概要

カッチェ・ドルムウントの戦いとは、ラドリザン1524年、5月、ラコルニア帝国とクレアクライシスの間で起きた戦いである。

戦闘に至るまでの背景



大寒波の食糧問題から、クレアクライシスへの進軍を開始したラコルニア帝国だが、それを待ち構えていたクレアクライシス軍に撃退され、逆に準備されていた別働隊が一気に南下をはじめ、資源の宝庫であるカッチェを占領されてしまう。
これは、「専守防衛」を掲げていたクレアムーン時代と異なり、明らかに防衛の名を借りた侵略であった。
食糧問題に加えて、資源まで失うわけにはいかず、ラコルニア帝国軍はすぐにカッチェ奪還の為出陣する。

両軍の戦力

攻撃側守備側

ラコルニア帝国軍
軍勢
クレアクライシス
総兵力19000兵力総兵力35000
レアルーシ総指揮白峰翠
ラスケート軍師
主要参戦者

レアルーシ

ラスケート

ノイエ

白峰翠

朽木

戦闘経緯

ラコルニア帝国軍は、兵糧問題を抱え、戦いが長引けば長引くほど不利であった。
それを理解していたクレアクライシス軍は、帝国軍のいかなる挑発にも乗ることなく、戦いを長引かせようとした。
それに対してラコルニア帝国軍は、レアルーシ自ら前線に立ち、全軍に突撃を命令。
しかし、戦いの主導権を握りたいクレアクライシス軍は、帝国の動きにあわせて逆に強襲を仕掛け、帝国軍の出鼻を挫く。
激戦の末、白峰翠が指揮をとるクレアクライシス軍は、ラコルニア帝国軍を撃退、そのまま追撃に入り、ついに帝都ドルムウントを包囲するまでに至る。
栄光ある帝国が、帝都を敵軍に包囲されるという、味わったことのない屈辱を受けたが、堅固な防壁と、ラスケートの指揮によって、密かに城外に伏せていたノイエ率いる別働隊の攻撃により、かろうじて帝都を守り抜いた。

戦いの結末

帝国軍は、カッチェの戦いに続いてこの戦いにも敗れ、帝都を攻められるという建国以来はじめての屈辱を味わう。
かろうじて撃退したが、クレアクライシスにとって食糧問題を抱えているラコルニア帝国は、苦労して攻め落とすほどの魅力がなかった為撤退したという側面もある。


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