『TRPGオンセンSNS』で公開している共有世界観【天秤の島】のwiki




『inkarnate』というツールで作ってみました

旧作

他の人が描いてくださった地図


「――見えた! あれが、あれこそが。天秤の島・ヴェーフスハールだ!!」(XX年前、とある冒険者の一言)

とある冒険者が数少ない文献をヒントに見つけ出し、近年、開拓や流通・交流を経て少しずつ発展を見せている島です
開拓の進んでないエリアの多くは森林で覆われ、完全な地図は出来上がっておりません


【歴史】

魔法文明時代

魔法文明時代、このヴェーフスハールは一つの国だったそうです
その国を治めていた魔法王の名前が「ヴェーフスハール」とされており、この島の二つ名である「天秤」と呼ばれるマジックアイテムを有していたと伝えられています
その「天秤」を使って魔法王はこの国の善悪について裁きを下しておりました

後に魔法王は貴族熱により崩御するのですが、次代の王は「天秤」の力を信じず、己の善悪を信じて裁きを下しました
それが後々、この国でも「貴族優遇の善悪」によって歪んだ裁きをもたらしたそうです

後に奴隷出身のティエンスが仲間と共に暴虐の魔法王を打倒し王となった時代もありました(詳しくはこちら)が、その安寧も戦乱で掻き回され長くは続かず、貴族優遇の善悪による歪んだ裁きを行う時代に戻りました
その歪な善悪に涙した神は、「裁きの雷」をもってその国を滅ぼしたと伝えられております

魔動機文明時代

魔動機文明時代にて、この島には二つの国があったと記されております

中央部の王城を首都に、南部まで広く発展していた軍事国家・デウスデア
それより北に城を構え、山と森の自然の要塞をもってして防衛を維持していた国・キカートリークス

デウスデアの王はしばしばキカートリークスに「我が国と併合せよ」と勧告をしては、キカートリークスの王に一蹴されておりました。キカートリークス国民もデウスデア国民の野心的な気風に辟易しており、双方の国は決して仲良しとは言えません

しかし、そんな二つの国にも等しく【大破局】の波は押し寄せます

デウスデアの王は「今こそ我らが結託して国を守らなば」と手を差し伸べますが、キカートリークスの王は「貴様の今までの行いから、そんな言葉信用できるか」とその手を叩き落としました
そのままキカートリークスは蛮族によって滅ぼされ、蛮族の勢力圏に
デウスデアは蛮族に下ることはなかったものの、疲弊した兵力や備蓄の減少からゆるやかに滅亡していきました
グラナダ征伐 発案:しょうゆ
魔動機文明前期〜中期、黒の騎士の一族「グラナダ」に対するデウスデアの攻撃を指す。これにより、黒の騎士の一族たちが収集した「虹の騎士の鍵」はすべて失われた。

かつて「黒の騎士」の裏切りのあと、その一族の者たちは激しい非難に晒された。しかし、直後に発生した外の魔法王との抗争の中で、その血でもってアレクシスへ、そして祖国への忠誠を示した黒の騎士の一族は、その後も「騎士」たちの一族の中で一定程度の存在感を維持していた。

そのような状況の中で、黒の騎士の一族は、黒の騎士が犯した罪を返上すべく、長い年月をかけて徐々に「虹の騎士の鍵」を収集していた。事件発生時、黒の騎士の一族は、一時は遺失されたと思われた島外に散った遺産なども含め、そのほとんどを収集し、あと少しで王を眠りから覚ますことができると考えられていた。そして、ついにすべての秘宝の所在をつかんだ時、事件は起きた。

アレクシスの復活後の方針の違いから、当時の黒の騎士の一族が2つに分裂、互いに争い始めたのだ。これには、王が復活する事を警戒した当時の権力者や、イメルダ神殿の工作があったとも噂される。この分裂した片方は現在の黒の名家に通じる「エスケンデレイヤ」、もう片方は現在のナスル秘密教団へと通じる「グラナダ」であった。

グラナダは、アレクシスが復活した時点で、現在天秤の島に存在するすべての俗世権力は意味を失い、正しきかつての「王国」が復活、すべてはアレクシスに傅くことになると主張。それに従わない存在は「裁き」によって排除される、自分たちもまたその尖兵となるという考えを示した。
一方、エスケンデレイヤは、アレクシス復活の暁には、かの王はすべての虹の騎士の子孫の忠誠を受けるが、もはや王国は存在せず、そのため彼の権力は現在のデウスデアには及ぶべくもないと主張した。

両者はついに折り合わず、決別。グラナダの主張を世に混乱をもたらす危険思想と考えたエスケンデレイヤは当時のデウスデア国軍と連携しグラナダを攻撃、一方でグラナダ側も、イメルダ神殿の過激派などと連携しこれに抵抗した。戦いはエスケンデレイヤ側の勝利に終わったが、戦いの混乱の中で「虹の騎士の鍵」はそのすべてが遺失された。一説には、戦いを憂いた「鍵」が自ら姿を隠したとも言われており、今やその所在は各地の伝説という形でのみ伝えられ、確かなことは判っていない。

現在


【人口】

正確な人口は不明瞭ですが

・キカートリークスはデウスデアのおよそ二倍の人口はいると推測される
・ズロラドストはデウスデアのおよそ5〜6割の人口と推測される
・近年ストレイドの人口が増えてきている

といったことが議論されています

地理

島の大きさ 計算:くっきー

北海道と同等かそれより大きいくらい?アイルランドと同じくらい?
名所との距離
デウスデア⇔アウルボーイム:陸路で3日
デウスデア⇔ギアナーン:陸路で7日

デウスデア⇔ズロラドスト:陸路で5日
ズロラドスト=ギアナーン:陸路で4日

デウスデア⇔マールディア:陸路で2〜3日
デウスデア⇔キカートリークス:陸路で10〜12日
デウスデア⇔ハヴァルム:陸路で8日〜10日

デウスデア⇔ストレイド:陸路で3〜4日

【気候・生態】

デウスデアがある地域は比較的温暖で、南北の端は若干寒冷の気候にあります
森林が多く、そのため木材や木の実をはじめとした食物も豊富であり、動物の生息区域も存在します

【文化】

要王の徴 発案:ロウブリ
ティエンスに稀に見られる、髪の色と目です。

ティエンスは主に金属がかった髪色と、宝石のように輝く目を持ちますが、稀に、白っぽいが光に透かすと様々な色に見える髪色と、オパールのように虹色に煌めく目を持った個体が生まれます。
島外でも普通に見られ、呼び方も、どのように取られるかも様々ですが。ヴェーフスハール島では要王の徴とよばれ、天秤の要王アレクシスが同じ特徴を持っていたということで、英雄の素質の証と歓迎されます。

彼の子供のティエンス、アレルヤとマイルダにこの特徴は受け継がれなかったようですが、人間で合った息子アレキサンダーは黒の中にわずかに虹に輝く髪を持っていたとされ、彼の誇りとしていたといわれます。

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