夢の中ネタ、と二番煎じで申し訳ないですが
遊星とアキさんのエロ投下します
※遊星はまだサテライトにいるので偽物の遊星さんに頑張ってもらいました

しんと闇の帳が降りる夜、ぐっすりと眠りに落ちた十六夜の、竜の爪をかたどった痣がにわかに発光し始める。
無意識に制御しきれない能力がざわざわと幻覚の蔦を夢に絡ませ、十六夜自身の精神に侵入し始めた。
彼女の奥底に眠る満たされぬ魂を引き摺り出し、いまここに存在しえない男のまぼろしを爛々と開くその目に映させる。
黒い蔦のかたまりは人の姿をとって十六夜に歩み寄ってくる、十六夜は全裸で膝立ちになったまま、彼を見つめた。
甘く毒々しい薔薇の香りはじんわりと肉欲を呼び覚まさせ、股間を隠す彼女の手にとろりとした愛液を伝わせた。
羞恥で頬を染め、うつむいた十六夜の顎を捉えて、男が顔を近づける。
「不動、遊星……?」
見開かれた十六夜の目に戦慄が走った。のし掛かってくる遊星の身体を引き剥がそうと試みるが、
絶望的に力の抜けた抵抗にはなんの抑止力もない。なすがままに組み伏せられ、
揺れる乳房を浅黒い手がやんわりと掴んだとき、思ってもみない嬌声が彼女の口から上がった。
こんなことはありえないと状況を否定し、眼前にある遊星の真っ直ぐな眼差しに向き合う。
「遊星、やめて。私はこんなことは望んでいない」
「そうか。すまない」
言葉とは裏腹に遊星は手のひらを、指先を、十六夜の白く瑞々しい肌に滑らせる。
さわさわと薄い茂みを越えた指が、湿り気を帯びた陰部に触れた。
「あッ……」
「十六夜。オレが言ったことを覚えているか」
粘つく愛液で濡れた手が、くにくにと秘裂を弄ぶ。下腹部に与えられた快楽と、
ふいに目をやった彼の股間で怒張する男根が十六夜を狼狽させ、
しかし為す術もなく十六夜は遊星に身を委ねる。
抵抗の意思は残っていたが、遊星の腕を力なく掴んだだけで、終わった。
「孤独の殻に籠もっている限り、お前の能力はお前自身を苦しめるだけだ」
「う、あっ、」
遊星は十六夜の膣に指を突き入れ、なかを乱暴に掻き回した。
押し入ってくる指で肉壁をえぐられる度に十六夜の足がびくりと震える。
「まずお前が自分を一番に愛することができる、そうすれば気付くはずだ、お前を愛する存在がいることを」
「知らない、しらないっ!! 私を愛する者などいるものか、異端で、破壊ばかりを行う私を!」
「仮に他に誰もいなくても、オレがいる。十六夜。言っただろう、何度でも受け止めてやると。
 お前の苦しみも悲しみも憎しみも、オレなら理解し受け止められる」
そう囁いて、遊星の指がちゅぽんと十六夜の中から引き抜かれた。
かわりに宛がわれた性器が、間髪入れずに押し入りどろどろの熱と愛液で濡れた膣内を犯し始める。
うねる肉壁が抽挿ごとに遊星のペニスに食い付き、ぬるぬると快楽をまとわりつかせて、
肥大する欲望を飲み込んでいく。遊星は身を起こして十六夜の大腿をぐいと押し、
胸に膝が付くほど体を曲げさせると、腰の動きを一気に早めた。
「ふぁ、あ、ァあっ、くうぅっ……、」
いきり立った怒張が濡れた淫靡な音を立てて抜き挿される。
十六夜は膣口とペニスの間から愛液を漏らしながら喘いだ。絶頂に蕩けた秘肉を突かれ、
現実から逸脱した快感に身を震わせ、豊満な肉体を歓喜で染める。
夢との交感は、いつしか彼女を甚だしく倒錯させていた。
「あはぁっ、ゆ、遊星っ、こんな、こんなの……っぁあああああ!」
「んっ……くは、あ……」
強く腰を押しつけて、奥に性器をねじ込んだ遊星も絶頂に達した。
びゅくんと灼熱のような精液が迸り、2度、3度と十六夜の中に欲望を注ぎ込む。
繋がったまま腰をくねらせて、十六夜はもっともっとと搾り取るように膣肉を絡みつかせる。

「……なんなの、今の夢は……」
全身にたっぷり汗をかき、目覚めた彼女の痣は、未だうっすらと発光していた。
遊星と、既にいなくなってしまったディヴァインを交互に思い浮かべて、
どちらをも思考から追い出すようにぶんぶんと首を振る。
圧倒的な孤独と、心の奥に踏み込まれることに、彼女はひどく怯えて蹲る──。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Wiki内検索

どなたでも編集できます