「シューティング・ソニィィイイィィィック!!!」

突如ネオドミノシティを襲った脅威、『アーククレイドル』。
その巨大な物体によって訪れる滅びの未来。
しかし、その未来は不動遊星を初めとするシグナー達の奮闘によって防がれた。
彼等によって人々の平和は守られたのである。

戦いを終えた後に必要なのは安らかな休息。
6人の戦士たちは、それぞれ休息をとるために自宅へと赴く。
「ただいまー!」
「…ただいま………。」
龍亞と龍可は扉を開き、自宅へ入る。
「ふぁ〜あ、眠いなあ。」
龍亞が大あくびをする。
アーククレイドルで夜通し戦っていたのだから眠いのは当然だろう。
「早くお風呂に入って寝ちゃおうっと。龍可、先にお風呂入るよ〜。」
龍亞はそう言って風呂場へと足を運ぼうとする。…だが、

ギュッ

背後から龍可が龍亞の体に手を回し、抱き締める。
「龍可…?どうしたの…?」
「……………。」
龍可は答えを返さずに龍亞の体を抱き締め続ける。
しっかりと抱き締められているため、龍可と龍亞の間の距離はほぼゼロである。
そのため、龍可の熱い吐息が直に当たり、龍亞はドキドキする。
いままで龍亞が龍可に抱きつくことはよくあっても、龍可が龍亞に抱きつくなんて事はほとんど無かった。
突然の事にパニックに陥った龍亞は、慌てて龍可の腕を外そうと手を添える。

すると、龍可の手に触れた龍亞の体に電撃が走る。
(龍可の手…柔らかくてあったかい…。…このまま、ずっと握っていたい…かも…。)
そんな欲望が生まれ、龍亞の中の何かがどんどん熱くなっていく。
しかし、龍亞はなんとか理性を保ち、震えた声を上げる。
「龍可…、離して…。……な?」
龍亞がそう言うと、龍可はおとなしく腕の力を弱め、龍亞を解放する。
「じゃあ、お風呂入ってくるから…。」
龍亞はそう言い残して風呂場へと足を運んだ。


龍亞はシャワーを浴びながら、自らの心を落ち着けていた。
しかし、先程の龍可の手の感触を思い出すとドキドキが止まらない。
先程の感触を思い出そうと自分の右手を見ると、腕の赤い痣が目に入ってきた。
「俺のシグナーの痣…。龍可の…、ヒーローとしての証……。」
アーククレイドルでの死線を超えた戦いの中で自分が得た力の証。
龍亞が夢にまで見たシグナーの痣。
自分の腕を見ていると、ついにやけてしまう。
(俺もちょっとは…遊星たちに近づけたかな…。)
そんなことを考えていると、突然バスルームのドアが開く。
おどろいて振り返ると、そこにはバスタオル1枚を体に巻いた龍可が立っていた。
「る…か…?お前、何やってるんだよ!」
「……背中、流してあげる。」
「え…?」
龍可が家に帰ってから初めて口を開けた。
龍亞は予想外の出来事に混乱し、龍可が言ったことが理解できない。
「龍可…、どういうこと?」
龍可は、龍亞から目を逸らして問いに答える。
「私には…これくらいしか出来ないから…。龍亞はあの戦いで私の命を救ってくれた。私、本当に嬉しかった。だから、今度は私が龍亞の為に何かしてあげようって思ったの。」

「龍可…。」
龍可の告白に、龍亞は何か不思議な気持ちになってしまう。
「こんなことじゃ、龍亞が私にしてくれたこととは全然釣り合わないけど、でも私は……あっ」
龍可が言い終える前に、龍亞は龍可の手を取った。
「龍可の気持ちは受け取ったよ。ありがとう、龍可。」
「龍亞…。」
龍亞はにっこりと微笑み、龍可を引き寄せる。
「じゃあお言葉に甘えて、背中流してもらおうかな。」
「う、うん!」


「はい、終わったわよ。」
「うん…、ありがと…。」
龍亞の体を洗い終えた龍可は、体に付いている泡をシャワーで洗い流す。
体が綺麗になった龍亞は、なぜか気分が落ちている。
(本当に背中流すだけかよ…。展開的にバスタオル外して「龍亞になら…何されてもいいよ」とかいろいろあると思ってたのに…)
龍亞もお年頃なので、やはりいろいろ考えてしまう。
「どうしたの、龍亞?」
龍亞の様子が変だったため、龍可が心配して声をかける。
「え?ああ、うん。なんでもないよ。」
「そう?じゃあ、私先に上がるから。」
「ま、まって…!」
龍亞はつい呼び止めてしまった。
龍可から目を逸らして顔を赤らめてしまう。
「その…龍可も早く体綺麗にしたいだろ?」
「ふぇ?…何が言いたいの?」
「えっと…俺も体洗ってあげようかな〜なんて…」
「なっ…」
それを聞いた龍可の顔も赤くなる。しかし龍亞の顔はそれ以上に真っ赤になっている。

「…ゴメン」
何か申し訳ない気持ちになってしまった龍亞は謝る。しかし、
「…いいよ。」
「え?」
「龍亞になら…何されてもいいよ。だから…、お願い。」
龍亞は信じられないような顔で龍可を見つめる。
「その…本当にいいのか?」
「うん。龍亞の好きにして…。」
龍亞はドキドキと高鳴る心臓を抑えることができず、龍可の体に手を伸ばす。
「それじゃ……失礼します…。」
龍亞は真っ直ぐに龍可のバスタオルを外しにかかる。
タオルがはらりと落ち、龍可の裸体が露わになる。
龍亞は龍可の小さな膨らみから目が離せない。
「これが…龍可の……。」
「そ、そんなに見ないでよ…恥ずかしいから…。」
龍可はあまりの恥ずかしさに、龍亞から視線を逸らしてしまう。
龍亞もドキドキして動けなくなっていたが、ハッと自分が何をするべきかに気が付く。
「じゃあ龍可、体洗ってあげるから…俺の膝の上に乗って…?」
「…うん……。」

現在、椅子に座っている龍亞の太股の上に龍可が馬乗りになり、お互いの体が向い合せになっている。
龍可が顔を赤くしてそっぽを向いている傍ら、龍亞は石鹸を泡立て、両手に付着させる。
「龍亞、早くしてよ。」
「う、うん。じゃあ…触るよ……。」
龍亞はゆっくりと龍可の体に手を伸ばし、恐る恐る胸に手を当てる。
そして、小さい胸を思い切り揉む。
「痛ッ!」
いきなり強く胸を揉まれた龍可は当然痛みを訴える。
「ご、ゴメン!大丈夫?」

「うん…、大丈夫…。でも…もっと優しくして…。」
「う、うん。」
龍亞は再び龍可の胸に手を伸ばし、先程とは違い優しく揉む。
「んっ、あっ、」
龍亞が手を動かす度に、龍可が甘い声を漏らす。
今までに感じたことのない感覚に、龍可の心が揺り動かされる。
「龍可のおっぱい、柔らかくて…暖かい…。」
一方龍亞の方も初めての感覚に高ぶり、何度も、味わうように指を動かす。
「ふっ、んんっ、んん〜」
龍可は体をくねくねと動かし、喘ぎ声を上げる。
「龍可、気持ちいいか?」
「うん…。もっと…もっと触って…。」
龍亞は胸から手を離し、龍可の全身に石鹸を塗り付ける。
龍亞の手がペタペタと龍可の体に触れ、その度に龍可の体がピクリと反応する。
「んっ、龍亞ァ…」
「ハァ…ハァ…、龍可ァ……」
完全に身体が密着している上に、兄妹という関係の上でこのような行為をしていることで二人の興奮が最高潮に達する。
「龍可、俺…もう我慢できないよ…。」
「わ、私も…早く、龍亞が欲しい…」
「龍可…」

龍亞は龍可をイスに座らせ、足を開かせる。
秘部が丸見えになり、龍可は恥ずかしさのあまり手で顔を覆う。
龍亞はギンギンに立ち上がった自らのモノを、龍可の秘裂にあてがう。
「龍可…挿れるぞ…」
「うん……」
龍可の割れ目を割き、龍亞のモノがゆっくりと入っていく。
すると、少し進めたところで膣内に抵抗を感じる。
龍亞は持ち前の勘と少ない知識でこれがどういう事なのかを読み取る。

(これで…龍可は大人の女になる…。俺のものになるんだ…)
龍亞は息を飲み、その後一気に突き入れた。
「くうぅぅぅん!」
挿入による快感と、破瓜による痛みによって龍可の目から涙が零れる。
「はぁ、はぁ、龍可…大丈夫か?」
「ううっ…大…丈夫……だよ…。」
口では大丈夫と言っているが、龍可の目から涙が止まらない。
秘部からは血が溢れ出ていて、そうとう痛むのだろう。
しかし、龍可は涙目でニッコリと笑む。
「龍亞…ホントに大丈夫だから…。好きに動いて。私でいっぱい…気持ち良くなって…。」
「龍可…」
龍亞は少し戸惑ったが、やがてゆっくりと腰を動かす。
「あっ、んっ、うぐっ、あぐっ…」
「龍可、龍可、龍可ァ!」
龍可は目に涙を浮かべる。
龍亞の首に回した手に力を入れ、爪を立ててしまう。
相当の痛みなのだろう。しかし、龍可は「痛い」とは言わない。
兄から与えられる愛を全て受け止めようとする。
「ぐっ、んぐっ、んんっ、あんっ…」
龍可の秘部から血だけではなく愛液も溢れ出てくる。最初の痛みを訴えるような声も、段々と熱を帯びた喘ぎ声へと変わってゆく。
同時に龍亞も腰を動かすスピードを速め、快感を高めていく。
「龍可…、俺、もう…ダメだッ…!」
未知の快感に、龍亞はあっという間に限界を迎えてしまう。
「えっ…、龍亞、きゃんっ、早すぎぃ…ああん…」
「イクッ!全部…出すぞ龍可ァ!」
龍亞の精液が、龍可の膣内にたっぷりと注がれる。
「あ、熱ッ!あうぅ…」


「龍亞、イクの早すぎ!私まだイってないんだからね!」
「仕方ないだろ〜、あんなに気持ちよかったんだから、我慢なんてできないってば。」
二人は着替えを済ませ、寝室へ向かう。
どうやら先程の行為で龍可は絶頂を迎えることができなかったようで、不機嫌気味のようである。
「なんか、ココがムズムズする…。龍亞のせいだから…。」
「だから悪かったって。その…なんなら今からベッドで…」
「っ、今からはダメよ。後から皆とパーティがあるんだから、早く寝ておかないと。」
龍亞の提案に一瞬嬉しそうな顔をする龍可だが、今後の予定を考えて却下する。
「うぅ〜、じゃあどうすれば許してくれるんだよ〜」
そんなことを言いながら、二人は龍亞の寝室に入る。
「あれ?なんで龍可も俺の部屋に入ってくるの?」
龍可はニヤリと笑みを浮かべた。
「フフッ、一晩私を抱き枕にしてくれたらさっきの事許してあげようかな〜」
「いっ……」
龍亞の顔が真っ赤になる。
言った当人である龍可も少し恥ずかしそうで、頬を赤らめる。
龍亞は、無言でベッドに入ると、赤い顔で龍可を招き入れる。

二人はベッドの中で体を密着させる。
「龍亞、寝てる間に服脱がせたりエッチなことしたりしないでよ。」
「うん…」
「えへ、じゃあおやすみ!」
疲れが出たのだろう。龍可はあっという間に寝息を立てる。
一方龍亞は状況が状況だけにちょっと眠れそうもない。
つい先程、あんなことをやっていた女が目の前で可愛い寝顔で眠っているのである。
龍亞の顔を火照りと下半身が収まりそうもない。
(コレ…拷問だろ……)
そんなことを思いながら、妹の体を強く抱きしめた。

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