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■世界名
　ジ・オーブ



■主要大国
　◆聖カスバート王国（信仰：聖カスバート、ハイローニアス、ペイロア）
　　→聖カスバートを主に信仰する一大国家。
　　　生きる者全ての権利を認め、それを犯す行為を許さない。
　　　中立の精神を元に、多くの民族・種族・宗教が混在する自由な国。


【王国内の長距離移動制限（テレポート制限）】


第一次宗教大戦の際、転移魔法を利用しエヴォルシアの軍隊に攻めこまれたことを教訓に
古代の技術を応用して大陸一体にディメンジョナル・アンカーの効果がある結界をはる。

聖都カスバートの城を中心に展開されており、城に近いほど効果が強まる。
具体的にはテレポートの移動距離が数百マイルからディメンジョン・ドアと
同等の数百ｆ程度に制限されるというものである。

他にも解析されていない効果があり、酷い時では移動した肉体が崩壊し
テレポート後の位置に肉塊となって現れたという事件も発生している。
その為、国は全面的にテレポートの利用を禁止しており、
騎士団メンバーにも推奨はしていない。

そのかわり、大隊長や一部の特権を持つものには「対移動阻害抵抗」
（ディメンジョナル・アンカー・キャンセラー）の効果が隊章にかけられる。
また、大都市の支部には同様の効果がかかったテレポート専用装置が置かれている。

　　○所持軍隊
　　　・聖ハイローニアス騎士団
　　　　→法の元に悪を裁き、人として悪をなす物を斬る正義の軍。
　　　　　軍ではあるが普段は裁判や重罪者の刑の執行など法を司る職務を行っている。

　　　　　基本的に各町の治安維持は自警団に任せているがそれでは手に負えない
　　　　　大事件や国を脅かす存在との戦いの際は先陣を切って戦いに挑む。
　　　　　威厳があり、厳格な隊風から住民から恐れられるが子供たちの憧れでもある。

　　　　組織図
　　　　

　　　・聖ペイロア自警団
　　　　→各町の治安を護り、地区単位の殺人事件や万引き、
　　　　　ケンカから失せ猫探しまで親身になって住民を助ける集団。
　　　　　　　
■そのほかの大国
　◆エヴォルシア帝国（信仰：ヴェクナ、ヘクストア、エリスヌル）同盟関係（グルームシュ）
　　→世界真理の探求を目的に、人々の自由を許さず国が全ての知識と財産の管理を行っている。
　　　力を持つ、それが真理への第一歩とし軍の増強や特に魔法知識の探求を積極的に行ってきた。

　　　目的の為であれば悪行もいとわず、力を持ち扱いやすい魔物軍とも同盟関係を結んでいる。
　　　かつて対極の思想を持つ聖スカバート王国と戦争を行っていてが破れ、
　　　現在は大きな行動を起こせず各国は硬直状態となっている。

　○所持軍隊
　　・エヴォルシア帝国軍
　　　→ヘクストア戦闘部隊
　　　→ウィージャス魔道団
　　　→グルームシュ混合軍隊

　　かつて旧大国が栄えていた時代、“気”や“技”を高めることが至高とされ、
　　魔法などの技術は不浄であり、邪であると避けずまれていた。
　　その時代に魔法を学んだもの、生まれつき魔法の能力が発現してしまった者は
　　犯罪者的な扱いを受け、奴隷や幽閉されるなど不当な扱いを受けていた。

　　その時代に生きたものが、旧大国崩壊をきっかけに、環境的に劣悪であり
　　人の住まなかった寒冷地体へ逃げ延び集落を作ったことが国の始まりとなる。

　　種族は大国時代では認知がされていなかった種族：イルーミアンの者が多く、
　　建国時より裏で国を動かしているのはイルーミアンの要人では無いかと噂される。