10月11日開始のシーズン7のパッチノートまとめです。公式フォーラムからの翻訳が中心になります。
いわゆるハロウィンイベント。OW1時代からあるPvEモード"ジャンケンシュタインの復讐"と去年追加された"怒りの花嫁"に加え、今回はBlizzardの看板ゲームであるディアブロとの「身内コラボ」ということで"Trials of Sanctuary(聖域の試練)"なるモードも追加されるようです。
新規のコントロールマップです。OWL2023グランドファイナルでのエキシビションマッチを見る感じオーソドックスな感じのマップでしたが、このマップが実装されたことでサモア出身某ヒーローの次シーズン実装の可能性はぐっと高まったと言えるでしょう。
【マシン・ピストル】
- 1発当たりのダメージを7.5→8に変更。
- 拡散の下限値を0.5→0に変更。
- 拡散が最大に達するまでの発射数を3→6に変更。
- リロード時間を1.4秒→1.2秒に変更。
- ハック完了までの時間を0.75秒→0.65秒に変更。
- 敵ヒーローをハック開始するとステルス状態を解除するように変更。
- CTを4秒→6秒に変更。
- ハックが中断されるかヒーローでない対象をハックした場合はCTが3秒になる。
- ハックされたプレイヤーの画面に出る"Hacked"の表示は今後スキルが使えない間のみ表示される(今まではハック状態の間ずっと出ていた)。
- 後述の新パッシブの実装に伴って削除。
- ソンブラはメイン攻撃を含むダメージ系アビリティの使用もしくは被ダメージがない時間が3.5秒続くとステルス状態となり透明化する。
- ステルス中の移動速度ボーナスを60%→45%に変更。
- ステルス状態への移行にかかる時間を0.375秒→0.25秒に変更。
- ステルス状態の解除にかかる時間を0.5秒→0.375秒に変更。
- 敵プレイヤーが検知範囲に入ると"Detected"が画面に表示され、ヘルスパックをハックしている際には代わりに"Revealed"が表示されるように変更(これまでは共通して"Detected"だった)。
- ステルスに代わってアビリティ1にバインドされる新アビリティ。
- ヒットした敵に継続ダメージを与える投射物を飛ばす。対象がハックされている場合はより速いペースでダメージが与えられる。
- ヒット時のダメージは20(ハックされた対象には20)。
- 継続ダメージは4秒間で合計100(ハックされた対象には2秒間で合計100)。
- 手動で起動することが不可能になり、投げた後0.25秒が経過するか地形に当たると自動でソンブラをその地点にテレポートする。
- テレポート後はステルス状態に移行するまでの時間が短くなる。
- ロケーターの飛ぶ速度を25→72に変更。
- CTを6秒→5秒に変更。CTはソンブラがテレポートした瞬間に始まる。
- コストを15%増加。
- ダメージを対象のHPの40%→30%に変更。
まだ触ってないので何とも言えませんが、文面を見た感じだとめちゃくちゃ弱そうですね。オポチュニストがないためにハックした敵にダメージが出しづらいだけでなく(ウイルスが射撃と同時に出せるなら話は変わってきますが)、今まではEを押した瞬間確実に逃げられるのでギリギリまで粘って攻撃を続けられたのが今後はロケーターを投げる方向と時間を考えて早めに攻撃をやめる必要があります。地味にEMPの弱体化もかなり痛い。結局ソンブラというヒーローはハックというデバフとTPがコンセプトなので、その2点を弱体化してダメージディーラーに寄せようとするとトレーサーの上位/下位互換になってしまって面白くないですよね。相手にとって不快すぎるからリワークするという話になったまでは良かったものの、開発にとってあまりに難しすぎる課題に手を出してしまった感は否めません。
- 今後同チーム内で5秒以内に複数のデスが発生した場合、それらのプレイヤーは同時にリスポーンする。このためにプレイヤーがリスポーンするまでにかかる時間はこれまでの一律10秒と比べて長くなったり短くなったりする場合がある。
- 味方と5秒以上間隔をあけてデスしたプレイヤーはこれまで通り10秒後にリスポーンする。
- この仕様はライバル・プレイには適用されない。
ファイト負け後のグループアップを促し、クイックマッチがデスマッチ化することを避ける狙いがあるようです。初心者帯のマッチを改善するためと言えば聞こえはいいものの、彼らのスキルアップの妨げになってしまうような気がするのは私だけでしょうか。
- XP75%減少の罰則を廃止。
- (これまで説明されていなかったペナルティシステムの詳細について)プレイヤーごとに直近20戦が記録されおり、このうち4戦を退出していると第一段階目のペナルティ範囲に入る。6戦を退出していると第二段階目のペナルティ範囲に入る。
- ペナルティ範囲にいるときにゲームを退出すると今後はほとんどのゲームモードへの参加が制限される。
- 第一のペナルティ範囲に達したプレイヤーは10分、第二のペナルティ範囲に達したプレイヤーは30分の制限を受ける。
- 第一以上のペナルティ範囲にいるプレイヤーの制限はゲームを退出するたびに再び適用される。
【ネメシス・フォーム】
- CTを8秒→7秒に変更。
最近オリーサの陰に隠れて全く見なかったラマットラですがかなりでかいバフが来ましたね。ただしいまだに猛威を振るうバスティオンに対してオリーサやシグマと比べるときついという弱みを克服できるか言うと微妙なところ。
【バリア・ショット】
- バリアのサイズを15%縮小し、再びパーティクル・バリアと同じ大きさに。
- バリアの耐久値を225→200に変更し、再びパーティクル・バリアと同じ耐久値に。
前回のバフの後ザリアは相性の良いバスティオンやゲンジが多いということもあってメタ最上位に君臨しており、今回のパッチでナーフは必至という状況でした。競技シーンではバスティオン入りのラッシュ/ポークという特殊な環境でタンクに求められる条件を絶妙に満たしていないために見ることがありませんでしたが、ザリアが出るとザリア以外のタンクでは厳しい一般マッチでは暴れすぎた感があります。
【ディープ・チル(パッシブ)
- 廃止。
- 秒間ダメージを70→100に増加。
- 当てた瞬間から一律40%のスロウ効果を与える以前の仕様を復活。
ユーザーからの評価が芳しくなかったようで、半年ぐらい前までのメイが帰ってきました。メイの強さの本質は壁にあるためそれほど議論にならなかったもののメイン攻撃に関してはOW1のメイ(完全凍結効果あり)>>OW2初期のメイ(秒間100ダメージ、一律で緩いスロウ)>>最近のメイ(秒間70ダメージ、ディープチルの追加ダメージ)という評価が多くを占めているように思われます。今回の変更はバフと考えていいでしょう。
【ウィップ・ショット】
- ダメージを70→80に変更。
ブリギッテは強くも弱くもないちょうどいい状態だと思っていたんですがなぜかバフが。ちなみにこの変更後はメイン→バッシュ→メイン→ウィップのコンボで200族がちょうど確定となります。(OWでダメージ計算の話をするのはあんまり好きじゃないんですが、さすがに影響が大きそうなので言及しました。)
長いので省略しますが、メインにしているヒーローの設定はアプデ後要チェックです。個人的にはゲンジの龍剣を振るときの入力を個別に設定できるようになるのがとにかく嬉しいです。龍剣を振るのは初期設定どおり左クリックにしておきたいんですが、手裏剣のサブ攻撃をどうしても左クリックにしたかったために仕方なく右クリックで龍剣を振っていたんですよね。
- ルート66にいくつかの変更。第一の攻撃側スポーン周辺に障害物をいくつか追加、第一チェックポイントの門がペイロード通過後片方のみしか閉まらないようになる、マップ後半でいくつかの障害物を追加、など。
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