(2021年5月度のススメ!シンデレラロード、高峯のあ編第1話・第5話にて登場。のあとはViolet Violenceでユニットを組んでおり、劇中でもViolet Violenceとして共演している)
(控え室) | |
のあ | …………。 |
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つかさ | おはようございます……って、 のあさんもう来てたのか。はえーな。 |
のあ | おはよう、つかさ。 打ち合わせから直行して、早かっただけ。 |
つかさ | お疲れさん。 ところで、難しい顔して何読んでんだ? ……企画書? |
つかさ | おっ、あの雑誌のヤツか! アタシも受けたことあるぜ。 自分で指定すんだよな、写真のシチュエーション。 |
のあ | そう。 次の打ち合わせまでに指定が必要……。 |
つかさ | やったやった!なつかしー。 やりてぇこと多すぎて決めんの大変だったわ。 |
つかさ | のあさんはどんなのにするか、もう決めてんの? |
のあ | 私は……。 |
時子 | ……あら、お揃いね。 勤勉なことだわ。 |
つかさ | おはようございます、時子さん。 あ、そういや時子さんも前に受けてなかったか? この案件。 |
時子 | いきなり落ち着きがないわね……。 あぁ、その企画ね。受けたわよ。 |
時子 | この私が迷うはずなんてないのに、 時間をかけて決めていい、なんて 舐めたことをぬかした編集者は覚えてるわ。 |
時子 | 次は貴方も受けるの? のあ。 |
のあ | ええ。 ……何にするかは、まだ浮かんでいないけれど。 |
つかさ | ま、時子さんは特殊例として、 難しいよな、どう撮らせるかってさ。 |
時子 | 別に簡単なことでしょう。 自分を他人にどう見せたいか、何が望まれているのか。 それを明確化していくだけの作業じゃない。 |
のあ | どう見せたくて、何が望まれているのか……。 |
つかさ | 時間はまだあんだろ? 自己プロデュースの一環だと思って、 いろんなのをじっくり考えてみればいいんじゃね? |
のあ | そうね……。 |
(正面口) | |
のあ | (自己プロデュース…… 己の可能性を引き出し、提示すること。) |
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のあ | (私が今……見せるべき色と輝き……) |
蘭子 | あっ……! |
マキノ | のあさんじゃない。 偶然ね、こんなところで。 |
のあ | ……こんばんは。 貴女たちも、仕事だったの? |
飛鳥 | ああ。 まさか一日の終わりにのあさんに会えるなんて、 いい締めくくりになるね、蘭子。 |
蘭子 | 夕陽に照らされるのあさんも綺麗……。 はっ! ん、んんっ! |
蘭子 | 此度の邂逅、なんという運命の悪戯か。 大いなる蒼銀の女王に、魂の礼拝を。 |
マキノ | ……そうだわ。 お腹も空いたし、いい時間だからご飯に行こうって 話をしていたの。一緒にどう? |
蘭子 | え、ええっ!? のあさんと、食事……!? |
飛鳥 | それはいい考えだね、マキノさん! よければぜひ付き合ってほしい。 悪い想いはさせないと誓おう。 |
のあ | ……そうね。私もちょうど空腹を覚えていたところ。 そちらがいいのなら、同行しましょう。 |
蘭子 | あ、あぅ……! よろしくお願いします……!! |
マキノ | ……ふふっ、これで有益なデータを得られるわね。 |
(店内) | |
マキノ | ……これは、驚きね。 |
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のあ | 早く食べないと、冷めるわよ。 |
蘭子 | 栄養を授けし紐が……紅き泉に沈められてる……。 |
飛鳥 | のあさんは、刺激があるほうがいいのかい? |
のあ | 食事は、刹那の快楽。 より美味しくするのに、強い刺激は不可欠……。 |
マキノ | 極度の辛いもの好き、か。 謎に包まれた高峯のあの深淵の一端、 目撃させてもらったわ……! |
飛鳥 | 流石、のあさんといったところか。 高みに到達するためには、やはりある種の逸脱は 必要不可欠ということだね。 |
蘭子 | …………。 |
蘭子 | カッコいい……! わ、私も辛いのいっぱいかける……! |
飛鳥 | 蘭子!? やめるんだ……! キミがこの領域にたどり着くにはまだ早い……! |
マキノ | 憧れは時に限界を超えさせるもの。 彼女は果たして憧れへ近づけるのか、それとも……。 フフッ、興味深いわ。 |
のあ | …………。 ……ふっ。 |
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