三呪の姫君
最終更新：ID:gYYnwZFGVA 2018年12月10日(月) 17:43:35履歴
SS 『三呪の姫君』 
童話
魔法文明時代が発祥とされる童話。
比較的よく知られており、長い年月を経た物語につきものの異説が複数存在するが、広く知られている概要は共通している。
そのストーリーから『眠り姫』と呼ばれることもある。
比較的よく知られており、長い年月を経た物語につきものの異説が複数存在するが、広く知られている概要は共通している。
そのストーリーから『眠り姫』と呼ばれることもある。
史実
大破局の際に、とある魔動機師がタイムスリップしてしまったことから始まる悲劇。
魔動機師は自分の娘を守ろうと一国を相手に孤独な戦いを百年間続けたものの、事故と不運により敗北した。
魔動機師は自分の娘を守ろうと一国を相手に孤独な戦いを百年間続けたものの、事故と不運により敗北した。
今回紡がれた物語
黒表紙を介して石鶏亭とスケッギョルドが介入したもの。
王国は撃退されたが、姫のコールドスリープも解かれた。
クリム
ルーサー
シェイド?
ミノルラピスに忠誠を誓っているワルキューレ六号機。
ひとつの時代を通じ剣を振るい守護した対価として誹謗中傷を賜った経験から極度の人嫌いであり、
言葉を軽んじることによって生じるデメリットよりも交流に対する倦怠感が勝り、目的語と単語の連なりで簡潔に会話を行う。
裏を返せば、興味のある相手や事柄に関しては相応に饒舌。
◆白衣の魔女（デュラハンハイエロファント/生没不明/女性）
研究者の白衣を常に身に着けていたことからこの異名がついた。
伝承においては魔法の国の王や魔女たちをしのぐ強力な力を持った悪役として扱われる。
史実では〈大破局〉の事故で魔法文明時代まで飛ばされ、意に沿わぬ形で産まされた娘を愛して国ひとつを相手に百年間戦い続け、
最期は敵の幸運に足を取られて敗北した、情に厚く、幸に薄い女性。
◆三呪の姫（人間/生没不明/女性）
三呪と呼ばれるが実質的な呪いは頑強な肉体、聡明な頭脳のふたつであり、最後のひとつは母の愛という無形無実にしてもっとも強力な魔法。
伝承においては白衣の魔女に翻弄されながらも最後には幸せをつかむヒロイン。
史実では魔法王に埋め込まれた呪いにより肉体、頭脳において人外の領域に至るものの
幼少期から労せず結果を得られる人生は周囲との隔絶という影を落とした。
母親に引き取られてからは人の心を学び、いつか自分が普通として扱われる時代を夢見てコールドスリープに入るが
白衣の魔女の敗北によりふたたび王国に支配され、道具としてその生涯を閉ざした。
魂に付着した穢れが残っている間は魔法王にかけられた呪いも効果を発揮し続ける。
輪廻の果てに、母親の願いは叶ったのかもしれない。
知名度：23 形状：題名が辛うじて読める灰色の本 アイテム区分：冒険道具類
概要：読んだ者を閉じ込める 制作時期：魔法文明時代
効果：この本は複数あり、題名や内容は別々であれ、全て以下の同じ効果を持っていると言われています。
その為、総じて〈レオンハルト魔書〉と呼んでいます。
魔法文明時代、ある絵本作家が作った本を、レオンハルトと言う魔術師が戯れにアーティファクト化させたモノと言われています。
この魔本に手を触れた者が表紙をめくり、中を見た場合、その対象はこの魔本に吸い込まれます。これに対していかなる抵抗も有効にはなりません。
脱出する為にはその本の最後まで物語を進めて、かつ進めた上でその物語毎に提示される条件を満たさなければなりません。その条件は入った後、物語を進ませる前に何らかの手段で必ず伝えられます。
また、踏破した場合、この魔本はアーティファクトとしての効力を失い、タダの本と化します。
もしも、途中で死亡したり、条件を満たせなかった場合、即座にこの本の登場人物化します。この効果を受けた者は、記憶を失い、自身の役になり切ります。
こうなった場合、踏破しない限り本から出る事は出来ません。
◆黒表紙の特色
他の魔書に比べ、『読者』への干渉が様々な面で強いというのがあげられる
・効果範囲が広い
多くの魔書は本を開いた対象や、頁を覗き込んだ対象のみを取り込むが、黒表紙は本が開かれた半径数メートルの対象を無作為に取り込む。
・役割を割り振られる
たいていの魔書は登場人物とは別に、無色の介入者として物語に参加することが多いが、黒表紙は明確に物語の登場人物に成り代わり、それに沿って物語に干渉することを強制される。
これにより物語に干渉する方法に大きな制限が加えられるが、逆に割り振られた役割ならもとは所有していなかった技能でも物語の最中は自由に扱えるようになる。
・修正力が存在する
物語を筋書き通りに進めようとする流れが存在し、それに大きく逸れる行動を行うと物語の中に本筋に戻そうとする事象が発生する。役割を振られるのもこの一環である。
超越者や求道者はこの干渉を打ち破ることができるが、逆にあまり流れを破綻させてしまうと物語が破壊されてしまう恐れがある。
◆〈トリックアート〉 基本取引価格：——（取引不能）
知名度：22 カテゴリ：〈ソード〉B
【形状】
水晶のような透明でつるりとした材質の、柄のみで刃のない短剣
【由来と逸話】
この魔剣に著名な逸話は存在しません。
というのも、その効果が存在を秘める方向に特化しているからです。
〈トリックアート〉はその使用者の存在を偽ります。人族、蛮族といった世界に認識されるカテゴリーを別のものに変えてしまうのです。
【効果】
この魔剣は使用者の胸に突き立てて使用します。
突き立てられた魔剣は身体の中心に溶けるように消えます。効果を中断したいときは任意で体外に排出することができます。
効果使用中、対象は「分類：○○」をもとのそれから任意のカテゴリーに変更することができます。これにより能力値や外見は変更されませんが、守りの剣や神聖魔法の効果など種族に由来する効果や、魔物知識判定などで導き出される結果が、その変更後の種族に基づいて処理されるようになります。
この効果の使用中はもとから有していた種族特徴が使用不能になりますが、この効果によって新しい種族特徴を得ることはできません。
使用、解除はともに主動作で行われます。
王国は撃退されたが、姫のコールドスリープも解かれた。
PCモミジ
クリム
ルーサー
シェイド?
NPC◆スケッギョルド（ワルキューレ/推定1000年以上稼働/女性型） 本体データ 黄剣 赤剣 青剣
ミノルラピスに忠誠を誓っているワルキューレ六号機。
ひとつの時代を通じ剣を振るい守護した対価として誹謗中傷を賜った経験から極度の人嫌いであり、
言葉を軽んじることによって生じるデメリットよりも交流に対する倦怠感が勝り、目的語と単語の連なりで簡潔に会話を行う。
裏を返せば、興味のある相手や事柄に関しては相応に饒舌。
◆白衣の魔女（デュラハンハイエロファント/生没不明/女性）
研究者の白衣を常に身に着けていたことからこの異名がついた。
伝承においては魔法の国の王や魔女たちをしのぐ強力な力を持った悪役として扱われる。
史実では〈大破局〉の事故で魔法文明時代まで飛ばされ、意に沿わぬ形で産まされた娘を愛して国ひとつを相手に百年間戦い続け、
最期は敵の幸運に足を取られて敗北した、情に厚く、幸に薄い女性。
◆三呪の姫（人間/生没不明/女性）
三呪と呼ばれるが実質的な呪いは頑強な肉体、聡明な頭脳のふたつであり、最後のひとつは母の愛という無形無実にしてもっとも強力な魔法。
伝承においては白衣の魔女に翻弄されながらも最後には幸せをつかむヒロイン。
史実では魔法王に埋め込まれた呪いにより肉体、頭脳において人外の領域に至るものの
幼少期から労せず結果を得られる人生は周囲との隔絶という影を落とした。
母親に引き取られてからは人の心を学び、いつか自分が普通として扱われる時代を夢見てコールドスリープに入るが
白衣の魔女の敗北によりふたたび王国に支配され、道具としてその生涯を閉ざした。
魂に付着した穢れが残っている間は魔法王にかけられた呪いも効果を発揮し続ける。
輪廻の果てに、母親の願いは叶ったのかもしれない。
アイテム◆〈レオンハルト魔書〉 基本取引価格：--（取引不可）
知名度：23 形状：題名が辛うじて読める灰色の本 アイテム区分：冒険道具類
概要：読んだ者を閉じ込める 制作時期：魔法文明時代
効果：この本は複数あり、題名や内容は別々であれ、全て以下の同じ効果を持っていると言われています。
その為、総じて〈レオンハルト魔書〉と呼んでいます。
魔法文明時代、ある絵本作家が作った本を、レオンハルトと言う魔術師が戯れにアーティファクト化させたモノと言われています。
この魔本に手を触れた者が表紙をめくり、中を見た場合、その対象はこの魔本に吸い込まれます。これに対していかなる抵抗も有効にはなりません。
脱出する為にはその本の最後まで物語を進めて、かつ進めた上でその物語毎に提示される条件を満たさなければなりません。その条件は入った後、物語を進ませる前に何らかの手段で必ず伝えられます。
また、踏破した場合、この魔本はアーティファクトとしての効力を失い、タダの本と化します。
もしも、途中で死亡したり、条件を満たせなかった場合、即座にこの本の登場人物化します。この効果を受けた者は、記憶を失い、自身の役になり切ります。
こうなった場合、踏破しない限り本から出る事は出来ません。
◆黒表紙の特色
他の魔書に比べ、『読者』への干渉が様々な面で強いというのがあげられる
・効果範囲が広い
多くの魔書は本を開いた対象や、頁を覗き込んだ対象のみを取り込むが、黒表紙は本が開かれた半径数メートルの対象を無作為に取り込む。
・役割を割り振られる
たいていの魔書は登場人物とは別に、無色の介入者として物語に参加することが多いが、黒表紙は明確に物語の登場人物に成り代わり、それに沿って物語に干渉することを強制される。
これにより物語に干渉する方法に大きな制限が加えられるが、逆に割り振られた役割ならもとは所有していなかった技能でも物語の最中は自由に扱えるようになる。
・修正力が存在する
物語を筋書き通りに進めようとする流れが存在し、それに大きく逸れる行動を行うと物語の中に本筋に戻そうとする事象が発生する。役割を振られるのもこの一環である。
超越者や求道者はこの干渉を打ち破ることができるが、逆にあまり流れを破綻させてしまうと物語が破壊されてしまう恐れがある。
◆〈トリックアート〉 基本取引価格：——（取引不能）
知名度：22 カテゴリ：〈ソード〉B
【形状】
水晶のような透明でつるりとした材質の、柄のみで刃のない短剣
【由来と逸話】
この魔剣に著名な逸話は存在しません。
というのも、その効果が存在を秘める方向に特化しているからです。
〈トリックアート〉はその使用者の存在を偽ります。人族、蛮族といった世界に認識されるカテゴリーを別のものに変えてしまうのです。
【効果】
この魔剣は使用者の胸に突き立てて使用します。
突き立てられた魔剣は身体の中心に溶けるように消えます。効果を中断したいときは任意で体外に排出することができます。
効果使用中、対象は「分類：○○」をもとのそれから任意のカテゴリーに変更することができます。これにより能力値や外見は変更されませんが、守りの剣や神聖魔法の効果など種族に由来する効果や、魔物知識判定などで導き出される結果が、その変更後の種族に基づいて処理されるようになります。
この効果の使用中はもとから有していた種族特徴が使用不能になりますが、この効果によって新しい種族特徴を得ることはできません。
使用、解除はともに主動作で行われます。
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