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基本ラテン文字【U u】を取り上げます。
基本ラテン文字【U u】を取り上げます。
- 拡張文字は拡張ラテン【U】を参照してください。
文字名称 | ユー / U |
大文字 | (半)U、(全)U |
小文字 | (半)u、(全)u |
ラテン語名 | - |
IPA | No.308 円唇後舌狭母音/第8基本母音 |
NATO式呼称 | ユニフォーム / UNIFORM |
セム系文字原義 | - |
源流フェニキア文字 | - |
源流ギリシャ文字 | ユプシロン / UPSILON《Υ υ》 |
源流古イタリア文字 | ウー / U《𐌖》 |
ユニコード(半角) | (大)U+0055、(小)U+0075 |
ユニコード(全角) | (大)U+FF35、(小)U+FF55 |
文字参照(半角) | (大)U、(小)u |
文字参照(全角) | (大)U、(小)򟥗 |
画数 | (大)1画、(小)2画 |
仮名転写 | ウ[u / ʊ]、(日本語の)ウ[ɯ]、(半母音の)ウ[w]、ユ/ユィ[y]、(オランダ語の)ユ/ウ[ʏ]、(半母音の)ユィ[ɥ]、(英語の)ユ(ー)[jʊ, juː]、ア[ʌ] |
ローマ数字数価 | (中世イタリア・中世ドイツ)5 |
モールス信号 | ・・-[トントンツー] |
点字 | DOTS-136《⠥》(U+2825) |
母音調和 | 後舌母音グループ |
スモールキャップ | ᴜ (U+1D1C) |
上付き文字 | ᵁ (U+1D41)、ᵘ (U+1D58) |
下付き文字 | ᵤ (U+1D64) |
イタリック | U u 《𝑈 𝑢》(U+1D448 , U+1D462) |
ドイツ文字 | ウー / U《𝔘 𝔲》(U+1D518 , U+1D532) |
フレイザー | ウ / U《ꓴ》(U+A4F4) |
異体字 | - |
基本的な発音はウ([u]或いは[ʊ])であるが、英語のア[ʌ](長音はユー[juː])やフランス語のユ[y]、日本語ローマ字のウ[ɯ]、ウェールズ語のイ[i]など言語によっては異なるものがある。
ロマンス系言語及び中国語ピンインでは半母音字として使われる(フランス語のユィ[ɥ]やスペイン語のウ[w])。
ウラル語族及びチュルク語派の母音調和では、《a》や《o》同様、後舌母音に属する。スウェーデン語では硬母音に属する。
日本語の日本式ローマ字では《S, Z》や《T》(ヘボン式は連字〈TS〉)の後の《U》の発音では中舌化した[ɯ̈]となり、語末の《U》には無声母音[ɯ̥]となる場合もある。ヘボン式つづりの“chosakuken「著作権」”の様なケースでは子音字と子音字の間の《U》の発音が無音となり、〈-KUK-〉が長子音[kː] (ひらがな表記では促音《っ》+カ行の字《け》) となる地域もあるが、日本語正書法のひらがな綴り〈ちょさくけん〉に合わせた前述のローマ字綴りになる。
ロマンス系言語及び中国語ピンインでは半母音字として使われる(フランス語のユィ[ɥ]やスペイン語のウ[w])。
ウラル語族及びチュルク語派の母音調和では、《a》や《o》同様、後舌母音に属する。スウェーデン語では硬母音に属する。
日本語の日本式ローマ字では《S, Z》や《T》(ヘボン式は連字〈TS〉)の後の《U》の発音では中舌化した[ɯ̈]となり、語末の《U》には無声母音[ɯ̥]となる場合もある。ヘボン式つづりの“chosakuken「著作権」”の様なケースでは子音字と子音字の間の《U》の発音が無音となり、〈-KUK-〉が長子音[kː] (ひらがな表記では促音《っ》+カ行の字《け》) となる地域もあるが、日本語正書法のひらがな綴り〈ちょさくけん〉に合わせた前述のローマ字綴りになる。
筆記体大文字は小文字《u》とほぼ同型で、世界共通である。
ジュッターリン式筆記体の小文字では《n》との区別のためにブリーブが付加された《ŭ》(ウー・ボーゲン U-BOGEN 或いは ウー・ハーケン U-HAKEN と呼称)となる。
ジュッターリン式筆記体の小文字では《n》との区別のためにブリーブが付加された《ŭ》(ウー・ボーゲン U-BOGEN 或いは ウー・ハーケン U-HAKEN と呼称)となる。
DOTS-136《⠥》が基本字形。3の点・6の点が付加される第3列グループの最初の字母。
世界各国の諸言語のラテン翻字は一部を除き、これに沿っている。
トーゴ式の場合、派生字のウプシロン《Ʊ》がこの点字を当てはめているため、本来の《U》はDOTS-1256《⠳》で表記される。
中国式では語中の〈-U〉の他、語頭の〈WU〉もこれ一字で表記される。
現代ギリシャ語のラテン翻字では、源流字母の《Υ》に対する点字として、《U》を当てている。
古典ギリシャ語の点字では連字〈ΟΥ〉の翻字である《U》を当てはめている。
世界各国の諸言語のラテン翻字は一部を除き、これに沿っている。
トーゴ式の場合、派生字のウプシロン《Ʊ》がこの点字を当てはめているため、本来の《U》はDOTS-1256《⠳》で表記される。
中国式では語中の〈-U〉の他、語頭の〈WU〉もこれ一字で表記される。
現代ギリシャ語のラテン翻字では、源流字母の《Υ》に対する点字として、《U》を当てている。
古典ギリシャ語の点字では連字〈ΟΥ〉の翻字である《U》を当てはめている。
- スモールキャピタル【U】?を参照。
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