ガンダムエピオンのTV版での姿。
EW版はこちら。
※旧キットで1/144、1/100共に存在するが、容姿的にはこちら(特記事項参照)。
OZ(トレーズ派)の決闘用MS(小説版のゼクスの言動が由来)。
そしてガンダムシリーズでも珍しい兵器ではないモビルスーツでもある。
機体名の「エピオン」とは、ギリシア語で「次の」「次世代の」という意味を持つ。
・アビリティレベル
ファイティングアビリティ(格闘戦能力):160
ウェポンズアビリティ(火力):140
スピードアビリティ(機動性、瞬発力など):160
パワーアビリティ(機体の駆動力、出力):150
アーマードアビリティ(装甲強度):140
幽閉された元OZ総帥であるトレーズ・クシュリナーダ(以下閣下と表記、ちなみに本機の形式番号は自身の名前になっている)が戦う行為の意義を確かめるために秘密裏に製作した機体。
すべての兵士の勝者と敗者に祝福を与えるべく生まれたモノであり、その中でも屈強で純粋な戦士・・・MSの象徴でもあるガンダムタイプをモデルとしている。
「オペレーション・メテオにおける5機のガンダムやトールギスを参考としているが、外見や後述の変形機能からガンダム01が最も参考になっている模様。
来歴や設計思想の詳細を知りたい人はW本編34話「その名はエピオン」を視聴しよう。
最大の特徴は、設計者でもある閣下の「騎士道精神」に則り、内蔵・手持ちなどあらゆる火器、飛び道具(バルカン砲すらない)を持っておらず(流石に徒手空拳ではないが)、完全近接戦闘に主軸をおいた設計となっていることである。
閣下の理想とする戦士としての信念・生き様を具現化するための象徴であったと言える。
また、本機に乗って戦った場合、閣下曰く勝者となってはならないという。理由は下記。
本ゲームでミッションやネットワークマッチングモードでは勝った場合「大勝利」or「勝利」と表記されるので矛盾の塊と取れなくもない。
(かといって負けてばかりいればこちらが堪ったものではないので深く考えない方が良いだろう)
※ここで言う勝者と敗者とは勝者は「ゼロシステムに呑まれてなすがままに戦闘に勝利した心弱き者」のことを指し、「敗者」とは単に戦いに敗れた者のことではなく、どんな苦境になっても決して諦めず孤独なまでに一人になろうとも己の意思で未来を切り開く者のことを指す。
そして閣下のなりたかったものである。歯科医ではない。念のため。
上記のように接近戦専用の武装しか持たず、クロスボーン・ガンダム以上にピーキーな仕様だが、基本性能はウイングガンダムゼロ(以下、ゼロ)と同等であり、近接戦闘能力は当代随一である。
※あちらは内蔵火器を含めて飛び道具を持っている(バスターガンやビームサーベル兼ビームガン、バルカン砲など)
また足を二本の首に見立てて、双頭の飛龍のような状態になる変形機能を備えている(変形プロセスはこの機体とほぼ同一)。
この形態は純粋な移動用形態とされているが、ゲームによってはヒートロッドで無理やり攻撃したり、体当たりしていた。
武装は有線式での機体ジェネレーター直結で出力の可変調整が可能な大型ビームソード、シールドに装備されたヒートロッド(鞭)、飛行形態のランディングギア代わりに腕部に装備されたクローのみである。
後に、ホワイトファングによってバルカンが設置されたという説がある(週刊ガンダム パーフェクトファイルのエピオンのページより。最終回での最終決戦時リーブラ艦内でのワンシーンが根拠。ただし、艦内の防衛システム説もあるため詳細は不明)。
機体の管制システムとしては、パイロットの「迷い」を打ち消して「純粋な兵士」として未来へ導く「エピオンシステム」なるものを搭載している。
ただし迷いや乱れた心で操縦するなら最悪暴走する危険なシステムであり、ゼロの「ゼロシステム」と事実上同じものである。
※本ゲームにおいて、覚醒・「ゼロシステム」が本機でも発動するのはこのため
ちなみに初めて本機を使って実戦で戦った人は当然の如く暴走し、こういう結論を下した。
閣下の薦めで本機を託された(前の搭乗機は膝を痛めたためルクセンブルグにポイ捨て)ヒイロ・ユイは、現在地でもあるルクセンブルグ基地に襲いかかるOZ財団派とそこを守ろうとするOZトレーズ派の戦いに介入。
上記の如く敵味方問わずビームソードで斬って斬って斬りまくった。
その結果システムに踊らされ、衰弱したもののパイロットともども北欧サンクキングダムに渡る。
王国死守の為に出撃し市街地を護る本隊と別れ、山岳の森林地帯を単機で死守し、王国崩壊後も単機でビルゴ相手に無双していた。
そしてそれを攻める第42MD空挺師団を殲滅するなど圧倒的な戦闘力を見せ、その際にヒイロは完全にエピオンに操られていた。
その後王国を護るために二足遅れで王国(跡)に到着したゼクス・マーキスのゼロと交戦。
主人公操るライバル機とライバルが操る主人公機というガンダム史上珍しい取り合わせとなった。
しかし、ゼロシステムに操られた両者のこの戦いに意味はまったくなかった(両者とも本来はサンクキングダムを護るために戦っていたため)。
当初はゼクスも取りあわなかったが、純粋な戦士としての決着をつけるべく戦いに応じることになった(ゼクスがシステムに呑まれた)。
結局互いの先読みの為にゼロシステム同士の代理戦闘は両方のシステムがオーバーフローした結果、両機とも機体不全をきたしてしまったため、勝負は水入りとなった。
その後両者は機体を交換し、本機はゼクス改めミリアルド・ピースクラフトがパイロットとなった。
戦いの後、戦う意義を見失った搭乗者ともども北欧某所を流離っていたが、コロニー革命闘士・ホワイトファングの幹部であるカーンズにスカウトされ、同組織のリーダー機となり、コロニーに迫る脅威(宇宙要塞バルジなど)を排除して回った。
最終的に「地球の排除」を標榜し、ゼロとの決戦に至るのであった。
最終回でゼロとの戦いで左腕を失い、決闘に敗れはしたものの、地球を救うべくリーブラの動力炉を破壊しようにも自爆装置しか残っておらず、立ち竦むゼロの前に現れ、ミリアルドの専用必殺台詞を放って次世代の人々への希望を託しながらも自分の生き様を全うすべく動力炉を破壊、その爆発の閃光の中へと消えて行った。
EWでゼクスは生存しているものの、本機がどうなったのかは明らかになっていないが、その後を描いた小説によれば某所で保管されているらしい。
ガンダムビルドファイターズの第11話では、ライナー・チョマー率いるリカルド・フェリーニに彼女を寝取られた被害者の皆さんの中に、本機の改造機ドラグ・エピオン(仮)が登場。
(助監督、角田一樹氏による命名で正確には公式ではないので(仮))
配色をドラゴンガンダムに似た配色と、同機のドラゴンクローをつま先に移植しているのが特徴で、龍の口からビームも撃てるようになっており、スタビル相手に善戦(機動力の差で翻弄)するほどモブ機体の中では一際活躍していた(余所見さえしなければ…)。
ちなみに偶然?にもエピオン(EW版)初収録の鉄血の4弾では実装済の被害者の皆さんが全員収録されている(先のリンクに無いゲンガオゾ(ザンスカール帝国)、バンデッド(ムーンレイス)は未参戦)。
上位演出技:ナイト・オブ・スピリット
MA形態で相手に接近し、目の前でMS形態に戻るとヒートロッドで相手を一閃。
頭上にビームソードを構え、最大出力で発振してから相手に袈裟斬りを見舞う。
トドメ演出なし。
モーションはほぼEW版と同一。
唯一の違いはMA形態で接近する際の爪先の開閉のみ(EW版は飛龍の口に開閉機能が追加されている)。
ガードタイミングは袈裟斬りの瞬間だが、ビームソードを構えてから斬りかかるまでの間隔が案外短いので受ける場合は注意。
EW版はこちら。
TK5-023 | M | タイプ | ガンナー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 2200 | アタック 2400 | スピード 4000 | |||
必殺技 | ナイト・オブ・スピリット | 4600 | コスト | 5 | MSアビリティ | 速烈 |
適性 | 宇宙◎ | 地上○ | 水中▲ | 森林○ | 砂漠▲ | |
通常武器 | 不明 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | ミリアルド・ピースクラフト ゼクス・マーキス ゼクス・マーキス(EWバージョン)(OA2弾〜) ヒイロ・ユイ(VS2弾〜) ヒイロ・ユイ(EWバージョン)(VS2弾〜) カミーユ・ビダン&ヒイロ・ユイ(プレバン限定バインダー〜) | |
備考 | 決闘用MS、漫画版の原典たる姿がMで参戦。ステータス合計値は8600。 性能としては、全カードの中でも、最速の部類の速烈であり、素のスピードはZ4弾Rギャンなどと同数値の4000。ただしガンダム系+宇宙◎の適正で総合的なスピードはこちらに分があり、後弾ゆえに必殺の燃費も圧倒的にこちらが上である。しかしEW版では持て余すほどだったアタックがそのままスピードに転化した格好なので、火力に大幅な不安を抱える為、火力方面の補強とLv上昇によるアビリティLv・クリティカル効果の上昇はある程度必携と言える。 パイロットとしては専用パイロットの前弾Pミリアルドだとアタック補正が高いがスキルの防御無視が速烈の効果と半分被ってしまっているのが難点。一方でCのゼクスだと高いスピードのスピバかつ、ガンダム系なら更にスピードが向上するが、それだけで火力に全く期待できないなど、不安点はある。 VS1弾までは専用機にならなかったが、VS2弾より晴れて専用機補正の入るためゼロと同じ感覚で使えるので雰囲気重視で最初に搭乗したZ3弾P・BG5弾Mヒイロなどを乗せてみるのもよいだろう。どちらもアタックアップスキルを持っているので火力を高められる。後に登場した繚乱3弾Pヒイロは単機ロックオンと条件が厳しいが攻撃するごとにアタックとスピードが30%アップとかなりの好相性なので持っていれば是非組み合わせてやりたい。 他のパイロットであればB4弾Mレイジや鉄血1弾Mアムロなど、アタック補正の高いクリ確スキル持ちスピバや鉄血4弾PモンタークやB6弾Pセイ&レイジなど、必殺特化できるアタバを載せるのも手。 そして、格闘戦用の機体ながらに、タイプはガンナーなので、定番のB2弾Pロックオン、BG2弾Pアイーダで超火力を引き出すのもいいだろう。黒獅子道場の先頭に立つことも可能なので、アタックを強化しておきたい。 |
TKR4-083 | CP | タイプ | アタッカー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 1600 | アタック 3200 | スピード 3600 | |||
必殺技 | ナイト・オブ・スピリット | 4700 | コスト | 5 | MSアビリティ | 闘気 |
適性 | 宇宙◎ | 地上○ | 水中▲ | 森林○ | 砂漠▲ | |
通常武器 | 打撃 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | ミリアルド・ピースクラフト ゼクス・マーキス ゼクス・マーキス(EWバージョン)(OA2弾〜) ヒイロ・ユイ(VS2弾〜) ヒイロ・ユイ(EWバージョン)(VS2弾〜) カミーユ・ビダン&ヒイロ・ユイ(プレバン限定バインダー〜) | |
ボーナス | 太字の専用パイロットを搭乗させると必殺技の専用補正威力+500の代わりに威力+1000 ドラマチッククエストモード(TKR4弾)で上記の組み合わせで使用すると+2000 専用パイロットを搭乗させると必殺技時キャラカットインが挿入 | |||||
備考 | 宿命の好敵手CPの一枚。ステータス合計値は8400。 ライバルであるゼロと同じく速攻型配分でこちらは闘気持ち。前回のMと用途は被ってしまうが、アタッカーでより火力に優れたこちらとガンナーでスピードに優れるM版と使い分けするのがいいだろう。丁度タイプも違うのでコンビネーションを狙う場合にも役立つ。共通する欠点となった低耐久はあえて無視して使った方がうまく立ち回れるだろう。 パイロット候補としては専用パイロットのミリアルドはカードが少ないがどれもスピード・アタックに寄ったステ配分でこのカードとの相性がよく、無難に活躍出来るか。ただ、本弾Rはアシストスキルなので、その辺は要注意。 手軽な所では繚乱1弾R版が便利だが、スキルの発動条件がHP半分以下で非常に発動しにくくなるのが難点。用意出来るなら鉄4弾Pでもいいが、こちらもスキルが単機ロックで防御0なので防御効果無視+基礎防御力0+決闘ボーナス+アタックバースト+強化された専用機補正になるので、勝負どころでの火力は頼りになる。クリ確殺しが相手ならなおさらである。 上記M版でも記述しているが排出当時は専用パイロットでは無かったが、VS2弾より専用パイロット補正が付いたヒイロもスピードバーストや高スピード補正のアタバなどのカードが多い為、相性よく使いやすい。特に元から低いコストをさらに下げられる上にスピード補正とアタック補正が高めなZ3弾Pがお勧め。ガンダムW以外のパイロットならアタッカーということでBG6弾CPアレルヤ。B8弾Mキンケドゥは勿論、本弾M2期昭弘が主な候補に入る。無論各種クリ確のB4弾MレイジやB6弾Mユウ、鉄1弾MCCAアムロ、鉄2弾M白リディ、繚乱1弾Mジュリエッタといったクリ確パイロットなど。コストの低さからBG3弾Pセカイや鉄2弾Pカミーユも使いやすい。 証言者はディアナ様。うっかり中の人ネタが飛んでいる。 |
TKR5-010 | C | タイプ | ディフェンダー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 2500 | アタック 2400 | スピード 1600 | |||
必殺技 | ナイト・オブ・スピリット | 4700 | コスト | 6 | ||
Hアビリティ | 変形 | 変形発動時武器属性 | 打撃 | |||
適性 | 宇宙◎ | 地上○ | 水中▲ | 森林○ | 砂漠▲ | |
通常武器 | 打撃 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | ミリアルド・ピースクラフト ゼクス・マーキス ゼクス・マーキス(EWバージョン)(OA2弾〜) ヒイロ・ユイ(VS2弾〜) ヒイロ・ユイ(EWバージョン)(VS2弾〜) カミーユ・ビダン&ヒイロ・ユイ(プレバン限定バインダー〜) | |
備考 | TV版も変形持ちで登場。EW版のPと異なり緑での排出。 イラストは変形完了後の決めポーズから。このイラストの時点ではパイロットはまだヒイロが乗っている。 |
VS2-017 | M | タイプ | ガンナー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 5100 | アタック 2900 | スピード 1200 | |||
必殺技 | ナイト・オブ・スピリット | 4900 | コスト | 5 | MSアビリティ | 逆襲 |
適性 | 宇宙◎ | 地上○ | 水中▲ | 森林○ | 砂漠▲ | |
通常武器 | 不明 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | ミリアルド・ピースクラフト ゼクス・マーキス ゼクス・マーキス(EWバージョン)(OA2弾〜) ヒイロ・ユイ ヒイロ・ユイ(EWバージョン) カミーユ・ビダン&ヒイロ・ユイ(プレバン限定バインダー〜) | |
備考 | W勢ぞろい弾にて、M再昇格。ステータス合計値は9200。 HPが高くスピードが低いいわゆる重量型で、アビリティは逆襲。使いやすい機体となっているが、スピードが低すぎる為ダメージを受けすぎないように注意したい。 ゼロシステム対応機体なので、専用の同弾Pゼクス&Rミリアルドに、専用ではないがゼロシステム持ちのトロワで耐える戦い方が良いだろう。トロワだと、後攻になりやすくスキルが発動すれば反撃系も怖くないので安心できるが、どのカードもスピードが低いので闘気+ディフェンスバースト封じで1撃撃破される可能性は頭に入れておきたい。 それ以外だと、HPがTKR5弾Mパーフェクトカウルより100多く現段階では最高値なので、過去弾高レアだが繚乱3弾Mプルツーや繚乱5弾CPラフタあたりの、低HP高スピードのディフェンスバーストと組ませるのもありだろう。アタックゲージブーストのスピードが最低でもクイックまでなのも利点と言ってもいいだろう。 |
EB2-020 | C | タイプ | ディフェンダー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 3000 | アタック 3000 | スピード 1600 | |||
必殺技 | ナイト・オブ・スピリット | 4600 | コスト | 4 | ||
Hアビリティ | 変形 | 変形発動時武器属性 | 打撃 | |||
適性 | 宇宙◎ | 地上○ | 水中▲ | 森林○ | 砂漠▲ | |
通常武器 | 打撃 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | ミリアルド・ピースクラフト ゼクス・マーキス ゼクス・マーキス(EWバージョン) ヒイロ・ユイ ヒイロ・ユイ(EWバージョン) カミーユ・ビダン&ヒイロ・ユイ | |
ヴァリアブル効果 | - | |||||
ACE効果 | - | |||||
備考 | 単独では2年2ヶ月ぶりに登場。 HPとアタックが同数値のステータスで、アビリティは変形。ステータスから、不発したら耐える使い方となる。 EB2弾内は、EX覚醒:ゼロシステム持ちパイロットは高レアに集中するので、DW1弾の低レアを頼るといいか。あるいはOA2弾MEW版トロワでダメージを増やすのもあり。 |
※旧キットで1/144、1/100共に存在するが、容姿的にはこちら(特記事項参照)。
登場作品 | 新機動戦記ガンダムW | |
---|---|---|
開発系統 | OZ(成長傾向:クリティカル重視型) | |
その他特殊系統 | ガンダム系 | |
格闘武器 | 大型ビーム・ソード | 打撃 |
射撃武器 | ヒートロッド | ? |
ディフェンダー | 通常武器:格闘武器 | |
変形 | MA形態に変形 体当たりを行う | 打撃 |
ビルドMS | TK6弾(バトルアリーナモードでゲストチャレンジャーとして登場) | |
証言 | ||
特記事項 | ゼロシステム対応機体(VS2弾〜) EW版も別に存在。EW版とはすべてのモーションが同一であり、赤い機体ではない。 EW版に1弾遅れて参戦したのだがSEC収録でもないのにも関わらず、公式のTK5弾の新規参戦MS紹介の中に載っていなかったという悲しい扱いであった。 ちなみに本ゲーム内での容姿は翼の表面にスラスターが存在することからROBOT魂版アレンジの姿に近い(TK5弾Mのイラストには無い)。 劇中ではヒイロが最初に搭乗したが、専用機補正はVS2弾までは付かなかった(EWバージョンはVS2弾でも付かない)。 |
OZ(トレーズ派)の決闘用MS(小説版のゼクスの言動が由来)。
そしてガンダムシリーズでも珍しい兵器ではないモビルスーツでもある。
機体名の「エピオン」とは、ギリシア語で「次の」「次世代の」という意味を持つ。
・アビリティレベル
ファイティングアビリティ(格闘戦能力):160
ウェポンズアビリティ(火力):140
スピードアビリティ(機動性、瞬発力など):160
パワーアビリティ(機体の駆動力、出力):150
アーマードアビリティ(装甲強度):140
幽閉された元OZ総帥であるトレーズ・クシュリナーダ(以下閣下と表記、ちなみに本機の形式番号は自身の名前になっている)が戦う行為の意義を確かめるために秘密裏に製作した機体。
すべての兵士の勝者と敗者に祝福を与えるべく生まれたモノであり、その中でも屈強で純粋な戦士・・・MSの象徴でもあるガンダムタイプをモデルとしている。
「オペレーション・メテオにおける5機のガンダムやトールギスを参考としているが、外見や後述の変形機能からガンダム01が最も参考になっている模様。
来歴や設計思想の詳細を知りたい人はW本編34話「その名はエピオン」を視聴しよう。
最大の特徴は、設計者でもある閣下の「騎士道精神」に則り、内蔵・手持ちなどあらゆる火器、飛び道具(バルカン砲すらない)を持っておらず(流石に徒手空拳ではないが)、完全近接戦闘に主軸をおいた設計となっていることである。
閣下の理想とする戦士としての信念・生き様を具現化するための象徴であったと言える。
また、本機に乗って戦った場合、閣下曰く勝者となってはならないという。理由は下記。
本ゲームでミッションやネットワークマッチングモードでは勝った場合「大勝利」or「勝利」と表記されるので矛盾の塊と取れなくもない。
(かといって負けてばかりいればこちらが堪ったものではないので深く考えない方が良いだろう)
※ここで言う勝者と敗者とは勝者は「ゼロシステムに呑まれてなすがままに戦闘に勝利した心弱き者」のことを指し、「敗者」とは単に戦いに敗れた者のことではなく、どんな苦境になっても決して諦めず孤独なまでに一人になろうとも己の意思で未来を切り開く者のことを指す。
そして閣下のなりたかったものである。
上記のように接近戦専用の武装しか持たず、クロスボーン・ガンダム以上にピーキーな仕様だが、基本性能はウイングガンダムゼロ(以下、ゼロ)と同等であり、近接戦闘能力は当代随一である。
※あちらは内蔵火器を含めて飛び道具を持っている(バスターガンやビームサーベル兼ビームガン、バルカン砲など)
また足を二本の首に見立てて、双頭の飛龍のような状態になる変形機能を備えている(変形プロセスはこの機体とほぼ同一)。
この形態は純粋な移動用形態とされているが、ゲームによってはヒートロッドで無理やり攻撃したり、体当たりしていた。
武装は有線式での機体ジェネレーター直結で出力の可変調整が可能な大型ビームソード、シールドに装備されたヒートロッド(鞭)、飛行形態のランディングギア代わりに腕部に装備されたクローのみである。
後に、ホワイトファングによってバルカンが設置されたという説がある(週刊ガンダム パーフェクトファイルのエピオンのページより。最終回での最終決戦時リーブラ艦内でのワンシーンが根拠。ただし、艦内の防衛システム説もあるため詳細は不明)。
機体の管制システムとしては、パイロットの「迷い」を打ち消して「純粋な兵士」として未来へ導く「エピオンシステム」なるものを搭載している。
ただし迷いや乱れた心で操縦するなら最悪暴走する危険なシステムであり、ゼロの「ゼロシステム」と事実上同じものである。
※本ゲームにおいて、覚醒・「ゼロシステム」が本機でも発動するのはこのため
ちなみに初めて本機を使って実戦で戦った人は当然の如く暴走し、こういう結論を下した。
閣下の薦めで本機を託された(前の搭乗機は膝を痛めたためルクセンブルグにポイ捨て)ヒイロ・ユイは、現在地でもあるルクセンブルグ基地に襲いかかるOZ財団派とそこを守ろうとするOZトレーズ派の戦いに介入。
上記の如く敵味方問わずビームソードで斬って斬って斬りまくった。
その結果システムに踊らされ、衰弱したもののパイロットともども北欧サンクキングダムに渡る。
王国死守の為に出撃し市街地を護る本隊と別れ、山岳の森林地帯を単機で死守し、王国崩壊後も単機でビルゴ相手に無双していた。
そしてそれを攻める第42MD空挺師団を殲滅するなど圧倒的な戦闘力を見せ、その際にヒイロは完全にエピオンに操られていた。
その後王国を護るために二足遅れで王国(跡)に到着したゼクス・マーキスのゼロと交戦。
主人公操るライバル機とライバルが操る主人公機というガンダム史上珍しい取り合わせとなった。
しかし、ゼロシステムに操られた両者のこの戦いに意味はまったくなかった(両者とも本来はサンクキングダムを護るために戦っていたため)。
当初はゼクスも取りあわなかったが、純粋な戦士としての決着をつけるべく戦いに応じることになった(ゼクスがシステムに呑まれた)。
結局互いの先読みの為にゼロシステム同士の代理戦闘は両方のシステムがオーバーフローした結果、両機とも機体不全をきたしてしまったため、勝負は水入りとなった。
その後両者は機体を交換し、本機はゼクス改めミリアルド・ピースクラフトがパイロットとなった。
戦いの後、戦う意義を見失った搭乗者ともども北欧某所を流離っていたが、コロニー革命闘士・ホワイトファングの幹部であるカーンズにスカウトされ、同組織のリーダー機となり、コロニーに迫る脅威(宇宙要塞バルジなど)を排除して回った。
最終的に「地球の排除」を標榜し、ゼロとの決戦に至るのであった。
最終回でゼロとの戦いで左腕を失い、決闘に敗れはしたものの、地球を救うべくリーブラの動力炉を破壊しようにも自爆装置しか残っておらず、立ち竦むゼロの前に現れ、ミリアルドの専用必殺台詞を放って次世代の人々への希望を託しながらも自分の生き様を全うすべく動力炉を破壊、その爆発の閃光の中へと消えて行った。
EWでゼクスは生存しているものの、本機がどうなったのかは明らかになっていないが、その後を描いた小説によれば某所で保管されているらしい。
ガンダムビルドファイターズの第11話では、ライナー・チョマー率いるリカルド・フェリーニに彼女を寝取られた被害者の皆さんの中に、本機の改造機ドラグ・エピオン(仮)が登場。
(助監督、角田一樹氏による命名で正確には公式ではないので(仮))
配色をドラゴンガンダムに似た配色と、同機のドラゴンクローをつま先に移植しているのが特徴で、龍の口からビームも撃てるようになっており、スタビル相手に善戦(機動力の差で翻弄)するほどモブ機体の中では一際活躍していた(余所見さえしなければ…)。
ちなみに偶然?にもエピオン(EW版)初収録の鉄血の4弾では実装済の被害者の皆さんが全員収録されている(先のリンクに無いゲンガオゾ(ザンスカール帝国)、バンデッド(ムーンレイス)は未参戦)。
上位演出技:ナイト・オブ・スピリット
MA形態で相手に接近し、目の前でMS形態に戻るとヒートロッドで相手を一閃。
頭上にビームソードを構え、最大出力で発振してから相手に袈裟斬りを見舞う。
トドメ演出なし。
モーションはほぼEW版と同一。
唯一の違いはMA形態で接近する際の爪先の開閉のみ(EW版は飛龍の口に開閉機能が追加されている)。
ガードタイミングは袈裟斬りの瞬間だが、ビームソードを構えてから斬りかかるまでの間隔が案外短いので受ける場合は注意。