身内メンバーによる、D&D情報共有&進行管理用wiki

イカレた殺人鬼が起こした連続殺人事件を解決した一行。
町の人から感謝をされつつ、牛顔の店長が振舞うお礼のご馳走に舌鼓。

一夜の夜を共にして、酒を酌み交わした仲に言葉は要らない。
それぞれの目的を持った一癖も二癖もある一行の間には、
小さいながらに確かな“”が生まれていたのであった・・・。

そんな時、メンバーの一人であるチャコの元に訃報が届いた。
かつて森を出てから世話になっていたノームの村の師匠がんだとの知らせだ。

いてもたってもいられなくなるチャコ。
道中は危険だと、共に行くことを提案する仲間たち。


チャコの第二の故郷『ラムノムーノ』では師匠の死を悲しむ間もなく
新たなる事件に巻き込まれる一行。

師匠の死に関わっていると噂される破門されたかつての弟子「キンゼル
死の謎追ううち、町の道具屋でカラクリノームが暴れだした。
店主を助けようと飛び込んだチャコはカラクリから出た有毒ガスに倒れてしまう…

チャコの意思を継ぎ、師匠の死の謎と「キンゼル」を追い、
更にチャコの命を救うためカラクリ工房へと向かうのだった。



工房はなんとゴブリン盗賊団の一味に占拠されていた。

最初は烏合の衆だったメンバーも魔法に技に連携を取り、
数と技術で勝るゴブリン盗賊団を倒し深部へと向かってゆく。

そこに現れたのは『邪眼のグナー』と名乗る大柄なゴブリンだった

「俺様の可愛い部下どもをよくも・・・
この邪眼が開放され、魔の力が放たれたとき、
貴様らはその身を地獄の業火に焼くのだ!!」

「そうだそうだ!!グナー様の邪眼は凄いんだぞ!!」

腰ぎんちゃくの魔法使いゴブとの一戦。
壁を自在に移動し、射程外から邪眼を放つグナーは
キャラ付けの割りに純粋な強さも持っていた。

股間にマゲミソを受けても耐える持久力は賞賛に値する物だっただろう。

しかし、悪の栄えた試しは無い。
激しい戦いの末、メンバー達の前に倒れるグナーであった・・・。



工房の地下で師匠の奥さんと変装した悪魔に出会った。

どちらも「私が奥さんよ!!」と主張するチャコ風ノーム美女。

容赦なく殺そうとするターキーの前に、真実を見破った一同は
無事奥さんを開放し、夫の敵を討ってくれと切に願われた。

しばらく進むといかにもな大扉が出てきた。
キンゼルの待ち構える工房最深部だ。

数匹の精鋭ゴブリンの部下を連れた魔術師キンゼル
彼は戦いは望まないと、一同に取引を持ちかけるのだった。

「貴様らの狙いはこの帽子だろう?だが、この帽子をくれてやることは出来ない。
変わりに偽の帽子を用意してやった。これをおとなしく持って帰り俺を殺したことにしろ。
そうすれば命だけは助けてやろう・・・」

会話の中でもゴブ達のボウは確実に一同を狙っていた。

しかし、チャコへの狼藉を許せないターキー・・・
目の前にいる宿敵を許せるはずも無く、戦いの火蓋は切って落とされたのだった。

フレイムスフィアー、グリース、かつて無い魔法を目の前に苦戦する一同。
部屋の狭さもあり、有利にことを運ぼうとする策士キンゼル。

数々の魔法を、矢を、剣撃を打ち破り確実にキンゼルを消耗させていく

その時だ

「クッ・・・、す、すまね・・・。本当は俺はこんなことしたくなかったんだ!!
 仕方なく、仕方なくなんだよ!!許してくれよ!!」

命乞いを始めたキンゼル

急な行動に一同が唖然としたその時だった

とたんに彼の後ろの壁が開いた。
駆け出すキンゼル、後を追おうとも壁はすぐに閉じ、また壁に戻ってしまった。

外まで追いかける一同。
工房裏の森でキンゼルを追い詰めた!!

しかし、一人だったはずのキンゼルの横に見慣れない黒服の女が立っていた・・・

「あらあらキンゼルちゃん、例の物は手に入ったかしら?」

「クッ、ガネア嬢、すまねぇ・・・。思わぬ邪魔が入っちまった。」

「いいのよ、物事に障害は付き物ですものね。
それじゃあ、一緒にあの方々をお方付けしてしまいましょう・・・。」

手をあわせ、不適な笑みを浮かべるガネアと呼ばれた女。
すると、突如工房内で一同を苦しめたカラクリノームが次々と転送されてきた。

「キンゼルちゃん、その帽子とこのおもちゃがあればやれるかしら?」

「あぁ、もちろんだ!今度こそしくじらねぇ。貴様らを地獄へ送ってやる!!」

カラクリノームとキンゼル、そして謎の女ガネアが襲い来る。

力任せに斧を振るカラクリノーム
グリース、フレイムスフィアーと魔法を駆使するキンゼル
未知の力で次々と物を転送するガネア

森一つを焼き払うほどの激戦となり、再び劣勢に立たされるキンゼル
そしてまたもや懲りない男は言い放つのだった・・・

「た、助けてくれ!!俺はこの女に騙されてたんだ!!
本当はこんなことしたくねぇ、帽子も返す!!
頼む、助けてくれよぉ・・・」

一同に後ずさりしながらも土下座をするキンゼル

ガネアのその男を見る目から光が消えた

「あらあらキンゼルちゃん、私、そういう冗談は嫌いですよ?」

「う、うるせぇ!元からお前がこんな話なんか持ちかけなければ!!
畜生・・・、まんまと口車に乗っちまった俺がばかっ・・・うっ!!」

最後まで言い放つ前に、ガネアの手から黒い光が漏れ、キンゼルに触れた
とたんに力なくその場にうなだれるキンゼル

「くっ・・・クソッ・・・、なにぉしやがった・・・」

「悪い子にはお仕置きが必要ですよね?」

冷たい口調とは裏腹に、顔に笑みを浮かべ大鎌を振りかざすガネア

「ゃっ・・・やめろっ・・・」

鎌の刃がゆっくりとキンゼルの首に当てられ


「たすけっ・・・」




ボトッ




ゆっくりと引かれ、キンゼルの首が落ちた。

そのままゆっくりと鎌をしまい、再びキンゼルに触れるガネア

「キンゼルちゃんが悪いんですよ?裏切ったりなんてするから。
でも大丈夫、またすぐに会えますからね。」

そういうと、途端にそこにあったはずのキンゼルの屍骸が消えた。
滴った血だけが、その場にあった物が嘘ではないと証明している。

「それでは、とりあえず目当ての物が手に入りましたので私はこれで。
またどこかでお会いするかもしれませんね、ごきげんよう・・・」

自分の体を抱くと、そこに何も無かったかのように
ガネアもそこから消えて行ったのだった・・・



後味の悪い戦いを終えた一同。
キンゼルの部屋へ戻り、無事血清も手に入れられた。

急いでチャコの元に戻る。

苦しそうなチャコの表情も、血清を打ちしばらくして落ち着いた。

酒場でであったドジっ子で大喰らいなペロも加え、
更なる旅を続ける一同であった

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