『TRPGオンセンSNS』で公開している共有世界観【天秤の島】のwiki

都市ではないけど、特筆しておくべき名所とか



アウルボーイム遺跡群

数多連なる遺跡の姿、それら全てを解き明かせば巨万の富を得られるだろう

デウスデアから南東に進んだ先で発見された遺跡群です
「これらを全て解き明かした者には巨万の富が得られることだろう」という学者の言葉から「アウルボーイム(黄金の木)」と名付けられました
建物の風貌からすると魔動機文明時代のモノに近く、遺跡群の最寄りに調査チーム【黄金の木】の生活拠点が設けられています
そういった研究者たちの依頼などで冒険者がこの場を訪れることもしばしばございます

詳しくはこちら

「霊峰」 ギアナーン

その険しき道のりを経た後の頂からは、いったい何が見えるだろうか

南端に存在する果て無き高さの山岳です
頂までの道の過酷さから、いつしか「信ずる心を保ちながら頂の景色を見れた者はその願いをかなえられるだろう」というジンクスが生まれたほどです

「死せる水源」 マールディア

毒の巣食う忌まわしき土地、されどその瞳には万病を癒す薬草あり

デウスデアとキカートリークスの中間地点に存在する湖です
しかし、その周辺には毒性の植物などが群生していることから人族には長らく忌避されております
マールディアの中央には「海の瞳」と呼ばれる陸地があり、そこには万物を癒す薬草が自生すると噂されています

そしてその薬草を守る【番人】がいるとも……

「封じられた閉鎖区画」 ハヴァルム

人は異形に姿を変える。それは呪いか、それとも祝福か――

デウスデアからもキカートリークスからも離れた山岳に囲まれた台地です
そこには人ならざる異形が息をし、人々に呪いを植え付けるという伝承が残されております

(『カースドランド』に収録されている「変異」、『ミストキャッスル』に収録されている「魔改造」、『ヴァイスシティ』に収録されている「魔人化」の関連はこちらになります)

歴史

魔法文明時代も末期に近いそんな頃――『天秤の要王』の伝承を知る者ならば、アレクシス王が討たれた時期の話
黄色の騎士・ノヴァは今のハヴァルムにあたる土地に建物を築き、人を集め、「この地の守護を頼む」と民に告げ、この土地の深層へ姿を消した
住民はその言いつけ通りこの土地の守護を徹底していたが、魔動機文明時代初頭を皮切りに、異変が生じたのだという
毒のように己を蝕み姿を変える民を見て、初代キカートリークス国王はその区画の本格的な封鎖を敢行した

それが現在の「閉鎖区画」の始まりであり、その記録を知る者はおおよそいなくなっている

しかし、今もなお最深部に眠る“何か”は、外に影響を及ぼしている
魔神であり、力を得て歪な神格を得んとする “何か”が……

名所

魔改造村 発案:くっきー
入口からしばらく歩いたところにある居住区画です
ハヴァルムの中で起こる異変に対抗するためか、はたまた施術する者の知的好奇心か
人為的に肉体を変える実験を行うところでもあります

「眠らぬ死人たちの彷徨地」 リフトベイン大森林 発案:あるにゃん

――日光すら遮る樹海の中には、今なお逃げ惑う無辜の民がいる―― 名もなき探索者の手記より

大破局の際、デウスデアの救援を断ったキカートリークスは奮戦むなしく、蛮族の襲撃によって陥落しました。
陥落の際、散り散りになって逃げだした人族の一部が逃げ込んだのが、当時名もなき森林地帯でした。
しかし、追手として放たれた蛮族たちによって、ことごとくが殺戮されたといわれています。
そうして、無数の血肉と尽きぬ怨嗟を吸い上げた樹海は異様な変貌を遂げ、追手の蛮族たちすら飲み込み、生きて森を出ることを許しませんでした。

無数の怨念によって、それ自体が魂を閉じ込める檻となった樹海は、のちに訪れた探索者たちによって、白骨のような木々が乱立することから、ヴェーフスハールの古い言葉で「白骨」を意味するリフトベインの名を冠することとなりました。
今なお、樹海の中では自分が死んだことに気づかずに逃げ惑う、当時のキカートリークスの民がいるといわれています。

風の噂では、樹海の中には当時の貴重品や、特異な変化を遂げた木材などが手に入るといわれ、一獲千金を夢見る侵入者たちが後を絶ちません。
しかし、樹海の中に潜む、死してなお人族に牙をむく蛮族や生者に牙をむく特異な自然環境が彼らに生きて帰ることを許さないでしょう。
そうした、命よりも金を求めた愚か者たちを養分として、かの大森林はその威容を保っています。

大森林の最奥には、当時逃げ出した民に交じって逃げ延びた王族がいるといわれていますが、眉唾の領域を出ていません。

「満開の丘」 リコリス群丘 発案:しょうゆ


季節を問わずあらゆる植物が満開の花を咲かせる奇妙な丘陵地帯です。
その美しさは誰もを魅了しますが、あまりの美しさ故、立ち入った者は見惚れて二度と帰ってくる事が無いとされ
古来、ヴェーフスハール島においては死罪相当の罰として、この場所への追放が用いられてきました。

真偽は不明ですが大破局の折、この丘を通り道にしようと侵入した数万の蛮族が
一人も帰ってくる事が無かったという伝説もあり、人々はこの美しい丘を畏れています。

しかし、遠巻きに見る分には安全であることから、肝の据わった観光客が物見遊山に訪れる事もあり
最近は展望台やお店まで作られました。 ただし、地元の人間がここを訪れる事は基本的になく
わざわざ覗きに行くなど狂気の沙汰だと思われているようです。

また近年、冒険者ギルドが群丘内部について大規模な調査を行ったところ
内部で何が起こるのかについてある程度解き明かすことができたと発表されました。
ただしその情報は公開されておらず、現在ギルドはこの丘に対するあらゆる干渉を自粛するよう呼びかけ
もし干渉の結果死亡しても、死体の回収他、一切のサービスを行わない旨が通達されています。

このことから「本当は何も分からなかった」とか「ギルドの精鋭が全滅した」と噂されており
実際、いくつかの高名な冒険者グループが調査が行われた時期以降、ぱったり消息を絶っていることから
少なくとも彼らが調査依頼で大きな被害を受けたのは確実と見られています。

もしもこの丘に入るよう依頼があるとすれば、それはよほどの手練れの冒険者に対してのものになるでしょう。

「万年桜の谷」 ヤシラ渓谷 発案:ロウブリ


ヴェーフスハールのどこかにあるという散ることなく咲き続ける不思議な万年桜の咲く渓谷です。
魔法文明期にはゼンイン家を含む、他地域から流れ着いた移民が住む集落がありましたが、ウェルニウスに見つかり、集落は壊滅し、桜だけが残りました。
山に囲まれていて見つけることが難しい場所にあります。

虹の騎士、ヤエはここでアレクシスと戦い、命を落とします。
その墓標としてヤエザクラは手向けられたようですが、最近になって、サクラがヤエザクラを手にしていることから、彼女は場所をどこかで知ったようです。

「霊縛の都」アウタバラス

――早く寝ろ。あの世が迎えに来る前に、な―― 夜更かしをする子供を宥める常套句
――ここは生と死の境は曖昧なんだ。ほら、俺は死んでいる訳だし―― 住人の証言

亡くなった者の住まう都。アウタバラス。一説には魔法文明時代に神の裁きによって消滅した都市とも言われている。
嵐の夜に森に迷い込むと急に百連の鳥居が現れるという。そしてその鳥居をくぐるとアウタバラスにたどり着くそうです。

アウタバラスで死んだ者はレイスになり、空の肉体を求めて彷徨っています。

宿場町ブルタ 発案:くっきー


デウスデアとズロラドストの間にある休憩所です。
馬の給餌や冒険者と行商人の足休め、開拓村の連絡網として機能しています。

名所

テテ=ラ茶屋
お茶や団子などを扱っている小さなお店です。
看板娘のヴァルキリーがいます。
メディチ商会ブルタ支店
ある程度の品揃えがあるメディチの直営店です。
戦利品や開拓村の生産物の引き取り、武器や日用品の販売まで何でもこなしています。
立ち食い料理屋 ドンドン亭
カウンターで立って食事する珍しいお店です。
先を急いでいる人が簡単に食事できるよう、手早く料理が提供されています。
中でもそばが人気です。
屋台通り
多種多様な食べ物を取りそろえた小さな屋台が並ぶ通りです。
本業として営業している人もいれば、農家の傍ら副業として営んでいる人もいます。
中には何軒もお店を回りハシゴを行う猛者もいるようです。
シーンの昼夜宿
受付が無人になっている宿です。
それぞれの部屋はロッカーのようにガメルを入れると扉が開く仕組みになっており、中にあるベットは金具で固定されています。
夜中に町についた冒険者から重宝されていますが、その性質を犯罪者に利用されているのではと噂されています。

「見果てぬ畏怖」 コールウートアイランド 発案:くっきー


南西端に位置するヴェーフスハール島の離れ小島です。

この島に上陸した者は苦しみ倒れるという事が多発し長らく恐れられてきました。
あるものは魔法王の呪いであるとか、あるものはデウスデア王の怒りであるなど様々な説がありましたが、動物に影響があり、使い魔には影響が無かった事から空気が薄いのではという仮説が立っています。

一説では秘宝が隠されているという伝説もありますが本格的な調査をしようにも間にあるコールウート海峡は海賊が出現しやすく、探索を阻んでいます。

「渇望の水源」イルシグレの涸滝 発案:くっきー


キカートリークスとマールディアの間に存在する滝…いえ、滝が存在した場所です
魔動機文明時代、水源確保の為にキカートリークス王国によって上流にダムが作られてからというもの、この滝は枯れ始めました
大破局以降、ダムによって形成された湖畔にはマーマン達が生息しており、下流はアルボルの里に向いて引かれるようになったのが原因でこの滝は枯れはてます
滝が枯れて以降、ストレイド方面の水質は急激に悪化する事となります

「鬼道の鉱山」ブガンジーアの廃坑 発案:くっきー

ヴェーフスハールの南東にある鉱山洞です
大昔に掘りつくされた廃坑でしたが大破局以降資源を求め再び開拓を開始
奥底には未だに採掘されていない希少な鉱石があると推測されていますが、ある時期に鉱夫の数が激減し再び寂れています

奈落城 発案:ロウブリ


奈落騎士・大臣・道化の作る“門”もしくは、天秤の島のどこかにある奈落の魔域から行くことができる、奈落騎士たちの拠点です。
様々な罠、魔神がいる城内をくぐり抜けた先には玉座の間があり、そこには、どこまでも続く長机と、王妃の玉座があります。

奈落騎士が利用するのは基本的に玉座の間のみですが、生産などを行える奈落騎士・従士の工房や、互いに手合わせをするための広場などもあります。

奈落騎士 発案:ロウブリ

魔神に与する人族、蛮族で構成された集団です。大破局の際に起きた、まだ未発見の魔域による巨大なオーロラの発生以降確認されるようになりました。
オーロラの前触れもなく出現する、小型の奈落の魔域に見える「門」から姿を現し、去るときは自らで「門」を作ってどこかへと行きます。この「門」は奈落騎士の移動によりすぐに閉じてしまいます。

実力、種族いずれもまちまちですが、実力の高い奈落騎士ほど出現頻度は少ないようです。

主な目的は不明ですが、彼らが“王”と呼ぶ人物の復活のためとされる活動か、「神将」「大罪」の勢力との敵対行為のどちらかを行っていることが多いです。デウスデアなど人族勢力への攻撃を行うこともあり、全勢力に対して敵対的に見えます。性質上、キカートリークスに姿を現すことが多いですが、守りの剣の影響力がある地域以外の、ヴェーフスハール島中に姿を現します。

トランプになぞらえた階級が与えられており。その強さは2が最弱で数字が多いほど強く、例外的にAが最強となります。
他の札と違い、「K」は大臣と呼ばれる特殊な階級で、戦闘能力よりも、研究力や特殊能力などが重視されています。

また、ジョーカーに相当する道化もまた特殊な役職で、「赤」と「黒」の二人しかおらず、守りの剣の内側に例外的に門を作ることができます。

奈落騎士のシステムについて

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