【拡張仮名文字】カテゴリです。
ここでは、カタカナを改造したり濁点などのダイアクリティカルマークを加えたりした拡張カタカナを取り上げます。
平安時代にヤ行のYE字母として《エ》が使用されていて、そのときのア行のE字母として使用されていた“衣”由来の字母。
形状は《ラ》の上部の横棒を《丶》に置き換えたような字形。
N3388でUCS追加提案がされ、ユニコード6.0で採用された。
ここでは、カタカナを改造したり濁点などのダイアクリティカルマークを加えたりした拡張カタカナを取り上げます。
字形 | 𛀀 |
ユニコード | U+1B000 |
数値参照 | 𛀀 |
形状は《ラ》の上部の横棒を《丶》に置き換えたような字形。
N3388でUCS追加提案がされ、ユニコード6.0で採用された。
アイヌ語で使用される仮名文字は、クやプなどを小文字にして語末音を表記したりトに半濁点を付けて/tu/音を表記。
ユニコードにも採用されているが、《プ》の小文字は小文字フと合成用半濁点で生成することになっている。
ユニコードにも採用されているが、《プ》の小文字は小文字フと合成用半濁点で生成することになっている。
http://members.jcom.home.ne.jp/manya-isi/iroha.htm
明治時代頃(おそらく1870年代)に作成された拡張カタカナ。
発音用表記として教科書や言語学関連書籍で使用された。
YEは変体仮名のもの同様小文字もあり、拗音[-je]表記も可能。
YIは《イ》を逆にしたもの、YEは《イ》と《エ》のリガチャ、WUは“宇”由来の《于》。
『日本語と蒙古語』(大薮鉦太郎著/満洲日日新聞社, 1920)ではWUの小文字も作成された。
各字形の詳細は【朝鮮語版ウィキペディア】の各項目が詳しい。
明治時代頃(おそらく1870年代)に作成された拡張カタカナ。
発音用表記として教科書や言語学関連書籍で使用された。
YEは変体仮名のもの同様小文字もあり、拗音[-je]表記も可能。
YIは《イ》を逆にしたもの、YEは《イ》と《エ》のリガチャ、WUは“宇”由来の《于》。
『日本語と蒙古語』(大薮鉦太郎著/満洲日日新聞社, 1920)ではWUの小文字も作成された。
各字形の詳細は【朝鮮語版ウィキペディア】の各項目が詳しい。
- 【Yi】http://ko.wikipedia.org/wiki/Yi_(%EA%B0%80%EB%82%9...
- 【Ye】http://ko.wikipedia.org/wiki/Ye_(%EA%B0%80%EB%82%9...
- 【Wu】http://ko.wikipedia.org/wiki/Wu_(%EA%B0%80%EB%82%9...
ラ行に半濁点で[l]音、サ行に半濁点でTH[θ]音を表記。
カ行に半濁点を挿入してNG[ŋ]音を表記するものはJIS X 0213に採用されているが、ユニコードでは合成表現が登録されている。
カ行に半濁点を挿入してNG[ŋ]音を表記するものはJIS X 0213に採用されているが、ユニコードでは合成表現が登録されている。
- 詳細は【発音仮名】を参照。
http://lomaji.com/siau-sit/2005/09/923.php
日本の植民地時代の台湾で台湾語の表記用に使用されたカタカナ。
上線や下点などのダイアクリティカルマークを使用し、特殊な発音を表記。鼻音を含む15種類の八声符号もある。
ユニコード未申請。
日本の植民地時代の台湾で台湾語の表記用に使用されたカタカナ。
上線や下点などのダイアクリティカルマークを使用し、特殊な発音を表記。鼻音を含む15種類の八声符号もある。
ユニコード未申請。
http://www.geocities.jp/newkatakana/
カタカナだけでなく、長音記号に半濁点を付加したり(字形は《ー゜》で、発音は[ɚ])、有声のTH[ð]行として《ザ゜》という濁点と半濁点の連字を使用する。
- 作成者: 星野起美
カタカナだけでなく、長音記号に半濁点を付加したり(字形は《ー゜》で、発音は[ɚ])、有声のTH[ð]行として《ザ゜》という濁点と半濁点の連字を使用する。
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