騎士卓 過去編
■上官
“天啓軍師”ヘブン・クライマー
■任務内容
橋の国ダーレスブルグへと進行してくる蛮族軍「黒の軍」の迎撃
帝国歴288年、レーゼルドーン大陸南方、エイギア地方、千本ヶ原南端。
その日、“天啓軍師”ヘブン・クライマー率いるダーレスブルグ軍は、
“冥誘軍師”ハデス・ゴッツォ率いる黒の軍と、交戦状態にあった。
その戦闘において、レゼル、フェスタ、エクレア、レーニア、ヴェルの5人は、
戦力の要として、戦線の中央で敵の突撃部隊の迎撃という、非常に重要な任務を担当していた。
初戦。
前衛のヒルジャイアント達を速攻で倒すも、
敵後衛のミノタウロスキャスター達のファイヤーボールとスコーピオンジェネラルのリピアクショットガンにより、
いきなりヴェルが不屈状態の窮地にまで削られてしまう。
すぐに体勢を立て直し反撃するも、今度はレーニアが気絶。
埒が明かないと残る4人は総攻撃に転じ、最後はエクレアの高速の連撃！
スコーピオンジェネラルを沈め、辛くも第一陣を退けた。
しかし、わずかな隙にレーニアを起き上がらせ、態勢を整えるも、
すぐに第二陣が接敵。連戦となってしまう。
今度の敵は、オーガバーサーカーとバルカンメジャーアデプトの混成部隊。
レゼルが先陣を切りトランプルを仕掛け、それに続いて各々攻撃を仕掛ける各員。
しかし敵も負けじと反撃、バルカン'sが召喚したドライアードも含め、混戦状態に。
激戦の末、第二陣も退けるも、レゼルのペガサスが犠牲になってしまう。
無事第二陣も退けた5人。だが、そんな彼らの前に、ヘブンの弟子であるグランツ・ノーデンハイムが伝令で駆け付ける。
「敵の突撃部隊は『囮』です！ 本命は別にあります！」
グランツのその知らせに、5人は踵を返し、ヘブンの元へ向かう。
そこに増援として駆け付けたオトフリート・イエイツ将軍とともに、5人はヘブンから作戦の伝達を受ける。
「現在、我々の兵力のほぼすべてが、中央の突撃部隊を止めるのに注力している状態だ」
「…恐らくこの状況下、ハデスは手薄になった両翼から回り込んで、本命の“六魔将”をぶつけてくる腹積もりだろう」
「そこで、君たちには左翼を。オトフリート将軍には、右翼の防衛をお願いします」
この作戦を受け、オトフリートは単身、ガインの迎撃へ。
そして5人は、もう1人の六魔将を迎え撃つことに。
戦線の左翼方面へと進軍する5人。
そこに現れたのは、3体のレイヴンエクスキューショナーと、
六魔将の1人、“大地裂く鋼翼”シュタール・ファルコンであった。
「さぁ、我が翼に切り裂かれる覚悟の決まったものから、向かってくるがよい！！」
…シュタールのその言葉を契機に、決戦の幕は切って落とされた！
先手を取り、勢いよくレイヴン達に斬りかかる面々。
しかし、3体のレイヴンはかなり手ごわく、これまで以上の苦戦を強いられる。
…だが、この苦戦が、逆に5人に好機を呼び込んだ。
そう、シュタールに「慢心」が生まれたのだ。
敵軍の猛攻の前に確実に体力を削られるも、
レーニアとヴェルの息の合った援護で、すんでの所でなんとか踏みとどまる。
エクレアを中心に、レイヴン達を殲滅させると、
即座に慢心したシュタールの隙を突き、フェスタが輝く肉体とともに、デスサイズでシュタールに斬りかかる。
その直後にはレゼルの突きがクリティカルヒット！
シュタールも負けじと反転攻勢、レゼルの2体目の騎獣も落とされかけるが、
途中戦場に紛れ込んできたタビットのリクスがこれをカバー。
追い詰められたシュタールは、自らにバーサーク！
PTの火力の要であるエクレアを追い詰めるも、
逆にそれを見て正念場とみたレーニアの、ロインクロス斬鉄剣が炸裂！
最後は、フェスタの全身全霊の一撃が決まり、死闘の末、ついにシュタールは地に倒れ伏した…。
―――以降、EDでやる予定だった演出―――
「ｸﾞﾌｯ… まさか、この我が、人族の兵士ごときに後れを取るとは…！」
「ここまで、か… ハデスとの決着も着けられぬまま…」
「………我が好敵手（とも）よ、娘のことを、頼む………！ ｸﾞﾌｯ」
…そこで言葉を止めたかと思うと、シュタールは完全に気を失う。
「六魔将の1人が敗れた」という知らせは、すぐに戦場を駆け巡る。
そしてそれは当然、“黒の軍”の指揮官であるハデスの耳にも入る。
「そうか、シュタールが落ちたか」
「………フ、フフ、フハハハハ」
「さすがだよ、ヘブン・クライマー。私の策にすぐに対応したばかりか、的確に戦力を振り分け、シュタールまでをも打ち倒すとはね」
「いいだろう、ここは撤退だ。六魔将が一角抜けたとあっては、部隊の士気にも関わるからな」
「………私たちの決着は『次』までお預けにしよう、ヘブン・クライマー」
直後、“黒の軍”全軍に撤退命令を出すハデス。
唐突に後退し出す蛮族たちに対して、ヘブンはすぐに深追いしないようダーレスブルグ全軍に指示を出す。
「無理に追う必要はない。我々の目的はあくまで迎撃だ」
「それに、ハデスのことだ。何か奥の手を隠しているとも限らないからな」
ガイン「ほう、シュタールが敗北し、ハデスに撤退を取らせるか。さすがは奴の認めた男が指揮官なだけはある、ということか」
オトフリート「…逃げる気か！」
ガイン「グハハハハ！ そう受け取ってもらって構わんよ」
ガイン「人族にも貴様のような腕を持つ戦士がいるとはな。貴様との斬り合い、楽しかったぞ」
ガイン「だが、今回ばかりは我が戦友の言うことを聞いてやらんとな。奴の悩みの種を増やすのも忍びない」
ガイン「ではな、また相見えようぞ。人族の戦士よ！」
ガイン、テレポートで撤退。
「この戦い、我々の勝利だ！」
ダーレスブルグ公国に戻ったPC達は、アルフレート�契つ勝垢墨史眈�の1人を打ち倒した褒賞を与えられることになる。
対照的にヘブン・クライマーはその後、オトフリートが再度レーゼルドーン大陸への遠征に出た隙に、軍上層部から先の戦いの被害を最小限に抑えきれなかったことを糾弾される。
同時期に大病を患ったヘブンは、これらの複合的な理由から軍を退役。
結果としてこの「千本ヶ原の戦い」が彼の最後の戦いになったという―――。
―――EDでやる予定だった演出ここまで―――
レゼル 男勝り系シャドウフェンスカライダー。 そのシューターLv1が何のためにあったのか未だもって不明
フェスタ 脳筋デスサイズぶん回しマシーンなソレイユファイター。 騎士なのに半裸とかさすがだなソレイユ
エクレア 飄々としてるけど部隊内最大の馬火力なミアキスマリョップラー。 二の足踏んでなければ気絶させられたのにー
レーニア クールぶってるけど内心ヴェルのこと大好き神官1号。 ロインクロス斬鉄剣かっこE
ヴェル レーニアへの好意が隠し切れていない（隠す気のない）神官2号。 神官なのに前に突っ込んでき過ぎィ！
任務
■上官
“天啓軍師”ヘブン・クライマー
■任務内容
橋の国ダーレスブルグへと進行してくる蛮族軍「黒の軍」の迎撃
セッション内容
帝国歴288年、レーゼルドーン大陸南方、エイギア地方、千本ヶ原南端。
その日、“天啓軍師”ヘブン・クライマー率いるダーレスブルグ軍は、
“冥誘軍師”ハデス・ゴッツォ率いる黒の軍と、交戦状態にあった。
その戦闘において、レゼル、フェスタ、エクレア、レーニア、ヴェルの5人は、
戦力の要として、戦線の中央で敵の突撃部隊の迎撃という、非常に重要な任務を担当していた。
初戦。
前衛のヒルジャイアント達を速攻で倒すも、
敵後衛のミノタウロスキャスター達のファイヤーボールとスコーピオンジェネラルのリピアクショットガンにより、
いきなりヴェルが不屈状態の窮地にまで削られてしまう。
すぐに体勢を立て直し反撃するも、今度はレーニアが気絶。
埒が明かないと残る4人は総攻撃に転じ、最後はエクレアの高速の連撃！
スコーピオンジェネラルを沈め、辛くも第一陣を退けた。
しかし、わずかな隙にレーニアを起き上がらせ、態勢を整えるも、
すぐに第二陣が接敵。連戦となってしまう。
今度の敵は、オーガバーサーカーとバルカンメジャーアデプトの混成部隊。
レゼルが先陣を切りトランプルを仕掛け、それに続いて各々攻撃を仕掛ける各員。
しかし敵も負けじと反撃、バルカン'sが召喚したドライアードも含め、混戦状態に。
激戦の末、第二陣も退けるも、レゼルのペガサスが犠牲になってしまう。
無事第二陣も退けた5人。だが、そんな彼らの前に、ヘブンの弟子であるグランツ・ノーデンハイムが伝令で駆け付ける。
「敵の突撃部隊は『囮』です！ 本命は別にあります！」
グランツのその知らせに、5人は踵を返し、ヘブンの元へ向かう。
そこに増援として駆け付けたオトフリート・イエイツ将軍とともに、5人はヘブンから作戦の伝達を受ける。
「現在、我々の兵力のほぼすべてが、中央の突撃部隊を止めるのに注力している状態だ」
「…恐らくこの状況下、ハデスは手薄になった両翼から回り込んで、本命の“六魔将”をぶつけてくる腹積もりだろう」
「そこで、君たちには左翼を。オトフリート将軍には、右翼の防衛をお願いします」
この作戦を受け、オトフリートは単身、ガインの迎撃へ。
そして5人は、もう1人の六魔将を迎え撃つことに。
戦線の左翼方面へと進軍する5人。
そこに現れたのは、3体のレイヴンエクスキューショナーと、
六魔将の1人、“大地裂く鋼翼”シュタール・ファルコンであった。
「さぁ、我が翼に切り裂かれる覚悟の決まったものから、向かってくるがよい！！」
…シュタールのその言葉を契機に、決戦の幕は切って落とされた！
先手を取り、勢いよくレイヴン達に斬りかかる面々。
しかし、3体のレイヴンはかなり手ごわく、これまで以上の苦戦を強いられる。
…だが、この苦戦が、逆に5人に好機を呼び込んだ。
そう、シュタールに「慢心」が生まれたのだ。
敵軍の猛攻の前に確実に体力を削られるも、
レーニアとヴェルの息の合った援護で、すんでの所でなんとか踏みとどまる。
エクレアを中心に、レイヴン達を殲滅させると、
即座に慢心したシュタールの隙を突き、フェスタが輝く肉体とともに、デスサイズでシュタールに斬りかかる。
その直後にはレゼルの突きがクリティカルヒット！
シュタールも負けじと反転攻勢、レゼルの2体目の騎獣も落とされかけるが、
途中戦場に紛れ込んできたタビットのリクスがこれをカバー。
追い詰められたシュタールは、自らにバーサーク！
PTの火力の要であるエクレアを追い詰めるも、
逆にそれを見て正念場とみたレーニアの、ロインクロス斬鉄剣が炸裂！
最後は、フェスタの全身全霊の一撃が決まり、死闘の末、ついにシュタールは地に倒れ伏した…。
―――以降、EDでやる予定だった演出―――
- ボス撃破〜ハデスの撤退命令と、ヘブンの反応
「ｸﾞﾌｯ… まさか、この我が、人族の兵士ごときに後れを取るとは…！」
「ここまで、か… ハデスとの決着も着けられぬまま…」
「………我が好敵手（とも）よ、娘のことを、頼む………！ ｸﾞﾌｯ」
…そこで言葉を止めたかと思うと、シュタールは完全に気を失う。
「六魔将の1人が敗れた」という知らせは、すぐに戦場を駆け巡る。
そしてそれは当然、“黒の軍”の指揮官であるハデスの耳にも入る。
「そうか、シュタールが落ちたか」
「………フ、フフ、フハハハハ」
「さすがだよ、ヘブン・クライマー。私の策にすぐに対応したばかりか、的確に戦力を振り分け、シュタールまでをも打ち倒すとはね」
「いいだろう、ここは撤退だ。六魔将が一角抜けたとあっては、部隊の士気にも関わるからな」
「………私たちの決着は『次』までお預けにしよう、ヘブン・クライマー」
直後、“黒の軍”全軍に撤退命令を出すハデス。
唐突に後退し出す蛮族たちに対して、ヘブンはすぐに深追いしないようダーレスブルグ全軍に指示を出す。
「無理に追う必要はない。我々の目的はあくまで迎撃だ」
「それに、ハデスのことだ。何か奥の手を隠しているとも限らないからな」
- オトフリート vs ガイン
ガイン「ほう、シュタールが敗北し、ハデスに撤退を取らせるか。さすがは奴の認めた男が指揮官なだけはある、ということか」
オトフリート「…逃げる気か！」
ガイン「グハハハハ！ そう受け取ってもらって構わんよ」
ガイン「人族にも貴様のような腕を持つ戦士がいるとはな。貴様との斬り合い、楽しかったぞ」
ガイン「だが、今回ばかりは我が戦友の言うことを聞いてやらんとな。奴の悩みの種を増やすのも忍びない」
ガイン「ではな、また相見えようぞ。人族の戦士よ！」
ガイン、テレポートで撤退。
- エピローグ
「この戦い、我々の勝利だ！」
ダーレスブルグ公国に戻ったPC達は、アルフレート�契つ勝垢墨史眈�の1人を打ち倒した褒賞を与えられることになる。
対照的にヘブン・クライマーはその後、オトフリートが再度レーゼルドーン大陸への遠征に出た隙に、軍上層部から先の戦いの被害を最小限に抑えきれなかったことを糾弾される。
同時期に大病を患ったヘブンは、これらの複合的な理由から軍を退役。
結果としてこの「千本ヶ原の戦い」が彼の最後の戦いになったという―――。
―――EDでやる予定だった演出ここまで―――
参加PC
レゼル 男勝り系シャドウフェンスカライダー。 そのシューターLv1が何のためにあったのか未だもって不明
フェスタ 脳筋デスサイズぶん回しマシーンなソレイユファイター。 騎士なのに半裸とかさすがだなソレイユ
エクレア 飄々としてるけど部隊内最大の馬火力なミアキスマリョップラー。 二の足踏んでなければ気絶させられたのにー
レーニア クールぶってるけど内心ヴェルのこと大好き神官1号。 ロインクロス斬鉄剣かっこE
ヴェル レーニアへの好意が隠し切れていない（隠す気のない）神官2号。 神官なのに前に突っ込んでき過ぎィ！
このページへのコメント
セッションお疲れさまでした。
火力がやれて楽しかったです。
これに尽きるｗ
大変遅くなりました、騎士卓概要＆EDでやる予定だった演出アップです！
EDの日時が調整つかず、結局尻切れトンボだったのは申し訳ありませんでした。
また初独立レギュだったり初SM付きだったりの影響で、
色々な面でミスが目立ったセッションでもあり、
それだけに自分がまだまだGMとして未熟だと再認識させられました。
反省点は多々ありましたが、皆が少しでも楽しんでもらえたのなら幸いです。
参加PLの皆さんもSMも、本当にありがとうございました！