祝賀会後の遊アキを投下

以下注意点?

エロまで長い。(三つ目から)何かもうgdgd。オチはない。
実は2人はずっと前から両想いだったんだよ!!という大前提で様々な唐突感をスルーすべし。
他のメンバーはどうしたとか、アキさんパパにお泊りの連絡はしたのかとか
細かい所は気にしないで読まれたし。







WRGP予選第一試合、チームユニコーンとの激しい戦いを何とか制したチーム5D's。
祝賀会の後、遊星はガレージの外で一人考えていた。
今回得たものを次の試合へ活かすためにはどうすればいいのか。
他にもシェリー事、ゴーストやイリアステルの事、アクセルシンクロの事、考えなければいけないことは山ほどある。
「…」
小さく息をついて夜空を仰ぎ見る。
そこへ聞きなれた声が掛かった。
「遊星、あまり外にいると体が冷えて良くないわ」
「アキ…」
外に出て行ったきり戻ってこない遊星を心配したのか、アキが様子を見にきたようだ。
「何か…考え事?」
そう言って隣に並ぶと、心配そうにこちらを見遣る。
「ああ、少しな」
努めて何でもないように答えたつもりだったが、アキはますます心配そうな顔をした。
「そうよね…考える事はたくさんあるわよね」
そして先ほどの遊星と同じように夜空を見上げる。
「私にも遊星達のために、もっと出来る事があればいいのだけれど…」
そんなアキを見て、ユニコーン戦で負けた事を気にしているのだろうかと遊星は考える。
予想外なクロウの事故で出場も危うくなっていたチーム5D'sに、自ら代役をかってでてくれただけでなく
慣れないライディングデュエルにもかかわらず善戦してくれた彼女に感謝こそすれこれ以上何を望むというのか。
「アキ、お前は俺達のためにもう十分すぎる事をしてくれているさ。ジャックもクロウももちろん俺も、お前には感謝してもしきれない」
「遊星…ありがとう」
アキはこちらに視線を戻すと小さく微笑む。
その表情に遊星はドキリとした。
先程まで考え込み煮詰っていた頭がクリアになり、はねた心臓が素直な心情を曝け出す。
「それだけじゃない、こうしてお前がそばにいてくれるだけで俺は…」
これ以上望むものはない、そう自分で結論づけたはずなのに止まらなかった。
「お前がいてくれるから、俺は安らげる。どんなときも、自分を見失わずにいられるんだ」
いきなりの心情の吐露に、アキはサッと頬を朱に染め視線を彷徨わせる。
「あ、あの…遊星それって…」
アキの問いかけで遊星はハッと我に返った。
何を言ってるんだ俺は。
これじゃ告白ととられてもしかたない。
今言った事に一つも嘘偽りはないが、仲間として心配し出来る事はないかと考えてくれているアキに
個人的な気持ちを押し付けてどうするというのだ。いやしかし今更訂正するのも…。
別の問題で再び煮詰りだした頭を抱えている遊星を見て幾分冷静になったのか、アキは頬を朱に染めつつも口を開いた。
「遊星、あなたが私を救ってくれるのはこれで何度目かしら」
予想外なアキの言葉に遊星も考え込むのをやめアキに向き直る。
「私を救ってくれたあなたに、受け入れてくれたみんなに、ずっと恩返しがしたかった。仲間としてそうできたらと思ってた。なのに
気がついたらあなたの事ばかり見ている自分を自己嫌悪したりもしたわ」
遊星は目を見張った。まさか…。
「でもそんな私でもあなたは安らげると言ってくれる。こんなに幸せな事ってないわ」
彼女はそこで一度言葉を切り、目を閉じる。そして
「遊星、本当にありがとう。大好きよ」
瞳にうっすら涙を浮かべた小さく、けれど綺麗な笑顔でそう言った。

アキの告白と綺麗な笑顔に遊星の体が自然に動く。衝動のまま彼女を抱きしめた。
「っ、遊星」
アキが息を呑むのが伝わる。
そんな彼女をさらに強く抱きしめ、その耳元で遊星は言った。
「好きだ…アキ」
腕の中の身体が小さく震え、おずおずと遊星の背中に腕が回される。
そのまま2人しばらく抱き合った。

どれくらいそうしていただろうか、不意に遊星がアキを放し、至近距離で見詰め合う。
「アキ…」
うっすらと紅潮した頬、潤んだ瞳、直接伝わる鼓動、その全てが愛しくて、その全てが欲しくてたまらない。
そっと顔を近づけると、彼女は更に頬を赤くし、一瞬視線を彷徨わせた後ゆっくりと瞳を閉じた。
「…ん」
頬に手を添え静かに口づける。背中に回ったままのアキの手が遊星の服を掴んだ。
その仕草にますます愛しさがこみ上げ、角度を変えて深く求める。
「んん、ぁ」
驚いて小さく開いた口にそっと舌を挿し込む。
上顎を舐め上げながら上唇を甘く噛み、奥のほうにあるそれを優しく絡めとると服を掴む手が強くなった。
「ふぁ、ん」
絡めとった舌を吸い上げるとアキが小さく震えるのが解り嬉しくなる。
思うままに口内を蹂躙していると、息が続かないのか彼女が苦しげに喘ぐのが伝わった。
最後にもう一度舌を吸い上げ唇を離す。
「はっ…はぁ」
息が上がっている2人の間を、名残惜しげに銀色の糸が引いていた。

「すまない、つい…無理をさせてしまった」
再びアキを抱きしめ、申し訳なさそうに遊星が言う。
そんな遊星の様子に、アキはまだ整わない息を押さえ込み、気にしないでと首を横に振った。
「…嬉しかったから」
彼女の言葉に、遊星のアキを求める気持ちが更に強くなる。
正直もう限界だった。
この場でアキを押し倒して、その全てを自分だけのものにしたい。
けれどそんな想いを断ち切るように、遊星はアキから完全に離れた。
「遊星?」
離れた温もりを求めるようにアキは遊星に手を伸ばす。
その手を避けると、アキから視線を逸らし遊星は言った。
「…これ以上お前に触れていると、自分を止められなくなる。そうなればきっとお前を傷つける」
遊星が言っている事の意味を理解し、アキは何度目かの頬を朱に染める。
「…」
「…」
何ともいえない沈黙が落ち、さらに何か言おうとした遊星を制するように、アキが遊星に抱きついた。
「っアキ!?」
突然のアキからの抱擁に引き離す事も抱き返す事も出来ず、動揺する遊星。
アキは遊星の胸に顔を埋め消え入りそうな声で呟いた。
「…いいの」
「アキ?」
自分にとって都合がいい幻聴が聞こえたのかと、思わず問いかけるように名前を呼ぶ。
今度は顔を上げハッキリとアキが言った。
「いいの。遊星、私言ったわよね?私を救ってくれたあなたに恩返しがしたい。あなたが安らげると言ってくれて幸せだって」
「ああ…」
アキの瞳に気圧され、遊星がうなずく。
「えぇっと、恩返しだけじゃなくて、いやそうなんだけど…つまり…その」
自分で言っている事が恥ずかしいのか微かに身体が震えている。
けれど視線は逸らさずにアキは言った。
「私もあなたに触れたい、あなたが好きだから、遊星、なら…ん」
アキが言い終わる前に、その唇をふさぐ。
ほとんど唇を合わせたまま、なけなしの理性を総動員して問いかける。
「正直、優しくしてやる自信も途中で止めてやれる自信もない。…本当にいいのか?」
返事の変わりに僅かに離れていた唇をアキから繋ぐ。
それを合図にもう一度強く抱きしめると、その身体を抱き上げた。

いわゆるお姫様抱っこでアキを部屋まで運ぶ。
その間にもこれから起こる事への不安を隠せないでいる彼女を、出来るだけ安心させようとキスをしたり、耳を甘噛みする。
その度に身体を震わせ小さく声を上げるアキを見て、遊星は自分の身体が熱くなるのを自覚する。
自分の部屋に辿り着くと、そっとアキをベッドに下ろし、ジャケットを脱ぎ捨てた。
あまり見ない遊星の姿に、アキは恥ずかしげに顔を背ける。
遊星はベッドの上で身を竦めているアキに覆い被さると、あらわになっている耳元でそっとささやく。
「…アキ」
「遊…星」
名前を呼ばれ、アキは背けていた顔を戻すと瞳を閉じた。

「ん…ふ、ん」
アキの髪をかき上げるように頭部を固定し触れるだけのキスを送る。
遊星は、ともすれば性急に求めそうになる自分を抑えるのに必死だった。
しかしどれだけ自分を抑えても、やがて触れ合うだけのキスでは足りなくなり、歯列を割って、舌を絡め、唾液を交換する。
「ふぁ…ん、ん、ぁ」
とろける様なキスに、アキは切なげに眉を寄せ、遊星の首に腕を回した。
ちゅ、と音を立てて唇を離すと、瞼にそっとキスをして耳たぶを舐める。
耳元でいやらしく鳴る水音に震えているアキの身体を遊星の手が辿る。
頬を撫で、鎖骨をくすぐり、豊満な胸をそっと包んだ。
手の中で思うままに形を変えるその感触を楽しむと、服の上からでも判るほどに主張し始めた先端をやわらかく押しつぶす。
「あっ」
突然の刺激に、身体を跳ねさせ甘い声を上げるアキ。
その反応が嬉しくて、愛しくて、もう片方の手で器用にアキの上半身を曝け出すと、フロントホックの下着を外す。
プチ、という音と共にふるりと乳房があらわになった。
「あ、やぁ…あっあぁ」
両手でもみしだき、片方の先端に唇を寄せ口内で転がすと、アキは胸元の遊星の頭をかき抱き、身体をくねらせる。
「ゆう…せ…ぁ、声、恥ずかしい…」
信じられない程甘い自分の声に、首を横に振り遊星に訴えるが、返ってきたのは
「そんな事はないさ。アキが感じている声をもっと聞かせてくれ」
――更に恥ずかしくなるような言葉だった。

「んっ、あっ、んあ、」
硬くなった先端を左手と口で弄りながら、右手で括れた腹部をなぞり、乱れたスカートの中に手を入れる。
柔らかな太ももを撫でると、ビクリと震えたが閉じようとはしなかった。
そのまま手を上に滑らせ、下着越しにそこに触れる。
「あ…」
くちゅ、という音が響きアキは快感と羞恥に頬を紅潮させる。
濡れてる、と耳たぶを唇で食みながら伝えると、ぎゅっと目をつぶり遊星にしがみつく。
目をつぶった拍子に零れた涙を舐め取り、胸を弄ぶのを止めしっかりとアキを抱き返すと、なぞる様に再びそこに触れた。
形に添ってゆっくりと指を往復させる。
それを繰り返していると、緩い刺激が焦れったいのか、息を荒げ足をすりあわせるアキ。
無意識に快感を求めるアキを見て遊星は微笑むと、下着の中に手を入れる。
直接触れたそこは熱い蜜でとろとろに溶けきっていた。
「あ、ん、あぁ…」
触れる度に新しく密が溢れ、アキの声と水音が大きくなる。
「あぁっ」
ぷっくりと膨らんだ小さな突起を親指で擦ると、びくんと大きく跳ね、一際甘く喘いだ。
中指で入り口を擽り、つ、と指を進める。
初めて感じる異物感にアキは顔しかめるが、ゆっくりと指を出し入れしているうちに、その表情は再び快感に溶けていった。

「はぁ、ぁあ、んっん、あっ」
下着を取り去り、徐々に指を動かすスピードを上げる。
アキが痛みを感じていない事を確認し、指を2本に増やし絶妙なポイントを探る。
「やっ、ゆ…せ、そこ、ダメっ」
人差し指がある一点に触れたとき、アキが大きく仰け反った。
「ここか…」
アキの反応を見て、探り当てたポイントを執拗に攻める。
「あ、あっぁん、やぁっダメ…や、おかしく、なっ…」
熱いナカが切なげに痙攣し、逃がすまいと遊星の指を咥えこみアキの絶頂が近い事を知らせる。
「アキ、大丈夫だ。そのまま身を任せていればいい」
未知の感覚に不安げなアキにキスを送り励ます。
人差し指でポイントをぐっ、と押さえ、中指をひっかくように曲げる。
同時に蜜を絡めた親指で外の敏感な突起を小刻みに振動させる様に弄り、アキを絶頂に追いやった。
「あっあぁっぁ、あっ…あ、あっあああああああ」
何度も身体とナカを痙攣させ、大きく喘ぐ。
埋めたままの指の隙間からとぷ、と大量の蜜が零れた。
「はぁ、はっあ…ん、ふぁ、ん」
余韻に未だ身を震わせているアキの呼吸を奪う様に深く口づける。
「…あ」
ぬぷ、という音と共に指を引き抜き、纏わりついている蜜を舐め取る。
と、アキが顔を真っ赤にしてこちらを見ているのに気づいた。
「可愛かったぞ、アキ」
抱きしめて、目元にキスをし、そう言うとアキはさらに顔を赤くし俯いた。

皺になり、蜜で濡れている服を完全に脱がせると、遊星も服を脱ぐ。
脱いだものを全てベッドの下に落とし、アキに覆い被さった。
今にもはち切れそうなソレをアキにあてがい、指を絡めて手を握る。
「いいか…?」
額と額をくっつけて問いかける。
「…来て」
そう答えた唇に啄ばむ様なキスをすると、ゆっくりと腰を進めた。
「あぁ、う、い…たっ」
指とは比べ物にならない異物感と苦痛に顔を歪めるアキ。
「はっ…アキっ」
彼女に負担を掛けまいと、思うままに穿ちたい衝動を必死に抑え、少しずつ貫いていく。
アキの爪が遊星の手の甲を引っかいた。
先端が膜に触れ、一瞬躊躇する。
「…アキ、すまない」
「っえ…いっ…ぁぁあああっ」
返事を待たずに一呼吸置いて、一気に貫いた。

「あ…あぁ…」
「う…くっ」
しばらくそのままの体勢でお互いを感じる。
熱くて狭いナカが遊星に絡み付いてくる、じっとしていても気を抜くと達してしまいそうだった。
「アキ…は…っ、大丈夫か…?」
身体の中心を突き抜ける痛みに、全身が強張っている。それでも――
「ぁ、ゆう…せぃっわたし、いまっ貴方と、繋がって…」
「ああ…俺たち、は1つになって、る」
「…っ…嬉しい」
愛しい人と1つになっている、その幸福感に心も身体も満たされる。
「ア…キ、もうっ」
「ゆ…せ…も、へ…き、だから、動い、て」
アキの言葉で最後の理性の糸が切れ、快楽を求めて動き出す。
「う…ぁ、アキ」
「あっあ、うぅ」
おそらくまだアキは苦痛を感じていると解っていても止められない。
せめて、と指で探り当てたポイントを抉る様に突き上げていると、徐々に苦痛に喘ぐ声が甘い嬌声に彩られていく。
「はぁん、あ…ぁ、あんっあっゆ…せっあっ、ゆう、せいっ」
揺さぶられる度に、生理的な涙を零し、遊星を求めるアキに、限界が近づく。
それに同調するように、ナカがひくひくと痙攣し始め遊星を締め付けた。
「あっあっぁっわたし、もうっ」
「う…アキっ…くっ」
「あ…あぁ…あん…あっぁあぁああああっ」
大きく背を反らし、何度も痙攣する。
達するアキのすべてを視界に収め、ナカの締め付けに促され灼熱を放つ。
身体の奥を濡らす熱の感覚がアキを更に押し上げた。

肩で息をしながら肘をつき、アキの上にくず折れそうになる自分を支える。
そんな遊星の下でアキは未だ絶頂の余韻に浸っていた。
お互いに息が落ち着くと、ずるりと遊星を引き抜く。
「…んっ」
その拍子に、こぽ、と蜜と白濁と鮮血が入り混じったものが溢れた。
そのままアキの隣に横になり、抱き寄せる。
心地よい倦怠感に包まれ、無言で肌を寄せ合っていると、不意に遊星が口を開いた。
「アキ、身体は大丈夫か?その、無理をさせてすまない」
遊星の気遣いに、アキは頬を緩め目の前にある胸板に擦り寄った。
「大丈夫よ、貴方は十分優しかったわ」
「…そうか」
少しだけ照れたように遊星は微笑む。
「このまま、眠ってもいいかしら?」
行為の疲れからか目がとろんとしているアキ。
「ああ、おやすみ」
今にも夢の中へ旅立ちそうな彼女の頭を撫でてそう告げる。
腕の中の安らぎに誘われる様に、遊星も目を閉じた。

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