遊戯王R読んでたら書きたくなってしまった。
てことで文才のない香具師が森北玲子×凡骨でかいてみた。TF祭りなのに空気読めない香具師ですまぬ。

 「よっしゃー!俺の勝ちだぜー!」
もう一人の遊戯が旅立ってから、もう早数年、凡こt・・もとい城之内はデュエリストとなって、世界中を・・とまでは言わないが日本中を駆け巡るほどのデュエリストにはなっていた。
あの頃を知っている遊戯以下、彼を知っている友人たちはまさかここまで成長するとは誰一人予想だにしなかったのである。
日曜の今日は城之内はKC主催の大会に参加し、午前の予選を順調に勝ち抜き、午後の決勝出場が決定した。午後の決勝戦まで少し時間的に余裕があり、決勝戦出場者用の個室で、そこらのコンビニで買ってきたパンと雪○のコーヒーですまそうとしていた。そこに、
 「予選おつかれさまです。お弁当作って持ってきちゃいました。」
扉を開けて入ってくる一人の女の子。迷惑な双子騒動のときに出会った、森北玲子がノックもせずに入ってくる。まあ部屋のドアには一応ネームプレートがあるので誰がいるかはわかるようにはなっている。
 「やあ、玲子ちゃん来てくれたんだ。お昼ご飯まで持ってきてくれるなんてうれしいなぁ。」


迷惑な双子騒動以来から付き合っているふたりだが、もう長く付き合っているのにキスどころか手もつないだこともないようないわゆる「友達以上恋人未満」状況である。
城之内は玲子が持ってきてくれた弁当を食べながら、
 「そういえばなんで大会に出なかったんだよ?玲子ちゃんなら多分優勝できるだろうに・・」
玲子もまたデュエリストとして活動してはいるが、あまり数多く出場せずに童実野町周辺の大会にのみ出場している。
玲子はあのあと大学に進学し勉学に励んでいるのがその理由である。
 「克也さんが言うほど私強くないですよ。それに私は克也さんが闘っているところを見るだけで満足です。」
笑みを浮かべながら言う玲子の顔を見て城之内は「いや、これは反則的にかわいすぎるだろ」とか心の中でつぶやいていた。
そうこうしているうちに大会の時間までそれほど余裕もなくなってくる。
 「玲子ちゃん、よかったらここで待っててくれないか?晩御飯でもごちそうするぜ。」
と、城之内は玲子に聞いてみる。
 「いいですよ。一緒に晩御飯でも行きましょう。・・・ってそれより試合大丈夫なんですか?」
時計を見ると大会開始時刻の3分前。少しまったりと食べ過ぎたようでデュエルディスクを手にはめ「やべぇ〜」とか叫びながら部屋を出て行く城之内であった。
そのとき上着をベッドに投げ出したまま忘れていく。


城之内が出て行ったあとは、実況用の備え付けのテレビを見ながらベッドの上に座る。わざわざ使うかどうかもわからないようなベッドを置いている控え室。
会場の設備の豪華さで言えばKCが随一だろう。準決勝を勝ち抜く城之内だが結構余裕で勝ち抜いている様子なので、さすがの玲子も少し飽きてくる。
 「ちょっと時間かかりそうだしお昼寝でもしようかな」
そのまま後ろに倒れ込むとちょうど城之内の上着に倒れ込む形になる。
それにはあまり洗ってなかったのか城之内の上着からは少し汗の匂いと城之内の匂いが染み付いていた。
 「ん・・・これが克也さんの匂い・・・」
匂いを嗅ぐと玲子は少し体が熱くなる感覚を覚える。
 「・・・克也さん・・・好きです・・・」
片手で上着をつかみながら匂いを嗅ぎ、空いた手はゆっくりと体をつたって、スカートを徐々に捲り上げていく。

 「克也さん・・・大好き・・・」
とうとう匂いを嗅いでいる内に興奮してきた玲子はゆっくりとショーツを膝あたりまでおろし自分以外誰もいない部屋で彼氏の上着の匂いを嗅ぎながら始めてしまう。
 「ん・・・んん・・・」
指は玲子の秘部をさすり始める。既にそこはしっとりと湿っており、音は鳴らないが触れば濡れているのはわかる。
 「ん・・・克也さん・・・寂しいです・・・」
どんどん秘部からは愛液が溢れ、とうとう音も鳴り始めてくる。指も時間が経つごとに徐々に快楽を得ようとさするスピードを増していく。
 「私・・・私、覚悟できてるのに・・・愛してるのに・・・」
匂いを嗅いだせいか、今までの積年の想いを口にしながら少し激しめにさすり、上着に顔を埋めながら、もう片方の手も陰核を弄り始める。
 「あん、ん、も、もう・・・だめ!・・・」
玲子がもう絶頂に達しようとしているそのときにドアを開ける音がする。

「それにしてもラクショーだったぜ。」
今日の大会には城之内に対抗できるほどの面子は運良くいなかったようで優勝カップを片手に玲子のいる控え室に戻る。
ドアノブに手をかけると、
 「ん?」
中からはなんだか喘ぐような声がする。もしかしたら何か玲子が危険な目に会ってるのじゃないかと思い、
 「玲子ちゃん!大丈夫か!」
 「あ!克也さ・・・んあああああ!」
部屋の中には自慰をしている玲子が城之内の目の前で絶頂を迎えてしまう。
 「え?」
あまりの出来事に城之内は硬直してしまう。
 「か、克也さんこれは・・・その・・・何ていうか・・・ぐす・・・」
体を起こして弁解しようとするが、出来るわけもなく、ついに玲子は泣き出してしまう。 
城之内もどういう言葉をかけていいかわからず、言葉が出ない。
 「・・・えっと、俺の上着の匂いで、その・・・興奮してしちゃったってこと?」
さすがの鈍感な城之内も状況を見れば、何をおかずにして自慰をしていたかは明白である。
相変わらずデリカシーのない男でデリカシーの欠けた質問をする。
だがそんな質問に対し玲子は下を向きながらゆっくりと頷く。
泣きじゃくる玲子に城之内は近づいて、跪いて手を玲子のあごに添えて、顔を少し上に上げて、彼女の唇にキスをする。

唇と唇がふれあうだけのキスである。
 「!!」
玲子は急に唇を奪われたため、驚き目を丸くしてキスを受け入れる。
少しして城之内が唇から離して、
 「俺もさ、玲子ちゃんとはしたいと思ってるんだ。
  玲子ちゃんのこと、ほんとに心から愛してる。
  だけど俺、玲子ちゃんに触れたらその華奢な体とか心とかが壊れるんじゃないかなとか思ってさ・・・
  そんなこと、考えてたら手も握れなくて・・・」
頬を指でかき、顔を赤くしながら城之内は心の内を明かす。
人間そんなことで壊れやしない、ましてや恋人一歩手前という仲なのに城之内は勝手にラインを引いていたわけである。
まあ彼の今までの経緯を考えれば当然で父親は今でこそ改心して働いてはいるが、数年前は本当にひどかった。
性格的にも喧嘩っ早い城之内が玲子に対して心を開けば父親のように暴力を振ってしまうのではないかと内心怖がっている。
城之内の想いを聞いた玲子は、涙をぽろぽろ流しながら城之内に抱きつく。
 「ぐす・・・そんなことで・・・壊れるわけないじゃないですか!・・・
  克也さん、全然手もつなごうとしないから、もう愛されてないんだと思ってました!」
しっかりと受け止めた城之内の胸をぽかぽかと叩きながらばかばかと言い続ける玲子の頭をなでてごめん言いながらと気が済むまで殴らせてやる城之内。

その後落ち着いた玲子に、
 「玲子ちゃん・・・その、してもいいかな?キスの続き。」
その言葉を聞いた瞬間、顔を真っ赤にして、ゆっくりと頷く。
城之内は玲子をベッドに運び押し倒し、唇にキスをする。
今度は本格的なキスで城之内は口の中に舌を入れ玲子の唾液を味わう。
玲子もまた答えるように城之内の舌に絡ませる。
キスをしながら城之内は胸に服の上からそっと触り、ゆっくりと揉み始める。
玲子の胸は大きすぎず小さすぎずちょうど良い大きさで、城之内の手にすっぽりと収まる。
いったんキスをやめて、
 「上、脱がすよ?」
 「・・・はい」
確認を取ったあと、ゆっくりと服を脱がしてゆく。
ブラのホックに苦戦したが、玲子に外し方を教えてもらいなんとか外した。
 「玲子ちゃん、とってもかわいくて、綺麗だぜ・・・」
あまりの恥ずかしさに顔を手でおさえながら、指の間から城之内を見る。
既に硬くなりつつある乳首を指でいじりながら、乳房にキスをしてキスマークを付けていく。
 「ん・・・あん・・・」
胸を弄るうちに胸も完全に硬くなり、城之内はそれの片方を口に含み、もう片方を指で押しつぶしたりして愛撫する。
玲子の嬌声も徐々に甲高くなっていき、もうそろそろだなと城之内が言うと、
 「下・・・脱がすけどいいよな・・・」
返事も待たずにスカートに手をかけ、ホックを外しするすると脱がしていく。
ショーツも抱きついたときに地面に落ちてしまっているのでソックス以外何も着けていない状態になる。

「克也さん・・・恥ずかしいです・・・」
そんな言葉に構いもせずに、城之内はへその周りを音を立てながら舐めていく。
 「んん・・・そんなところ舐めないでください・・・」
そうしているうちに体をつたって、徐々に下の方に移動しながら舐め続け、最終的に玲子の足の間、つまり秘部にたどり着き城之内は優しく舌で音を立てて秘部を愛撫し始める。
 「やあ・・・そこは、きたな・・・」
 「玲子ちゃんの体のどこも汚くなんかねぇし、もし汚れてるなら俺が綺麗にしてやるよ。」
そういったあと直ぐにまた舌で愛撫を始める。どんどん溢れる蜜を舐めとりながらクリトリスも一緒に丹念に舐め回す。
もう自分が我慢できなくなってくると愛撫をやめて、衣類をすべて脱ぎ、
 「わりぃけど、もう我慢できねぇ。入れてもいいかい?」
城之内は自分の肉棒を玲子の秘部に当てる。
 「その・・・初めてなんで優しくお願いします・・・」
 「わかってる。それじゃあ、入れるよ。」
あてがった肉棒をゆっくりと玲子の密壷の中に収める。
途中引っかかるところがあり、それは処女膜だと確信して、痛みが続かないように一気に貫く。
 「ああっ!」
短い悲鳴とともに目から涙が、秘部から鮮血が少し流れる。

 「大丈夫?」
 「平気。思ったより痛くないです。」
痛みが引くまで少し彼女の中で待つことにした。
 「あの、もう痛み引いたんで動いていいですよ。」
 「あ、うん、じゃあゆっくりと・・・」
城之内はゆっくりと腰を動かす。濡れた膣はよく締め付けながらもなんとか動ける。
 「ん・・・なんだか、不思議な感じがします・・・」
快楽を得ようと徐々に腰を早く前後させる。
そしてお互いの息が荒くなっていき、膣の締め上げも腰の動きも激しくなってくる。
 「あん、ん、初めてなのに、気持ちいい・・・」
 「俺も玲子ちゃんの膣、気持ちいいぜ。」
その言葉に対してあんまりの恥ずかしさと彼か感じてくれてるうれしさに絶頂に達しそうになる。
 「玲子ちゃん!もう・・・出る!」
城之内の肉棒から精液が大量に射精され、その射精の勢いに玲子も体を痙攣させ同時に達してしまう。
 「あぁ・・・克也さんの・・・いっぱい・・・」
肉棒をずるりと抜くと、膣からは大量の白濁液と細い鮮血が溢れ出した。

それから結局簡単に掃除をしてから、いったんお互いの家に帰り晩御飯を食べにいったのだが、控え室でナニしていたことが結局社長の耳に入り、直接、呼び出しと弁償を食らうはめになったのである。
それからさらに数年後。
夜明け前の黎明に、ふたりは一つのベッドで自分たちの恋の黎明を思い出していた。
 「ほら、あの日覚えてる?」
 「ああ、今でも覚えてるぜ。挙式するならここでやれとか言って無理矢理海馬ランドの城で挙式あげたんだよな。」
そこはやっぱり社長、気まぐれで何をするかわからない。
結婚式の挙式でホテルの予約をしようとしたら、たまたま商談に来ていた社長が現れ、そんなみみっちいホテルでするよりも海馬ランドを使うがいいとほぼ無料で貸し出してくれたのだった。
一応世界に名の通ったデュエリスト、城之内克也がここで挙式を行えば、少しは宣伝になり、収益が上がるためだろうが、真意は海馬以外誰一人知らない。
杏子や本田、あの迷惑な双子にすら招待状を出したのだが、遊戯の居場所だけがわからなかったため招待状が出せないでいた。
とりあえず、祖父のところには送っておいたのだがいつの間に旅から帰ってきたんだかきっちりとスーツを着こなして会場に来てくれたのである。
 「挙式のあと遊戯さんにデュエル挑んでぼろ負けしたのよね。」
 「ああ、まだまだ遊戯には及ばないなぁ。」
その後は少しだけフリーのデュエリストとして仕事を受け、今ではKC社専属のデュエリストとして働いている。
お前に職をやろうと海馬が斡旋してくれたのだ。
最初会った頃はいがみ合いばかりだったが、年月のこともあってか、いつの間にかお互い信頼してはいるようである。
とりあえず定職には就けたのでこれからしばらくの生活に関しては何とかなりそうだ。
 「ウェディング姿の玲子かわいかったぜ。でもまあ以前からも、今も、そしてこれからもかわいいけどな。」
 「・・・うれしい。」
布団の中で城之内に抱きつく。そして、
 「あのさ・・・私、その、したいの・・・」
 「これ以上したら寝る時間がなくなっちまうけど、そんなにかわいく言われれば仕方ないな。」

ふたりは末永く幸せに暮らしたそうな。

め で た し

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Wiki内検索

どなたでも編集できます