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地球平板説の地球のサイズ

円板自体の厚み

Flat Earth Wikiを含む、Flat Earth Societyのサイトには、平板地球の大きさについての記述はない。おそらく円板の直径は4万kmと思われるが、厚みについては何の情報もない。

Forumでは時折、地球の大きさについての議論があるが、数字はまったく確定しておらず、もわっと太陽や月の高度と同じ64〜3000マイルであるとか、過去最大のボーリング深度7.5マイルよりは厚いとかの確信なき書き込みがあるのみ。
In the Flat Earth model, the sun is anywhere from 64 to 3000 miles above the surface so, for symmetry's sake, let's say the Earth is somewhere between 64 and 3000 miles thick. (Novarus April 08, 2017, 08:01:30 PM)

地球平板モデルでは、太陽は64〜3000マイル上空にあるので、対称のためには、地球は64〜3000マイルの厚みがあるとしよう。

it would have to be deeper than the deepest someone has dug, right. so at least 7.5 miles (Baraccafuu April 22, 2017, 04:14:28 PM)

誰かが掘削した最深度よりは深いので、最低7.5マイル

[ Flat Earth Forum ]


ほぼ板に近いものから、そこそこの厚みを想定しているようで、下図左のような円筒形状は考えていないようである。


もっとも、円板の厚みや材質を定めてしまうと、円板のつくる重力が算出できて、大なり小なり、「地球は形状としては平板だが、重力ポテンシャルとしては北極点が底になってしまう」ことがわかってしまう。円板全体の重力ポテンシャルを一定にするには「円板の厚みと北極からの距離の関係」をうまく定める必要があるが、それは自明ではない。

大気圏の厚み

Flat Earth wikiによれば、大気圏の厚みは以下のとおり。
Tropolayer対流層Up to 18km
Stratolayer成層層Up to 50km
Mesolayer中間層Up to 90km
Ionolayer電離層about 480 km
通常用語ではTroposphere, Stratosphere, Mesosphere, Ionosphereであるが、平板なのでlayer(層)に変えられている。高度はおおよそ通常の地球と同じ。

この大気が円板地球の外に流出しない仕掛けとしては
  • 南極の氷壁が大気上層の高さまである。
  • 南極の氷壁の外側にまで地球平板が広がっていて、次第に大気は減衰して気圧ゼロになるところまで平板がある。
  • (正体不明の)ダークエナジー
が挙げられている。

すなわち、氷壁の高さも定まっておらず、その外側にどこまで平板が続いているかも定まっていない。




インターネット時代の地球平板説:






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