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パナシェ・リモンチーノ

■年齢 : 109才
■性別 : 女性
■身長 : 140cm

■一人称 : うち
■二人称 : あんた
■口調 : 姉御肌でサバサバと明るくしゃべるが
     嫌いな者、敵対する者には嫌味な口調になる
■好み :勝つこと、自分を慕う部下
■嫌い :自分の低身長、モジャ毛の人間、他の隊長とそれを慕う者(特にシャンディとディーゼル)

フォレストリア王族身辺警護騎士団の所属で第三騎士隊の隊長を務める。

元々シャンディの先輩で周りからも能力があり面倒見も良いと評判で慕われていた。
フォレストリア内では魔力は低い方で少々コンプレックもあったが戦闘力を鍛え、補うことで
隊長クラスに認められるほどの地位を築いた。

幼い頃、シャンディが憧れた人でもあり身辺警護騎士を目指すきっかけにもなっている。
入隊当初は先輩として戦闘の手ほどきや軍の規律、様々なことを教え面倒を見ていた。

既にパナシェが隊長候補として活躍していた時期、シャンディが頭角を現し各所に認められて
いった際も先輩として応援し上層への推薦など陰ながら出世するサポートもしていた。


…ところが、円満に見える隊長娘達の仲を揺るがす大きな事件が起きる。

通常フォレストリア騎士は高貴なエルフしか所属できず、ましてや要職につくことなどなかった。
そんな中、何処からかやってきた人間の男がみるみる功績を上げ、パナシェが有力候補と
言われていた第二騎士隊の隊長になってしまう。

更に追い打ちをかけるようにともに切磋琢磨したシャンディがその男の部下となり、
みるみる自身を追い越すほどの武勲をあげ同格以上の評価をされるようになってしまう。
かねてよりフォレストリアの称号制度において魔力などが注視される中、唯一自分でも
可能性があると狙っていた“力強き者”に送られる「剛力」の称号までシャンディが受称して
しまい表向きは最大の賛辞を送る反面、心の底で負の感情をため続けていくこととなる…。


シャンディが第二騎士所属になった頃は大きく関係の変化もなかったが次第にシャンディは
隊長の男に常に同行するようになり交流も減っていく。第二騎士は国からの重要任務も増え、
遠征が多くなる中で自身の部隊に回ってくる任務は近隣の治安維持や中小獣の駆除など自警団に
毛の生えた程度の任務に留まり上がる功績も天井が見えフラストレーションを募らせる。


しかし、内心面白くない毎日が続く日々ではあったがパナシェは持ち前の明るさと直向きな性格
から真面目に任務をこなし、国民からの支持も高くついには第三騎士隊の隊長となる。
その頃に既にシャンディは第二騎士隊の副隊長にまでなっていたが自身は隊長になったのだ、と
気持ちの整理をつけるのもつかの間、フォレストリアにもう一つ大きな事件が起きる。

第二騎士隊隊長の人間の男が突如隊の座や何もかもを捨て国を抜けてしまう。国民に影響の無いよう
箝口令は引かれたが騎士隊内部は大慌てでパナシェもまた事実確認や第二騎士の抜けた穴を補う為
代わりに任務に付きバタバタとした日が流れた…。

落ち着くのもつかの間、次に耳に入ったのが副隊長からシャンディが繰り上げで隊長になるという事実だった。
自身も憧れ、いつかはと目指していた隊の隊長にシャンディがなり、内心動揺もあるが祝に駆けつけた所、
既にその顔は知っていた頃のシャンディではなく自分のことなど眼中にも無い存在になっていたことに気づく。

まるで自分のことなど見えないかのようにブツブツと失踪した男の名を呟き、会話も虚ろ。心配する声をかけるも
無視にも近い拒絶で取り付く島もなく只々我武者羅に任務のみをこなす姿を見る。パナシェは誰にも打ち明けないが、
その姿を見て「あぁ、もうシャンディには勝てないのだ…」と無意識のうちに悟ってしまっていた。

様々な感情が入り乱れつつもシャンディとの差を少しでも縮めよう、力になれるのは自分しかいないと言い聞かせ
日々鍛錬と任務をこなしていく日々がまた続いた。


そして次に起こる事件がパナシェの中で決定打となり彼女の人間性を狂わせてしまう。
しばらくは虚ろなまでも任務をこなしていたシャンディであったが、シャンディまでも国を抜けたとの報が入る。
まさか、誇り高いエルフであるシャンディにそんなことが、と信じられずにいるが私情と独断で別の軍の護衛に
入るという名目で国を出ていってしまったとのことだ。相次ぐ国抜けに政を司る上層も面子が保てないと両名を
国外追放とし全ての権利を剥奪、再度国に入ることを禁ずると処罰を下すことになる。

その結果、国民は深い事情を知らない中で人間の隊長、シャンディの功績のみが語られることとなり
全ての称号がかすみ、二人は国内でも伝説の存在となることとなってしまった。

自身の追い求める座を無関係の所から奪い、幼い頃から鍛え共に切磋琢磨した仲間をも奪った人間。
更にはそんな自分への恩や友情よりもその男をとったシャンディ、そして永遠に追いつくことなく
伝説となった二人。そんな存在全てが認められず、憎く、許せずパナシェの精神は限界を迎えた。

世界の全てがモノクロに見えるような精神状況の中、さらなる異動が伝えられ、二番隊の隊長は
シャンディの補佐をしていたディーゼルが着くこととなることが知らされた。
もはやその地位に興味など無かったが形式上の挨拶に訪れた際

「なによチビ!邪魔よ!アタシは今、シャンディお姉様を探すことで忙しいの!!!」

と、取り乱すディーゼルの罵声を受け完全なる崩壊を迎えるのであった。
※後日、取り乱したとは言え流石にまずかったとディーゼルは謝罪をしているが既にパナシェにとってはどうでもいいこととなっていた。


明るく人当たりの良い印象は影を潜め、勝つことと相手を下すことのみに執着し対抗するもの全てを
貶め見下す。“自信が勝っている”ということのみを追求し腕を磨く目的も最早代わり果ててしまった。

相手のいない復讐を目下隊としてもライバルである第二騎士隊のディーゼルにぶつけつつ全てを恨み、
全てに認めさせるため今日も修羅の如く目標を討ち取り続ける日々を送るのであった…。



元々魔力の素養が低く、騎士の基本職となるダスクブレード程度の魔法は扱えるがそれ以上にはならなかった。
魔力を補うため、人一倍武器の扱いを学び近接戦闘におけるスキルを磨いて行った。

しかしもう一つ騎士として振りな点がたまたまではあるが身長も低く、
ガタイも小柄で大凡戦士にも向くものではなかった。

しかしパナシェは諦めず、自身のリーチを補うために長物を主として立ち回り小柄さを活かして
戦う戦術を編み出し他の魔法主体の戦闘とは一風異なる戦闘をと得意とするようになる。

元々“力強き者”に送られる「剛力」と“素早き者”の「瞬速」の座に憧れ、目標として来たが
共にシャンディに与えられることとなり、失踪後に次席の話も来たが上記の経緯より蹴っている。
現状隊長クラスでは珍しく一つも称号を持たないがその実力は経験と努力に裏付けされており、
一撃はディーゼルには劣り、守備能力はシャンディに劣ってはいるがそれにおいても彼女独自の
強さと技で汎用性やサポート魔法の組み合わせから匹敵するかそれ以上の戦闘力を有している。

基本はダスクブレードの魔法を薙刀(グレイブ)にのせ闘う。
しかし、彼女の真髄はレンジ外からの突撃に魔法を組み合わせた雷竜の一撃と評される技である。

・雷鳴剣 + エクスペディシャスリトリート・スゥイフト + インヴィジリティ・スゥイフト + 突撃兵
 ⇒ 『我龍刺突剛雷牙(ライトニング・ドラゴンファング)』

森の中でも180f以上の射程から姿を捉えられず僅かな電気の迸りのみを纏い一直線で突き立てられる薙刀は
回避を許さず、気付いた時には絶命しておりあとには雷が落ちたかと思うほどの轟音が響く。
技を見たものは「竜に乗って地を走り、雷を纏う少女をみた…」と証言する。

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