TF6がくる前にTF5ネタ(コナミ×長谷部遥)投下するわ

※注意点
・シナリオクリア前提で話が進む。
・前半ギャグ風味、後半エロ。だけど本番なし



突然ですが男女の仲というのは難しいもので、まあ、真面目に生きすぎてもロクなことがありません。
「はぁ…あんな風に啖呵を切ったはいいものの…」

―遥は遥のやり方で、なんて言ってみたけれど、なにをしていいかわからない。

「麗華先輩に聞くわけにもいかないし…こういうときは」

「で、なんだってオレのところに来る」
「いや、頼りがいのある人ということで…」

このあいだ、学校をサボっていることを注意したら勇気を買われてなぜか仲良くなってしまった岬さん。たしかにちょっと人選ミスかも。

「カレシと仲良く、なんてわかんねーよ」
「あ、か、彼氏ってわけじゃ…」
「そうとしか聞こえねぇよ。他を当たってくれ」
「み、岬さんは男らしいから…つい」

ぴくん、と岬さんが反応した。すると、嬉しそうに

「しょうがねぇなあ〜そういや、アイツ結構スケベな感じがするぜ。こないだもドサクサに紛れて…」
「はぁ…」
「そこで、だ。男に限りなく近い視点の持ち主といえば…」
「ええっ!あの子ですか?」

「あら委員長。どうしたのかしら」

もう私を見る目がぎらついている。不良とは違う意味で逃げ出したい。『男の視点を持ってるヤツ』というのは間違っていないが。

「あの、ナオミさんは女の子のどんな仕草が好きなんですか?」

ガタン、と慌てて椅子から立ち上がった。怖いけど、答えを聞く前に立ち去ることはできない。

「委員長、いや、遥さん。取りあえず人目のないところへ…」
「すいません。急用を思い出しました」

やっぱり無理。下手したら貞操の危機だ。

「男を誘惑する方法?」
「端的に言えばそういうことです。宜しくお願いします」

こうなったら最後の砦だ。デュエルアカデミアのセックスシンボルこと藤原雪乃大先生に頼む他ない。

「でもあなた、都合がよすぎない?元はと言えばあなた方に迫害されてきたのだけれど」
「すいません…どうしても、お願いします!」

そういうと、雪乃さんは冷たく笑い、とんでもないことをしてきた。

「ちょっと失礼…」
「わわっ!なにしてるんですか!」

いきなりスカートの中に手を突っ込まれて驚かない人はいない。でも、雪乃さんの言う通りにしなくては。

「ひっ…脱ぐんですかぁ…?」
「甘いわね…」
「へ?」
「見せないように意識するからこそ、逆に見えてしまう…そう、チラリズムよ!」

いや、その理屈はおかしい…と言わせない程の迫力。そっか、これが正しいんですよね…
「そう、いってらっしゃい」
「はい!」

「頭はいいのに…バカなのかしら」
ここまで盲信されると逆に罪悪感が湧く。まあ、間違ったことは言ってない…かな?

「それにしても、このパンツ、どうしようかしら?」後ろで欲しいですとか言ってるのがいるけど、しらんぷりしらんぷり

「はぁ…はぁ…きっ、規則を破らないか私がっ、監視してあげまふゅっ!」
「どうしたんだよそんなに慌てて…」
「すっ、すいません…」
「どこか行きたいところでもあるのか?」
「えっと…」
『あなたの家に行きたい』なんて言ったら下品な女の子だと思われるかな…でも何回も(起こしに)行ってるし…

「ええい、ままよ!」
「それ違うキャラだぞ。大丈夫か」
「あなたのお家に行きたいですっ!」
「何を今更」
「ですよねー…」

「どうぞ、おかまいなく」
「失礼します」
「どこでも座っていいから」
「はい」
床の上に座らせてもらった。緊張しているせいか、自然と体育座りになる。

「紅茶でものむかい?」
「おっ、お願いします」
「砂糖は…ん?」
彼の顔が真っ赤だ。どうしてだろうか。そういえば膝を押さえていたから足がハの字に広がっているな。あと、雪乃さんが…あっ、そうだ

「…見ましたか」
「なんのことでしょう」
「何色でしたか」
「何色もくそもないだろう!」
「…変態ですね」
「でもね、見なきゃ「男じゃないとか言うんでしょう」
「ごめんなさい」
流石は雪乃さん、トントン拍子で話が進みますよ!あとは詰めの一手だけです!

「私、お嫁に行けません」
「許してくださいお願いします」
「…責任、とってください」
「えっ…?」
「…あっ!」
手拍子に合わせて指してしまうのは棋士、もといデュエリスト失格ですね。直球勝負にもほどがあります。

「その…あれだ。遥は大事なタッグパートナーだから」
「それだけですか?」
「いや、そうじゃなくて」
「私のことが嫌いですか?」
でも、口をついて言葉が出てしまいます。もう、ここは直球、いや速球で勝負するしかないでしょう。

「…嫌いなわけないだろ」
「…はい?」
「むしろ、そうだよ…好き、だ…」
「えっ?!」
「…一緒にデュエルしてきて、決勝のあとには抱きつかれて、意識しない方がおかしい、だろ…?」

勝ちました。真ん中続けて三球三振です。このまま私の流れに乗ってもらいます。

「じゃあ、責任とってください」
「それとこれとは」
「違いません!」
「待ってくれ!俺は捕まりたくないんだ!まだお友達のままで勘弁してくれ」
むむ、正論らしきことを言ってお茶を濁そうとでも?それならこちらにも考えがあります。

「あなたは毎日違う女の人を連れていますよね?」
「うっ…」
「岬さんにもいやらしいことしたそうじゃないですか」
「そ、そうじゃなくて」
「大体、たまに幼児まで連れてる癖に逮捕なんて気にしてどうするんです?」
「誤解だって…」
「知りませんよ。だから、コナミさんみたいな変態は何かで繋いでおかなきゃいけないんです」
よし、完封勝利も目前です。もう、逃げ場はないですよ…

「信じられる…証をくれれば」
「…わかった。でも、今日はここまで」
一瞬の隙に、彼に抱き寄せられた。そして、何かを言う暇もないまま、唇を奪われた。

「ぴちゃ…ちゅ…くちゃ…んっ…」
はじめてなのに、そこまでしますか…。あたまが、ぼーっと、します…

「ぷはっ!はぁ…はぁ…」
「ごめんな…今日はここまでだ」
「はぁ…。そういうわけにはいきませんよ」

だってコナミさんの、えっと、アレが…ズボンの上からでも…

「お…おい、やめろって!」
「だって、コナミさんが溜まったままだと違う人のところにいっちゃうじゃないですか」
「い…いや、その」
「オカズっていうのがある方がいいんですよね?」
彼のをズボンから出して、私は制服のボタンに手をかけた。急成長中の胸にもいまは感謝しなければ。

「熱くて…大きくて…嬉しい、です」
「あ、あんまり触らないで…」
「駄目です。ちゃんと私で出してください」

観念した彼のモノを上下にさする。時折吐息が漏れるのもかわいいかも。

「どうですかー?諦めて出してくださいよ?」
「ぐぅ…まだ…だ…。刺激が足らねえよ」
「耐えますね。なら、これでどうでしょう」
あくまでも雑誌知識ですが、パイズリっていうのが私にはできるんじゃないのか。そう思ったわけです。
でも、彼のモノが私の胸に当たったとたん、白いのが…吹き出て…

「きゃあああああああっ!」
「うぁっ!はぁっ…遥っ!」
顔も、身体も、ベトベトになっちゃいました…。でも、こんなにたっぷり出してくれるのは、やっぱり嬉しい…

「あはっ、出ちゃいましたね。そういえば、困ることが一つ」
「な、なんだ?」
「替えの下着がないから泊めてください」
コナミさんったら、頭抱えてますよ。文字通り『自分のまいた種』ですからねぇ。

「わかった。だけどもう何もしないから」
「わかりました。なるべく何かするように仕向けます」
「おお…もう…」

結局、コナミさんは手出しして来なかった。布団に潜り込んだり、後ろから抱きついてみたりしたのに。眠られると分が悪い。
しかも、起きてから考えると、昨日の私は少しおかしかった。誰のせいとは言わないが、思い出すだけで恥ずかしい。

「いってきますね、コナミさん」
目覚めのキスでは決して起きない王子様に、無駄と分かってもキスを一つ。だって、起きてたら恥ずかしくてできませんもの。

「まだ、いいんですよね。まだ…」
男女の仲というのは難しいもので、当たって砕けてもなんだかふわふわした理解しかできません。
でも、だらしない人だけど、だからこそ焦っても仕方ない。ようやく、私一人で、一応の答えが出せました。

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