基本情報


略歴

レヴァイア王国出身のラグライナ帝国将軍、リンデは幼名で戦場においては「紅い死神」と呼ばれた。
18歳の時、レヴァイア王国がラグライナ帝国の属国となるが、この時多くのレヴァイア出身者が新たな可能性に挑戦する為帝都ラグライナへ移住する。
彼女もその一人で、士官学校を経て幾度かの部隊指揮、実戦を経験した後、正式に帝国軍第13部隊の指揮官に任命される。
この部隊は紅い三日月と血の十文字を旗印とし、「紅い死神」の異名はここから来た。
その名に恥じることなく、1253年モンレッドの戦い、1255年フェルグリアの戦い、1256年第3次モンレッドの戦いクァル・アヴェリの戦いといった激戦に参戦し、常に最前線に出て戦功を上げる。
しかし、ノスティーライナの戦いにおいて、共和国首都ガイ・アヴェリへの進軍中に奇襲を受け、味方を後退させる為自ら殿軍を務めて戦死を遂げた。

その際、僅かな手勢のみでラヴェリアゲイルカオスの三人率いる奇襲部隊を食い止めており、自分の後ろには兵士を尽く通さなかったことから、ラヴェリアをして「紅い死神のせいで大魚を逸した」と言わしめた。

人物

  • 気風のいい姐御肌。ただし、戦闘狂的な部分、レヴァイア王国出身ということもあり、一部の帝国将軍、文官にはかなり危険視されていた。別の隊の味方にすら疎まれることはあったが、自分の部下はその強さに惹かれて良くついてきた模様。
  • 信念は「味方を殺してでも生き残れ」。これは生を意識するな、意識すれば必ず死ぬ。という意味で当人が使っていた言葉だが、それが間違って伝わったために恐れられる存在になった。
  • 共和国戦線に来たアリサと仲が良く、よく部隊訓練を一緒にしていたらしい。彼女にとってアリサは妹のような感覚で自然に接せられる数少ない人物だったようだ。
  • 隻眼(右目が斬られている)にもかかわらず、女性とは思えない臂力で武器を軽々と扱ったり、雷の法術を使うことから単独戦闘能力が非常に高かった。そこに目をつけられ将軍へと抜擢されたと言われている。部隊指揮に関しても高レベルの知識を持ち、戦闘部隊長としては優秀な存在だったと史書には書かれている。

関連項目

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