『TRPGオンセンSNS』で公開している共有世界観【天秤の島】のwiki



概要

魔法文明時代、魔法王ヴェーフスハールが貴族熱によって崩御された後の話
「天秤」の力を信じず己の善悪を以って裁きを行った二代目以降、貴族を優先した歪な善悪が島には蔓延していた

当時の魔法王の暴虐を憂い、反旗を翻した奴隷の青年――彼こそが“天秤の要王”アレクシスその人だ
彼は後に“虹の騎士”の古参となる仲間と旅を始め、暴虐の魔法王を討ち取り、ヴェーフスハールに束の間の安寧をもたらした

しかし、徐々に戦乱で掻き回され、彼はかつての仲間に裏切られることで王としての舞台を終える

彼の後はまた歪な善悪が蔓延し、神による「裁きの雷」で魔法文明時代におけるヴェーフスハールは終わりを告げるのだが……
それでも後世に脚色されつつも伝えられる王の話……それが『天秤の要王』の伝承である

登場人物

天秤の要王

“天秤の要王” アレクシス・ホーリーバランス (ティエンス/男性/年齢不明) 【不明】 作成:ロウブリ

伝承に伝わる天秤の島を納めた魔法文明期の王様です。

彼は最初天秤の島を領土としていた魔法王の奴隷として生を受けましたが、様々な冒険を経て成長し。ついには暴虐を尽くしていた魔法王を打ち倒します。

その後は天秤の島を狙う他の魔法王と天秤の島を守るべく闘いましたが、最終的には部下の裏切りによって倒れます。
ですがその種族から、島のどこかに彼が眠る廟があり、目覚めを待っていると言われています。

虹の騎士 発案:ロウブリ

アレクシスに仕えた騎士の中でも特に優れた騎士たちです。

その人数は戯曲や伝承によって様々で、おおよそ7人から12人です。
ただ、どの伝承でもイメルダとマティルダは存在します。

主人同様、天秤の島各地で様々な冒険をしたとされ。各地に彼らの伝承があります。
“裏切りと彷徨の騎士” マティルダ・レイヴン (ナイトメア/女性/年齢不明) 【天秤の島各地】 作成:ロウブリ

アレクシスには虹の騎士と呼ばれる騎士がおり彼女はそのうち“黒”の騎士でした。

彼女は最後アレクシスを裏切り、彼を背後から攻撃します。

その理由は不明であり、天秤の島では彼女やアレクシスを扱った様々な戯曲があります。
戦争を止めることで民を救えると敵に唆されたとも、恋人を人質に取られていたとも、中にはアレクシスに恋をしていて、彼の命を奪うことで彼の全てを手にしようとしたと言うものまであります。

最終的に彼女は主君を裏切ったことでどの勢力にも相手にされず、島中を彷徨っているとされ、島の各地で今でも彼女とされるナイトメアの女騎士を見たと言う目撃報告があります。
“清廉と純愛の騎士” イメルダ・レイヴン (人間/女性/戯曲によって様々) 【デウスデア】 作成:ロウブリ

マティルダの姉であり、女性の身でありながら様々な武勲の伝承があり、虹の騎士筆頭の“白”の騎士でした。

アレクシスと恋仲だったとされ、伝承によっては彼と結婚し、子供を作ったとされます。

アレクシスが倒れた後は彼を廟へと運び、その側で死ぬまで彼を守り続けたとされます。
“蒼月と静謐の騎士” ヴェスナー・アズラク (シャドウ/男性/戯曲によって様々) 作成:小慶美

アレクシスに仕えた虹の騎士の一人で、“青”を冠した青年です
寡黙な武人でありながら、新たな戦法はとりあえず試す柔軟な人柄であったと伝えられてます
また、常に周囲から一歩引いた立ち居振る舞いをしていたとされ、騎士の中で一番冷静で、騎士の中で一番冷徹な存在として挙げられることもあります

戯曲によって彼の最後には統一されたものはありませんが、アレクシスを始め虹の騎士に思う所があり、妻子を置いて国を出るという伝承がよく伝えられています
“朱陽と情熱の騎士” エスタルテ=サンディークス (ソレイユ/女性/20代) 作成:あるにゃん

アレクシスに仕えた虹の騎士の一人で、“赤”を冠した女傑です
元は、ヴェーフスハールに流れ着いた記憶喪失の女性であり、体が覚えていた武芸で当てもなく彷徨っていたところ、戦場でアレクシスに勧誘されました。

何をするにしても、小細工などは一切考えず(考えられなかったとも)、真正面から体当たりしていく性分で、騎士の中でも一番槍を務めていた記録が多く残っています。
また、男女の関係にも積極的で、男性女性問わず浮名を流していたともいわれています。その全てが本気の恋だったともいわれていますが、真相は定かではありません。

どのような伝承でも、彼女の最後は決まっており、アレクシスに致命傷を負わせたマティルダを単身で追いかけ、一騎打ちの末、敗死します。

記憶喪失の出立から、悲劇的な最後まで劇的な彼女の生き様は、後世において、多くの戯曲家たちが題材に取り上げています。
“龍騎と火炎の騎士” モガ・ハンター (リルドラケン/男性/死亡時推定四十代) 作成:ロウブリ

虹の騎士最強の呼び声高い、「緑」の騎士でドラゴンライダーでした。
アレクシスの兄貴分で、良き親友だったとされます。

しかし彼の出自には謎が多く、存在しない伝承も多い一方(その場合カーネルか、別の騎士が緑の騎士になっている)で、信憑性の高い伝承に存在することもあることから、実在に関しては多くの議論が交わされています。

中にはカーネルと二人で緑の騎士だったのではないか、あるいは双方は同一人物だったのではないかと言われています。

モガの場合、その最後は一定していて、敵軍の策略から仲間を守るため殿を務め、騎龍とともに暴れて多くの敵を倒し、最終的には無数の魔法を浴びて騎龍とともに果てたとされます。
“拳撃と鋼鉄の騎士” カーネル・マス (リザードマン・リルドラケンとされることも/男性/最終年齢40代) 作成:ロウブリ

謎の多い虹の騎士で、モガの人気もあり、虹の騎士の中では割とマイナーな「緑の騎士」です。

虹の騎士の中では知略に優れ、戦略と戦術にたけ、アレクシスを大いに助けました。
また、戦い方は守勢に回り、負けない戦いをモットーにしていたとされます。

そういった地味な点、蛮族である点から人気は薄いですが、モガよりも実在した可能性が高いとされます。
“大海と自由の騎士” イゼレルシア (リカント・シロイルカ/女性/40代) 作成:ロウブリ

虹の騎士の一人で“紺”の騎士です。
もともとは海賊めいたことをしていましたが、アレクシスとの決闘に敗れ、彼の配下となりました。

明るく快活な性格で、年下の騎士をよく可愛がっていたとされます。
また、朱の騎士、エスタルテとは馬があい、一緒に冒険したり、戦ったりした伝承があります。

アレクシスが倒れた後、アッシュとは別に、民を逃すために部下と共に彼らの船に追従し、追撃してきた艦隊を迎撃しました。
その時、自らの命と引き換えに、クラーケンを仕留め、エイリャーク信者の魔法王の乗った巨大船を主ごと沈めています。

現在、デウスデアの紺の名家は、彼女を勇敢な海の戦士と尊敬し、一年に一度、海に彼女の人生を再現した演技を捧げます。
“魔術と老獪の騎士” ノヴァ・ヴォルムンガルト (ナイトメア/男性/100歳代)

当時の天才魔術師で、神聖魔法以外のあらゆる魔法に通じていた人物とされます。
暴虐の魔法王に仕えていた時期もあり、彼の弱点を突くことで、アレクシスに大きく貢献しました。

その後も、魔術や、さまざまな軍略により、アレクシス達を助けました。

その最後は共通していて、アレクシスが倒れた後、どこへともなく姿を消します。
“溶鉄と金塊の騎士” アドレアス・バルバロッサ (ドワーフ/男性/120代) 作成:ロウブリ

ウェルニウスの先王の時代から天秤の島に出入りしていた商人で、同時に鍛治ギルドの長でした。ウェルニウスの政策に不満を持ち、いち早くアレクシス側に肩入れし、最終的には橙の騎士に選ばれました。
商人であると同時に正義感が強く、場合によっては自ら戦場に出ることもあったと言われます。

貨幣神ガメルとグレンダールを同時に信仰しており、(プリーストではなかったようですが)両方の教えを大事にしていました。

その最後は共通していて、アレクシスが眠りについた後、鍛冶ギルドの主要メンバーとともに捕らえられ、斬首されます。
しかし彼の生き残った配下と親族が復讐を果たし、彼らはヴェーフスハールの鍛治ギルドを再建しました。

この鍛治ギルドこそが後の火色の工房であると橙の名家は主張しています。
“高貴と道義の騎士” アレンヴァルト・グリエムヴァール (ノーヴルエルフ/男性/30代) 作成:ロウブリ

貴族でありながら、当時の魔法王の執政に不信感を持ち、アレクシス側に寝返り”紫”の騎士になった人物です。

寝返った動機の一つとして、イメルダ・マティルダ姉妹に惹かれたと言って憚らず、マティルダの子、アイールダの父親は彼という説もあります。
性格は貴族らしく高慢ながら、誇り高い面もあり、女性に優しかったと言われます。

その最後は諸説あり、アイールダを守るために姿を消したとも、島から退避する弾を守るため、アッシュやイゼレルシアとは別の場所で戦って果てたともされます。
“偽金<ピンチベック>”又は“義金と愚者の騎士” アウレア (人間/男性/二十代後半/享年九十台後半) 作成:旅人

苗字もない農民から道化へ、そして“黄金”を冠する騎士に成りあがったかもしれないと言われている人物です。これには理由があり、決定的な証拠がかなり少ないことが挙げられます。

騎士だとしても、騎士でなくとも、彼は実在し、道化として活躍していたことは確かです。彼は日頃疲れているだろう騎士たちには笑いが必要だと考え城の門を叩いたと言われています。

戯曲での彼の扱い方は本当にさまざまではありますが、道化として書かれることが多く騎士としてはあまり書かれません。ときには狂言回しをすることもあります。そしてどのようなものであれ、最後まで生き残ります。一騎打ちをして敗れた後たまたま生きていたり、道化だからという理由で戦力だとは思われずに逃げられたり、色々です。ちなみにこの後は島から出て類まれなる幸運でひと山当ててとんでもない豪富になったようです。

騎士アウレアの実在性。


アウレアの人物像

“誇りと輪舞の騎士” ヤエ・ゼンイン (ドレイク・ブロークン/女性/死亡時推定五十代) 作成:ロウブリ

天秤の島とは違う土地から流れ着いたブロークンドレイクで、当時ただの奴隷の少年だったアレクシスを見出し、様々なことを教えた、いわば母親がわりの人物で、後に“桜”の騎士になりました。

性格は誇り高く、決して不条理に背を向けることができない人物だったと言われています。
虹の騎士では年長のこともあり。息子同然だったアレクシスはもちろん、他の虹の騎士、特にイメルダやマティルダには慕われていたとされます。

戦い方は名刀「ヤエザクラ」の一刀流で、様々な強敵を一撃の元に切り伏せたと言われます。

ですが、敵対する魔法王による策略や、不幸な行き違いにより、アレクシスと敵対することになり、彼の手によって、命を落とします。
一説には、彼女の死がマティルダ裏切りの遠因だという説もあります。

戯曲によって彼女の扱いは様々で、大きく取り上げられることもあれば、軽く流されることもあります。また、種族も人族に変えられたり、場合によっては存在しないことにされたりもします(いずれも人族の英雄が蛮族を母親がわりにしていたことが気に入らない作家による物)

子供がいた記録はありませんが、彼女の子孫を名乗る人物がキカートリークスの神将に存在します。
“沈黙と鋼鉄の騎士” アッシュ (マナフレア/男性/30代) 作成:あるにゃん

アレクシスに仕えた虹の騎士の一人で、“灰”の騎士と呼ばれていました。
鋼鉄の鎧で全身を包んでおり、マナフレア特有の”マナの手”をも用いた巨大剣を得物としていました。
元は、アレクシスが下した魔法王に隷属していた騎士で、魔法王が倒れた際、アレクシスに恭順したといわれています。
日常ではほとんどしゃべらない、寡黙な性格とは裏腹に、戦場では向かってくる攻撃や魔法ごと叩き潰す、豪快な戦法を得意としていました。
最期は、致命傷を負ったアレクシスから、民を助けてほしいと頼まれ、海外から魔法王たちが襲来した際、民を逃すために一人で殿を引き受け、目的を果たしながら力尽きたといわれています。

一説では、虹の騎士ではなく、アレクシスに仕えた無名のマナフレアの傭兵だったともいわれており、“灰”の騎士が実在していたか、現在では疑問を持たれています。

ズロラドストには“灰”の騎士が使っていたとされる武具がどこかに隠されていると伝えられていますが、実物を見たものはおらず、眉唾の域を出ない噂だと言われております。
正体不明の騎士 (不明/不明/不明) 作成:ロウブリ

アレクシスと敵対していた魔法王が残した記録にのみ登場する存在で、アレクシス側につき、破壊のかぎりを尽くした謎の戦士です。
漆黒の鎧を見に纏い、手のみで戦い、竜の甲殻も剥ぎ取る握力を持っていたとされます。
その正体は不明で、虹の騎士の一人ともされますが、アレクシス側には記録は存在しません。

出現する時、常に黄の騎士ノヴァも同時に出現していたことから、彼との関係が推測されます。

アレクシスが倒れた後、ノヴァ同様に姿を消します。

アレクシスに登用された罪人とも、先代ヴェーフスハール魔法王の子息とも、魔法王本人とも噂されています。

子世代

“黎明と灼熱の王子” アレキサンダー・ホーリーバランス (人間/男性/享年不明、最後の描写では16歳) 作成:ロウブリ

アレクシスとイメルダの子で、彼らがウェルニウスを打倒する前には産まれていました。

剣の才能に満ち、成人の時点で父アレクシスの背を超えていたとされます、人格も申し分なく、成人ご瞬く間に武勲を挙げ、次の王にふさわしい人柄でした。両親と違い、ライフォスではなくティダンに愛されていました。
しかし、マティルダの裏切りにより、両親が姿を消した後、弟妹を守る為にアレクシスの軍を引き継ぎましたが、最初は優勢でしたが、「魂に傷を与える魔法」によって彼が倒れたことで彼の軍勢は瓦解します。
その後はアレンヴァルトやアッシュ、イゼレルシアの尽力により島を脱出したようですが、その後の動向は不明ですが、ヒュトラウス王国の当たりにたどりついたとされる彼らの伝承があるそうです。
成人時点ではアレクシスの円卓に加わるか、新しき円卓を作るよう言われており、彼は新しき円卓を作るほうを選び、仲間を集めようとしていましたが、その時点でヴェーフスハール島を狙う戦争が勃発、うやむやになったようです。
“円環と占筮の双子” アレルヤ・ホーリーバランス&マイルダ・ホーリーバランス (ティエンス/アレルヤは男、マイルダは女/0代〜10代) 作成:ロウブリ

アレクシスとイメルダの子供で、アレキサンダーの弟妹です。
ウェルニウスが倒れた後に産まれた双子で、兄からは可愛がられていました。

アレルヤはイーヴ、マイルダはハルーラの声が聞こえていたとされ、2人して、ウェルニウスの内側に眠る”ナニカ”について主張していたとされます。

また、予知夢や予知めいたこともしていたとされ、マティルダの裏切りさえ主張していたといわれます。

その最後は曖昧で、アレンヴァルトの手により島外に逃されたとも、父とともに眠りについたとも。父とは別の場所で眠りについているともされます。
“白夜と希望の令嬢” アイールダ・レイヴン (ナイトメア/女性/10代) 作成:ロウブリ

虹の騎士、マティルダの娘ですが、父親は不明で、名の伝わらない貴族であるとも、紫の騎士アレンヴァルトとも、はたまたアレクシスとの不倫で出来た子とも言われます。
幼いながら強力な貴族の力と魔法の才能を持っていたとされ。ゆくゆくは大貴族になるだろうと言われていました。

アレクシスが、マティルダの裏切りに倒れた後、表舞台から姿を消します。その背景には、アレンヴァルトの庇護下に入ったともされます。

現在、ズロラドストに、同名を名乗る貴婦人がいますが、関連は不明です。

暴虐の魔法王とその一派

“暴虐の天秤” ウェルニウス・ヴェーフスハール (人間/男性/70代) 作成:ロウブリ

魔法文明期末期に、ヴェーフスハールにて暴虐を振るった魔法王で、のちにアレクシスに打倒されました。

ですが、青年期までは王にふさわしい、品行方正な人格で、天秤のことも大いに信頼していたとされます。
ですが、ある日を境に人格が豹変し、気まぐれに人を殺し、自らの裁量で人を裁き、非.人道的な実験に手を染めるようになります。
また、貴族制の強化、奴隷制の苛烈化、貧富の差の拡大もおこなった暴君でした。

この人格の豹変については不明で、実験の結果とも、病気とも、アレクシス達の正当化のために後世になって付け加えられたものだともされます。
“暴虐の化身” ナムタング・ポゼシオネム 作成:ロウブリ

ウェルニウスの人格の変化、それは人に取り付く魔神の一種によるもので、それはウェルニウスの実験により呼び寄せられました。そして彼を乗っ取り、暴虐の王として振る舞うようになったのです。

死ぬこともない体になっていた彼は、アレクシスに打ち倒された後は、鎧状の拘束具をノヴァによりつけられ、アレクシス陣営の兵器として利用されました。(正体不明の騎士がそれです)
このことはアレクシスによって箝口令がしかれ、彼に関する記録のほとんどが抹消されました。

その後、アレクシスが倒れた際に、ノヴァが自身と共にとある洞窟に封印しました。

しかしながら、ラーリス信者が信託を受け、彼の封印を解こうと動き回っています。
“竜の魔女” カイエンクラーフ (リルドラケン/女性/推定享年150代) 作成:小慶美

“暴虐の天秤”ウェルニウスに傅いていた、黒の鱗と目元に引かれた朱(紅?)が特徴的な賢者です。数多くの戯曲でも時にアレクシスらの障害として、時に彼等の苦境に助言する者として登場しております
リルドラケンにしては珍しい生粋の魔術師で、柔らかな物腰に「この世界を面白おかしく」しようとする悪辣な姿勢から基本的には悪女として描かれています
最期は虹の騎士の手によって処されますが、「この世界がつまらない限り、私は何度でも舞台に立つことでしょう」と意味深な言葉を残しており、事実時代を経た多くの文献で彼女と思しき存在の目撃情報が記録されています

彼女の目的は何だったのか、現代でもそれを議論する学者は数名いるようです

その他

“影に潜む小さな監視者《ストーカー》” パルウァエ・アウレア (レプラカーン/女性/行年201歳) 作成:旅人

アウレアあるところに彼女あり。アウレアとは切っても切れない、というか切らせようともさせないのが彼女です。
彼が戯曲では様々な扱いをされるに対して、彼女は概ねどの戯曲でも同じような役割を持っています。役割とは、アウレアの“隠密的に見える後方警備”_____ではなく、アウレアの”奥さん“です。

アウレアとの出会いは、彼の家にパルウァエが住み着いたことから始まります。もちろんアウレアはパルウァエが住み着いたことなんて全く気付かなく、数年程度はパルウァエが一方的に認識していた状況であり、ある日パルウァエが我慢できなく彼のベッドで寝ていた所を発見されて、やっと認識されました。
パルウァエは一目惚れが激しい性格であり、“運命の人”だと思った人についていきます。最終的にはアウレアが彼女にとっての”運命の人”になったようですが、過去に“運命の人”関連で色々あるみたいです。まったく関係のないことですが、彼女はアウレアに会うまで様々な住居を転々としているようで、彼女が住んだことあると思われる住居には最低でも三人行方不明者が出たそうです。

武器は持てずとも、アウレアとはどのような場合でも離れず、後方支援をし続けていたようです。彼女の最後はどの戯曲でも概ね同じであり、アウレアと一生を添い遂げます。
“暗夜の王妃” 名称失伝 (ノーブルエルフ/女性/不明) 作成:ロウブリ

“暴虐の天秤”ウェルニウスの伴侶としてごくわずかに記録の残る女性です。
そもウェルニウスの伴侶についての情報が錯綜しており、多数の妾がいたとも、伴侶を持たなかったとも、あるいは暗夜の王妃ただ一人を愛したとも、様々な説があり、その実在性は怪しまれています。

ですが、暗夜の王女は暴虐となる前のウェルニウスを知りながら、唯一暴虐と化したウェルニウスとともにいたとされる人物であり、彼同様、冷酷な人物とされることが多いです。

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