(2020年5月度のススメ!シンデレラロード、成宮由愛編第3話・第5話にて登場。小春とは初共演。)
(セレモニー当日) | |
司会 | えー、それではいよいよ、 アイドルのみなさんが制作した作品のお披露目と参りましょう。 どうぞ! |
---|---|
その言葉と共に、作品に掛かっていた布が取り払われた…… | |
カメラマン | これ……地図か……? すごいな、町のいろんな場所が描いてある……。 |
司会 | それでは、この作品についての説明を…… 今回制作に関わった、成宮由愛ちゃんにお願いしたいと思います。 |
由愛 | は、はい……! えっと……この作品は、今日も見に来てくれてる、 近くの学校の中学生の人たちと一緒に作った絵です。 |
由愛 | でも、この作品は……これで完成じゃないんです。 ここに来た人が、これからも自分や、町のことを描き込んで ……そうやって、みんなで作っていく作品なんです。 |
由愛 | この作品を通して、町の人や、ここに来た人たちが、 学校や町のことを話したり…… いい思い出になったって、また来てほしいなって思います……! |
司会 | ありがとうございました! では、次はアイドルたちによるLIVEを行います! 最初に歌うのは……。 |
由愛 | き、緊張したぁ……。 |
---|---|
聖 | 由愛ちゃん、お疲れさま……! |
小春 | 堂々としていて、かっこよかったです〜♪ |
由愛 | ふたりとも、ありがとう……。 でも……本当に、私が代表でよかったのかな……。 案も、聖ちゃんと小春ちゃんと……3人で考えたのに……。 |
沙紀 | 何言ってるんすか。 アタシは由愛ちゃんが適任だったと思うっすよ。 |
そら | そうそう! 町を描こーってなったときも、 由愛ちんが描いてた絵が参考になったもん! |
清美 | 中学生の彼女の説得も、率先してやってくれましたし。 申し分ないかと! |
由愛 | あの子は……その、放っておけなかったんです。 まるで、昔の私を見ているみたいで……。 でも……。 |
由愛 | みんながそう言ってくれるなら……堂々としたほうが、いいですよね……! |
朋 | ふ〜、歌った歌った! 由愛ちゃん、聖ちゃん、小春ちゃん! スタッフさんが、そろそろLIVEの準備お願いって! |
聖・ 小春・ 由愛 | はい……! はい〜! はい……! |
アートスペースのオープニングセレモニーは、 大成功で幕を閉じた…… |
数日後 | |
由愛 | ……♪ |
---|---|
つかさ | お、由愛たちじゃん、お疲れ。 また何か描いてんの? |
由愛 | お疲れさまです……! アートスペースのお仕事……写真にも撮ったけど、 やっぱり絵に残しておきたかったので……。 |
キャシー | で、あたしと沙織はそれを見ながら、 思い出話をしてたってわけ♪ |
沙織 | 制作してた日だけでもいろいろありましたからね〜。 ペンが足りなくなってスタッフさんと買い出しに行ったり、 町の人からアイスの差し入れをもらったり……。 |
クラリス | それは……まるで、本当に学校行事のようだったのですね。 和気あいあいとした、あたたかい現場だったのでしょう。 |
聖來 | ねぇ、由愛ちゃんが描いた絵も見ていい? ふたりの話聞いてたら、実際に見てみたくなっちゃった! |
由愛 | もちろんです。 こっちの絵と…… この絵は、もう描けたから、手に取って大丈夫ですよ……♪ |
聖來 | どれどれ〜? ……わっ、本当だ! みんな楽しそう! 笑い声まで聞こえてきそうだね。 |
つかさ | どいつもこいつも、いい顔で笑ってる。 ……いい画が作れたな、由愛。 |
由愛 | はい! つかささんたちにも助けてもらって…… みんなの力で、形にできた景色です。 |
小春 | 由愛ちゃん、お待たせしました〜! |
聖 | レッスンルーム、空いたみたい……。 だから、LIVEの練習しよう……? |
由愛 | うん……! 画材を片付けたら、すぐに行くね……! |
由愛 | (スケッチブックに……また一枚、新しい絵。 次は、どんな景色を描けるかな……♪) |
コメントをかく