4月12日に開幕するシーズン4のパッチノートがフォーラムに来ていたのでいつもの翻訳まとめです。多くの変更のうち重要なものを抜粋して記載します。原文はこちら。
- これまでは自チームもしくは敵チームが目標をキャプチャーした時点で閉鎖されていたスポーンが今後は7秒間のみ継続して利用可能に。この状態のスポーンルームではヒーロー変更ができないが、通常のスポーンルームと同様に中にいると回復し、敵は侵入できない。そして、内部でインタラクトキーを押すことで新しく解放されたスポーンに移動できる。
これまではリスポーンした直後に敵が目標をキャプチャーすると敵と非常に近い位置で取り残されることがありました。Watchpointの防衛第一スポーンなど。
- アンランクで途中参加するプレイヤーが今後はすでにマッチにいるプレイヤーと近いスキルレベルのプレイヤーから優先して選ばれるように変更。
今までそうじゃなかったのか、という感じではあります。
- シーズンの切り替わりのタイミングでペナルティがリセットされないように変更。
- ライバル・プレイからの退出がスキルティアとディヴィジョン(ランク)により強い下方補正を与えるように変更。
- ライバル・プレイのチャレンジで得られるタイトル(「ダイヤモンド・チャレンジャー」など)が今後はオープン・キューとロール・キューのどちらで獲得したのか明記されるようになる。
個人的には「どのロールで獲得したのか」も分かるようにしてほしいですね。
- シーズン4からシーズン開始時のランク下降を廃止し、さらに過去のシーズンのランク下降の影響も取り除く。結果として多くのプレイヤーは前シーズンプレイしたゲーム数に応じてランクが上昇し、プレイヤーの表示ランクはマッチメイカーが推定するそのプレイヤーのスキルレベルに近くなるだろうとのこと。
ランク下降の廃止は以前より周知されていましたが、まさか過去のランク下降の補填までするとは。このままでは全プレイヤーがグラマスになってしまいます。
- ランク進捗とランク更新の両方の画面で今後は勝利数だけでなく敗北数・引き分け数も表示される。更新画面ではスキル・ディヴィジョン内でどの程度の位置にいるのかも表示されるようになる(更新時にディヴィジョン変動がなかった場合でも実際は一つのディヴィジョン内で変動があることを可視化するため)。
これは待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。良い変更だと思います。
- アーマーの量を300→250に変更。
- ヘルスの量を175→200に変更。
競技シーンでも出番をもらい始めたラインハルトにやや痛いナーフ。アーマーが50も減っているため25減少という総HPの変化以上にもろくなったように感じるかもしれません。なぜかオープンキュー仕様のヘルスが通常より150少ないラインハルトを基準にしてパッチノートが書かれていますが通常マッチではヘルスはアプデ後350になるはずです。
【アクリーション】
- 直撃時の追加ダメージを60→40に変更。(爆発ダメージと合わせた直撃時のダメージは100→80)
- 転倒効果の継続時間を0.8秒→1.1秒に変更。
アクリーションとメインのみで200族確殺ができなくなりました。近い場合は最後に近接攻撃を入れることで確殺可能とはいえこれもまあまあ痛いナーフと言えます。
- ヘルスを225→200に変更。
- ダメージを131→120に変更。
ここ最近OPキャラクター筆頭となっていたキャスディにおいた。このヒーローに関してはグレネードとultの両方にリワークを求める声があります。
【EMP】
- EMPがメイのブリザードを無効化するように変更。
デバイスに制御されたultを消せるというEMPの効果に一貫性を持たせるためらしいですが、RIPタイヤはこれに当てはまらないんでしょうか。
【ラリー】
- 効果時間中基礎HPに100の回復可能なアーマーを追加。
- ブリギッテ自身への追加ライフ継続獲得効果を廃止(味方に対してはこれまで通り追加ライフが付与される)。
- 効果時間中バリア・シールドが巨大な750HPの盾に変化する仕様を追加。
- 効果時間中シールド・バッシュが複数対象にヒットしスタンを与えるように変更(※このバッシュは盾を貫通するようです)。
- 移動速度上昇効果が30%→15%に変更。
- 付与できる最大距離を30m→25mに変更。
「リワーク」のはずがとんでもないバフが来てしまいました。ult中だけとはいえ2018年リリース直後のブリギッテを超える悪魔的な耐久+スタンを手にしています。一般マッチでは最近ブリギッテがかなりちょうどよい状態にあったことを考えると、開発は数か月前の誰も使っていなかったブリギッテを基準に調整したようですね。
【カデュケウス・スタッフ】
- 秒間ヒール量を45→55に変更。
- HPが半分以下の味方に対する回復量倍増効果を削除。
- CTを2.5秒→1.5秒に変更。
- ジャンプまたはしゃがみでキャンセルした場合に発生する「アビリティ使用中」の状態を1.0秒→1.5秒に変更。
- ジャンプまたはしゃがみでキャンセルした場合に発生する「アビリティ使用中」の状態をCTの開始を早めるために手動でキャンセルすることができないように変更。
- 効果時間中にサポートのロール共通パッシブが常に発動するように変更。
GAの変更は分かりにくいですが現パッチではCTが2.5秒固定→新パッチではGAのみでCT1.5秒、GAに加えてジャンプキャンセルかスーパージャンプをするならばCTが3.0秒になるということです。多くの場合マーシーはGA後何らかのキャンセル行動を取るので、ナーフと言ってよいかもしれないですね。
【フェード】
- コアレッセンス中に発動できるように変更。
- 移動速度上昇効果を50%→40%に変更。
- カレー粉をかけるのをやめた後の持続ヒール時間を2秒→3秒に変更。
- マッププールを廃止。シーズン4よりすべてのマップがマッチに出現。
- 開発者とユーザーの共同マップ制作企画で誕生した新マップ"Talantis"が4月25日から5月1日までアーケードでプレイ可能に。
- アッシュがB.O.B.効果時間中にultチャージを溜めることができるバグを修正。
2019年からあるこの有名な仕様がバグだとは誰が想像したでしょう。まさかとは思うけど当時の担当者と現担当者の引継ぎミスじゃないよね...?
- (既に修正済み)キャスディがデッドアイでターゲットを視界に入れて外してを繰り返すことでダメージ蓄積速度が倍々になるバグを修正。
Marblrの動画で有名になったこのバグですがホットフィックスで修正済みです。
- ドゥームフィストのサイズミック・スラムを不均一な地表に使用した際に敵にヒットしないことがあるバグを修正。
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ブリギッテ…