GURPSよろず - 能動防御判定

目次

ベーシックセット』第11章「戦闘」の「防御」より。
防御判定」(Defense Roll)は「能動防御の判定」(Active Defense Rolls)とほぼ同義語と見なしてよい。

能動防御判定(ACTIVE DEFENSE ROLLS)

能動防御(Active Defense)
能動防御判定(Active Defense Rolls)
能動防御修正(Active Defense Modifiers)

 防御側はサイコロを3個振って選んだ「能動防御」の値として比較します。もし出目が能動防御の値と同じかより小さければ、攻撃よけた/受けた/止めたことになります。そうでなけれが防御は効果がなく、攻撃は命中します。その場合ダメージを判定します。
 能動防御判定は出目が3か4なら必ず成功します――例え目標値が1や2であってもです! 17と18の出目は必ず失敗です。
 もし攻撃クリティカル命中したのであれば、防御判定を行なえません。

修正

 能動防御判定にはいくつかの修正があります。そのうちのいくらかについては以下の説明を見てください。「能動防御修正」(Active Defense Modifiers)参照。
負傷と能動防御(Injury and Active Defenses) B353P/2B33P
 朦朧状態であれば、すべての能動防御に-4されます。反面、能動防御衝撃によるペナルティを受けません。朦朧状態と衝撃については、詳しくは「負傷の影響」を見てください。

盾と防御ボーナス(Shields and Defense Bonus) B353P/2B33P
防御ボーナスDB) (Defense Bonus)

 もし準備状態を構えていれば、正面またはを持っている側からの攻撃に対しては、防御ボーナスDB)をすべてのよけ/受け/止めに加えます。
 スモール・シールドライト・クローク、ほとんどの即席のについては防御ボーナス1点になります。ミディアム・シールドヘビー・クロークならDB3です。≪≫の呪文DBは1〜4と変動します。
 DB能動防御判定に加えるのは、白兵攻撃手投げ武器/人力射撃武器による攻撃の場合です――火器からの攻撃に加えてはいけません(ただしGMが追加ルールの「盾へのダメージ」を用いている場合を除きます)。

後退・伏せる(Retreating and Dropping Prone) B353P/2B33P
後退(Retreat)
伏せる(Dropping Prone)

 状況によっては、後ろに下がったり地面に伏せたりすることでよけ受け止めにボーナスを得られることがあります。「能動防御のオプション」(Active Defense Options)を参照してください。

主な能動防御

能動防御のオプション(Active Defense Options) B355P/2B35P

能動防御のオプション(Active Defense Options)
後退(Retreat)
伏せる(Dropping Prone)/伏せてよける(Dodge and Drop)

関連

ベーシックセット』第11章「戦闘