第152回
最終更新：ID:cCHzS6rUgA 2021年02月15日(月) 14:53:35履歴
第152回『夜霧の芳香』 
◇依頼主
自由都市同盟評議会 代表：ヘルミン・カルツ
◇依頼
『機密事項』
・報酬
ひとり10,000Ｇ
・詳細
石鶏亭トップランカーに同盟議会から重要な依頼がある。
機密漏洩の危険性を鑑みて、直接お話したい。
都市バーリントまでご足労願う。
◇トレーラー
▼
今回は自由都市同盟評議会からのお呼び出し。
しかしいざ出発というときになって、占いに不吉な予兆が。
曰く「強敵との不意の遭遇の相あり」
出来る限りの準備をしていった方がよさそうだ……。
SW2.0シナリオ『夜霧の芳香』
ラッキーアイテムは第一の剣の聖印！
▲
◇冒険内容
自由都市同盟評議会からの依頼。
顧客として信頼できる相手のはずだ。
しかし出発する寸前、グスタフが占瞳により危険を察知したため、できる限りの戦闘準備をしてから出かけることに。
到着した都市バーリントでは、不吉な占いに反し平和そのものだった。
冒険者たちはにこやかな評議会議長ヘルミンに迎えられ、今回の依頼を詳細を聞く。
それは、石鶏亭の冒険者たちに長期的な出張にいってもらいたいという、一見筋が通っていそうでその実奇妙なものだった。
その違和感は派遣先の人物という美しくも青白い印象を受ける女性、ヘデラと話しているうちにだんだん強くなっていく。
報酬として『永遠』を彼女は提示した。
それさえあれば地位も、名誉も、財産も、欲しいと思った時に手に入る些末なものに成り下がると。
久遠の絶頂を約束しようと。
英雄まで上り詰めた冒険者たちにとって、その手の誘惑は手慣れたものであった。
同盟評議会の面々がリャナンシーの“吸血の誘惑”（⇒『BT』p.53）の影響下にあると気づく冒険者たち。
一方で『気づかれたことに気づいた』ヘデラも待ち伏せさせていたリャナンシーたちを呼び出し、議員たちを人質に冒険者たちを自分たちのテリトリーに連れ去ろうとする。
一瞬の膠着。
それを破ったのは部屋の中に吹き荒れる吹雪と魔法の眠りだった。
トップランカーのさらに上。石鶏亭の伝説級冒険者のシヴァが偶然観光に来ており、街の様子に違和感を覚え、そして密かに調査していたのであった。
ここぞというタイミングで配下を全滅させられ、議員たちも眠りに落とされたヘデラはその場から逃亡。
議員たちの安全をシヴァに託した冒険者たちはその後を追跡する。
しかし、ヘデラは天候すら変えうる絶大な力を有したリャナンシーの変異種だったのだ。
どこかにたかがリャナンシーと侮る気持ちがあったのかもしれない。
ペプシマンが万全に守りを固め、リヒト、クマル、イルミナが攻めに出るものの、ヘデラが有する祭器〈冥獣の黒衣〉を破壊するには至らず。
自らの血から無数の武器を生み出し、魔界の番犬ガルムすら完全に支配する彼女を相手に攻め切れない一向。
同様に、虫けら（ラルヴァ）と蔑むリヒトを殺害し、石鶏亭を威圧する手札にせんとヘデラは攻撃を彼に集中させるものの、グスタフとペプシマンが作ったゴーレムの守りの前に守り通される。
このままでは押し切れない。あるいは自分が危ない。
そう判断したヘデラは魔神の力を身に宿すとイルミナが投じていた雷のいましめを引き千切り、霧の中へと逃げ去っていく。
都市バーリントに伸びたノスフェラトゥの魔の手を一度は払うことができた。
しかし、これで終わりとはどうしても思えない決着であった。
・ガルム（⇒『FC』p.166）×2
グスタフ? キルヒア様の信徒。メイン盾。
クマル ラトクレス様の信徒。遊撃手。
ペプシマン? フェトル様の信徒。支援と回復の鬼。
イルミナ? 俺は神にだって従わない。今回の範囲火力枠だったのだが、聖印をつけずあまり揮わない結果に。
アンニュイで理知的、だがノスフェラトゥらしく他種族への根本的な蔑視がある女性。
余談だが、今回バーリントに連れてきたリャナンシーたちは彼女がヴァンパイア時代に作成した、彼女自身の眷属。
主人から預かった眷属を失っていれば、また反応は違っていたと思われる。
自由都市同盟評議会 代表：ヘルミン・カルツ
◇依頼
『機密事項』
・報酬
ひとり10,000Ｇ
・詳細
石鶏亭トップランカーに同盟議会から重要な依頼がある。
機密漏洩の危険性を鑑みて、直接お話したい。
都市バーリントまでご足労願う。
◇トレーラー
▼
今回は自由都市同盟評議会からのお呼び出し。
しかしいざ出発というときになって、占いに不吉な予兆が。
曰く「強敵との不意の遭遇の相あり」
出来る限りの準備をしていった方がよさそうだ……。
SW2.0シナリオ『夜霧の芳香』
ラッキーアイテムは第一の剣の聖印！
▲
◇冒険内容
自由都市同盟評議会からの依頼。
顧客として信頼できる相手のはずだ。
しかし出発する寸前、グスタフが占瞳により危険を察知したため、できる限りの戦闘準備をしてから出かけることに。
到着した都市バーリントでは、不吉な占いに反し平和そのものだった。
冒険者たちはにこやかな評議会議長ヘルミンに迎えられ、今回の依頼を詳細を聞く。
それは、石鶏亭の冒険者たちに長期的な出張にいってもらいたいという、一見筋が通っていそうでその実奇妙なものだった。
その違和感は派遣先の人物という美しくも青白い印象を受ける女性、ヘデラと話しているうちにだんだん強くなっていく。
報酬として『永遠』を彼女は提示した。
それさえあれば地位も、名誉も、財産も、欲しいと思った時に手に入る些末なものに成り下がると。
久遠の絶頂を約束しようと。
英雄まで上り詰めた冒険者たちにとって、その手の誘惑は手慣れたものであった。
同盟評議会の面々がリャナンシーの“吸血の誘惑”（⇒『BT』p.53）の影響下にあると気づく冒険者たち。
一方で『気づかれたことに気づいた』ヘデラも待ち伏せさせていたリャナンシーたちを呼び出し、議員たちを人質に冒険者たちを自分たちのテリトリーに連れ去ろうとする。
一瞬の膠着。
それを破ったのは部屋の中に吹き荒れる吹雪と魔法の眠りだった。
トップランカーのさらに上。石鶏亭の伝説級冒険者のシヴァが偶然観光に来ており、街の様子に違和感を覚え、そして密かに調査していたのであった。
ここぞというタイミングで配下を全滅させられ、議員たちも眠りに落とされたヘデラはその場から逃亡。
議員たちの安全をシヴァに託した冒険者たちはその後を追跡する。
しかし、ヘデラは天候すら変えうる絶大な力を有したリャナンシーの変異種だったのだ。
どこかにたかがリャナンシーと侮る気持ちがあったのかもしれない。
ペプシマンが万全に守りを固め、リヒト、クマル、イルミナが攻めに出るものの、ヘデラが有する祭器〈冥獣の黒衣〉を破壊するには至らず。
自らの血から無数の武器を生み出し、魔界の番犬ガルムすら完全に支配する彼女を相手に攻め切れない一向。
同様に、虫けら（ラルヴァ）と蔑むリヒトを殺害し、石鶏亭を威圧する手札にせんとヘデラは攻撃を彼に集中させるものの、グスタフとペプシマンが作ったゴーレムの守りの前に守り通される。
このままでは押し切れない。あるいは自分が危ない。
そう判断したヘデラは魔神の力を身に宿すとイルミナが投じていた雷のいましめを引き千切り、霧の中へと逃げ去っていく。
都市バーリントに伸びたノスフェラトゥの魔の手を一度は払うことができた。
しかし、これで終わりとはどうしても思えない決着であった。
エネミー・“夜霧の芳香”ヘデラ（BOSS）
・ガルム（⇒『FC』p.166）×2
参加PCリヒト ヒューレ様の信徒。ダメージディーラー。
グスタフ? キルヒア様の信徒。メイン盾。
クマル ラトクレス様の信徒。遊撃手。
ペプシマン? フェトル様の信徒。支援と回復の鬼。
イルミナ? 俺は神にだって従わない。今回の範囲火力枠だったのだが、聖印をつけずあまり揮わない結果に。
NPC◆ヘデラ（ミストリャナンシー/女/年齢不詳）
アンニュイで理知的、だがノスフェラトゥらしく他種族への根本的な蔑視がある女性。
余談だが、今回バーリントに連れてきたリャナンシーたちは彼女がヴァンパイア時代に作成した、彼女自身の眷属。
主人から預かった眷属を失っていれば、また反応は違っていたと思われる。
コメントをかく