730 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/03/28(月) 00:00:34.65 ID:nU/osMDF [1/5]
せっかく書いたんで晒し上げ

・陵辱
・スフィアード×インヴェルズ万能態&ガザス
・野外拘束プレイ

これらの要素に不快感を持つ方は、ご注意ください

731 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/03/28(月) 00:02:53.68 ID:nU/osMDF [2/5]
 侵略者の襲来から、一年。
 ミストバレー湿地帯に暮らす風の民、ガスタは成す術もなく退避の一途を辿っていた。悲しむべきは、その最中に多くの同胞を失ったこと。
『インヴェルズ』
 憎むべき侵略者の名前を、彼らは決して忘れないだろう。
 そして、
『ヴァイロン』
 侵略者を葬る力を与えてくれた救世主の名を、彼らは決して忘れないだろう。
「リーズさん」
 ふと声を掛けられる。リーズは首を回して振り返る。そこにはガスタを率いるの賢人、ウィンダールの娘、ウィンダがいた。その後ろには姉のカームが立っている。
 彼女たちとは、そう、親友と呼ぶべき間柄だ。
「どうしたのよ、こんな遅くに」
 空には煌々と星が輝き、地上のすべてを見下ろしている。吹きぬける風が、遠い戦火の異臭を運ぶ。その中に侵略者の放つ異臭を嗅ぎつけ、思わず眉根を寄せた。
「……行くって、本当?」
 心臓が一等高く鼓動する。聞かれたくないことを聞かれ、戸惑う。
「ええ、本当よ」
「どうしてっ! 一人で行って勝てるはず、ないよ……」
 今にも泣き出しかねない声音のウィンダ。夜の闇に隠れているが、その目尻に涙を溜めている事は容易に想像できる。
「泣くんじゃないの。大丈夫、私にはとっておきがあるからさ」
 リーズは腰の鞄から白色の球体を取り出す。機械的な風貌のそれは、闇の中でかすかに輝いている。
『ヴァイロン・スフィア』
 救世主ヴァイロンから授けられた、侵略者を退ける力。その結晶である。
「心配しないの、お姉さんが全部終わらせてくるから」
「リーズ……」
「あたしがいない間は、カームに任せるわ」
 いつも眠たげな瞳が、さらに伏し目がちになっている。珍しく感情を表に出していた。カームもカームで、心配してくれているのだろう。
 それが、少し嬉しかった。
「それじゃ、さくっと悪者退治に行ってくるわ」
 明るい調子を努めて、リーズは球体を放り投げる。すると、球体は閃光を走らせ、光はリーズを包み込んだ。暖かな光を一身に受け、リーズは身体に力がみなぎっていくのを感じる。光が止む。リーズは変身を遂げていた。
「ダイガスタ・スフィアード、行きます! ……なんてね」
 不安げな親友におどけて見せて、リーズ――スフィアードは出陣する。

732 名前:穢された疾風[sage] 投稿日:2011/03/28(月) 00:06:04.11 ID:nU/osMDF [3/5]
 敵陣は、異様に静かだった。
 月明かりに照らされた森。インヴェルズの侵略を受け、動物も昆虫も気配を感じさせない。皆捕らえられ、食われたのだろうか。
 だが、それにしては、様子がおかしい。
 スフィアードが今まで出くわした敵は、皆下級の雑魚だった。大物はいくら探しても見当たらない。気配さえ感じない。
 ――逃げた?
 ありえない。あの残忍な性格のインヴェルズだ。敵前逃亡など考えも付かないだろう。ではなぜ姿を現さない。
 森を進んでいく。風に揺られた枝葉がざわめく。故郷で聞いた音に感傷を覚える。今となっては懐かしい、故郷の思い出が蘇った。
 が、赤い閃光が意識を現実へ引き戻す。
 ――敵!?
 スフィアードは手にした杖をかざし、旋風を巻き起こす。風の刃は木陰に輝く赤い光を捕らえ、斬り裂く。絶命を告げる声が小さく漏れた。
 ――歩哨……、でかいのが近くにいるのかしら。
 少しだけ慎重に歩を進める。敵の姿は見えなくとも、その気配を感じ始めたからだ。茂みを揺らす葉の擦れる音、蜂のそれを思い出させる、鈍い音を鳴らす羽音。
 ――近すぎるっ!
 スフィアードは一気に加速し、敵の陰から逃れようとする。が、逃げ切るにはあまりにも近づきすぎた。陰から躍り出た敵の攻撃を、スフィアードは紙一重でかわすと風をまとい、空に躍り出る。月を目掛けての跳躍。矢のような速さで森を抜ける。
 その時である。木々の合間から、鎖が襲い掛かってきたのは。
 ――!?
 反応する間もなく、鎖は大蛇のようにスフィアードを捕らえる。自由を失った身体は勢いを失い、地面へと吸い寄せられていく。
 大地が迫り、死を覚悟した。
 だが、
「無様な姿だな」
 地面との衝突は、かろうじて回避された。
 憎き敵に救われるという、屈辱的な原因で。
「便利なものだ。悪魔の鎖というものは」
「インヴェルズ……ガザス!」
 スフィアードの脚を掴む侵略者は、彼女を軽々と放り上げる。
 すると、蛇のようであった鎖は自ずと離れ、そして片端を木の枝に、もう片端をスフィアードの腕に巻きつけ拘束した。手を広げるような形で自由を奪われながら、敵へ向ける憎悪は欠片も揺るがない。
「小娘一人が息巻いたところで、我らを倒せるはずもない。死にに来たようなものだな」
「黙れ! 貴様たちに殺された仲間の仇、取らせてもらう」
 腕を振るう事すらできない状況で、スフィアードは啖呵をきる。その自身の源は、ヴァイロンから授けられた力であった。聖なる光の加護を受けたこの身体は、どんな刃おも弾き返す、無敵の身体となったのだ。
 自信に満ちた瞳を見つけ、ガザスはそれを鼻で笑った。
 そして、スフィアードに手を伸ばし、
「仇か、なら我々も同じ事を言おう。貴様に殺された同胞の償い、その身体で支払ってもらおう」
 胸部を守る鎧に指を掛け、それを破壊した。月明かりの下に、スフィアードの乳房が露となる。決して大きいとはいえないが、つんと上を向いた張りのある胸が。
「――貴様ッ、何を――」
「女ならわかるだろう。同胞を孕んでもらう」
 腰のベルトすら容易く壊し、ズボンを引き裂く。音を立てて切れていくにつれ、彼女の肌は暴かれ、痴態を月に晒される。

733 名前:穢された疾風[sage] 投稿日:2011/03/28(月) 00:08:56.98 ID:nU/osMDF [4/5]
「ふざけるなっ、誰が貴様の子供など――」
 口が塞がれ声が出ない。彼女の口を塞いだのは、ガザスの尾であった。尾の先端が裂け、そこから触手が伸びている。ひどく臭く、生暖かい。
「人間のオスの性器を真似てみたのだがな、気に入ったか?」
 返事など出来るはずもなく、触手はスフィアードの喉を犯した。触手は容赦なく口内で暴れ周り、喉に伸びていく。呼吸が出来ないほどに苦しく、声にならない叫びを上げた。
 その瞬間、触手が口で弾けた。粘っこい液体を撒き散らし、口の中から抜け出たのだ。白濁とした液体が身体にかかり、異臭を放つ。
「人間のメスはオスの精液を飲んで喜ぶと聞いたが、気に入らなかったかな?」
 一体誰がそんなでらためを言ったのだろう。
「貴様など……かはっ、誰が貴様の子などを……」
 精液まみれの身体で気丈に振舞う
 だが、
「我の子を孕めなどと言った覚えはないぞ」
 ズボンだった布切れを放り捨て、ガザスは自らの尾を持ち上げる。その先端はワームのような口があり、滴る粘液がいやらしく糸を引いていた。
 そして、スフィアードは絶句した。
 尻尾の先から、何かが出てきた。尾を波打たせ、生まれてきた。黒光りする何かが。溶岩のように柔い何かが。
「この万能体は、異種族のメスの子宮に寄生することで成長する。母親の特性を受け継いでな」
 ガザスから生まれてきた何かは、やがて軟体動物のように身体を蠢かせ、スフィアードの足元へと這いよってきた。
 ――これが私の中に――!
 恐ろしさで頭がいっぱいにある。足元に来たそれらを蹴り飛ばして抵抗するが、それも虚しく万能体はスフィアードの脚を這い登ってくる。暖かく、ねっとりとした体液を流しながら、太ももを昇ってくる。
「離せ……離してぇ!」
「良いではないか。ヴァイロンの力で身体は傷つかない。とはいっても、悪魔の鎖には魔力を祓う力があるからな。貴様は結局、我らの子を孕むのだ」
 裸体を這い回る万能体、ナメクジが這い回るような感触に涙が浮かぶ。そして、万能体は陰唇にたどり着いた。
「やめて、あ、だめ、やぁ!」
 太ももを閉じてみても、万能体は脚をこじ開け、スフィアードに侵入してくる。性器の中で万能体がうごめき、止まる。
 そして、押されるような感触が走った。
 ――あ、やだ、あ、ぁぁ!
「お願い! もうやめて、何でもするから! ねぇ!」
 怒りも憎しみも、何もなかった。ただ、失いたくないものを守るため、スフィアードは懇願する。
「ほぉ、何でもすると言ったか」
「言った! だから――」
 ガザスはスフィアードの足を掴み、頑なに閉じていた股を開かせた。無防備に晒された性器に、万能態が群がってきた。
 純潔が、食い破られる痛みが走った。
「何でもするのなら、孕め」
 もう何も聞こえない。頭が真っ白になった。

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