架空国家を作ろう　2.5世界線

『ハウテン』は、ソト語で『金がある場所』を意味する。
南部アフリカ共同体加盟国。様々な民族民族が集まる多民族国家である。
行政府はプレトリア、立法府はヨハネスブルグにある。
南部アフリカにある内陸国であり、面積は17,010 km²。国土の大半はハイベルト台地と呼ばれる丘陵地帯に位置している。
北にレボワ人民共和国?、東にンデベレ人民共和国、南東にズールー人民共和国、南にレソト王国、西にツワナ人民共和国と接する。
旧称はトランスヴァール共和国。

紀元前数千年ごろから、コイサン系民族のコイコイ人が居住するようになった。
また、4世紀頃からバントゥー系諸民族が南下し、現在のハウテンに定住した。

1830年代より、英領ケープ植民地のオランダ系移民のボーア人が、イギリス統治への反発などから、内陸へ集団移動をした。その結果、トランスヴァールにボーア人が拠点を築いた。ケープ植民地との闘争を経て、1852年にサンド・リバー協定が成立し、トランスヴァール共和国が成立した。
独立後の課題の一つに、内陸国で海への出口を持たないことがあった。そのため勢力拡大を図ったが、イギリスの圧力により実現しなかった。1877年、一時的にイギリスによって併合されるが、ボーア人は抵抗を続け1881年のプレトリア協定で独立を回復させた

1927年、周辺国がスラ連邦に加盟する中、トランスヴァール人民共和国も加盟。トランスヴァール人民共和国初代大統領にヤン・スマッツが選出された。

ヤン・スマッツはトランスヴァールの政権を握ると、スマッツは南部アフリカ4か国での合同を提唱し、各共和国も賛同。1921年に南アフリカ人民れわ共和国が成立し、ヤン・スマッツが政権を握った。
当初から、人種間差別を擁護する姿勢をとり、1923年には、都市のはずれに黒人隔離行政区を建設し、黒人を都市から一掃する措置を首相として講じた。
しかし、これを不快に思った各共和国は分裂し、1927年に南アフリカ人民連邦共和国が解体されると、再びトランスヴァールの首相に戻った。
第二次世界大戦後、スマッツは南アフリカの全ての隔離政策を放棄することを支持していた。しかしながら、スマッツが提案を実行する前に彼は1948年に選挙に破れ首相の座を降りた。

1948年の選挙により、フラン・エカルラートが当選した。
エカルラートは、フランス系であったが、黒人分離政策を支持したことにより、アフリカーナーの支持を受けた。
1949年に黒人の選挙権が停止されると、1950年に黒人隔離政策を成立された。
国内外からエカルラートは非難されたが、政策を実行した。
エカルラートは経済的には、鉱山開発や工業化を進め、ハウテンは発展を遂げた。