自分辞書によるアウトプット

西口講師(辰巳入門講座短答演習(H23実施)より)

  • 過去問は繰り返される。理由まですべていえるように。
  • 短答の勉強は,正答率の高い問題を落とさないようにすること(他の受験生との客観的な差をうめること)が目的


本多講師(辰巳ガイダンスより)

  • 「過去問を解く→解説を読んで復習→答練」という勉強方法のうち「解説を読んで復習」という部分が,受験生は省きがち。注意する。
  • 旧司法試験ほど,択一に力を入れる必要は無い。論文に時間を割いた方がよい。
  • 暗記すべきものは,「条文」「過去問(何度も同じものが出題される)」「判例(『重要判例』の最新刊から出題される)」
  • 「暗記すべき一冊の本」で勉強するのが効果の高い択一勉強法となる

商法の勉強方法

  • 会社法が中心。大まかな制度を把握。
  • 条文丸暗記。重要なもの(過去問出題,論文に出題etc.)だけに絞って。
  • 百選の結論をおさえる。商法総則の判例は必ず理解する。

民事訴訟法

  • 手続関連は条文そのまま聞いてくる。
  • 二当事者,裁判所の調整を考える。
  • 判例は,問題点と結論をおさえる。詳細までは不要。
  • 似ている手続は対比して覚える。狙われる。
  • 複雑訴訟は具体例を想定。実は難しくない。
  • 要件事実は最低限覚える。

刑事訴訟法

百選は完璧に。事案の概要,問題点,規範,あてはめ,結論まで。丸暗記は難しいので,大まかな規範,あてはめ,判例の射程を。
新しい制度(被害者参加,公判前整理手続)はおさえる。
聞かれやすいところは決まっている(「手続の主体」「裁判所・捜査側のできる手続の対比」「伝聞法則」etc.)ので表にするなどして理解を深める。

行政法

条文は具体的な事例を想定しながら。
それぞれの訴えの要件,長所,短所,具体例等をおさえる。
百選の事案の概要,問題点,理由,結論をおさえる。判例の射程距離を考えながら結論を理解する。
引っかかりやすい条文は「表」化して対比するなど工夫を。
各訴訟類型の違い
新しくできた制度は特に重要(H18改正)
準用条文は,出題側がだしやすい。

合格者1

10月頃六法が出たときに,持ち歩きやすいように分解し,択一の問題を解きながら,条文の文言と判例に色鉛筆でマークしていく。 試験直前には色鉛筆をたどりながら,判例六法を通読する。それがベストの勉強法だと思う。
判例六法では判例の深い理解には足りない。 さらに判例百選を読むことが大事となる。 まずは事実と判旨を読み,何回か回す。何回か回すと判例に疑問が出てくる,そのときに解説を読む。


p.34より引用

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