ロシア宇宙主義についてのノート・調べものメモ

ロシアの宇宙主義者たちノート

2.5 先駆者Aleksander Vasilyevich Sukhovo-Kobylin (1817-1903)


アレクサンドル・スーホヴォ=コブィリン

略歴
  • 裕福な貴族で、賄賂をいくらでも払えることから、標的にされ、愛人殺害容疑の裁判にかけられた。法廷職員とエリートたちへの賄賂により無罪に。
  • 姉Evgenia Turは、作家・評論家・ジャーナリスト・出版者、妹Sofiaは画家。
  • 辛辣な劇作家として有名。風刺劇の三部作(Krechinsky's Wedding, The Case of Tarelkin, The Death of Tarelkin)で知られる。
  • 裁判後は、ヘーゲルの翻訳と説明に専念し、菜食主義と禁欲生活を提唱。

進化について
  • ネガティブな見方:「全能かつ破滅的な強者がより強く成長し、増殖し、前進する一方で、弱い弱者は根絶され、消え去る」選択の法則
  • ポジティブな見方:人類の発達の段階として「惑星上に限定される地上人」「太陽系に居住する太陽人」「全宇宙に居住する星間人」の3段階を仮定。すなわち、獣の群から、神の無限都市に住む天使へ。
  • 人間が獣から天使に変わるプロセスは「菜食主義はになること」「体を軽く小さくすること」「飛行能力を獲得すること」

宇宙主義に至る考えとして
  • 物質の化学組成が他の惑星の組成と同一であり、同じ力の下にある地球や惑星の場合、それらの(惑星)プロセスは同一であり、それらの起源は同じ
  • 心は一つであり、物質は一つであり、したがってそれらの産物は同一である



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