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◆聖カスバート王国の始まり

 エルフの暮らす大陸に、人間が後から入ってきた。
 最初は共存し、エルフから多くを学び、土地を豊かにしていった。

 ある日、傲慢な人間がもっと多くの物を手にしたいと、
 エルフの物を奪った。争いを好まないエルフは、
 大きな心でそれを許すが、人間の欲望に際限は無く
 徐々に人間のみの領地を広げ、他種族を追いやって行った。

 流石に心の広いエルフ達も、自分たちの神聖なる土地を荒らされ、
 人間たちの侵略に抵抗を始める。元よりエルフの伝えた技術、
 猿真似とバカにしていたが人間軍は予想外の強さを誇る。

 人の一生は短いが、その分成長や繁殖力が高く、次々と生み
 出される新技術や魔法、人的物量に押され苦戦を強いられた。

 かつては大陸全てを領地としていたエルフも、残る領地は
 エルフの生まれた土地・神聖なる森と城を残すのみとなる。

 「全てを奪われる前に…。」エルフ族は一丸となり、
 戦況を変えるべく禁断の秘術

 『大召喚《マイ・アダル:イル》』 を実行する。

 君臨せし恐るべき破壊神は大陸中を焼き払う。
 現カスバート大陸にあった殆どの森を焼き払い、
 大地を枯れさせ、山を削った。多くの人間が死に、
 人間軍は総崩れに近い状況まで追い込まれる。

 しかし、既にその力はエルフの知識や技量を持ってしても
 扱える範疇を超え、破壊神は暴走を始めていた。

 望まない破壊を続ける神を止める術をなくしたエルフ。
 そこに一人の勇気ある“人間”が立ち上がり、神聖なるカスバートの
 棍棒を手に、全ての種族を束ね、力を合わせることで破壊神を打ち倒す。

 その者が長く続いた種族間の戦争に終止符を打ち、
 全ての種族をまとめ、聖カスバート王国を建国する。

 そして、そこからこの国の歴史が始まった…

 
             ……――――悠久の時を生きるエルフの語り部

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