食品に含まれる栄養素についてまとめていくデータベースサイトです。

ミネラル(無機質)について


微量栄養素のうち、有機化合物であるものをビタミンと無機物である無機質(ミネラル)とに分けられます。
無機質栄養素は、生体活動の潤滑油的な働きを行います。組み合わせではなく元素の単体であることがビタミンとの違いです。

ミネラル(無機質)の種類

主要ミネラル
カルシウムやリンなどの7種類の元素が主要ミネラルで、体内のミネラル存在量の99%以上を占めています。

微量ミネラル
鉄や亜鉛など所要量が極わずか(100mg以下)な微量元素ですが、人の体には欠かすことのできない必須ミネラルです。

ミネラル(無機質)の特徴

ミネラル(無機質)とは、人体を構成する酸素、炭素、水素、窒素以外の元素を指します。
体重に占めるミネラルの割合は4%であり、残り96%は人体を構成する炭水化物、たんぱく質、脂質、水などの有機化合物である、酸素、炭素、水素、窒素が占めます。ミネラルは燃焼すれば灰として残りますが、有機化合物は燃え残りません。ミネラルは、尿や汗によって日々、一定量が排泄されているため、欠乏症が起きやすいという特徴があります。ミネラルの摂取が不足した場合は排泄を抑制し、摂取過剰の場合は排泄を促進するよう腸や腎臓が調節していますが、過剰摂取が長期にわたれば過剰症を引き起こす可能性もあります。








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