概要

クロスクリムゾンとは、レイトンビバスク大陸に存在した独立部隊である。
当時のビバスク大陸は、スレイヴギアウィルス事件により、国家という枠組みは崩壊し、人類はウィルスに汚染されたスレイヴギアに怯える日々を迎え、衰退の一途をたどっていた。

汚染機によって故郷を燃やされたリアンであったが、彼の故郷にいたマッドサイエンティストの手術によって、彼は何人もの人間の身体を繋ぎ合わせることで一命をとりとめた。
その後、スレイヴギアを皆殺しにすることを誓ったリアンは、ホワイトフォックス隊に合流する予定だった自分を救ってくれた一人の少女を殺害してスレイヴギアを奪うと、スレイヴギア狩りをはじめた。
当初は一人で行動していたが、限界を感じ始めた頃、工場跡地で眠っていた対スレイヴギア用に作られていた各種の兵器を発見、以後各地の工場跡を集中的に巡りながら組織を拡大していき、9664年にクロスクリムゾンが結成される。

当時、各地で独自にスレイヴギアと戦おうとする組織は存在したが、戦力の差は圧倒的で、反抗作戦はそのほとんどが失敗に終わった。
だが、ただ機械的に相手を破壊することしかできない汚染機には組織力がなかったため、攻撃を仕掛けてきた者には徹底的に反撃を加えるが、そのまま相手の本拠地を捜索する様な行動はしなかったことから、反抗組織そのものは各地で次々とうまれていた。

クロスクリムゾンも当初はそのような数ある組織の1つであったが、他の組織と明らかに異なる点は、9682年に地下工場に配備されていた「完成した直後の状態であったため、ウィルス汚染されていないスレイヴギア」を手に入れたことにより、汚染機と互角に戦うことができた唯一の存在になった点であった。
その為、各地の反抗軍はクロスクリムゾンを頼って次々と合流、シューティオンリベレイター系も数多く抱える巨大組織へとなった。

後に、同じくウィルス汚染されていないホワイトフォックス隊と遭遇、当初は情報の少なさから互いを敵と信じ込んで戦いを繰り広げるが、後に真実を知って和解。
最終的には共に霧の箱舟作戦を実行し、汚染機との戦いに勝利する。
その後、リーダーであるリアンを失った事により組織は解体、レピリカと戦傷により記憶は失っていた狼々ホワイトフォックス隊に合流し、その後も各地に残る汚染機の掃討に力を貸した。

部隊結成から解散までの略歴





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