【拡張ラテン文字辞典】カテゴリです。
小文字のみで表記される発音記号や一部の正書法で、大文字の特殊用法の意味を取り上げます。
●アメリカ音声学記号や北米のクラマス語正書法では、大文字表記は無声を示す。
●IPAではスモールキャピタルが使用できない場合、代用される。
●センコテン語正書法では基本的に全て大文字で表記され、小文字は語末の《s》のみ。
●リス語のフレイザー文字は全て大文字で、通常のラテン文字と用法が大幅に異なる。ユニコードでもラテン文字とは別扱いとして5.2に追加された。
●ホチャック語のフォックス文字は、ラテン文字筆記体の小文字と大文字の組み合わせで表記されるが、使えない場合は小文字と大文字を活字体に置き換えている。
小文字のみで表記される発音記号や一部の正書法で、大文字の特殊用法の意味を取り上げます。
●アメリカ音声学記号や北米のクラマス語正書法では、大文字表記は無声を示す。
●IPAではスモールキャピタルが使用できない場合、代用される。
●センコテン語正書法では基本的に全て大文字で表記され、小文字は語末の《s》のみ。
●リス語のフレイザー文字は全て大文字で、通常のラテン文字と用法が大幅に異なる。ユニコードでもラテン文字とは別扱いとして5.2に追加された。
●ホチャック語のフォックス文字は、ラテン文字筆記体の小文字と大文字の組み合わせで表記されるが、使えない場合は小文字と大文字を活字体に置き換えている。
特殊な用法で用いる言語・表記法
- アメリカ音声学[ḁ]、インド系転写(K-H式)[aː]、X-SAMPA[ɑ]、キルシェンバウム[ɑ]、クラマース[ḁ]、bRitic[æ, a]、ホチャック[h]、ワールドベット[ɑ]
特殊な用法で用いる言語・表記法
- アメリカ音声学[ɾ]、アラブ・チャット[ḍ]、インド系転写(K-H式)[ɖ]、X-SAMPA[ð]、広東[di]、キルシェンバウム[ð]、クリンゴン[ɖ]、ビルマ翻字(澤田式)[d]、マラヤーラム転写(MOZHI式)[ɖ]、ワールドベット[ð]
- 広東語では方言字《啲》の略字として使用。
特殊な用法で用いる言語・表記法
- アメリカ音声学、インド系転写(K-H式)[ŋ]、X-SAMPA[ɣ]、キルシェンバウム[ɢ]、クラマース[q]、デネ=コーカサス祖語[ɢ]、ワールドベット[ɢ]
特殊な用法で用いる言語・表記法
- アラブ・チャット[ˤ]、印欧語学[咽頭音]、インド系転写(K-H式)[-h]、X-SAMPA[ɥ]、キルシェンバウム[ħ]、クリンゴン[x]、フォックス[ɣ]、ホチャック[ɣ]、マラヤーラム翻字[-h]、ワールドベット[ħ]
- アラブ・チャット・アルファベットでは、THという組み合わせで《ﻁ》[ṭ]或いは《ﻅ》[ẓ]の音を示す。
特殊な用法で用いる言語・表記法
- アメリカ音声学[i̥]、インド系転写(K-H式)[iː]、※英語[aɪ]、X-SAMPA[ɪ]、キルシェンバウム[ɪ]、クラマース[i̥]、パンジャブ翻字(カラムジット式)[i]、ワールドベット[ɪ]
- 英語では「私」の意味の場合、必ず大文字で表記。
特殊な用法で用いる言語・表記法
- アメリカ音声学[l̥]、インド系転写(K-H式)[li]、X-SAMPA[ʎ]、キルシェンバウム[ɬ, ɫ, ʟ]、クラマース[l̥]、デネ=コーカサス祖語[ɮ]、ビルマ翻字(澤田式)[l]、マラヤーラム転写(MOZHI式)[ɭ]、ワールドベット[ʎ]
特殊な用法で用いる言語・表記法
- アメリカ音声学[m̥]、インド系転写(K-H式)[鼻音]、X-SAMPA[ɯ]、キルシェンバウム[ɱ]、クラマース[m̥]、ビルマ翻字(澤田式)[ɴ]、ワールドベット[ɱ]
特殊な用法で用いる言語・表記法
- アメリカ音声学[n̥]、インド系転写(K-H式)[ɳ]、X-SAMPA[ŋ]、キルシェンバウム[ŋ]、クラマース[n̥]、ビルマ翻字(澤田式)[n]、bRitic[ŋ]、マラヤーラム転写(MOZHI式)[ɳ]、ワールドベット[ŋ]
- 澤田式ビルマ翻字ではチルドを右に付けた〈N~〉で[ɲ]音を示す。
特殊な用法で用いる言語・表記法
- アメリカ音声学、インド系転写(K-H式)[ri]、X-SAMPA[ʁ]、キルシェンバウム[ʀ, ɚ]、bRitic[r, ɹ]、マラヤーラム転写(MOZHI式)[ʈ]、ロシア・チャット[ja]、ワールドベット[ʀ]
特殊な用法で用いる言語・表記法
- アラブ・チャット[ṭ]、インド系転写(K-H式)[ɳ]、X-SAMPA[θ]、キルシェンバウム[θ]、ビルマ翻字(澤田式)[t]、マラヤーラム転写(MOZHI式)[ɳ]、ワールドベット[θ]
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