Beta Fighter
- 日本語変換:「ベータ・ファイター」 (レギオスのシステム名称「アルファ・ファイター」と対になる。)
- 統合マスターファイル作成のお知らせ
- 形式番号と名称
- 戦術航空宇宙戦システム名称
- 俗称(レギオスのブースターとしての)
- 爆弾倉と投下用回転式懸架倉(リボルヴァー・ラック)
- 爆弾の投下状況と扉の開閉
- シャドウ・ファイター仕様
- 目次【Index】
- センチネル漫画版より
- 宇宙空間での実戦例
- アルファ+ベータ・システム概念図
- 形式番号
- 模型による立体資料
- 大気圏内性能の問題点
- 質量相殺装置について
- 要約解説
- 寸法
- 【開発企業】
- エンジン
- 動力源
- 性能緒元
用 途 | 形式番号 | システム名称 | 型 | 乗員数 |
---|---|---|---|---|
戦闘爆撃機 | VFB- 9/12 | Beta(β) | A, B, S | 単座(9B/12B型は複座) |
電子諜報&電子偵察 ワイルド・ウィーゼル機 | VE- 12 | Beta(β) | A, S | 5座(操縦士1名+電子&偵察要員4名) |

★米国 Toynami 社 Master-Piece Collection “ Beta Fighter ” VFB- 9/12【A, B】★

★米国 Toynami 社 Master-Piece Collection “Alpha/Beta Fighter ” VFA-6I&VFB- 9/12【A, B】★

【CM’sコーポレーション ・BRAVE合金EX01 レギオス&トレッド《イオタ》より】
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- VFA-6H【エータ】とVFB-9【トレッド】→ 2007年の OVA「シャドウ・クロニクル」より

大気圏内では一般的可変戦闘機より空気抵抗が大きく操作性が悪い為、揚力補助の慣性&重力制御装置を常時稼動している。
またトリッキーな空力特性の為、操縦にはそれなりの技量が必要。
本来は大気圏内では、機械やパイロットの生理的限界、潤滑油の耐久時間のみに制限された無限に近い航続力を持つ熱核反応タービンだが、この為に1回のHBT【英語版ではProtoculture】で飛行可能な航続時間&距離は従前の熱核反応タービン機より制限されている。

この地上姿勢&レギオスとの合体用アームの大きさからも、容易に空気抵抗の大きさが推察される。

またトリッキーな空力特性の為、操縦にはそれなりの技量が必要。
本来は大気圏内では、機械やパイロットの生理的限界、潤滑油の耐久時間のみに制限された無限に近い航続力を持つ熱核反応タービンだが、この為に1回のHBT【英語版ではProtoculture】で飛行可能な航続時間&距離は従前の熱核反応タービン機より制限されている。

この地上姿勢&レギオスとの合体用アームの大きさからも、容易に空気抵抗の大きさが推察される。

エアロ・パーツ化 | トレッド自体は大気圏内航行時は単独で高速を出すことは出来ない。 しかし、レギオスを前部に連結することで空力的形状が流線型に変化する為、最高速度が向上し、航続距離の延長も達成される。 その場合、レギオスの飛行用「プロトカルチャー (資源)」は温存され、戦線に到達した際の最終的な戦闘能力は出撃時と同等となる。 |
---|
- 重力係数が1(9.8N)以下の装置をサザンクロス軍陸軍では【質量相殺装置】と呼称し、機動兵器用に考慮すれば、その尤も初期の巨大なシステムはデストロイド・モンスターに搭載された。
VFA-6「レギオス」シリーズの航続距離延長・武装強化のブースターとして使用されるが、無人化可能とはいえ、本来は有人機であり、当然単独の戦闘爆撃機としても使用可能。
本来は、0G・0気圧の宇宙空間で使用するのを常用と想定しており、大気圏内では、その形状から空気抵抗が大きく、飛行性能は通常の航空機はもちろん、上記レギオスよりも劣り、操縦特性も悪い。
このため、大気圏の飛行に際しては可能な限り上記VFA-6「レギオス」、もしくは、VQ-6X(無人型)「アサバン・シャドウ・ドローン」【ASAVAN Shadow Drone】と合体した状態(エアロ・パーツ化)で、流線型に近い形状を保ち、空力性能を改善するべきことが、9X系以前のVFB-9系の初期機体の運用マニュアルにおいても言及されていた。
本来は、0G・0気圧の宇宙空間で使用するのを常用と想定しており、大気圏内では、その形状から空気抵抗が大きく、飛行性能は通常の航空機はもちろん、上記レギオスよりも劣り、操縦特性も悪い。
このため、大気圏の飛行に際しては可能な限り上記VFA-6「レギオス」、もしくは、VQ-6X(無人型)「アサバン・シャドウ・ドローン」【ASAVAN Shadow Drone】と合体した状態(エアロ・パーツ化)で、流線型に近い形状を保ち、空力性能を改善するべきことが、9X系以前のVFB-9系の初期機体の運用マニュアルにおいても言及されていた。
設計 | ・ヴィッカース plc&クライスラー LLC (装甲とフレーム) ・テレダイン・コンチネンタルモータース(航空機アレンジメント) ・ロックウェル・インターナショナル (搭載ミサイルと搭載ベイ) ・ベル・ヘリコプター・テキストロン (ガウォーク形態変形パターン&ホバリングノズル) |
製造 | ・ヴィッカース plc&クライスラー LLC(60%) テレダイン・コンチネンタルモータース(40%) |
機関 | ・P&W(プラット・アンド・ホイットニー社 ・ターボ・ユニオン社 |
※「ヴィッカース plc & クライスラー」は旧時代におけるMBR-04「デストロイド・トマホーク」及び同系統の主力開発企業。「テレダイン・コンチネンタルモータース」は旧時代において「クラウス=マッファイ・ヴェクマン社」と共同でMBR-07「デストロイド・スパルタン」を開発した企業。また旧時代のバルキリー(VF-1A シリーズ)(量産型)の共同開発企業であり、航空機設計の経験もある。
※一部資料では企業名に配慮し「ビガース」&「クラウラー」とする表記もみられる。
→|・「ヴィッカース&クライスラー」は旧時代におけるMBR-04「デストロイド・トマホーク」及び同系統の主力開発企業。
※一部資料では企業名に配慮し、「ビガース」&「クラウラー」とする表記もみられる。|
・「テレダイン・コンチネンタル」は旧時代において「クラウス=マッファイ社」と共同でMBR-07「デストロイド・スパルタン」を開発した企業。 また旧時代のVF-1の共同開発企業であり、航空機設計の経験もある。 |
- ターボ・ユニオン(Turbo-Union)→ アヴィオ S.p.A、 MTU アエロ・エンジンズ【MTU Aero Engines】/チュルボメカ/ロールス・ロイス plc合弁企業体。

主推進機 | ・3基のP&W- JG 102A型のインターミックス・可変サイクル融合エンジン。 最大出力(各基):356kN。 |
副機/補助動力(APU) | ・4基の「ターボ・ユニオン」ATF-401(AUX)ミニチュアライズド・反応プラズマエアー&反作用インターミックス・タービン。 エンジンは、VTOLの為に腕の肘関節の近くに一対ずつ設置。各々のエンジンは、それぞれ2基は後部上方に置かれ、残り2基は胴体後部に配置。 各46.9kNの定格出力。オーバーブースト時で各91.1 kN.(2分)。 「ターボ・ユニオン社」→ MTU/チュルボメカ/ロールス・ロイス合弁企業体。 |
補機 | 全環境での機動と 高度/姿勢調節および安定用に組合わされた、小型反応スラスター、及び姿勢制御ジャイロを装備。 |
ジェネレーター | 2基の「RRL-2D」 超小型「プロトカルチャー (資源)電池・エネルガイザー (energizer)」。 |
反応剤搭載量 | 1: 32本のプロトカルチャー (資源)標準キャニスター(小缶)。 2: 38.2リットルの融合エンジン用のD20 (重水)反応物質。 |
反応剤供給間隔 | 250時間の運用毎に交換。 |

A. 戦闘爆撃機 形態
最大速度 | 1,930kph (マッハ1.8) /高度18,000m。 注:慣性&反重力システム稼動条件。 |
海面速度 | 700kph(マッハ0.68) |
軌道進出速度 | ブースターによる 8,900kph の速度で高度 45km に進出(※) ※ 単体で外部搭載&一部内蔵武装無しの準フェリー状態。 標準重量時には「VFA-6」をエアロパーツ化搭載時に衛星軌道上まで上昇可能。 |
失速速度 | 250kph(VTOL効果外で) |
初期上昇率 | 毎分40,000m以上 (オーバーブースト上昇時) |
実用上昇限度 | 35km(35,000→軌道進出でない場合) |

B. ガウォーク形態】
最大ロイターリング滞空時間 | 120秒 |
最大地表速度(高度10m) | 532 kph |
ストール(失速)速度 | 0 kph(VTOL) |
実用上昇限度 | 18,000m |

C. バトロイド形態
最大跳躍飛行速度 | 482kph |
最大走行速度 | 128kph |
実用上昇限度 | 2,440m |
【Beta トレッド単独】
戦闘半径(宇宙空間) | 内部反応プロペラントのみの総デルタ値-v11.8 kps。(内部反応剤のみ) 宇宙空間用に「2.8kpsデルタ-v」のためのプロペラントタンクを装備可能。 |
【Alpha レギオス接続時】
戦闘半径(宇宙空間) | 内部反応プロペラントのみの総デルタ値-v 7.50 kps。(内部反応剤のみ) 宇宙空間用に「1.8kpsデルタ-v」のためのプロペラントタンクを装備可能。 |
設計許容加速度(G範囲) | +12.0G/-5.6G (9.5G / コンピューター・オーバーライド時) ※トレッド単独時。 VFA-6レギオス接続時は、継手(ジョイント)強度の問題で、許容加速度係数は、これより低下する。 |
- コンピューター・オーバーライド:機体や乗員の危険を考えてリミッターで制限されている限界を、コンピューターの制限設定を解除し乗り越える(override)こと。リミッター解除につき、安全性は保障されない。
★海外設定では「トレッドのバトロイド」は、各型で頭部が異なる。

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エータ ( H 型 ) | イオタ ( I 型 ) |
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ゼータ ( Z 型 ) | シャドウ ( S 型、または X 型) |
※ 一部の資料で、シャドウ装置搭載機を、 初期の開発コードである「-9X」と説明して いるものもあるが、当初の区分名称では 「-X型」と呼称されていたので、 あながち間違いでもない。 |
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VFB-9/12A、-9/12B型 | ・ウエスティングハウス社APG-113 | X 帯域・パルス・ドップラー・球状・長距離球探知&全高度目標追跡レーダー。 |
VFB-12 S型 | ・ヒューズ APG-117 UWB | パルス・ドップラー・フェーズド・アレイ・球状・長距離探知&全高度目標追跡レーダー。特別な『ステルス』パッシブ・モード装備。 |
VE-12 A, S型 | ・ウエスティングハウス APY-7 | 多帯域・インターリーブ/マルチ-モード機能(空対空と空対地の両モードの同時使用)レーダーシステム1組。 球状・超長距離探知&全高度目標追尾、追加の中距離/範囲イメージングと目標識別。 特別な『ステルス』パッシブ・モード装備。 |
共通 | ・トムソン CSF ALQ-310 | 多帯域・インターリーブ/マルチ-モード機能(空対空と空対地の両モードの同時使用)、多スペクトル・パッシブ・センサーシステム。 球状(超水平線・超高感度探知・目標識別・比較と全高度でEM放射線のデータ保管を可能とした。 |
▽Interleave(インターリーブ):【動】複数の処理を交互に扱う (「空対空」と「空対地」の両モードの同時使用)
▽Electro-Magnetic radiation :平行電磁(EM)放射線
X帯域 | マイクロ波の帯域の一つ。 センチ波であるSHF帯《周波数: 3GHz〜30GHz、波長: 10cm〜1cm》の帯域と重複する部分がある。 その帯域は《周波数 8〜12GHz、波長2.5〜3.75cm》。 衛星通信バンドでは、アップリンク 8GHz、ダウンリンク 7GHz。 |
パルス・ドップラー・レーダー (Pulse Doppler Radar) | レーダーが受信した信号にパルス連続処理とドップラー処理を加えるもので、ミキサーとバンドパス・フィルターを使用して目標物からの反射以外のものを排除するレーダー。地上や海面のクラッターなどを除去できる。 ドップラー技術を使用することで、目標の接近率を知ることもできる。 |


《VFB-9/12型》
カール・ツァイス/トムソン 多スペクトル高感度スキャナ・ブーム | ×2本。 腕ブーム部に装備。各々のブームは、30cmのCCDを装備したシュミット-カスグレン・テレスコープ(望遠鏡)、 27cmの赤外線望遠鏡式のイメージャー(固体撮像素子)と、24cmの紫外線望遠鏡を特徴とする。 これらの2本のブームは自在回転アーム(swiveling arms)に取り付けられ、それらは、不使用時には戦闘爆撃機(FB)形態、又はガゥオーク (VTOL)形態で、幾分デリケートな光学機器へのFOD(異物衝突)損害を避けるために、上部主エンジン部の間で折り畳まれる。 上記の2形態、及びバトロイド形態の通常状況下での使用の時、光学アーム(腕)は、立体的望遠鏡の作動の為に『T』字形に、外側に折り畳まれる。 |
コーニンクレッカ・フィリップス・エレクトロニクス社 「All-View」多帯波長 全方向・デジタルカメラ・システム | 中距離・球状、赤外線画像(固体撮像素子)、可視聴帯域(光学)及び&紫外線帯域の探知および追尾装置。 |
トムソン CSF LT-5 | 多波長・レーザー光波測距儀とレーザー目標指示装置(ディジネーター)。 |
★ boom:【名】(起重機やセンサーの)張り出し棒。突き出した腕部。
★ FOD【Foreign Object Damage】:直訳すると「異物による損傷」。 主に「エンジンに異物が入り、損傷すること」を指す場合が多い。
《VE-9/12型》
カール・ツァイス/トムソン CSF マルチスペクトル高感度スキャナ・システム | 15cmの赤外線望遠のイメージャー(固体撮像素子)と、13.5cmの紫外線望遠鏡で構成される。 これらの光学レンズは使用しないときに精密光学機器であるシステムを保護する為の内部シールドを備えている。 |
フィリップス社 「All-View」多帯域 全方向・デジタルカメラ・システム | 中距離・球状赤外線、及び光学イメージング(固体撮像素子)、可視聴帯域(光学)及び、紫外線帯域の探知と追尾装置。 |
トムソン CSF LT-5 | 多重周波数レーザー距離測定器 と 目標指示器(デジネーター)。 |
《戦闘爆撃機系列:VFB-9A/-12A、VFB-9B/12B型 》
マルコーニ・レーダー・警戒レシーバー(RWR) |
オルデルフト(OlDelft)赤外線警告レシーバー (IRWR) |
ウエスティングハウスALQ-248(V)アクティブ・レーダージャマー |
スモーク&チャフ・ディスペンサー(頒布器) |
フレア |
《電子諜報&偵察:VE-9/12A、VE-9S/12S、VFB-9S/12S型 》
ウエスティングハウスALQ-258(V)多チャンネル・広帯域レーダー探知器/ジャマー (妨害装置) |
オルデルフト(OlDelft)赤外線警告レシーバー (IRWR) |
ウエスティングハウスQRC-100 赤外線 カウンター・メジャー(IRCM) (赤外線誘導ミサイル対抗装置=Counter Measures) |
スモーク&チャフ・ディスペンサー(頒布器) |
フレア |
《シャドウ・クローキング(Cloaking)搭載機: VF-12S 型 及び VE-12S 型のみ》
RRG Mk.2B シャドウ(Shadow)・電子偽装/掩蔽(クローキング)装置 | 4次元歪曲場ド発生機(generator)。 プロトカルチャー (資源)放射の位相変位隔離(phase shift-down)と減衰能力。 |
RRG Mk.3 電磁(EM)吸収スキン・カバー(外装遮蔽被覆) | 平行電磁(EM)放射線、及び紫外線波長帯域の放射・各種重力波を強力に吸収し、或いはこれらの周波帯域で微弱に放射するのみとする。 |
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「シャドウ・システム」搭載機。 画像は「マイア・スターリング」中佐(スカル大隊四代目隊長)機VFA-6ZX(S) |
【戦闘爆撃機形態&ガウォーク形態でのみ使用可能】
マーズ・ギャラント(MARS GALLANT)社 「EP-14」 三連装80mm粒子ビーム・ガンポッド | ×1門。 完全自動モードに於いて170発のパルス/分の発射能力を持つ。 半自動モードで1発/秒の割合で、全3砲身の同時発射も可能。 この武器は各々のモードで1砲身当り4.1MJのパルス発火が可能。 本体の2基の「RRL-2D」超小型「プロトカルチャー (資源)電池・エネルガイザー (energizer)」からエネルギーを得る。 この銃はレギオス(システム名称:Alpha≒ α )後期型で成功した『EP-13 ガン・ポッド』の『カービン銃』版である。 より少型のサイズ故に、そのエネルギーと効果範囲はかなり減らされた。 銃は、コックピットの下の中心胴体インテーク内部に装着される。 なお、レギオス(Alpha)とトレッド(Beta)が連結されている状態では、この中央のガンポッドは使用出来ない。 |
【戦闘爆撃機形態のみ】
マーズ・ギャラント(MARS GALLANT)社 EP-4 単砲身粒子砲 | ×2門。 最大 9 MJ/秒で発火可能。 発火エネルギーは本体の2基の「RRL-2D」超小型「プロトカルチャー (資源)電池・エネルガイザー (energizer)」から供給される。 この砲はVF-4 ライトニング初期型と同様のものである。 この合計2基の砲門は、主機を内包する脚部のインテーク内部に設置されている。 |
【バトロイド形態のみ】
マーズ・ギャラント(MARS GALLANT)社 EU-35 三連装・イオンパルス砲 | ×2門。 前腕に装備。 最大発火出力は1砲身辺り12.5 MJで、毎分45発のイオン火球を放出可能。 砲はバトロイド形態時の「腕」に装備され、砲身は丁度その手首上に位置する。 EU-35 は、高い発射率を誇るが、反面、その出力や効果範囲は他の同種同系統のイオンパルス砲に較べて減少している。 |
上2枚:シャドウ型に装備された、選択装備搭載手順。 更に追加で「シンクロ・キャノン」砲を装備可能。 |
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下2枚:同じく 「シンクロ・キャノン」砲投棄手順。 |
![]() (ハンマーヘッド) | ![]() (コーラルスネーク) |
(VFB-9/12A、 -9/12B 、 -9/12S 型)
BIMMS ベータ・インテグラル・マルチ・ミサイル・システム | ×1基。 4本の5重装填の発射筒を持つ。 弾頭は、短距離(その射程は弾道軌道で8.2 km、直射軌道では僅かに3.5 km、しかしマッハ 3.0で飛翔する)複合赤外線イメージャーのアクティブ・レーダー・誘導(ホーミング)の190mm x 540mm ハンマーヘッド」(Hammerhead)ミサイル。 又は、短射程(同 8.2 km)赤外線イメージャーとアクティブレーダー自動誘導の190mm x340mm、マッハ 3.2に改良された、コーラル・スネーク(Coralsnake)ミサイルを装備。 5重の「ハンマーヘッド」発射ラックは、ミサイル・ベイと右舷の前部胴体(バトロイド形態の『肩』)に位置して、発射前に射線から外れて安全位置に退避することを、この「空気力学的整形カバー」に要求する。 4重の「コーラル・スネーク」発射ラックは、5重の「ハンマーヘッド」ラックの後に位置し、「ハンマーヘッド」発射管が全ての装填分を燃焼終了した後で、ポップ・アップして発射準備に入る。 合計40発の「ハンマーヘッド」ミサイルと32発の「コーラル・スネーク」ミサイルの為に、各々の発射筒は、1回の装填をする。 |
【VE-9/12A 、-9/12S 型】
SIMMS ストーカー・インテグラル・マルチミサイルシステム | 短射程(8.2km)マッハ3.2の4本の4重のランチャーは、340mmのコーラルスネーク複合赤外線イメージャーのアクティブ・レーダー・誘導・ミサイル。 4重の「コーラルスネーク」発射ラックは、ミサイル・ベイと右舷の前部胴体(バトロイド形態の『肩』)に位置しているが、VE-9/12型の戦闘爆撃型「BIMMS」システムと異なる点は、強化された電子装置システムの所要容積を確保する為に、再装填をしないという点(単射のみ)という点である。 |

・各翼につき3つのハードポイント(複数の兵器オプションによる)。利用できるペイロードは以下のように制限される。
・中射程(65km)マッハ3.2の複合赤外線イメージャーとアクティブ・レーダー誘導(260mm×1.2m)のダイアモンド・バックミサイル。各々の内部のハード・ポイント上のAMER (Multiple Ejection Rackを明瞭に表現する)に8発装備され、中央のハード・ポイント上の7発と各々の外側ハード・ポイントの6発を合計すると最大42発
のMRMとなる。
・又はRMS-2「死の天使・II」(Angel Of Death II)核スタンド・オフ・ミサイル。
超長射程(293km)マッハ4.0のブースターに取付けられる反応弾頭(200kT)は、マルチスペクトルイメージャーと、アクティブレーダーの複合自動誘導ミサイルを持つ。
対艦任務又は、インビットの「巣穴」を潰す為にその弾頭威力や効果をカスタマイズ可能。宇宙空間での最大のデルタ-vは、5kps。最大搭載時はその強度のあるハード・ポイントに各1本、合計6本の装備が可能。
・又は「ファイアー・バード」ミサイル
通常弾頭は、RMSミサイルと共通のフレームに装備され、234kmの射程とマッハ6.5の速度を持つが、外見上の差異は判別し難い。複合IIRと、アクティブ/パッシブレーダー・シーカーで誘導され、宇宙空間での最大デルタ-vは5kps。最大搭載時はその強度のあるハード・ポイントに各1本、合計6本の装備が可能。

(CBM-200 対機動兵器用クラスターミサイル)
・又は各ハードポイントに1基ずつの「CBM-200 対機動兵器用クラスターミサイル」
長射程(80km)マッハ4.0の本体に取付けられるた500メートル射程の200のクラスター爆弾は、マルチスペクトルイメージャーとアクティブ・レーダー自動誘導ミサイルの複合誘導です。宇宙空間で、地上で対装甲機動メカのため弾頭威力や効果をカスタマイズ可能。宇宙空間での最大のデルタ-vは、 3.5kp。
・またはジャマーポッド(最も一般には電子妨害用のVE-9/12で見られる)
またはチャフとフレア・散布機(ディスペンサー)ポッド。(これも最も一般にVE-9/12上で見られる)。
典型的な搭載例は、28発の「ダイアモンド・バック」ミサイルと2本の(「RMS-2」Angel Of Death II)ミサイル。
これらのハード・ポイントが戦闘爆撃機形態で使用可能であるが、少なくともバトロイド形態に変形する前には、投棄しなければならない。
追記:翼下搭載兵器とその支持架であるハード・ポイントは、大気圏再突入には耐えられない。
実際にこの試みを実行する事は、機体そのものを危険に晒さらすことになる。同様に、惑星や衛星への軌道投入時には、ハードポイントの使用は不可能である。
VE-12 「ストーカー」は運用上、自衛の為の最後の手段としてのみ変形するので、他の型より翼下のハード・ポイントを使用する機会は多い。
・中射程(65km)マッハ3.2の複合赤外線イメージャーとアクティブ・レーダー誘導(260mm×1.2m)のダイアモンド・バックミサイル。各々の内部のハード・ポイント上のAMER (Multiple Ejection Rackを明瞭に表現する)に8発装備され、中央のハード・ポイント上の7発と各々の外側ハード・ポイントの6発を合計すると最大42発
のMRMとなる。
・又はRMS-2「死の天使・II」(Angel Of Death II)核スタンド・オフ・ミサイル。
超長射程(293km)マッハ4.0のブースターに取付けられる反応弾頭(200kT)は、マルチスペクトルイメージャーと、アクティブレーダーの複合自動誘導ミサイルを持つ。
対艦任務又は、インビットの「巣穴」を潰す為にその弾頭威力や効果をカスタマイズ可能。宇宙空間での最大のデルタ-vは、5kps。最大搭載時はその強度のあるハード・ポイントに各1本、合計6本の装備が可能。
・又は「ファイアー・バード」ミサイル
通常弾頭は、RMSミサイルと共通のフレームに装備され、234kmの射程とマッハ6.5の速度を持つが、外見上の差異は判別し難い。複合IIRと、アクティブ/パッシブレーダー・シーカーで誘導され、宇宙空間での最大デルタ-vは5kps。最大搭載時はその強度のあるハード・ポイントに各1本、合計6本の装備が可能。

(CBM-200 対機動兵器用クラスターミサイル)
・又は各ハードポイントに1基ずつの「CBM-200 対機動兵器用クラスターミサイル」
長射程(80km)マッハ4.0の本体に取付けられるた500メートル射程の200のクラスター爆弾は、マルチスペクトルイメージャーとアクティブ・レーダー自動誘導ミサイルの複合誘導です。宇宙空間で、地上で対装甲機動メカのため弾頭威力や効果をカスタマイズ可能。宇宙空間での最大のデルタ-vは、 3.5kp。
・またはジャマーポッド(最も一般には電子妨害用のVE-9/12で見られる)
またはチャフとフレア・散布機(ディスペンサー)ポッド。(これも最も一般にVE-9/12上で見られる)。
典型的な搭載例は、28発の「ダイアモンド・バック」ミサイルと2本の(「RMS-2」Angel Of Death II)ミサイル。
これらのハード・ポイントが戦闘爆撃機形態で使用可能であるが、少なくともバトロイド形態に変形する前には、投棄しなければならない。
追記:翼下搭載兵器とその支持架であるハード・ポイントは、大気圏再突入には耐えられない。
実際にこの試みを実行する事は、機体そのものを危険に晒さらすことになる。同様に、惑星や衛星への軌道投入時には、ハードポイントの使用は不可能である。
VE-12 「ストーカー」は運用上、自衛の為の最後の手段としてのみ変形するので、他の型より翼下のハード・ポイントを使用する機会は多い。
内部爆弾倉は側面に2枚に分かれて開く放出扉を持つ。
- 4基の「デリンジャー」中長距離(A型で70 km, E/F型で130 km, マッハ3.0のマルチ・スペクトル・イメージャーとアクティブ・レーダー自動誘導ミサイル。
- 又は16×250kgのレーザー誘導HE爆弾
- 又は8×500kgのクラスター爆弾
- 又は4×1000kgの装甲貫徹・自己誘導式の滑空爆弾
- 又は他のミサイルまたは兵器ペイロード
装甲は VQ-6A バンダル (VFA-6レギオスの無人型)以降の全ての地球製機動兵器の規格になった新開発の低用量大規模複合材料チョバム(Chobham)装甲板である。 また、発射体、ミサイル、および他の運動エネルギー火器に対して提供された相当な保護に加えて、この装甲もプラズマ球(破壊半径)、レーザー、およびある程度の粒子銃砲に抵抗力がある。装甲がそのような高エネルギー兵器から照射を受ける層で剥離して気化することで耐え得ること、発射された兵器のエネルギーの多くを吸収し、装甲の潜熱や昇華熱に変換する。
装甲は、全ての小火器や歩兵火器、例えば12.7mmの機関銃弾等を止め、および軽機動兵器の標準的な固定火器に耐え、中型の機動兵器装備の標準的な火器への良い抵抗を提供する。重機動兵器に装備されるような、例えば VF-1バルキリー(Valkyrie)のヒューズ・GU-11/55mm三連ロータリー滑腔(smooth-bore)ガンポッドのAPFSDS弾丸、VHTタンク系に装備のラインメタル105mmの無旋条砲弾丸については不十分ながらある程度の抵抗力を有する。
なお、トレッドのバトロイド形態の前腕部装甲は、特筆すべき超厚設定がなされており、機体の他の部分の2倍以上の厚みと装甲強度の強化がなされていて、その装甲強度は陸戦可変兵器であるVHT-2 スパルタスの前面バインダ装甲に匹敵する。この為、近接戦闘において避弾経始(弾を受け流すこと)として使うことを許すよう、より強度に考慮されている。この設計は、星間技術ネットワークには低い等級でしか設計データが公開されていなかったサザンクロス軍のVF-8ローガンの設計データを「テレダイン・コンチネンタル社」が入手し、参考にしたものである。
トレッドは、放射線からの完全な防護、生物もしくは化学戦災害に対して、オーバープレッシャー(過剰圧力)コックピット環境を使用する。これは放射線、そしてケミカルセンサーによって起動され、又は生物戦的状況が予想されるとき手動で起動される。内部消耗品供給は最高1日の大気を提供することが出来る。
(値はパイロット生物的活性時のもの:睡眠待機時は左記に加えて多少の余裕あり。)
装甲は、全ての小火器や歩兵火器、例えば12.7mmの機関銃弾等を止め、および軽機動兵器の標準的な固定火器に耐え、中型の機動兵器装備の標準的な火器への良い抵抗を提供する。重機動兵器に装備されるような、例えば VF-1バルキリー(Valkyrie)のヒューズ・GU-11/55mm三連ロータリー滑腔(smooth-bore)ガンポッドのAPFSDS弾丸、VHTタンク系に装備のラインメタル105mmの無旋条砲弾丸については不十分ながらある程度の抵抗力を有する。
なお、トレッドのバトロイド形態の前腕部装甲は、特筆すべき超厚設定がなされており、機体の他の部分の2倍以上の厚みと装甲強度の強化がなされていて、その装甲強度は陸戦可変兵器であるVHT-2 スパルタスの前面バインダ装甲に匹敵する。この為、近接戦闘において避弾経始(弾を受け流すこと)として使うことを許すよう、より強度に考慮されている。この設計は、星間技術ネットワークには低い等級でしか設計データが公開されていなかったサザンクロス軍のVF-8ローガンの設計データを「テレダイン・コンチネンタル社」が入手し、参考にしたものである。
トレッドは、放射線からの完全な防護、生物もしくは化学戦災害に対して、オーバープレッシャー(過剰圧力)コックピット環境を使用する。これは放射線、そしてケミカルセンサーによって起動され、又は生物戦的状況が予想されるとき手動で起動される。内部消耗品供給は最高1日の大気を提供することが出来る。
(値はパイロット生物的活性時のもの:睡眠待機時は左記に加えて多少の余裕あり。)
左より、核兵器・生物兵器・化学兵器(毒)の標識 |
奇妙なことに、VFB-9 Beta「トレッド」(VE-12「ストーカー」)は、その創造を2つの独立したプロジェクトの結合に負っている。
そして、その両方はVFA-6【Alpha/α】(アルファ)「レギオス」試作機の様々な、特に航続力の不足を補償することを目的とした。
そのような計画がそうであった最初は、宇宙空間にVFA-6【Alpha/α】(アルファ)「[レギオス]]」を軌道投入が可能なブースターロケットを製造し、大気圏外活動における、より大きな推力と出力を与える必要に集中した。
このブースターは大気圏内で空気力学的配慮を受け、再使用可能とする計画だった。
更にはVFA-6 【Alpha/α】(アルファ)「レギオス」は、「新しいブースターから 分離することなくバトロイドに変形すること」が可能だった。
大型戦闘爆撃機と重戦闘バトロイドの必要が現実になったとき、第2の計画が始動し始めた。
提案された航空機は当時試作中であった、VF-X-7シルフィード(大気圏内での性能重視の為、地球圏でもライセンスされた数少ない殖民惑星企業の設計である)であり、バトロイド時の全高はレギオスより1割程大きい 10.7m であるが、戦闘機形態での翼幅はレギオスの2倍以上もある機体だった。
提案された「戦闘爆撃機」はより小型の「レギオス」より大型の武装を運ぶことが必要とされた。
それは主に短距離(短射程)兵器に依存していた。

そうして、現在の「Beta VFB-9/12 システム」が誕生したが、統合された【Beta/β】(ベータ)計画の発展は妨げに満ちていた。
結局、【Beta/β】(ベータ)戦闘爆撃機計画の競争者であった「VFB-5 コンドル」は、叩き台又はテストベッドとして「VF-X-7」【Beta/β】(ベータ)試作機を候補に残したまま生産に選ばれた。
こうして、VFA-6 【Alpha / α】(アルファ)「レギオス」は、その存在の最初の20年間、宇宙空間と大気圏内で、その航続距離の不足を補うブースター機が存在しない状態で運用される ほかは無かった。
それは2036年まで存在しなかったが、VFB-5「コンドル」【Condor】は、その就役寿命の終了が近づき、再び【Beta / β】(ベータ)計画に興味が持たれるようになった。
設計チームは、VFB-5「コンドル」【Condor】の後継機の提案要請に応じて、VF-X-7「シルフィード」を再設計して新しい攻撃兵器体系を備えさせるか、もう1つの選択としての、又は全くの新設計機のデザインを深宇宙遠征艦隊の将官に提唱した。
VF-X-7と比較して、ヴィッカース plcほかの陸軍系企業連合体はシェア奪回の為、必死で新設計の誤りを再設計して、内蔵ミサイルのために発射筒を再装填し、そのような開発司令で詳述された全ての要求を調整して、反応剤タンクの貯蔵量を増やした。
これらの変更が加えられたにも関わらず、ほぼ同一の外部外観で、機体規模も当初想定した設計規模と同じサイズに収まった。
それは新しい設計指示を受取り、制式化され、VF-X-9(後にVF/B-9 、VE-12)【Beta / β】(ベータ)戦闘爆撃機として知られるようになった。
VF-X-9は目覚ましい成功で、2038年末に、「VFB-9A」として大量生産に入った。
宇宙空間を主な活動域とし、副次的に大気圏内活動能力を有した「AF-1B ヴァルター」【Vulture】艦隊防御戦闘機と同様に、VFB-5「コンドル」【Condor】は同時期に引退した。
このため、新しい大型戦闘機と長距離爆撃機の開発設計に興味があった植民惑を束ねる統合星間軍【Combined Planetary Forces】からの重苦しい関心にもかかわらず、外(深)宇宙遠征艦隊軍【UEEF/United Nation Expeditionary Force】は、「宇宙空間」を長距離移動可能で可変機能を持ち、重武装、「大気圏突入&宇宙空間で運用可能」【transatmospheric】な戦闘機の緊急の必要によって、陸軍系企業各社は「ベータ・システム 戦闘機爆撃機」製造の最優先事項を受け取り、大量産がかけられた。
このようにして【Beta/β】(ベータ)、それらの全てが宇宙「海軍」つまり宇宙軍艦隊の用途に向けられた為、2046年に対インビッドとの戦争が終結(実態はインビッドの突然の退去)まで各惑星の軍隊が、これらVFB-9/VE-12*1を使用することは無く、その後不要になった各種機体寿命の残った幾らの機体が、各惑星軍の衛星軌道防衛隊向けに「中古機」として提供された。
そして、その両方はVFA-6【Alpha/α】(アルファ)「レギオス」試作機の様々な、特に航続力の不足を補償することを目的とした。
そのような計画がそうであった最初は、宇宙空間にVFA-6【Alpha/α】(アルファ)「[レギオス]]」を軌道投入が可能なブースターロケットを製造し、大気圏外活動における、より大きな推力と出力を与える必要に集中した。
このブースターは大気圏内で空気力学的配慮を受け、再使用可能とする計画だった。
更にはVFA-6 【Alpha/α】(アルファ)「レギオス」は、「新しいブースターから 分離することなくバトロイドに変形すること」が可能だった。
大型戦闘爆撃機と重戦闘バトロイドの必要が現実になったとき、第2の計画が始動し始めた。
提案された航空機は当時試作中であった、VF-X-7シルフィード(大気圏内での性能重視の為、地球圏でもライセンスされた数少ない殖民惑星企業の設計である)であり、バトロイド時の全高はレギオスより1割程大きい 10.7m であるが、戦闘機形態での翼幅はレギオスの2倍以上もある機体だった。
提案された「戦闘爆撃機」はより小型の「レギオス」より大型の武装を運ぶことが必要とされた。
それは主に短距離(短射程)兵器に依存していた。
- 最初の計画は「TREAD Booster」または【TRans-EArth Deployment】(地球圏【宇宙空間】両用【双方向接続】支援)システムと称された。
- そして、第2の計画は「ベータ・ファイター計画」と呼ばれていた。
- しかし、西暦2019年後半には、2つの計画は統合された。

そうして、現在の「Beta VFB-9/12 システム」が誕生したが、統合された【Beta/β】(ベータ)計画の発展は妨げに満ちていた。
結局、【Beta/β】(ベータ)戦闘爆撃機計画の競争者であった「VFB-5 コンドル」は、叩き台又はテストベッドとして「VF-X-7」【Beta/β】(ベータ)試作機を候補に残したまま生産に選ばれた。
こうして、VFA-6 【Alpha / α】(アルファ)「レギオス」は、その存在の最初の20年間、宇宙空間と大気圏内で、その航続距離の不足を補うブースター機が存在しない状態で運用される ほかは無かった。
それは2036年まで存在しなかったが、VFB-5「コンドル」【Condor】は、その就役寿命の終了が近づき、再び【Beta / β】(ベータ)計画に興味が持たれるようになった。
設計チームは、VFB-5「コンドル」【Condor】の後継機の提案要請に応じて、VF-X-7「シルフィード」を再設計して新しい攻撃兵器体系を備えさせるか、もう1つの選択としての、又は全くの新設計機のデザインを深宇宙遠征艦隊の将官に提唱した。
VF-X-7と比較して、ヴィッカース plcほかの陸軍系企業連合体はシェア奪回の為、必死で新設計の誤りを再設計して、内蔵ミサイルのために発射筒を再装填し、そのような開発司令で詳述された全ての要求を調整して、反応剤タンクの貯蔵量を増やした。
これらの変更が加えられたにも関わらず、ほぼ同一の外部外観で、機体規模も当初想定した設計規模と同じサイズに収まった。
それは新しい設計指示を受取り、制式化され、VF-X-9(後にVF/B-9 、VE-12)【Beta / β】(ベータ)戦闘爆撃機として知られるようになった。
VF-X-9は目覚ましい成功で、2038年末に、「VFB-9A」として大量生産に入った。
宇宙空間を主な活動域とし、副次的に大気圏内活動能力を有した「AF-1B ヴァルター」【Vulture】艦隊防御戦闘機と同様に、VFB-5「コンドル」【Condor】は同時期に引退した。
このため、新しい大型戦闘機と長距離爆撃機の開発設計に興味があった植民惑を束ねる統合星間軍【Combined Planetary Forces】からの重苦しい関心にもかかわらず、外(深)宇宙遠征艦隊軍【UEEF/United Nation Expeditionary Force】は、「宇宙空間」を長距離移動可能で可変機能を持ち、重武装、「大気圏突入&宇宙空間で運用可能」【transatmospheric】な戦闘機の緊急の必要によって、陸軍系企業各社は「ベータ・システム 戦闘機爆撃機」製造の最優先事項を受け取り、大量産がかけられた。
このようにして【Beta/β】(ベータ)、それらの全てが宇宙「海軍」つまり宇宙軍艦隊の用途に向けられた為、2046年に対インビッドとの戦争が終結(実態はインビッドの突然の退去)まで各惑星の軍隊が、これらVFB-9/VE-12*1を使用することは無く、その後不要になった各種機体寿命の残った幾らの機体が、各惑星軍の衛星軌道防衛隊向けに「中古機」として提供された。
大型火器と推力/質量比の優れた推力は、最もこの機体の能力の意味を示す。これらはトレッドを優れた対地攻撃機にするために組み合わされる。
「レンガ(煉瓦)に巨大なエンジンを付けて強引に飛ばしたような設計原理だ」("brick with giant engines" principle)
と評判が良くない。
機体はブースター点火により、大気圏外突破能力【trans-atmospheric】を備えている。
この出力により、惑星重力場と軌道投入において、自機自身と、VFA-6「レギオス」をも比較的容易に打ち上げる事が可能である。
バトロイド形態は、莫大な量の物理攻撃への良い耐甚性を持ち、バトロイドの前腕に位置する、強力な EU-35 ビーム砲を装備可能である。
爆弾倉(大部分のミサイルランチャー)は、再装填可能であった「コーラル・スネーク」【Coralsnake】ミサイルは、非常に広い電子装置倉と4つの電子演算子ステーションのために犠牲にされる。
短射程のハンマーヘッド【Hammerhead】ミサイル・発射筒と、脚部に沿って、そして、翼の最先端に沿って、爆弾倉扉の代わりに主要な配列で、APY-7 レーダーシステムは、機体を通して多数の場所で段階的な配列(フェーズド・アレイ(位相配列レーダー)を開始する。
- しかし、操作性の欠如は、その攻撃能力に比較して貧弱な格闘戦闘能力を示す。
- そのうえ、その形状は非空力的である。
- 更に「超音速飛行」のエネルギー消費率は非常に高い。
「レンガ(煉瓦)に巨大なエンジンを付けて強引に飛ばしたような設計原理だ」("brick with giant engines" principle)
と評判が良くない。
機体はブースター点火により、大気圏外突破能力【trans-atmospheric】を備えている。
この出力により、惑星重力場と軌道投入において、自機自身と、VFA-6「レギオス」をも比較的容易に打ち上げる事が可能である。
バトロイド形態は、莫大な量の物理攻撃への良い耐甚性を持ち、バトロイドの前腕に位置する、強力な EU-35 ビーム砲を装備可能である。
爆弾倉(大部分のミサイルランチャー)は、再装填可能であった「コーラル・スネーク」【Coralsnake】ミサイルは、非常に広い電子装置倉と4つの電子演算子ステーションのために犠牲にされる。
短射程のハンマーヘッド【Hammerhead】ミサイル・発射筒と、脚部に沿って、そして、翼の最先端に沿って、爆弾倉扉の代わりに主要な配列で、APY-7 レーダーシステムは、機体を通して多数の場所で段階的な配列(フェーズド・アレイ(位相配列レーダー)を開始する。
再設計された頭部とセンサーブームが提供されるという点で、ストーカー【Stalker】は、他の戦闘爆撃型と顕著に異なる。
折り畳みの光学センサーブームは、空気力学的な固定されたセンサー「翼」と航空電子機器倉と入れ替えられる。
航空電子機器(アビオニクス)倉は、ブーム中心のエンジンより上の折畳み位置より分割され、変形の間、バトロイド背部のそれぞれの側に折り重なる。
ストーカー【Stalker】セットは、さらなる防衛能力を提供するために、VFA- 6J に装備されもする。
結合した機体は「電子偵察レギオス・可変偵察機」【Elint-Legioss- reconnaissance】と呼称される。
その増加した生残性により、ES-11「キャッツ・アイ」(Cat's Eye)やVF-1E「エリント・バルキリー」(Elint Valkyrie)と急速に後退していった。
また、その大幅に増加した生存性を利用して、敵のセンサー施設を捜して、破壊する、いわゆる「ワイルド・ウィーゼル」(Wild Weasel)機としても使用された。
VFA-6J「レギオス」と結合したVE-9/12「ストーカー」(Stalker)パイロットは、その他の5人の電子機器操作員が任務環境をモニターするのを手伝うことが可能となった。
⇒ 合体後は、VE-9/12側のパイロットの操縦の必要が無くなる為、同機の操縦者が電子戦機器操作能力を持つならば、5人の要員が確保可能。
「トレッド」と結合された「エリント・レギオス」(Elint Legioss)は、限定的ながら「C4I2-SR」役割を支えることさえ可能である。
◎ 諜報・情報収集(Intelligence)は、過去には「Information(情報)」と表現されたが、現在は複合的意味を込めて「インテリジェンス」を充てることが多い。
これは指揮統制機能を単機で実行出来た最初の世代のAWACS、前世紀のボーイング E-3セントリーや、統合軍時代初期のマクドネル・ダグラス EC-33「タイガー・アイ」 (Tiger's Eye)に匹敵する能力である。
・早期警戒管制機(Airborne Warning And Control System ⇒ AWACS)
用兵者の下でハード・ポイント上に通常電子戦ポッドまたは反放射線ミサイルを装備することもある。クローキング・デバイス「シャドウ・システム」を搭載した通称「Shadow版」と呼ばれる型はVE-9/12Sである。
後に大半のVFB-9A、VFB-12AとVE-12Aモデルは、シャドウ・システムを搭載して、VF-12SとVE-12Sの標準仕様に改装された。
大気の制約の無い宇宙空間では、「トレッド」と「レギオス」は1分未満でドッキングに入ることが可能だった。そして、それらは、容易に分離することが可能であった。
レギオスと結合されて、この戦闘爆撃機は、驚くべき火力と速度を示して、ミリタリー・ハードウエアの特異な地位を獲得した。
折り畳みの光学センサーブームは、空気力学的な固定されたセンサー「翼」と航空電子機器倉と入れ替えられる。
航空電子機器(アビオニクス)倉は、ブーム中心のエンジンより上の折畳み位置より分割され、変形の間、バトロイド背部のそれぞれの側に折り重なる。
ストーカー【Stalker】セットは、さらなる防衛能力を提供するために、VFA- 6J に装備されもする。
結合した機体は「電子偵察レギオス・可変偵察機」【Elint-Legioss- reconnaissance】と呼称される。
その増加した生残性により、ES-11「キャッツ・アイ」(Cat's Eye)やVF-1E「エリント・バルキリー」(Elint Valkyrie)と急速に後退していった。
また、その大幅に増加した生存性を利用して、敵のセンサー施設を捜して、破壊する、いわゆる「ワイルド・ウィーゼル」(Wild Weasel)機としても使用された。
VFA-6J「レギオス」と結合したVE-9/12「ストーカー」(Stalker)パイロットは、その他の5人の電子機器操作員が任務環境をモニターするのを手伝うことが可能となった。
⇒ 合体後は、VE-9/12側のパイロットの操縦の必要が無くなる為、同機の操縦者が電子戦機器操作能力を持つならば、5人の要員が確保可能。
「トレッド」と結合された「エリント・レギオス」(Elint Legioss)は、限定的ながら「C4I2-SR」役割を支えることさえ可能である。
- ★エリント(ELINT:ELectronic-INTelligence):非通信用(レーダー等)の電磁放射からの情報収集と諜報活動。
C 4 I 2 | S R |
指揮 (Command) | 監視(Surveillance) |
統制 (Control) | 偵察(Reconnaissance |
通信 (Communication) | |
諜報・情報収集(Intelligence) | |
コンピューター(Computers) | |
相互運用性 (Interoperability) |
◎ 諜報・情報収集(Intelligence)は、過去には「Information(情報)」と表現されたが、現在は複合的意味を込めて「インテリジェンス」を充てることが多い。
これは指揮統制機能を単機で実行出来た最初の世代のAWACS、前世紀のボーイング E-3セントリーや、統合軍時代初期のマクドネル・ダグラス EC-33「タイガー・アイ」 (Tiger's Eye)に匹敵する能力である。
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>マクダネル・ダグラスEC-33B タイガーズ・アイ(Tiger's Eye )AWACS |
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グラマン(Grumman) ES-11 C/D キャッツ・アイ(Cat's Eye)艦載AWACS |
・早期警戒管制機(Airborne Warning And Control System ⇒ AWACS)
用兵者の下でハード・ポイント上に通常電子戦ポッドまたは反放射線ミサイルを装備することもある。クローキング・デバイス「シャドウ・システム」を搭載した通称「Shadow版」と呼ばれる型はVE-9/12Sである。
後に大半のVFB-9A、VFB-12AとVE-12Aモデルは、シャドウ・システムを搭載して、VF-12SとVE-12Sの標準仕様に改装された。
大気の制約の無い宇宙空間では、「トレッド」と「レギオス」は1分未満でドッキングに入ることが可能だった。そして、それらは、容易に分離することが可能であった。
レギオスと結合されて、この戦闘爆撃機は、驚くべき火力と速度を示して、ミリタリー・ハードウエアの特異な地位を獲得した。
- レギオス【Legioss / 形式番号 VFA-6 Alpha A, B, C, D, E, F, G, H, I, J, S, Z】
- 複座型レギオス【Tandem Dual-Seat Legioss / 形式番号 VF-6 Alpha R, D, G, J,】
- VFA-6 レギオス【VFA-6 U.N.SPACY】
- シルフィード 【形式番号 VF-7 A, B, C, D】
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