流派・秘伝の使用方法は従来のソードワールド2.0またはソードワールド2.5の「流派」や「秘伝」の扱いに準じます。
そのため、ソードワールド2.5関連書籍「バトルマスタリー」「魔導の学府ユーシズ」「各種博物誌」のいずれかを所有していない場合、習得できません。
そのため、ソードワールド2.5関連書籍「バトルマスタリー」「魔導の学府ユーシズ」「各種博物誌」のいずれかを所有していない場合、習得できません。
魔法文明の黎明期、様々な文献にその名を残した”天候の守り手”ゾディアックと名乗る人物が遺した流派が、この【ゾディアック流天秤宮派】です。
文献に未だ多くの謎が残されているものの、記された功績から、ゾディアックは星見の力と天候を自在に操る非凡な能力の持ち主であったと伝えられています。
世界中に満ちる”命脈”すらも手足のように操っていた彼は、その力で時に人々を災厄から守り助ける慈悲深い守護者となり、またある時は戦乱の世で武力を行使する凄惨な戦士となるなど、多才で謎めいた人物でした。
その行動原理は「天秤の調和」と呼ばれ、世界の均衡を乱す脅威を排し、秩序を維持することだったと伝えられています。そのため、国を守るため民を助けるためなど、状況によって相反する二つの顔を見せたのだと考えられています。
ゾディアックが遺した技術は、扱う者の心根の強さを最も重視しています。”命脈”と呼ばれる世界中に溢れた力を用いるからこそ、その心持ちは常に平静であることが求められます。
そうでなければ自らの力の制御が効かずにかえって世界の調和を乱してしまうこともあるからだと、ゾディアックは考えていました。
結果として【ゾディアック流天秤宮派】に伝わる技術は、命脈の活性化を促し”相域”の均衡を保つために用いられるものが多く、その真髄は命脈の不安定な性質を調和することを目的としています。
現代に残るこの流派の伝承者はサンドリア地方を本拠地とする"巫女"と呼ばれる女性や、魔法文明時代から生きる有数の識者が主であり、そこからサラスヴァナムなどの教育施設にも伝わっています。
一方で、命脈を世俗的な目的に利用しようとする者がいたことで、時にその力が悪用されるなどして、ゾディアックの遺徳は次第に忘れ去られつつあります。
そのため、古来からこの流派を識る者たちは、再びゾディアックの遺徳を体現し、この世界を調和に導いてくれる新たな英雄となることを夢見て(或いは、そうした者の出現を願いながら)修練に励んでいるのです。
文献に未だ多くの謎が残されているものの、記された功績から、ゾディアックは星見の力と天候を自在に操る非凡な能力の持ち主であったと伝えられています。
世界中に満ちる”命脈”すらも手足のように操っていた彼は、その力で時に人々を災厄から守り助ける慈悲深い守護者となり、またある時は戦乱の世で武力を行使する凄惨な戦士となるなど、多才で謎めいた人物でした。
その行動原理は「天秤の調和」と呼ばれ、世界の均衡を乱す脅威を排し、秩序を維持することだったと伝えられています。そのため、国を守るため民を助けるためなど、状況によって相反する二つの顔を見せたのだと考えられています。
ゾディアックが遺した技術は、扱う者の心根の強さを最も重視しています。”命脈”と呼ばれる世界中に溢れた力を用いるからこそ、その心持ちは常に平静であることが求められます。
そうでなければ自らの力の制御が効かずにかえって世界の調和を乱してしまうこともあるからだと、ゾディアックは考えていました。
結果として【ゾディアック流天秤宮派】に伝わる技術は、命脈の活性化を促し”相域”の均衡を保つために用いられるものが多く、その真髄は命脈の不安定な性質を調和することを目的としています。
現代に残るこの流派の伝承者はサンドリア地方を本拠地とする"巫女"と呼ばれる女性や、魔法文明時代から生きる有数の識者が主であり、そこからサラスヴァナムなどの教育施設にも伝わっています。
一方で、命脈を世俗的な目的に利用しようとする者がいたことで、時にその力が悪用されるなどして、ゾディアックの遺徳は次第に忘れ去られつつあります。
そのため、古来からこの流派を識る者たちは、再びゾディアックの遺徳を体現し、この世界を調和に導いてくれる新たな英雄となることを夢見て(或いは、そうした者の出現を願いながら)修練に励んでいるのです。
《相克の予見》 | 必要名誉点 | 50 | |||
---|---|---|---|---|---|
タイプ | 独自宣言型 | 前提 | なし | 装備限定 | なし |
使用 | ジオマンサー技能 | 適用 | 10秒(1ラウンド持続) | リスク | なし |
概要 | 相域により選ばれる対象を予め決定する | ||||
効果 | 相域の効果対象となる者を、あらかじめ予見します。 この特技は、自身が〈ジオグラフ〉を展開している場合に宣言できます。 宣言時、自身の展開している〈ジオグラフ〉における相域の効果範囲内から、相域の効果が発揮した時と同じように、対象を無作為に決定します(通常は 1体、《相克の標的》を習得していれば2体ぶんです)。 その後、自身の手番の終了時に相域の効果が発動した場合、無作為の対象決定は行われず、この特技によって選ばれた対象となります。 この特技を宣言した後に、効果範囲内に存在するキャラクターの数(部位数)が変わった場合、この特技の効果は即座に消滅します。 |
《相克の輻湊》 | 必要名誉点 | 50 | |||
---|---|---|---|---|---|
タイプ | 独自宣言型 | 前提 | 《相克の別離》 | 装備限定 | なし |
使用 | ジオマンサー技能 | 適用 | 10秒(1ラウンド持続) | リスク | なし |
概要 | 同時に、二つの相域を使用する。 | ||||
効果 | 命脈を活性化させ、瞬時に複数の相域を展開します。 この特技を宣言した手番においては、同時に2つの相域を使用することができるようになります。 命脈点はそれぞれにおいて通常通り消費されます。 |
《相克の伝播》 | 必要名誉点 | 50 | |||
---|---|---|---|---|---|
タイプ | 常時型 | 前提 | 《相克の標的》 | 装備限定 | なし |
使用 | ジオマンサー技能 | 適用 | 10秒(1ラウンド持続) | リスク | なし |
概要 | 相域の対象をさらに増加させる。 | ||||
効果 | 命脈を操り、より多くの対象に相域の効果を及ぼします。 相域の対象を決定するとき、任意の命脈点を1点消費するごとに、対象を1体追加することができます。 追加された対象の決定も無作為で行い、同じ対象が選ばれることはありません。 相域の効果をキャンセルする場合、それぞれについてキャンセルするかどうかを選べます。 |
《相克の拡散》 | 必要名誉点 | 100 | |||
---|---|---|---|---|---|
タイプ | 独自宣言型 | 前提 | 《相克の伝播》 | 装備限定 | なし |
使用 | ジオマンサー技能 | 適用 | 10秒(1ラウンド持続) | リスク | なし |
概要 | 相域の効果をより広域に及ぼす。 | ||||
効果 | 命脈を意図的に乱れさせ、相域の効果を空間に作用させます。 この秘伝を宣言した手番においては、無作為の対象決定が発生せず、〈ジオグラフ〉の効果範囲内にいるすべてのキャラクターを対象とします。 この効果を適用できる相域は、天地使いの「ジオマンサー技能レベルの半分(端数切り上げ)」までに習得したものかつ、「2」点以下の命脈点を消費して使用したものに限られます。 この条件から外れる相域は、秘伝の効果時間の間、一時的にその効果を失います(使用していないものとして処理されます)。 また、この秘伝によって決定された相域の効果はキャンセルすることができません。 |