「龍可ちゃん、俺達と“デュエル”しない?」

龍可は帰宅途中、突然見知らぬ3人の男に囲まれ、デュエルに誘われた。
いきなり知らない人に声をかけられてしまい、龍可も困惑してしまう。

「えっと……、あなた達は…誰?」

龍可の問いに、男たちは笑みを浮かべながら答える。

「俺達は、お前の兄さんの友達だよ。お前の兄さんがさ、『俺の妹はすっごく可愛くて、デュエルも強いんだぜ。』って言っていたんだよねぇ。」
「そうそう、あいつがここまで褒める程の妹さんの腕前を拝見してみたくてねぇ。」
「是非お手合わせ願いたいですね、龍可さん。」

次々に発せられる言葉の波に、龍可の頭がグラグラする。
とにかく、この男たちは龍可の事を褒め称えているらしい。

「な?いいだろ?一回だけだから!な!」

女の身一つで大勢の男の中に入り込むのは本来危険である。
しかも男たちは龍可とは面識のないものばかり。龍可としても本当は断りたいところなのだが…
必死に頼み込んでくる相手の態度に、龍可は断り辛くなってしまった。

(まあ、龍亞の友達だし、それに一回だけって言っているし、大丈夫かな?)

龍亞の友人だということもあり、龍可はその誘いを受けてしまった。

「うん、いいわよ。一回だけね。」

龍可にお許しを貰い、男たちは早速龍可を何処かのアパートの一室に連れ込んだ。
「私のターン!エンシェントフェアリードラゴンでダイレクトアタック!」
「うわーっ!!」(LP1000→0)

龍可が部屋に連れ込まれてすぐにデュエルが始まった。
結果は龍可の圧勝。
男三人が自らの力を使い果たしても、龍可のライフポイントをまったく削ることができなかった。
惨敗としか言いようがない結果に、男たちもショックを隠せない様子である。

「ま…負けた……。」
「まさかここまで強いとは……」
「いやー、まいった。すごく強いね、龍可ちゃん。」

その言葉に、龍可は思わず笑顔をこぼす。
実はここの最近、龍可は龍亞の練習相手としてしかデュエルをしていなかったため、負けが続いていたのである。
久しぶりの勝利の感覚に、喜びを隠せない。

「えへへ、そんなに褒めないでよ。これでも龍亞には全然敵わないんだから。」
「え〜、あいつってそんなに強いの?」
「うん。この間なんか、『まるで全然、この俺を倒すには程遠いんだよねぇ!』とか言っちゃって。そんなこと言うくせに、毎日私にデュエルの相手を頼みに来るんだから…。」
「龍可ちゃん、お兄さんの話をする時に凄く嬉しそうな顔するよね。」
「えっ?」

龍可の顔がどんどん赤くなっていく。
「あれ、赤くなった。もしかして龍可ちゃん、龍亞の事が好きなの?兄妹なのに?」
「そ、そんなわけないでしょ!その…、龍亞は頼りになるしカッコいいけど、あの…、好きとかじゃなくて、えっと…」
「ははは、素直じゃないねぇ。」
「だから違うってばぁ!」

そんな様子で、龍可は男達と言葉を交わす。…すると

(ピロロロ〜ン♪)

突然龍可の携帯電話が鳴った。
龍可は機体を開き、届いたメールを確認する。
それは龍亞から届いたメールだった。

『今日はいつもよりも早く帰れそうだよ。だから早めに夕食を用意しておいてくれよ。』

龍亞からのメールを確認した龍可は、急いで帰宅の準備をする。

「大変、早く帰って夕食の準備しないと。ごめんなさい、私もう帰らなくちゃ。」

龍可が部屋を出ようとする。
すると、いきなり後ろから龍可の腕が掴まれる。

「待ちな。」
「まだ返さないよ。龍可ちゃん。」
「そうそう、もっと俺達を楽しませてくれよ。」

男たちが怪しい目で龍可の体を見る。
先程とは一変したような男たちの様子に、龍可は恐怖する。
「そんな…、さっき一回デュエルしたら返してくれるって言ってたじゃない…。」
「分かってねえなぁ。さっきのはただの前座。これからが本当の“デュエル”だぜ。」
「ホラ、早くこっちに来い!」
「キャッ!」

思い切り手を引かれ、龍可は体制を崩す。
そして、男が龍可の体を抱え上げ、隣の部屋に連れ込み、ベッドに寝かせる。
龍可も思い切り抵抗したが、自分よりも体の大きい男性の、それも3人がかりでは敵うはずもない。

「や…やめて……」
「あれ〜、龍可ちゃん怖がってる?」
「大丈夫だって!安心して俺達に身を預けなよ。」
「すぐに良くなるからさ。」

そう言って、男たちが龍可の体に手をかける。
一人の男が龍可の足を開かせる。

「嫌…、触らないで……」

龍可の力無い請いを無視し、一本の指が龍可の秘部を服越しになぞる。
男はその動作を何度も、ゆっくりと繰り返す。
それを繰り返していくうちに、龍可の呼吸は荒くなっていった。

「龍可ちゃん、感じてるみたいだね。気持ち良かっただろ?」
「っ……………」

龍可は恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら男の顔を睨む。
そんな龍可の様子を楽しむように、男たちは笑みを浮かべている。
すると突然、横から手が伸びてきた。
その手が龍可の胸に乗り、直後にその胸を強く揉む。

「痛ッ、あうっ、んああっ!」
「おお、凄ぇ感じてるぞ。」
「ここがいいの?じゃあもっとやってあげるよ。」

先程まで龍可の腕を抑えていた男が右手で胸を揉む。
男の右手が動き、龍可の片腕が自由になるが、

(ダメ…、怖くて……手が動かない…。)

龍可の目から涙が零れ落ちる。
しかし、男たちはそんなことは気にかけず行為を続ける。

「おいおい、2人だけ楽しんでいないで、俺も混ぜてくれよ。」

龍可の脚を抑えていた3人目の男が我慢できずに口を開く。
それに龍可の秘部を触っていた男が答えた。

「よし、それじゃあ脚は俺が抑える。お前も好きな所触れよ。」
「OK。じゃあ、代わりに俺がココを触ってあげるよ龍可ちゃん。」

男がグリグリと秘部を擦る。
先程のように軽くなぞるのではなく、力を入れ引っ掻くようにして指を動かす。

「んんんっ、やあっ、ぐりぐり…しないでっ…」
「おっ、ココが湿ってきたぞ。感じてるねぇ。」
「そんなことないっ……もうやめてよぉ、許してぇ」
龍可は泣きながら哀願する。
だが、男たちにとってはそれも料理をおいしく食べるための調味料でしかない。
男たちは手を休めることなく、行為に没頭していった。


行為が始まってから数十分が経った。
龍可はぐったりとベッドに仰向けになっており、体を動かすこともできない。
突然一人の男が立ち上がる。

「よし、そろそろ脱がすか。」
「えっ……?」
「よっしゃー。待ってましたァ!」

男たちは揃って龍可の服に手をかける。
そしてあっという間に龍可の服は脱がされ、一糸纏わぬ姿にされてしまう。

晒された龍可の秘部は、溢れた愛液によって大洪水状態となっていた。

「龍可ちゃんのココ、グショグショになってるじゃん。」
「ハハハッ、そんなに感じてたのかよ。」
「い、嫌あぁぁぁっ!見ないでぇっ!」

龍可は悔しさと恥ずかしさで何が何だか分からなくなる。

「そんなに嫌がるなよ。ホラ、ここがもっとやってくださいって言ってるぜ?」

男の指が龍可のクリトリスを指で弾く。
そして何度もソコを擦る。
男の指が触れる度に、龍可の体はビクンと震える。
「龍可ちゃん、おマンコばかりじゃなくて、こっちもやってほしいでしょ。」
「おっぱいは俺達が良くしてあげるね。」

残りの二人の男が、小さく膨らんだ龍可の胸を揉む。

「んああっ、やっ、ソコっ、ダメぇ!」
「おっ、龍可ちゃん胸の感度いいねぇ。」
「じゃあもっともっと気持ち良くしてあげるよ。」

二人の男は、そそり立っている龍可の乳首を軽く噛む。

「やあっ、噛まないでぇっ!もう…やめてぇ」

3箇所から同時に昇ってくる快感に、龍可の限界が近くなる。
龍可の体がビクビクと痙攣し、口を閉じることができない。
とどめだと言わんばかりに、男が龍可のクリトリスを吸い上げる。

「あああぁぁああぁぁぁぁぁっ!!」
プシャアアァァァァ

絶頂を迎え、龍可の体が大きく跳ね上がり、秘部から潮が吹き出す。
男は呼吸を荒くしながらグッタリとしている龍可を横目で見下ろし、笑みを浮かべる。

「ヘッ、そろそろ挿れるか。」

そういって、男はズボンのベルトを緩め、自らのモノを取り出す。
それを見た龍可は絶句する。

「い、嫌…。お願い……それだけは…」
龍可の言葉を無視し、男は自らのモノを龍可の秘部にあてがう。
狙いを定め、一気に龍可の体を貫いた。

「あああああっ!?」

意識が飛びそうになるほど大きな衝撃に、龍可は混乱する。
そんな龍可の様子を気にすることもなく、男は腰を振る。

「凄ぇ、龍可ちゃんの膣内、超気持ちいい。」
「やああっ、抜いてぇっ、お願い……」

龍可の祈るような願いも聞き入れられず、男はただ腰を振る。

「そんな嫌な顔すんなよ龍可ちゃん。」
「そうそう、どうせ毎晩シスコン兄貴とヤりまくってんだろ?」
「そ…、そんなことな、ぐむっ」

突然他の男のモノが龍可の口にねじ込まれる。
それの臭いや感触に吐き気がこみ上げるが、龍可は何とかそれを飲み込む。

「龍可ちゃんの口の中気持ちいい〜。癖になりそうだよぉ。」

龍可は恐怖によって何もすることができず、ただモノを咥え、喘ぎ声を上げ、腰を振り、涙を流す。
激しい動きに、男達もあっという間に絶頂を迎えてしまう。

「やべえ、俺もう出そう。龍可ちゃん、中に出すよ!俺の精液全部膣内で受け止めろぉ!」
「い…嫌ッ!中は!中だけは止めて!赤ちゃん出来ちゃう!やめ…ムグッ」
「ホラ、離すんじゃねえよ。しっかりと俺のモノ咥えてな。」
「クッ、出る!出すぞぉぉぉッ!」
「俺ももう限界だ!しっかりと口で受け止めろ!」
「イク……ウッ」
次の瞬間、龍可の体に、口内に、膣内に大量の精液が降りかかる。
中に入っていたモノが抜き取られ、龍可の体がドサリと崩れ落ちる。
意識はだんだんと薄れていき、視界は暗くなっていった。

「ふぅ…、気持ちよかったよ龍可ちゃん。」
「次、俺が下な。まだまだ出せるぜ。」
「じゃあ俺、次は口を貰おうかな。」

そんな男たちの言葉も今の龍可には届いていない。

「嫌…、助けて………龍亞。」

薄れていく意識の中で兄に助けを求める。すると…

(龍可………。)

ふと、龍亞の声が聞こえたような気がした。
龍可にしか聞こえないような小さい声。
しかし、紛れもなく兄の物である優しい声が龍可の耳に響いた。

(…龍可………龍可………!)

龍亞の声がはっきりと龍可の耳に響くと同時に、龍可の視界が真っ黒になる。
そして、龍可の世界が反転した。
「龍可!」
「ハッ!」

龍可が目を開けると、先程まで真っ暗闇だった視界が明るくなる。
そして目の前には、先程助けを求めた、大好きな兄の顔が広がっていた。

「龍……亞………?」
「龍可、目が覚めた?よかった〜。」

龍亞は安堵の表情を見せる。
一方の龍可は、何がどうなっているのか理解できていない様子で、頭に?マークを浮かべている

「龍亞…、どうして……?」
「龍可、お前、かなり魘されていたぞ。心配しちゃったよ。大丈夫か?辛くないか?苦しくないか?」

どうやら龍亞は龍可の苦しむ声が聞こえたようで、心配して自分の部屋から駆けつけてくれたようだ。
龍可は体を起こし、周りを見回す。

「ここは…私の部屋……。じゃあ、さっきのは……夢?」
「怖い夢を見て魘されていたんだな。いったいどんな夢見ていたんだ?」
「うん…。凄く、怖い夢。」

龍可は龍亞にどんな夢を見ていたのか話す。
龍亞は龍可の横に座り、真剣な顔つきで話を聞く。
話している最中に何度もあの恐怖が蘇り、龍可の体が震えた。

「…そうか。」
「怖かった。私はもうダメなんじゃないかって思ったの。そこで龍亞の声が聞こえて…」
龍亞は震えて涙を浮かべている龍可の体を優しく抱きしめる。

「龍可、もう大丈夫だよ。」
「龍亞……?」
「安心しなよ。俺がちゃんと、龍可を守ってやるから。」
「……………うん。」

龍可は龍亞の体にしがみつき、兄の優しさを体いっぱいに受け取る。
長い時間、二人はそのままお互いを抱きあっていた。
そして龍可の体が落ち着くと、龍亞は立ち上がる。

「じゃあ俺、部屋に戻って寝るから。こんな時間だし、龍可も寝直した方がいいぜ。」

今現在、時計は午前3時半を指していた。
あんな夢を見た後とはいえ、この時間から朝明けまで起きているのはさすがに辛いだろう。

「ふぁ〜あ、じゃあ、おやすみ。」
「……………まって。」

龍可が龍亞を呼び止める。
それは龍可にとって、殆ど無意識の行動だった。
龍亞は無言で振り返り、どうしたのかといった顔で龍可の顔を見る。

(逃げちゃだめよ、私。今日こそ…龍亞に…)

このときの龍可は内心ものすごくドキドキしていた。
龍可は勇気を振り絞り声を出す。

「私も…龍亞の部屋で…寝てもいい?」

龍可は顔を真っ赤にして声を絞り出す。
そんな龍可に、龍亞は優しく微笑む。

「……………いいよ。」

龍亞は龍可の体を抱え上げ、頬にそっと口づけを落とす。
そして、愛しい姫君を自分の部屋に連れて行く。

先程までは龍可の地獄の夜。
これからは龍可の、二人の甘い、熱い夜が始まるのである。

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