付け、舌を這わせる。
「準……わたしのおいしい?」
「ああ。少し酸味がかっているが、悪い気はしない」
ライトは万丈目の頭に自分の手を添え、
万丈目の愛撫を前進で感じ取ろうとしていた。
「次はダークだ」
万丈目はその手をやんわりと退かし、
ダークの股に顔を埋め、同じように舐め上げ、舌をねじ込んでいく。
「ああ! 準!」
「お前のも悪くない。ライトとは少し違った味だ」
万丈目は率直な感想を言い、ダークを責めた。
「ヒドイよ準。わたし、まだしてほしいのに……」
「ライトも一緒にやってやる」
そう言い万丈目はライトの恥部に手を伸ばし、触れると、指を動かし、
ライトの中に入って行く。
「ハァ! あぁぁぁ……」
「凄い……準が居るだけで、
1人加わるだけで、こんなに満たされる物なの?」
ライトとダークは万丈目が与えてくれる快楽に酔いしれ、
万丈目が居る事に喜んでいた。2人の様子を見て、
万丈目はニヤリと笑い、指と舌を離し、立ち上がって2人を見下ろした。
「そろそろ決めてやる。2人とも合わせ重なり、俺に向かって尻を向けろ」
「こう?」
万丈目に言われるまま、ダークが下になり、
ライトがその上に乗って、万丈目に向かって恥部を見せ付ける形を取った。
「じっとしていろ、お前らの隙間に……」
万丈目は2人の恥部の間に自分の物を挟み、そのまま動かす。
「あぁ! やん!」
「準の動いて……」
股の間で動くそれに、ライトとダークはよがる。
動かしていく内に2人の恥部から愛液の量は増え、
万丈目の物をヌルヌルに濡らした。
「入れるぞ。まずはライトからだ」
「や! 準、そんないきなり……あぅ!」
ライトは入れられる事に軽く怯えていたが、
挿入されると、それは消えてなくなった。
「人間型でも、膜は無いみたいだな。安心した。激しくさせてもらうぞ」
「ちょ……準、ああああ!」
自分の物で感じている事が分かった万丈目は、
初めから全力で腰を打ち付け、ライトを責めた。
ライトは万丈目の責めに何も言えず、叫びにも似た喘ぎ声を出し続けた。
「準、あたしも……」
「分かっている。2人交互に入れてやる」
ダークのおねだりするような声を聞き、
万丈目は一旦、ライトから引き抜き、ダークに物を入れる。
「ああぁ……準の気持ち良いよ!」
「準……ダークちゃんだけじゃなくて、わたしも」
ダークの中で動いていると、ライトは万丈目にねだる。
万丈目は無言でダークからライトへ、
ライトからダークへの作業を繰り返した。
「ひやぁ! ずるい……ダークちゃんの方が入れている回数多い!」
「バカ! あたしよりライトの方が……」
「ケンカをするな! 2人まとめて面倒見てやる!」
言い争いをする2人を万丈目は激しく突く事で、黙らせようとする。
「あああああああ……あたしたち準ので……」
「良くなっているよ! ねぇ準、わたしたち、ずっと一緒だよね?」
ライトとダークは震える声で万丈目に聞く。
「ああ、もう離さない! お前とともに戦う。
そして、お前と共に戦い続ける!」
「嬉しい準!」
万丈目の本気の言葉に2人とも涙ながらに喜んだ。
「出すぞ。2人とも受け止めろ!」
万丈目が物を引き抜くと、2人に向かって放出し、
2人はそれを体で受け止めた。
「ああ! 準の精液! セーエキ……」
2人は万丈目が出したそれを愛しむように体へ刷り込む。
全てを放出し終えると、万丈目の意識は遠い所へに行き、
その場に倒れ込む。
「最後に一言だけ」
「あたしたちはずっと準の味方だよ。あたしたちが準を守るからね」
意識が途切れる寸前にライトとダークの暖かな声が響き、
万丈目の意識は完全に絶たれた。
万丈目が目を覚ますと、そこは見慣れた寮の天井であった。
着ていた服は寝間着で、窓からは朝の光が差し込んでいた。
(やはり夢だったのか?)
万丈目は覚束無い足取りで、先程までの事を思い返す。
フラフラの足取りで万丈目は自分のデッキを取り、
1枚のカードを取り出す。
「昨日はありがとうね」
「今日はあたしたちを戦わせろよ」
声はすぐに聞こえなくなったが、それを聞くと、
万丈目は口元に軽やかな笑みを浮かべ、カードをデッキに戻した。
授業が始まり、万丈目は実践授業で今日もデュエルをしていた。
しかし、この日も万丈目は不調であり、
後1歩で負けと言う所まで追い込まれていた。
「俺のターン、ドロー!」
だが、今の万丈目に焦りや苛立ちは無かった。
冷静にカードを引き、確認すると、万丈目は軽く笑った。
「たく、馬鹿娘どもが」
引いたカードに万丈目は吐き捨てるように言う。
「ヒドイ! わたしバカじゃないもん!」
「あたしたちが来たんだから。勝たないと承知しないよ!」
聞こえる声を無視し、万丈目は相手を睨む。
「その身に刻め! これが俺の実力だ。2体のモンスターを生贄に捧げ……」
デュエルディスクに一枚のカードが出て、その姿が出た時、
そこに居た全員が圧倒された。
「『光と闇の竜』を召還! 俺に勝利をもたらせ!」
その姿は堂々としており、見とれる者も居た。
万丈目は絆を取り戻し、改めて戦いの道を歩み出した。
十代とのデュエルで『ハネクリボーLv10』で負けた万丈目は、
再び自分と共に戦ってくれた精霊『光と闇の竜』と戦う決意をし、
今日もデュエルに励んでいる。
「ク……俺のターン、ドロー!
魔法カード『地砕き』!
そして『サファイアドラゴン』でダイレクトアタック!」
しかし、万丈目はあれから不調で、
今も格下の相手に強引なプレイで勝利を収めた。
(クソ! 面白くない!)
勝ちこそした物の納得が行かない形に、万丈目は苛立っていた。
ギャラリー達も冷ややかな視線と陰口を万丈目に送っており、
それがイライラを悪化させ、
万丈目はドカドカとデュエルスペースを後にした。
「クソが!」
夜になっても万丈目のイライラは収まらず、
ブルー寮の自室で、枕を殴って、やり場の無い怒りをぶつけていた。
「クソ! クソ! クソ!」
「ダメだよ、そんな……」
「見苦しいぞ、お前」
殴っていく内に熱が篭った万丈目の頭に2つの声が響く。
「な……何だ?」
それで怒りは収まり、万丈目は辺りを見回し、
声の主を探すが、何処を探しても部屋に居たのは万丈目1人であった。
「何だ? まぁ良い」
疑問には思ったが、万丈目は落ち着きを取り戻し、
机の上に置いてある自分のデッキに手を伸ばし、
そこから一枚のカードを取り出す。
「すまん。今日もお前を戦わせてやれなかった」
万丈目は『光と闇の竜』を見ながら、
沈んだ表情を浮かべていた。再びデッキに入れたが、
このカードが場に出る事はほとんど無く、
デュエルも場当たりで荒れた物になっていた。
「だが約束をする。俺は絶対に誰にも負けない!
お前と共に戦い続ける!」
決意をカードに言うと、デッキに戻し、
備え付けのシャワールームでシャワーを浴び、
万丈目はベッドに倒れ、そのまま眠りに落ちた。
(どこだ? ここは?)
万丈目は頭の中がモヤモヤした状態で、
ゆっくりと立ち上がる。寝間着に着替えたはずが、
オベリスクブルーの制服に戻っており、
見回したそこは先程まで自分が居たブルー寮ではなかった。
「何だここは?」
そこは虹色の空間で、
空も地面も曖昧で方向感覚が狂うような所であった。
「準、来て……」
「ワタシたちはこっちだ!」
その時、先程、聞こえた2つの声が再び万丈目の頭に入る。
「フン。面白い」
万丈目は声の聞こえる方向に走り出す。
その声は不快な物ではなく、どこか懐かしさを感じさせる物であった。
「不思議だ……こんなに走っているのに全く疲れない」
走り出してから30分は経つが、全く疲れない事に万丈目は驚いていた。
「そうか、これは夢か。なら好き勝手にやらしてもらうぞ」
自分が夢を見ていると万丈目は思い、声の方向に走り続ける。
「いい加減に出て来い!」
万丈目の声に反応したのか、2人の少女が万丈目の前に現れた。
「わ! 何だ貴様らは?」
万丈目は慌てて止まり、2人の少女を睨む。
「あ……準、怖い」
「何で俺の名前を知っている?」
「あ、その……」
万丈目は小刻みに震える、気の弱そうな少女を問い詰める。
少女は金色の髪を肩まで伸ばしたセミロングの髪型で、
肌は透き通るほど白く、
涙で潤っている青い目は万丈目をしっかりと見ていた。
「俺の質問に答えろ!」
「やめなよ準。みっともないよ」
万丈目を制したのは、少女の隣にいる、
凛とした気が強そうな印象を持つ少女であった。
少女は黒い髪を腰まで伸ばしたロングヘアーで、
肌は褐色で、隣の少女と同じ顔立ちをしていたが、
万丈目に対する表情は逆で興奮気味の万丈目に少し怒っていた。
黒髪の少女に言われ、万丈目は落ち着きを取り戻し、
黒髪の少女に話を移す。
「お前らは双子か?」
「違うね。あたし達は同一の存在さ」
黒髪の少女の言っている意味が分からず、万丈目は困惑する。
「じゃあ話を変える。お前らは何者だ?」
「ヒドイよ準。わたしたち、ずっと準と一緒なのに」
金色の髪の少女は、情けない表情のまま、万丈目を責める。
「仕方ないよライト。この姿で会うのは初めてだもん」
「でも……ダークちゃん」
「ダーク? ライト? まさか貴様ら!」
2人のやり取りを聞き、万丈目の頭に1つの仮説が思い浮かぶ。
「ようやく分かったみたいね。あたしの名はダーク」
「グス、わたしライト……」
「お前ら……」
万丈目は思っていた事を言うのが怖く、震えていたが、
2人は構わず話を続けた。
「2人そろって」
「準の精霊。『光と闇の竜』だよ」
「嘘だ! 俺の『光と闇の竜』はそんな弱弱しい姿じゃない!」
2人の告白を万丈目は否定するように叫ぶ。
「言ってくれるね。この姿でも人間の準なんてワンパンで倒せるよ」
「今は準とお話したいから、この姿だけど、
戦う時はダークちゃんと1つに戻って、元の姿になるから」
慌てる万丈目をダークは笑いながら話し、
ライトも先程よりも少し明るい口調で話す。
「じゃあ分かった。仮にそうだとしよう。
で、貴様らが俺の夢に何の用だ?」
「違うよ、わたしたちが準の精神を、
わたしたちの世界に招待したの」
ライトの言っている事が万丈目は理解出来なかった。
「つまり……」
ダークは万丈目を強引に地面へと押し倒し、
ダークは万丈目の上に馬乗りになる。
「何のマネだ?」
「怯えないで、スッキリしてもらうだけだから」
ダークは妖艶な笑みを浮かべ、万丈目の顔に自分の顔を近づける。
「準、この所、元気が無いから。
わたしたちで準の事、なぐさめようって……」
ダークの後ろでライトもモジモジしながら話す。
「気持ち良くしてやるからよ。あたしは準との付き合いは長い訳だし」
「わたしも準の事なら知っている。
それに埋められた時、寂しかったし、だから……」
「埋め合わせしてね」
ダークとライト2人同時に言われ、
万丈目の思考は完全に止まり、
今の状況を理解する事だけで精一杯であった。
「止めろ! 俺はお前に力は求めているが、こんな事は……」
万丈目の抗議はダークの唇で塞がれ、
ダークはそのまま自分の舌を万丈目の口内にねじ込み、
全体を舐め回す様に舌を動かして行く。
「ん! む……ぐぅ」
「プハァ! これがキスか……」
万丈目が息苦しそうになったのを見て、
ダークは唇を離し、初めてしたキスの余韻に浸っていた。
「ダークちゃん、気持ちよかった?」
「ああ。ライトもしなって」
ダークに促され、ライトもおずおずと万丈目の傍に来て、
万丈目の顔に自分の顔を近づける。
「どけ! この馬鹿娘どもが!」
万丈目はダークを強引に突き飛ばし、
ライトの頭を両手で掴み、力強い目線でライトを見る。
「ご、ゴメンなさい準……怒らないで」
「黙れ、これだけの事をしたんだ。責任は取ってもらうぞ」
万丈目は軽く怯えているライトの唇を強引に奪う。
ライトは突然の事に目を丸くして驚くが、
自分の口内に入って来る万丈目の舌が恐怖を忘れさせ、
代わりに快楽を与えてくれ、怯えていた目付きはトロンとして、
快楽に酔いしれていた。
「ハァ……お前ら覚悟は出来ているんだろうな?」
ライトから唇を離し、万丈目はダークを睨む。
ダークは視線に怯える事無く、万丈目の元に来て、
万丈目の手を自分のミニスカートの中へと持って行く。
「お前! 履いて……」
万丈目は感触に驚愕する。
自分の指が触れているそれは生暖かく、
湿り気を帯びた粘液でそれを発生させている物の暖かさも伝わった。
「わたしたち、いつでも大丈夫だから。準の好きなようにして」
ライトも着ていたシャツを上に捲くり、
まだ発展途上中の膨らみかけの胸を見せ、
空いている手を取り、それを触れさせた。
2人分の感触に万丈目は呆然となっていた。
「分かった。俺もお前らの覚悟に付き合う」
「うん! ずっと一緒だよ準!」
万丈目の言葉が嬉しい2人は、万丈目を押し倒し、
ズボンの上からでも分かる腫れ上がった物をズボンから取り出した。
「う……凄いな」
直に現れた物にダークとライト、
2人の舌がねっとりと万丈目の物を愛撫する。
万丈目は快楽に流されまいと、必死に歯を食いしばってこらえていた。
「ダークちゃん。準のスゴいね」
「ああ。男って、素敵だな……」
ライトもダークもうっとりとした目付きで、万丈目の物を愛しそうに舐め、
唇を這わせる、チューチューと物を吸われ、万丈目の眉は動き、
目をキツく閉じる。
「ダメだ……出る!」
万丈目の叫びと共に、物から精液が勢い良く放出され、
愛撫していた2人の顔にかかる。
「これが準の分身?」
「ネバネバしているな」
興味深そうに、精液を指先で弄ぶライトとダークに、
万丈目は気が抜けた表情で頷く事しか出来なかった。
指先で遊ぶのにも飽きた2人はそれを口の中に入れ、味を確かめた。
「うわ! 苦くてエグイ……でも嫌な気分じゃない」
「あたしもライトと同じね。準のだって思うと嬉しくなるよ」
2人とも気に入り、互いの顔に付いたそれを仲の良い、
猫のように舐めあう。
「オイ。そろそろ俺にもお前達の体を感じさせてもらうぞ」
その様子を見て、興奮を覚えた万丈目は2人に言う。
「もちろん!」
2人は待ち望んでいたかのように、服を脱ぎ出し、全裸になると、
嬉しそうに自分の体を万丈目に見せた。
掌に収まる程度の控えめな胸に、贅肉の無いスレンダーな体付き、
生え始めたばかりの恥毛に万丈目の目は血走り、
2人を自分の方に抱き寄せ、ダークの胸に吸い付き、ライトの胸を揉んだ。
「あ……や」
「準……」
ダークとライトは万丈目の愛撫に甘い声を出し、酔いしれた。
「そろそろ次だ」
万丈目はダークの胸から口を離し、
ライトの恥部に顔を近付け、舌を這わせる。
「準……わたしのおいしい?」
「ああ。少し酸味がかっているが、悪い気はしない」
ライトは万丈目の頭に自分の手を添え、
万丈目の愛撫を前進で感じ取ろうとしていた。
「次はダークだ」
万丈目はその手をやんわりと退かし、
ダークの股に顔を埋め、同じように舐め上げ、舌をねじ込んでいく。
「ああ! 準!」
「お前のも悪くない。ライトとは少し違った味だ」
万丈目は率直な感想を言い、ダークを責めた。
「ヒドイよ準。わたし、まだしてほしいのに……」
「ライトも一緒にやってやる」
そう言い万丈目はライトの恥部に手を伸ばし、触れると、指を動かし、
ライトの中に入って行く。
「ハァ! あぁぁぁ……」
「凄い……準が居るだけで、
1人加わるだけで、こんなに満たされる物なの?」
ライトとダークは万丈目が与えてくれる快楽に酔いしれ、
万丈目が居る事に喜んでいた。2人の様子を見て、
万丈目はニヤリと笑い、指と舌を離し、立ち上がって2人を見下ろした。
「そろそろ決めてやる。2人とも合わせ重なり、俺に向かって尻を向けろ」
「こう?」
万丈目に言われるまま、ダークが下になり、
ライトがその上に乗って、万丈目に向かって恥部を見せ付ける形を取った。
「じっとしていろ、お前らの隙間に……」
万丈目は2人の恥部の間に自分の物を挟み、そのまま動かす。
「あぁ! やん!」
「準の動いて……」
股の間で動くそれに、ライトとダークはよがる。
動かしていく内に2人の恥部から愛液の量は増え、
万丈目の物をヌルヌルに濡らした。
「入れるぞ。まずはライトからだ」
「や! 準、そんないきなり……あぅ!」
ライトは入れられる事に軽く怯えていたが、
挿入されると、それは消えてなくなった。
「人間型でも、膜は無いみたいだな。安心した。激しくさせてもらうぞ」
「ちょ……準、ああああ!」
自分の物で感じている事が分かった万丈目は、
初めから全力で腰を打ち付け、ライトを責めた。
ライトは万丈目の責めに何も言えず、叫びにも似た喘ぎ声を出し続けた。
「準、あたしも……」
「分かっている。2人交互に入れてやる」
ダークのおねだりするような声を聞き、
万丈目は一旦、ライトから引き抜き、ダークに物を入れる。
「ああぁ……準の気持ち良いよ!」
「準……ダークちゃんだけじゃなくて、わたしも」
ダークの中で動いていると、ライトは万丈目にねだる。
万丈目は無言でダークからライトへ、
ライトからダークへの作業を繰り返した。
「ひやぁ! ずるい……ダークちゃんの方が入れている回数多い!」
「バカ! あたしよりライトの方が……」
「ケンカをするな! 2人まとめて面倒見てやる!」
言い争いをする2人を万丈目は激しく突く事で、黙らせようとする。
「あああああああ……あたしたち準ので……」
「良くなっているよ! ねぇ準、わたしたち、ずっと一緒だよね?」
ライトとダークは震える声で万丈目に聞く。
「ああ、もう離さない! お前とともに戦う。
そして、お前と共に戦い続ける!」
「嬉しい準!」
万丈目の本気の言葉に2人とも涙ながらに喜んだ。
「出すぞ。2人とも受け止めろ!」
万丈目が物を引き抜くと、2人に向かって放出し、
2人はそれを体で受け止めた。
「ああ! 準の精液! セーエキ……」
2人は万丈目が出したそれを愛しむように体へ刷り込む。
全てを放出し終えると、万丈目の意識は遠い所へに行き、
その場に倒れ込む。
「最後に一言だけ」
「あたしたちはずっと準の味方だよ。あたしたちが準を守るからね」
意識が途切れる寸前にライトとダークの暖かな声が響き、
万丈目の意識は完全に絶たれた。
万丈目が目を覚ますと、そこは見慣れた寮の天井であった。
着ていた服は寝間着で、窓からは朝の光が差し込んでいた。
(やはり夢だったのか?)
万丈目は覚束無い足取りで、先程までの事を思い返す。
フラフラの足取りで万丈目は自分のデッキを取り、
1枚のカードを取り出す。
「昨日はありがとうね」
「今日はあたしたちを戦わせろよ」
声はすぐに聞こえなくなったが、それを聞くと、
万丈目は口元に軽やかな笑みを浮かべ、カードをデッキに戻した。
授業が始まり、万丈目は実践授業で今日もデュエルをしていた。
しかし、この日も万丈目は不調であり、
後1歩で負けと言う所まで追い込まれていた。
「俺のターン、ドロー!」
だが、今の万丈目に焦りや苛立ちは無かった。
冷静にカードを引き、確認すると、万丈目は軽く笑った。
「たく、馬鹿娘どもが」
引いたカードに万丈目は吐き捨てるように言う。
「ヒドイ! わたしバカじゃないもん!」
「あたしたちが来たんだから。勝たないと承知しないよ!」
聞こえる声を無視し、万丈目は相手を睨む。
「その身に刻め! これが俺の実力だ。2体のモンスターを生贄に捧げ……」
デュエルディスクに一枚のカードが出て、その姿が出た時、
そこに居た全員が圧倒された。
「『光と闇の竜』を召還! 俺に勝利をもたらせ!」
その姿は堂々としており、見とれる者も居た。
万丈目は絆を取り戻し、改めて戦いの道を歩み出した。
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