ススメ！ シンデレラロード 高峯のあ編（第5話） 
（2021年5月度のススメ！シンデレラロード、高峯のあ編第1話・第5話にて登場。のあとはViolet Violenceでユニットを組んでおり、劇中でもViolet Violenceとして共演している）
| （会議室） | |
| 編集者 | 本日はお時間をいただきまして、ありがとうございます。 早速ですが、考えてきていただいた案について、 今後のスケジュール踏まえてお話をさせてください。 |
|---|---|
| のあ | よろしく。 私が考えた案なのだけれど…… |
| P | （お疲れさま） |
|---|---|
| P | いいシチュエーションだと思う。 撮影が楽しみだ。 |
| のあ | ……ありがとう。 |
| （撮影当日） | |
| P | もう少しで撮影開始だから……。 |
|---|---|
| のあ | …………。 |
| P | （今はそっとしておこう） |
| P | （まとまった？） |
|---|---|
| のあ | ええ。 私が魅せるべきもの……輝きは、きっとこれ。 |
| のあ | 見ていてプロデューサー。 夜が……明けるわ。 |
| のあ |  この星々も、街の明かりも、発する輝き自体は変わらない。 ただ、目にする者によって感じる眩しさが違うだけ。 |
|---|---|
| のあ | 私の中の輝き……可能性を、どう見せたらいいか。 どんなフィルターを通せば眩い光になるのか。 わからない……いえ、知るのが怖かった。 |
| のあ | けれど……難しく考える必要はなかったのかもしれない。 どんな私でも受け入れて、輝きを感じてくれる人がいる。 そして私自身、いろいろな輝きを持っていた……。 |
| のあ | だとすれば、私が見せたい光は必ず誰かに届く……。 たとえ一瞬の光だろうと、必ず。 |
| のあ | 今、私は私を解き放って、光とひとつになるわ。 ただ思うがままに。 貴方も……感じるままに、受け止めて。 |
| （ファッションイベント） | |
| 司会者 | ここで本日5組目のゲストをお呼びします！ 高峯のあさん、財前時子さん、桐生つかささんです！ |
|---|---|
| つかさ | よぅ！ みんな、イベント楽しんでるか―！？ |
| 時子 | まったく、想像しくて落ち着きのない空間ね。 そしてそれに見合う、落ち着きのない観客……。 ククッ、それならいっそ、もっとふさわしく盛り上げなさい。 |
| のあ | 光の洪水……圧巻ね。 |
| 観客 | キャー！！ つかさちゃーん！ 時子様ー！ のあさーん！ |
| 司会者 | ご活躍も華々しい皆さんですが、 最近だと高峯さんが掲載された雑誌が話題になって、 重版が決まっていましたね！ |
| つかさ | アタシも雑誌買ったけど、めっちゃカッコよかったわ。 みんなもそう思うだろ？ |
| 観客 | カッコよかった！ 綺麗だったよー！ |
| 時子 | 悩んでいたにしては、いい表情だったわね。 貴方らしさもあって……悪くなかったんじゃない？ |
| 司会者 | 確か、撮影シチュエーションはご自身で 決められるんですよね。 高峯さんは、そんなにお悩みに？ |
| のあ | ……生半可なものは、見せられないから。 |
| つかさ | 言葉通り、最高の一枚だったぜ。 |
| 司会者 | ええ、本当に。 もしよかったら、企画の選定意図や、 撮影時の想いなどお聞かせいただきたいです！ |
| のあ | ……全ては、写真の中に収めてきたわ。 だから、あの写真を見て貴方たちが感じたものが、 私が込めた想い。 |
| のあ | ひとつ言うなら……光を見出してくれたなら、嬉しい。 |
| 時子 | 多くを語るのは愚民の証。 読み取れないものは振り落とすくらいがちょうどいいのよ。 フンッ、わかってるじゃない。 |
| つかさ | ハハッ、いいねぇ！ すげぇクールだよ、それ！ |
| 司会者 | なるほど、ありがとうございます！ それでは、ここからは歌で盛りあげていただきましょう！ スタンバイお願いします！ |
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