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記事名の制約
本来の表記は「SB > 1 デファイアント」です。この記事に付けられた題名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。

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写真画像移行通知

試作機にも関わらず、画像の量が余りに多い為に、写真画像は
AH-56 シャイアン(画像資料)
AH-56 シャイアン (画像資料 II)
AH-56 シャイアン (画像資料 III)

に移しました。

動画

動画については、スマートフォンのユーザーの方の接続環境(表示が重くなる)、動画の削除による改廃の更新の便宜を考えて、
AH-56 シャイアン(動画)
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代表で1個だけ掲載しておきます。
 

欧米系メカニック記事には「〜テック」【-TECH】が慣習的に多い

WARBARD TECH
資料本『ウォーバード・テック』第27巻

ロッキード AH-56A シャイアン

名称



ロッキード AH-56 シャイアン

Lockheed AH-56 Cheyenne

社内開発名称:モデル CL-840



新型航空火力支援システム
【Advanced Aerial Fire Support System/AAFSS】

ロボテック・シリーズとの関連

スーパー・オーロランの回転翼機〔ヘリコプター〕形態。
ハードポイント数は 2基 → 4基と倍になった。

1. オーロラン 【VFH-10 Auroran】

2. スーパー・オーロラン 【VFH-12 Super Auroran】

可変宇宙航空戦闘機 兼 戦闘ヘリコプターはシャイアンの単発に対して双発はありますが、
ロッキード・マーティン【Lockheed-Martin】による開発であることの他にも、

AH-56 シャイアン【Cheyenne】と、以下の共通点があります。

・ 複合ヘリコプター
・ リジッド・基部(ハブ)・ローター(無関節型ローター)
・ 尾輪(オーロランは首脚)を含めた引込脚
・ 回転砲塔に連動した回転式火器管制&砲手席(複座型のみ共通)
・ 尾部に取り付けられた推進機関(後部推進式プロペラから、プラズマ・エキスパンション・エンジンへ)
・ 従来型の揚力発生に寄与しない小翼ではなく、補助翼付きの【 ヘリコプターにしては 】大型の固定翼

シコルスキー S-67『ブラックホーク』(初代)との共通性

また、シコルスキー S-67『ブラックホーク』(初代)【Sikorsky S-67 Blackhawk】の翼配置や機体構成(双発エンジン)も大いに参考にされました。

シコルスキー S-67『ブラックホーク』(初代)








シコルスキー S-72 『エックス・ウイング』との共通性

シコルスキー S-72『エックス・ウイング』RSRA / Rotor Systems Research Aircraft】とは、ブレードから圧縮空気を噴出して、仮想的な翼形を生成する(ホットサイクル式ローター)という点でオーロラン系との共通項が見られる。

PNG形式画像(クリックにて原寸 743 pixel x 578 pixel に復帰します)

パイアセッキ・エアクラフト社 X-49  『スピード・ホーク』 

パイアセッキ・エアクラフト社 X-49 『スピード・ホーク』(日本語)



Piasecki X-49 Speedhawk(英語)

偏向推力ダクトプロペラ
VTDP / Vectored - Thrust Ducted Propeller 】に共通性がみられる。





操縦室の構成

最大の特徴は『前席』の【副操縦士/火器管制&機関砲手席】側からでも基本的操縦が可能なことでした。
詳細な画像はAH-56 シャイアン (画像資料 III)
に移しました。

概要

AH-56 シャイアンは、前世紀である二十世紀に於いて、旧『ロッキード社』によって開発された、アメリカ陸軍向けの試作攻撃ヘリコプターである。


愛称のシャイアン【Cheyenne】は、アメリカ先住民のシャイアン族に由来する。

要目

用途対地攻撃
分類攻撃ヘリコプター
製造者旧:ロッキード(現:ロッキード・マーティン
運用者なし(不採用)
初飛行1967年9月21日(火曜日)
生産数10機
運用状況退役

組立工場及び初飛行場所:ヴァン・ナイズ空港

記念式典も同場所:

カリフォルニア州ロサンゼルス郊外


ヴァン・ナイズ空港


乗員構成

乗員2名
役割正操縦士/機長 と 副操縦士/火器管制&射撃手

回転翼構成

主回転翼四枚羽根・無関節基部(ハブ)
尾部・トルク相殺用小回転翼四枚羽根・無関節基部(ハブ)
尾部・推進用プロペラ三枚羽根定速(恒速)

増加試作機【AH-56A】

全長16.66m
全幅8.23m (回転翼を除く)
全高4.18m
主回転翼直径15.62m
乾燥重量5,320 kg
最大離陸重量11,739 kg
最大滑走離陸重量13,600 kg
発動機ジェネラルエレクトリック社【GE】
T64-GE-16 - ターボシャフト3,925shp × 1基

性能

超過禁止速度212 knots (244 mph, 393km/h)
最大固定翼面飛行速度412km/h*1
巡航速度195 knots (225 mph, 362km/h)
航続距離1,063nm (1,971km)〜1,400km
海面初期上昇率毎分 1,042m
陸上初期上昇率毎秒17.4 m(毎分1,044m)
実用上昇限度不明
限界上昇限度25,997ft (7,924m)〜20,000 ft (6,100 m)
離着陸距離(離陸/着陸)0m。

ホバリング不可能領域での最大離陸重量時の滑走距離は不明。

武装

固定火器

固定火器システム機構図
機首砲搭
M129 40 mm (1.57 インチ)40 mm x 53 mm 擲弾発射装置

火器名称解説
M129 40 mm (1.57 インチ)40 mm x 53 mm 擲弾発射装置×1筒。
発射速度:毎分350発。装弾数780 x 40mm手榴弾 発。
XM196 7.62 mm x 51 mm 機関銃(ミニガン)×1挺
発射速度:毎分6,000発。(毎分750発, 毎分1,500発 と 毎分3,000発を銃手側で調整可能。)
装弾数11,750 発。
XM196 7.62 mm x 51 mm 機関銃(ミニガン)
機体下腹砲搭
XM140 30 mm (1.18in) 機関砲×1門
発射速度:毎分450発。装弾数2,010 発。
XM140 30 mm 機関砲
火器名称解説
設計デザイナースプリングフィールド・アーモリー
メーカーフィルコ-フォード
口径30x100B
初速670メートル/秒
発射速度毎分 400発
基本動作反動利用
閉鎖系統カム機構
装填方式電気機械式
弾薬XM552、XM554、XM669
有効射程3,000メートル
砲身長660ミリメートル
最大長さ1,530ミリメートル
最大幅123ミリメートル
深さ'最大368ミリメートル
重量63.5キロ
冷却空冷
接地方法固定





武装のコンベア社【 Convair model 49 】提案機との共通性

火器の大半はコンベア・モデル49【Convair Model 49 AAFSS】と同一

兵装吊下架 (ハードポイント)

  • 全部で6箇所。そのうち4箇所は翼下(内訳は各々左右の内翼と外翼部分に1箇所ずつ)残りの2箇所は下部胴体側に位置する。
    重量制限は1箇所当たり2,000ポンド(907.184kg)

以下の搭載例から選択する。

落下式増槽

  • 4本 x 450 ガロン(1,704 リットル) 落下式増槽 (外翼と内翼)
  • 1本 x 300 ガロン(1,136 リットル) 落下式増槽 (胴体左舷側に1本のみ懸架可能。)

対戦車ミサイル

ロケット弾


【いずれかの形式を選択】
  • 4基 × XM200 2.75 インチ FFAR 発射ポッド (外翼と内翼)
  • 6基 × XM200 2.75-インチ FFAR 発射ポッド (外翼に3連・複数投下型兵装架【Triple MER / Multiple Ejector Rack 】を介して搭載。)

技術的特徴




AH-56は3,425馬力を誇るT64-GE-16 - ターボシャフト×1基を搭載する複合ヘリコプターで、ローターの他に三枚羽根の推進式プロペラを装備する事が特徴である。


この推進式プロペラによって、水平飛行時の最大速度は時速400kmに達する。


これはヘリコプターとしては(現在においても)革新的な高速性能であった。


また、コンピュータによる飛行制御や赤外線夜間暗視装置の採用など、当時の最新技術を結集させている。


AH-56の機体は、タンデム式の複座操縦席、縦に細長い胴体、また小さな主翼を取り付けられ、最初期の攻撃ヘリコプターではあったが、後のAH-64 アパッチRAH-66コマンチKa-50チョールナヤ・アクーラ(黒鮫)にも引き継がれる、攻撃ヘリコプターの標準ともいえるような構造をしていた。



開発史




  1. ベトナム戦争中、地上での戦闘には軽武装したUH-1 イロコイ・軍用輸送ヘリコプターが大量に導入された。

輸送型のヘリコプターは、戦争が激化するにつれてますます需要が増していた。しかし、一方で、対空砲火による輸送ヘリコプターの損失の多さ、武装が貧弱すぎることが問題となった。UH-1などをさらに重武装にする案もあったが、もともと輸送型のUH-1には、それ以上の重武装は不可能であった。そのため当時のロバート・マクナマラ国防長官は、AAFSS計画を案出した。前述のように、本格的な地上攻撃ヘリコプターは、AAFSS計画によるものが初めてであった。

アメリカ陸軍は1964年にAAFSS計画における要求仕様を国内航空メーカー各社に提示した。参加した数社の中から、ベル・エアクラフトとロッキードの案が選択され、1965年にロッキード社の案をAH-56Aシャイアンとして採用、1967年9月21日に初飛行を行った。

しかし初飛行の遅れ、単発のターボシャフトエンジンであることによるエンジン故障時の不安定性、後部の推進式プロペラによる整備上の問題、技術的限界に起因する主ローターの強度不足、機体の大型化などから、ベル・エアクラフトの「モデル209」が暫定採用、ベトナム戦争終盤の最激化の時期の1969年9月には「モデル209」はAH-1 コブラとして制式採用されることとなった。

1960年代のベトナム戦争後半の時期に、当時のアメリカ陸軍によって発表された『新型航空火力支援システム』【Advanced Aerial Fire SupportSystem/AAFSS】計画によって開発された対地攻撃ヘリコプターである。
本格的な攻撃ヘリコプター開発は、これが世界初であった。

西暦 1965年 にロッキード社の案が 「AH-56」として採用され、開発が進められたが、技術的問題による開発の遅滞や計画自体の大幅な見直し、開発&生産費用コスト高により最終的に中止されたため、量産化には至らなかった。

この中止によって 暫定 攻撃ヘリコプターとされていたベル社のAH-1 コブラ(モデル209)が、主力攻撃ヘリコプターとして使用される事となった。

幻に終わった、海軍型と空軍型

不採用の為、どちらの型も不採用に終わりました。わずかに、木型模型(デスクトップ・モデル)でその想定を伺えるのみです。
MANUFACTURER'S DISPLAY MODELS OF THE LOCKHEED AH-56A - TRI-SERVICES


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