好意
好意は承諾誘導に強く作用する心理です
好意をもった相手には心を許しやすくなり、そこに承諾誘導技術の付け入る隙が生まれます。その好意を得る鍵としては容貌の影響、類似性の影響、御世辞の影響、共同活動の影響などが挙げられます。容貌に優れた人が昇進しやすく高給を得やすく免罪されやすいことなどは統計的に証明されています。容貌により得られる好意がこのような結果をもたらすわけです。同一行動でも容貌が良ければより良く見られ容貌が悪ければより悪く見られます。
類似性(共通の趣味とか)、御世辞(ただし過度な御世辞は逆効果)、共同活動は好意を得るために役立ちます。
遠く離れた異国で同国人に会った場合や自国語を話す人にあった場合も類似性に基づく好意が強く作用します。その同国人や自国語を話す異国の人が善人とは限らないにも関わらず。
【類似性やお世辞があると人は好意を抱き、受け入れる心理】
人は、自分が好意を感じている知人に対してイエスと言う傾向がある。運命共同体、すなわち「利害を同じくする他人」を作りましょう。もちろん自分が好意を感じている人と、チャレンジの成功を分かち合えるようにしましょう。起業であれば創業パートナー、伴侶、投資家などが候補です。
自分が志を曲げてしまいそうになったときでも、「利害を同じくする、自分が好意を感じている他人」から励ましや叱咤をもらえれば、好意のルールを自分に向けることができます。
2007年05月05日(土) 20:24:36 Modified by hanamaru0002