基本情報


略歴

グラスシードの実の妹。
戦争を嫌い、その戦いを己の出世に利用する兄をも嫌う。
それでも兄に付き従い、ライラックの戦いシグリア攻略戦を戦い抜く。
シグリアの都が完全に帝国領土となったことを内外に知らしめるため改名すると提案されたとき、リーナがクルーディア帝国二代目皇帝にして、名君だったカシルスの名をとって、カシルスの都と提案、これが採用された。
その後、クルーディア帝国とサムルトン国が連合軍を組みリアムス国に遠征を開始、ランドヴァルク作戦が実施され、ルーニアの戦いドゥカースの戦いグラウスの戦い牙谷の戦いサムルトン遠征と連戦する。
戦乱の中、苦楽を共にすることでようやくグラスシードとの間に兄妹の信頼が生まれかけていたリーナだったが、カオスクラウンの戦いで目の前でシルフィを失ったことにより、心を閉ざしてしまう。
兄の戴冠式の直前、姉を失った全ての元凶はグラスシードの野心であると彼の背中を刺した。

リーナとの関係修復は不可能と思ったグラスシードは、政略結婚を画策し、リーナをルスタル帝国の皇太子の元へと送り出した。
それから10年、グラスシードは領土拡大のため西へと兵を進めるが、数年にわたる戦いの末に挫折し失意のうちに病にかかり世を去った。
グラスシードには子供がいなかったため、その後のクルーディア帝国は内乱状態となる。
このとき、ルスタル帝国后妃となっていたグラスシード唯一の血族となるリーナは、「血」の繋がりを主張して、自らの息子をクルーディア帝国の跡継ぎとする。
更に、息子と夫を操り、六柱将の六国をルスタル帝国の手で統合させることに成功し、皮肉にも統一国家建国の母となる。

人物


関連項目

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