子の七光り
ばななが小説を書き、賞を貰ったりしたおかげで、吉本隆明てのはウサン臭え野郎だと思ってたけれど意外にまともだ、と云われるようになりました(笑)。こういうのを、子の七光りと云うんでしょうね。
(「家」の履歴書 2000.10.12の「週刊文春」に掲載され、「人生とは何か」2004.02.10弓立社に収録された)
隆明鈔--吉本隆明鈔集
(「家」の履歴書 2000.10.12の「週刊文春」に掲載され、「人生とは何か」2004.02.10弓立社に収録された)
- このことは、もちろん私の娘はばななさんやハルノ宵子さんほどの存在感があるわけではないのですが、それでも私もよくあちこちで感じていることです。私のことを単に「ひどい酔っぱらいだと思っていたが、あんな二人の娘さんを見ると、どうも違うようだ」という言動ですね。たしかに私は、子ども二人の七光りで、実に助かっていますよ。
隆明鈔--吉本隆明鈔集
2006年12月10日(日) 16:09:01 Modified by shomon