鉄拳7の全キャラの基礎を解説するwiki


ガード崩しとは

 その名の通り、相手のガードを崩す行動を指す言葉。
 投げが抜けられやすい本作では、中段攻撃と下段攻撃による2択が主流となります。
 このページではこれを中下段2択と呼び、仕組みを解説していきます。

中下段2択

中下段2択概要

そもそも中下段2択って何なの?
 鉄拳の打撃技には、ガードを崩す性質を持つものがあります。
 一つは中段攻撃
 しゃがみガードを崩し、立ちガードには防がれる攻撃です。
 もう一つは下段攻撃
 立ちガードを崩し、しゃがみガードには防がれる攻撃です。
 このように中段と下段は相反する性能を持っています。

 そして、中段と下段のどちらを打たれるか分からない状況ではどうなるか。
  • 下段を読んでしゃがみガードするか、中段を読んで立ちガードするか
 の二者択一を迫られることになります。
 これが中下段2択です。
じゃんけんみたいなものなの?
 中下段2択はよく『じゃんけん』に例えられます。
 運が絡む点では近いものがありますが、一概にそう言えない面もあります。

 まずじゃんけんは3つの選択肢であるグーチョキパーに性能差はありません。
 どれを出しても勝率は平等で、勝利の価値に差も出ません。

 対して、鉄拳の中段と下段には大きな性能差があります。
 発生の早さ、ヒット時のリターン、ガード時のリスク、技の豊富さ。
 キャラにもよりますが、どの要素も基本的には中段の方が優秀です。

 性能で劣る下段をどれくらいの頻度で使うか、どのタイミングで出すか。
 ここに、じゃんけんには無い複雑な戦略性が生まれるのです。


 更に言えば、中下段2択は『出さなきゃ負けの高速じゃんけん』です。
 相手がいつどんな場面で、どんな技で2択を仕掛けてくるか。
 守備側にその知識や心構えが無いと、読み合いになりません。
 攻める側が一方的にリターンを得るだけの展開となります。
いつ、どうやって仕掛ける?
 上述の通り、中段と下段には性能差があり、下段は使いにくさが目立ちます。
  • 発生が遅い上にジャンプステータスに弱いので、相手の技に潰されやすい。
  • ガードされると、ヒットで与えるダメージより大きい反撃を受ける技が多い。
 等の欠点でリスクが高く、やたらに狙えるものではありません。
 相手が固まる瞬間を見極めて仕掛ける必要があります。
 ワンツーなどの牽制技がヒットした直後や、相手の技をガードした後などが理想。
 特にワンツーヒット後は初心者が仕掛けやすいポイントです。
 
 それも難しいという人は、
 中段で牽制し、チャンスが来たら下段で崩す
 という感覚で戦っていくだけでも十分です。

2択に使う技

 全ての中下段が2択に使える訳ではありません。
 以下の条件を満たしているものを組み込んでいくといいでしょう。
中段・下段共通
  • 発生が早い
 見てからガードを切り替えられるほどに発生が遅い打撃では、2択は成立しません。
 特に下段は、見てからしゃがみガードできてしまうものが意外と多いので注意。
 最低限の早さを持つ打撃を使うことが、2択を成立させるための絶対条件です。
  • 横移動に強い
  • リーチが長い
 強力な2択も、リーチが短い技で仕掛ける際は要注意。
 バックダッシュを多用されると、決める機会が途端に減ってしまいます。
 前ダッシュで踏み込んで狙うか、バックダッシュされない壁際で狙いましょう。
中段
  • ローリスクハイリターン
 ライトゥーなどのヒットでコンボが決まり、ガードされても浮かされない技は候補の筆頭。
 使用キャラのコンボ始動技の中で、2択に使えそうなものをピックアップしておきましょう。
 また、そこそこのリターンがありガードされても反撃を受けない技も有効です。
  • ガードされても有利
 所謂、ガードされても攻めを継続できる技も2択向け。
 ガードできても攻めが終わらないため、相手にかける圧力はかなりのものです。

下段
  • ダウンを奪える
 発生リーチに問題が無ければ、それだけでガード崩しの筆頭になります。
 更にコンボやダウン追い討ちで追撃できれば言うことなし。

  • リスクが低い
 ガードのスキが-13F以下の下段は一部のキャラ以外には浮かされません。
 気軽に打てる頼れる存在になります。

  • ヒット後有利
 有利フレームが大きく距離も離れない技ならば、攻めを継続できます。
 相手にとってはダメージ以上のプレッシャーとなります。

中下段2択への対処法

 仕掛けられる側になってしまったら、どう対処すべきか。
ガードしてから反撃
 下段をガードできれば、僅かな例外を除いて反撃できます。
 中段もコンボ始動であれば大抵はワンツーで反撃できます。
 ただ、
  • 中段はガードしても反撃できない技が多い。できても軽い。
  • 下段をガードしてからの反撃は慣れがいる。
 などの問題があるため、初心者にはハードルが高いです。

暴れる
 詳細は『暴れ』の項を参照。
 おススメは、ジャンステ技、特にライトゥーで暴れることです。
 ほぼ全ての下段に対して大きなリスクを与えることができます。
 中段に落されても、空中判定なので軽傷で済みます。
 何より『ガードして反撃』よりお手軽です。

 ただし何も考えず暴れ一辺倒になるのも避けたいです。
 読まれると、暴れをスカされて大きな反撃を受けます。
 何より、一つの行動に頼るのは上達に繋がりません。

 暴れに頼りつつ、確反の腕を少しずつ磨いていくのが理想です。 

投げは使えるか

 立った相手をガードの上から崩せる投げ。
 以前は初心者同士の対戦で猛威を振るう存在でしたが、鉄拳7では
  • 投げ抜けの猶予フレームが増加し、見てから抜けることが容易に。
  • 』や『』で出せる通常投げは『』と『』のどちらでも抜けられる。
 と弱体化し、安易に頼れるものではなくなってしまいました。
 ただ、両手投げはまだそれなりに通ります。
 リリフェンの『』のように、ワンコマで出せる両手投げは戦術に組み込んでみましょう。

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