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We've Inc. 旧「マクロスクロニクル」に習い Web 独自機能を加味した日本初のロボテック辞典です。

VF−1J バルキリーとの大きさの対比図

出典(Source for the Japanese translation of the commentary)

カラー画

白黒画像

記事名について

銃器の企業名『マウザー・ヴェルケ』の誤訳『モーゼル』が日本国で定着して辞典でも、表題『モーゼル』+注記『マウザー』の形で表記される現状に倣い、ゼントラーディ語の和訳の音読みの誤読が定着した慣用読みの『ケル・カリア』を、定着度合いを考慮して『ケル・カリィ』としなかった。

索引【Index】

  • LCVP(兵員&小型車輌揚陸艇)的な運用例
  • ケル・カリィ 第12,458艇、縮小体の異星人の放送を探知す AZ.673(AD.2005)
    •  
  • 訳者注
  • オーベルト 級2番艦「ゴダート」との交戦
  • 航行形態
  • 天体重力圏内接地形態
  • ゼントラーディ語名
  • 名称と特性
    •  
  • 衛星ティロルの支配的文化民族「ティレシアン」の暦注意
  • 艇の定数
  • 生命維持限度
  • 寸法
  • 推進システム
  • 惑星能力
  • 持久力と機動性の制限
  • 武器システム
  • 航空群と機動兵器(メカ)搭載定数
  • 装甲
  • 脱出カプセル(ポッド)
  • 電子装置システム
  • 受動的なセンサー:
  • 戦略電子戦システム【SEWS】
  • 戦術電子戦システム【TEWS】
  • 電子偵察管理システム:
  • 設計注記と就役史
  • 巻末設定資料
  • 関連記事
  • 読みアルファベット変換

    "Quel-Quallie "

    日本語カタカナ音読み変換

    ケル・カリィ

    ゼントラーディ語の日本語への和訳の誤記が定着した慣用読み

    ケル・カリア

    ゼントラーディ語彙

    "千の眼を持つアメンボ【水黽 / Aquarius paludum】"

    1. ケル≒ 複眼、転じて無数の目
    2. カリィ≒ 水の上を高い脚で浮く生物  (地球生物に意訳変換)

    用途

    戦域司令部偵察艇
    (ゼントラーディ用語では戦域司令部偵察ポッド)

    分類注意

    ゼントラーディの艦艇の分類区分では、フォールド航行能力を持たない艦艇は、大きさに関わらず【ポッド】と分類される。

    用途の和名の由来

    日本帝国(旧)陸軍航空隊「戦略航空偵察群」所属。三菱重工業の開発名称「キ‐46」こと「一〇〇式司令部偵察機」(連合軍コードネームは女性名「ダイナ」【Dinah】)

    独立飛行第18中隊の垂直尾翼の虎の図案、『虎は千里を往って千里を還る』の故事に基づくもので、『生還して情報を持ち帰る 』ことを旨とした。



    陸上自衛隊の「第1回転翼機航空団・本部管理中隊」に所属する「MU-2C」(LR-1) JG-(2)2018号機に描かれた虎の図案

    用途英文

    Electronic warfare / long range recon Command Reconnaissance / Theatre Scout Pod (Boat)

    設計開発・初期建造工廠

    Boquomouxy design bureau

    同・日本語カタカナ音読み変換

    ボコムクシィ・設計開発局/工廠

    統合宇宙軍コードネーム

    Bug EYE (バッグアイ/虫眼)

    以下の読み替え実施の可能性あり

    コードネームはたいていは蔑称が常ですが、同盟成立後にコードネームの読み替えが行われた可能性があります。

    『バックアイ』【buckeye】セイヨウトチノキ(マロニエ)の実、の意味だが、「大きな目」を意味するスラングでもあり、そこから「後方視界(BackEye)」に掛けて「後ろを取らせない優秀な艦艇」の意味を持つ。

    ノースアメリカン T-2 はアメリカ合衆国で開発された中間練習機/高等練習機(飛行機)である。愛称はバックアイ【buckeye】。

    縦列複座の座席配置を持つ直線翼、中翼配置の単発(B型以降は双発)機。T-2の最終生産ブロックの機体はロックウェル・インターナショナル社(ノースアメリカン・ロックウェル社)で生産されており、「ロックウェル T-2 バックアイ【Rockwell T-2 Buckeye】の名称で記載されている資料もある。

    統合陸軍・「サザンクロス軍」共同コードネーム

    Cyclops


    サイクロプス、ギリシャ神話に登場する一つ目の巨人キュクロープス(卓越した鍛冶技術を持つ単眼の巨人であり、下級神である一族。を、英語風に読んだもの。

    地上部隊からは脚展開時、100メートルもの全高が標的になるはずが、意外な機動性と重装甲*1から、逆に畏れられた。

    ピーター・ウィコフ・ウォーカー発言

    米国海軍研究所【NRL】宇宙科学研究事業本部の現役研究員「ピーター・ウィコフ・ウォーカー」氏の発言によれば、ロボテック版に於ける「ケル・カリィ」(日本での慣用名「ケル・カリア」)はフォールド機関の搭載を敢えて捨てて「ポッド」の区分に甘んじることで、外洋航行(もちろん例えで、外宇宙航行のこと)に耐えられない、全長 126.7 m の小型艇(下記倍数注記参照)にも関わらず、贅沢な電子装置と装甲を得ることに特化した設計なので、今後の人類側のオリジナリティ(個性)が流入することがあっても、敢えて規模 に対する装備の利点を捨ててまで、改良(ゼントラーディ&プロトカルチャーの戦略的視点からは改悪)はしないだろうとのこと。

    ゼントラーディは常に艦船や艦艇を大艦隊【アルマダ/Armada】、小艦隊【Flotilla/フロティラ】等の群や・団に分け、艇も常に、艦隊の1構成員として設計開発した。
    これは広大な宇宙空間での長距離遠征に伴う「艦隊の安全な戦闘行動」を確保する為で、それ故、単艦でその身分に似合わない装備をすることは、設計上嫌われる傾向にあった。

    例えば、元来はティロリアンの設計であるシアン・マクロス級等は調査と播種の為に単艦で1,000キロ・パーセク(しかも1回で)以上のフォールド航行能力を持ち、中型砲艦並みの火力を持つが、このような過剰装備は、艦隊の移動に支障を来たし(非常時など、艦長の独断で単艦で最大規模のフォールドをされた場合、他艦船はもちろん、旗艦さえ追随出来ない為、艦隊が分散し、統一指揮は到底望めなくなる)、さらには1艦でその身に似合わぬ火力を装備することは、規格の混在による補給の困難を助長し、統制艦砲射撃を乱すものとして忌避される傾向にあった。

    倍数注記

    ゼントラーディ巨人の倍数1/7では、全長【126.7 m】は、全長18m程度になります

    これは人類の感覚でいえば、兵員輸送能力8名を持つ戦闘ヘリコプター「ミル Mi-24P の全長:17.51 m」とほぼ同等ですし、水上艇では、旧日本海軍の「隼艇:上陸用舟艇を護衛する為に、分類上は【魚雷艇】(但し装甲無しの前者に対してケル・カリィは重装甲)とされるが、魚雷兵装を持たないことから砲艇に分類される小型艇、これらが約18mで、この関係はマイクローン(人類)感覚では、魚雷艇の標準規模(25m)にも満たない小型艇が、フォールド機関搭載(搭載しても10パーセク程度が限界なので艦隊に随行出来ない、或いは艦隊最少能力航行艇に他艦船が跳躍距離を合わせることで、艦隊の行動が制約される。)を最初から潔く諦め、その替りに、強行偵察も可能な重装甲・武装(通常はこの任務の艇は非武装か自衛武装のみ)強力な電子戦装備、早期警戒機能、『 潜入作戦規模の兵員及び戦闘ポッド輸送能力 こちらは長距離用の展開・収納型の電子装備との選択式)と水中航行機能 』(いずれも付随的、つまりオマケ機能で、ステルス性を著しく損なうなど、能力的には中途半端)などの特殊機能を充実させた設計思想であると推定されます。

    兵員輸送艇としての運用

    キーロンプロトカルチャー (資源)核融合機関を新マクロス市(日本版では「オノギ・シティ」)から奪取する際に運用している。

    2013年12月マクロス・サーガ 第35話「年末時候の御挨拶を申し上げます」
    或いは名詞形で 「年末時候の御挨拶」*2 日本版では第35話「ロマネスク
    2013 C.E. DecemberThe Macross Saga #35 "Season's Greetings"
    4騎から5騎(最大)のゼントラーディ歩兵&騎兵用小型機動兵器(具体的にはグラージリガードクアドラン・ローヌージャデル・ガーなど)を腹部貨物倉に搭載可能。典型的にはこれらの機動兵器(メカ)は、地上への偵察潜入部隊を構成する。

    Air group and mecha complement:
    Four to five Zentraedi mecha (such as the Glaug or Queadluun-Rau) in the cargo bay. Typically these mecha comprised a surface recon team, to be inserted by the Quel-Quallie.
    One advanced sensor drone in the cargo bay (precludes carrying a mecha force).
    LCVP(兵員&小型車輌揚陸艇)的な運用例

    ケル・カリィ 第12,458艇、縮小体の異星人の放送を探知す AZ.673(AD.2005)

    当時のわれら(=ゼントラーディ人)は如何なる地球言語をも理解しなかった為、大事は至らなかったが、もし理解可能な水準に異星人の解析が進んでいたのならば、かなりの「デ・カルチャ」な会話に衝撃を受けたものと思われる。
    画面上でも既に軍事思考から掛け離れた、異性体駆【雌/♀】の縮小体(マイクローン)の求愛感情を含んだ発声器官の発音アクセントによる怪奇な音声信号を不幸にも傾聴したが為に、異星・異性マイクローンの悪影響を受けて兵士の動揺が発生している。

    当時はまさか、片手で胴体を掴めるほど(第11話参照)の『このちっぽけな雌(メス)のマイクローン 』【Mäi-Clüanë】が敵軍(訳者注:遠征艦隊軍【UEEF】)の首領になるとは、どの我が軍将兵も思う由も無かった。
    訳者注
    1. カール・ライバーからリサ・ハイエス宛ての個人放送を傍受。
    2. AZ.686 年 【AD.2018年】 当時の別働基幹艦隊のゼントラーディ人の軍事記録から抜粋。
    3. 我々人類、特に女性に対する性的差別・蔑視の表現があるが、記録公文書である為に原文を尊重した。

    オーベルト 級2番艦「ゴダート」との交戦

    火星のサラ基地を艦砲射撃した際に、第一航宙団「ゴダード」【DD-02 " Goddard "/ 全長 390m 】《 艦長「ミシェル・ロドリゲス」大佐【Colonel. Michelle Rodriguez】》の返り討ちに遭う「ケル・カリィ」。

    重力制御装置が未開発で地球型惑星の表面重力の「1/3」の太陽系第4番惑星「火星」からの離床がやっとの非常に限られた 『大気圏・重力圏航行能力』しかない、未開種族の艦艇でしたが、戦闘種族で無いにも関わらず意外に士気も高く、偵察艇とミサイル駆逐艦という艦級が異なる艦艇間での一騎打ちということもあって近接戦闘での交戦は不利でした。




    航行形態

    天体重力圏内接地形態

    大気のある惑星だけではなく、小惑星や無大気衛星等の低重力天体への降下接地にも使われる。



    ゼントラーディ語名

    -
    Quel-Quallie

    ゼントラーディ語の英訳注意

    翻訳途上位置表示

    注:ゼントラーディ艦艇が地球の海軍/宇宙艦艇の定義を割り当てられる間、それらの艦艇の規模と能力に応じて地球の軍事研究家の概念に従って艇級を定義したことを強調されなければなりません。

    そして、呼称のように同時代のティロルと現代の地球人のみによって建造に合致されます。

    そのように、これらの呼称定義は、絶対的説得力よりも、むしろ使用意図(用兵)と用途の指標として見られなければなりません。

    そのうえ、英語へのゼントラーディ艦艇の適切な翻訳は、決して完全に同意されませんでした;例えば、若干の資料文章(テキスト)は、ケル・カリィ【Quel-Quallie】級斥候補助艦艇を『戦域偵察(司令部偵察)ポッド』または『兵員輸送能力付きの偵察艇』と呼びます。

    Note: While Zentraedi ships have been assigned Terran naval/space type designators, it must be stressed that their size and capabilities placed them in a class of their own, matched only by contemporary Tirolian and modern Terran construction of like designations. As such, their designations must be viewed as indicatorsof intent and use rather than absolute strength. In addition,the proper translation of the Zentraedi vessel designations into English was never completely agreed upon; for instance, some texts call the Quel-Quallie-class recon auxiliary a 'theatre scout pod' or 'troop carrying recon vehicle'.

    名称と特性

    ケル・カリィは、ボコムクシィ設計局の開発設計です。
    ケル・カリィ航空宇宙艇は、ゼントラーディ海軍*3艦艇を造ったあらゆる造船所で建造されました。

    殆ど全てのゼントラーディ戦闘艦は、これらの小型艦艇の幾つかを搭載しました。
    全体で、2,000万以上のケル・カリィが、造られたと推定されます。

    ケル・カリィは、ティロル暦「エーオン・ゾレヴ・ドライ」【A.Z. Aeon Zorrlev'dri 】(ゾアの科学の累代)・
    -+
    AZ-1812+Term

    (ターム)に生産に入って、ティロル交易商業恒星間帝国のその崩壊の最後の年まで、生産中でした。
    衛星ティロルの支配的文化民族「ティレシアン」の暦注意
    A.L. Aeon Lanak : 「エーオン・ラナク」(神話伝説上の人物「ラナク」の累代の意味)
    A.Z. Aeon Zorrlev'dri : 「エーオン・ゾレヴ・ドライ」(ゾアの科学の累代)
    Term(ターム): 衛星ティロルの暦の1単位。28自転周期を12倍数とした336公転周期。

    太陽系第3番惑星の換算で368日。

    実際 【 Tiresian 】テイレシアース語の『 Protoculture 』である『ゾレヴ』【 Zorrlev're 】、同じくテイレシアース語でロボット工学【 Robotechnology 】を意味する 『ゾレヴ・ドライ』【Zorrlev'dri】は、文字通り【Zor】「ゾアの発見」と「ゾアの科学」を意味する。

    Names and disposition:The Quel-Quallie is a design from the Boquomouxy design bureau.Quel-Quallie craft were built in every shipyard thatconstructedZentraedi naval vessels. Almost all Zentraedi warships carried severalof these smaller vessels; in total, morethan 20 million Quel-Qualliemust have been constructed.
    The Quel-Quallie entered production in 1812 and remained in production until the final years of the Tirolian MercantileEmpire.

    艇の定数

    • 乗組員(3名の乗員)
    • 兵員(5名の重装甲服着用の武装兵、必要性がある場合)

    Ship's Complement:
    Ship's crew (3 men),Troops (5 men),

    生命維持限度

    生命維持限度は、正規最大戦闘定員と約2名の定員外の人員(乗組員3名+兵員又は追加偵察員5名+定員外2名の総計最大10名)まで。

    Life support limits are for a full combat complement and about 2 supernumeraries (10 men total).

    寸法

    • 単位は全てゼントラーディ単位「デノレル」・「テレル」をメートル法に換算し、小数点以下2桁以後の割り切れない数は四捨五入した。
    全長 (航行時)126.7 m
    全長 (接地時)84.9 m (脚 90度 下方展開・伸長)
    全幅57.8 m
    全高129.8 m (レーダー&センサー・ポッド収納)
    全高238.2 m (レーダー&センサー・ポッド展開)
    全高390m(脚 90度 下方展開・伸長)
    全備作戦正規重量2076.9メートルトン(典型例)、慣性質量。

    Dimensions:
    Length : 126.7 m
    : 84.9 m (legs extended downwards)
    Width : 57.8 m
    Height : 29.8 m (radar pod retracted)
    : 38.2 m (radar pod extended)
    : 90 m (legs extended)
    Weight : 2076.9 metric tons (typical)

    推進システム

    主動力・電源システム:
    • ゾレルヴ【Zorrelev】-7623(数字読み:ディストスヴァン)【Distsvan】は、プロトカルチャー (資源)供給による反射核融合炉【Reflex】集合体。

    ケル・カリィ級艦艇の出力発生装置(ジェネレーター)は、最高 260 Gigawatts を性能表数値(カタログデータ)上伝達可能で、過熱により自動停止(シャットダウン)が始まるまで最大出力で75分の作戦行動をすることができます。
    • 反動推進・スラスター(76基)と:融合プラズマ反応反動推進スラスター、操行可能な円錐型噴射口(ノズル)の集合体(クラスター)。
    8基の4個1組の集合体(クラスター)が、より大型の反動推進スラスターと一緒に;艇首の先端と下、各々の艦艇側面に各1基(つまり合計2基)と後部のエンジン・ハウジング頂部上の2基、そして艇腹部の外側に位置する着陸脚の基部に突き出す2基。

    より小さな4重の集団は、展長・伸縮可能な着陸足のハウジング上、そして、下部の伸縮可能なレーダー&センサー集合体支柱を収容、又は、戦闘ポッドや機動倍力装甲服(パワードスーツ)格納庫に転用可能な、下方の開閉扉の前方に位置します。

    2基の双子の反動推進スラスターは、艇の各側面と、脱出ポッドの前方の開閉扉に位置します。
    • 2基のヴァレッツァル【Varretszal】23型・プラズマ・衝撃(ショック)・拡張エンジンは、艇尾に後方を向いて装備されています。各々の反動推進スラスターの最大推力は生産高は、 259.5 GN です。
    • 4基のレビカヌマ【Lebikanma】重力ポッド。

    Propulsion systems:
    Main power system: Zorrelev-7623-Distsvanprotoculture-fueled Reflex furnace cluster. The powerplant of a Quel-Quallie class vessel can nominally deliver up to 260 Gigawatts of power, and can operate for 75 minutes at maximum power before over heat initiates auto-shutdown.
    Maneuvering Thrusters (76): fusion-plasma reaction thruster clusters with steerable nozzles. There are eight quadruple clusters with larger type thrusters; under and over the nose of the vehicle, one on each flank and two on top of the rear engine housing, and on the flanks of the vessel outboard of the landing legs. Smaller quadruple clusters are located on the housings of the telescoping landing legs and forward of the lower hatch. Two twin thrusters are located in the flank, forward escape pod hatches.

    Two Varretszal type 23 plasma-shock expansion engines mounted in the rear facing aft. The maximum output of each thruster is 259.5 GN.

    Four Lebikanma gravity pods.
    Planetary Capabilities: The Quel-Quallie is fully atmosphere capable through its reaction thrusters and anti-gravity system . The Quel-Quallie can land on any sufficiently firm surface using its telescoping landing legs.

    In a Zentraedi hangar bay the Quel-Quallie must be docked in a special cradle to prevent the craft from rolling over as it would rest on the bulging hangar doors in its belly.

    惑星能力

    ケル・カリィ【Quel-Quallie】は、反応反動推進スラスターと反重力システムによって完全な大気・重力圏での航行能力を持ちます。

    ケル・カリィは、展開・展伸可能な着陸足を使って、十分に堅い天体表面に接地(着陸)することができます。

    ゼントラーディ艦船及び各種基地内の格納庫内に於いて「ケル・カリィ」は艦艇が艇腹のバルジ(膨らみ)のある扉を収納すする載せてあって横転を防ぐために特別な揺りかご(クレイドル)で船渠(せんきょ/ドック)に入れられなければなりません。

    Planetary Capabilities: The Quel-Quallie is fully atmosphere capable through its reaction thrusters and anti-gravity system . The Quel-Quallie can land on any sufficiently firm surface using its telescoping landing legs. In a Zentraedi hangar bay the Quel-Quallie must be docked in a special cradle to prevent the craft from rolling over as it would rest on the bulging hangar doors in its belly.

    持久力と機動性の制限

    消耗品持久力は、最大1週間です。 この期間以後、ケル・カリイはその消耗必需品を補給しなければなりません。
    機動兵器(クアドラン・ローなど)の弾薬・ミサイルなどの戦闘消耗品や予備部品の供給は存在しません。
    したがって、機動兵器はケル・カリイに帰還しても、消耗弾薬やミサイルを再装填することができません。

    しかし容積の余地がある場合はいつでも、プロトカルチャー (資源) を、予備反応剤の備蓄分として搭載可能で、戦場でこれらの機動兵器類の反応剤の円筒缶(キャニスター)を交換補給する事は容易に可能です。

    反応炉は、通常の使用水準で約12年、反応剤【Energizer】の再処理の必要無しで機能することが可能。

    ケル・カリィは、単独でその反応質量上で14.7kpsの戦闘半径デルタ-vを持っています。
    エンジンは、より大型の艦船が備えている効率的な長時間推力手段が欠如していますが、艇内の反応剤が消耗し尽くすまで、2.5 G 以上の加速を継続することが出来ます。

    地球型大気と重力下の最大持続航行速度は、高度 12,000 m で 2,460 kph です。
    反重力システムの最大の滞空時間は、プロトカルチャー (資源)供給と整備条件だけによって制限されます。

    最大水中航行速度は、約30ノットです。
    但し、主機関を点火、主噴射口(ノズル)からの高熱の噴射は、数百キロメートル離れても簡易な対潜水艦戦用ソナーで発見可能な雑音水準と、水面上に艦艇の存在を示す水蒸気の航跡によって明らかに非内密性(非ステルス)である点に注意が必要です。

    展張可能な着陸脚を使用した海底歩行速度は、最大水中速度で、約5ノットです。

    展開・展長した着陸脚を使用した最大歩行速度は、約65kphです。
    しかし、概して、ケル・カリィの乗務員は、『着陸脚を使った歩行システム』よりも、むしろ艇内の反重力システムと操向可能な反動推進スラスターを使う傾向がありました。
     *4


    Endurance and mobility limits:
    The dry stores endurance is one week maximum. After this time, the Quel-Quallie will have to restock its supplies.
    The mecha consumables supplies are non-existent. Mecha cannot be rearmed on board the Quel-Quallie. However, protoculture cannisters can be carried wherever there is space for them, and changing cannisters on mecha in the field is eminently possible.
    The Reflex furnace can function for about 12 years at normal usage levels before an energizer rebuild is necessary.
    The Quel-Quallie has a combat radius delta-v of 14.7 kps on its reaction mass alone.
    The engines lack the efficient long-duration thrust modes of those on larger Zentraedi ships, but they can propell the vessel at over 2.5 g until fuel exhaustion.
    The maximum sustained speed in an Earth-like atmosphere is 2460 kph at 12.000 m. The maximum hover time on the anti-gravity systems is limited only by the protoculture supplies and maintenance requirements.
    The maximum underwater speed is 30 knots; note that this involves firing the main engines and is decidedly un-stealthy, with a noise level that can be detected hundreds of kilometers away and a steam trail pointing to the vessel above the surface. The maximum underwater speed using the telescoping landing gear as legs is 5 knots.

    武器システム

    火砲

    4門の「マクラル・マートゥール」【Makral Martszur-6】(コピー版が【PB-10a】の地球名で知られる)6連砲身【sextuple- barreled】回転粒子砲を艇首に装備した。

    副砲は最大限の「局所的損傷」或いは「打撃可能性の増大」を目的として、連続して【in series for 】全門を(主砲と平行して)毎秒2.5MJの粒子線を発射可能です。

    ケル・カリィは大気圏再突入が可能であるので、これらの火砲の砲身は突入に際して保護カバーを必要としないように、リガード戦闘ポッドにみられるそれらのような一般の火砲の砲身よりも堅固に補強されています。

    Weapon systems:
    Cannons:
    Four Makral Martszur-6 (also known under the Terran designation of PB-10a) sextuple-barreled rotary particle beam cannons mounted in the bow.

    The sub-barrels can each fire a particle beam of 2.5 MJ every second, all can be fired in parallel, for maximum localized damage, or in series for increased chances of a hit.
    The barrels for these cannons are reinforced over the common barrels such as those found on the Regult battlepods as the Quel-Quallie is capable of re-entry.
    4 Makral Martszur-6

    ミサイル

    12発の「ロトパエン・トゥワーグ」【Rotpaen Touwhaug】(統合軍共通コードネーム: ミンストレル / 吟遊詩人)一基の発射筒チューブ(各々の側面上の6本)のミサイル。調査任務のための標準的な搭載量は、8発の標準「ロトパエン・トゥワーグ」【Rotpaen Touwhaug】と4発の「ロトパエン・トゥワーグ・リクラン」【Rotpaen Touwhaug - likran】核分裂反応ミサイル(後者は、対艦船・対軍事施設任務用)でした。

    Missiles:
    12 x Rotpaen Touwhaug (RDF codename: Minstrel) missiles in single tubes, six on each flank. The standard load-out for reconnaissance missions was 8 x standard Rotpaen Touwhaug and 4 x Rotpaen Touwhaug-likran nuclear missiles, the latter for anti-shipping or anti-installation tasking.

    航空群と機動兵器(メカ)搭載定数


    貨物室の4〜5つのゼントラーディ機動兵器(例えばグラージ、またはクアドラン・ロー)。一般的に、これらの機動兵器は地上偵察・チームを構成し、ケル・カリィによって投入されました。

    貨物室(機動兵器小隊の輸送を排除した上で)で、先進のセンサー・ドローン(無人機)を搭載可能。



    又は3機の攻撃型無人機
    • 附属センサー・ドローン

    装甲

    • 同盟側に汲みした艇が現在(2066年)でも現役に就いている為、公開されていない。マイクローンの所有する機動兵器の火力ではプロテクター・ウェポン・システム【GBP-1S】の全ミサイル86発の一斉全力射撃でも撃破出来なかった。艇内突入後のバルキリー(VF-1J シリーズ) の固有外部搭載火器 ヒューズ・ハワード GU-11 55mm 三連ガトリング式ガンポッド の内部からの射撃破壊工作でようやく撃破に成功する。

    参考の為、搭載ミサイルを示す。

    プロテクター・ウェポン・システム【GBP-1S】誘導弾&噴進弾の搭載弾数


    GBP-1S: 装甲とミサイル・システムは、デストロイドへのバルキリー(VF-1 シリーズ)への転用の為に設計されました。

    それは後部の2基の中島【Nakajima】 AST-11 アシスト反動推進スラスター機関と、10基の中島【Nakajima】NBS-1 バーニヤ反動推進スラスター機関が外見から判別出来ます。

    兵器は直径 280mm の「GH-32 スターライト」【GH-32 Starlight】短距離ミサイル62本(胸前部の16発、両肩の11本、および各脚部のミサイル・ボックスの12発)、

    6機の追加ミサイルの各々の腕にある、各腕当たり3本の「GA-100 スターファイア 徹甲弾頭型・短距離ミサイル」【Boeing GA-100 Starfire】 が各々の前腕部の外側装甲内にあり、その総計は18本。
    さらに、6本の「H-22T ホットヘッド」【H-22T Hothead】焼夷弾頭・短距離ミサイルが各々の腰部の側面兵装パイロンに3本づつ位置し、搭載誘導弾(ミサイル)、或いは噴進弾(ロケット弾)の総合計は86発です。

    GBP-1S : An armor and missile system designed to turn the Valkyrie into a Destroid. It sports two Nakajima AST-11 assist thrusters on the back and ten Nakajima NBS-1 vernier thrusters.

    Armament includes sixty-two GH-32 280mm short-range missiles (16 in chest, 11 in each shoulder, and 12 on each leg), three GA-100 armor-piercing short-range missiles in each forearm armor, with six additional missiles in each arm for a total of eighteen arm missiles, and six H-22T incendiary short-range missiles, three in each hip (86 missiles total).

    脱出カプセル(ポッド)

    ケル・カリィは、乗員の艇放棄の選択の為に、各々最大4名搭乗可能な2艇のボリリグ緊急脱出カプセル 【Boreregue emergency escape capsule (Pod)】(ゼントラーディの用語では「脱出ポッド」と定義、正規《最大》定員8名全員が脱出可能)を備えています。




    The Quel-Quallie is equipped with two escape pods with room in each for four men.

    電子装置システム

    注記

    今後の記載で登場する『 (*) 』部【ZTSP1-SS】は、後世の太陽系第三番惑星人の艦艇研究家が後世の研究で便宜的に付けた記号番号。原設計者のティロルの艦艇設計者は、センサーを設計の一部と考えて、それぞれの機能に関する別々の呼称をこれらのシステムに指定しませんでした。

    (*) Terran designation. The Tirolian designers considered the sensors part of the design and did not assign separate designations for these systems.

    展開型アクティブ・センサー集合体

    • 目標発見と大規模な目標追跡のために使われる艇上の拡張可能な回転レーダー皿の 【ZTSP1-SS】(*)長距離・高周波レーダー。
    艦艇を全通している極温度環境下耐久性のある超広帯域型・位相配列(フェーズド・アレイ) 【ZTSP1-SS】中波レーダー。
    様々な走査/追跡(トラッキング)、ナビゲーション、ターゲティング、戦場監視と対火砲塔・モードについて、【ZTSP1-SS】中距離の、全天球を走査可能な位相配列(フェーズド・アレイ) を装備。

    システムには逆合成開口 *5【ISAR:Inverse SAR】モードがあります。
    全天捕捉可能な、ZTSP1-SS可変波長帯域ライダー・システム。【LIght Detection And Ranging / LIDAR】*6このシステムも、多波長・レーザー光波測距儀とレーザー目標指示装置(ディジネーター)として機能します。

    Electronics:
    Active sensors:
    ZTSP1-SS (*) long range high-frequency radar in an extendable rotating radar dish on top of the vessel used for detection and large object tracking.
    ZTSP1-SS extreme range medium-frequency radar utilizing phased arrays throughout the vessel.
    ZTSP1-SS medium range phased array radar with spherical coverage, for various scan/track, navigation, targeting, battlefield surveillance and counterbattery modes. The system also has an ISAR mode.
    ZTSP1-SS variable frequency lidar system with spherical coverage. This system also functions as a laser ranger and designator.

    受動的なセンサー:

    • ZTSP1-SS重力波センサー。
    • ZTSP1-SSは、全スペクトル波長帯域対応の電磁波放射球状【EM】センサーです。
    • ZTSP1-SS 長距離、高解像度の赤外線【IR】、紫外線【UV】、可視光帯域センサー集合体(クラスター)は、艇首に位置します。
    • ZTSP1-SS 中距離、全天候捕捉、赤外線【IR】、紫外線【UV】、可視光帯域カメラ・システム。これらのセンサーは、艇首の周囲に設置された多数の投光照明灯で支援(バックアップ)されます。
    • 『足』部のZTSP1-SS地表振動【地震】検知センサー。

    Passive sensors:
    ZTSP1-SS gravity-wave sensors.
    ZTSP1-SS full-spectrum spherical EM sensors.
    ZTSP1-SS long range, high-resolution IR, UV and visible light sensor cluster in the nose.
    ZTSP1-SS medium range, spherical coverage IR, UV and visible light camera system. These sensors are backed up by numerous floodlights around the nose.
    ZTSP1-SS seismic sensors in the feet.

    戦略電子戦システム【SEWS】

    【SEWS / Strategic Electronic Warfare System 】
    貨物室は広範囲で高出力、かつ広帯域幅の電磁波放射【EM】センサー・妨害(ジャマー)・パレットを用意し取り付けることができます。
    • パレット:各種のセンサー類を集積して、一つの荷台に収めたもの。艦艇内部に比較的容易に取り付け、取り外しが可能になり、整備調整や結線の手間を省くと共に、他用途への転換を容易にする。航空機では、機体外板の一部を兼ねている設計のものも多い。

    Strategic Electronic Warfare System:
    The cargo bay can be fitted with an extensive, high-power, broad-band EM sensor jammer pallet.

    戦術電子戦システム【TEWS】

    【TEWS / Tactical Electronic Warfare System 】
    • ZTSP1-SS 高容量チャフ/フレアー(欺瞞照明弾)・頒布器。
    • ZTSP1-SS 高出力・広帯域幅(ブロードバンド)・センサー妨害装置(ジャマー)を動かします。
    受動的な電磁波放射【EM】センサーは妨害装置(ジャマー)と頒布器(ディスペンサー)に結合されます。そして、非常に正確な電波(レーダー)/赤外線【IR】受信警報機械として機能します。

    Tactical Electronic Warfare Systems:
    ZTSP1-SS High capacity chaff/flare dispensers.
    ZTSP1-SS High power broadband sensor jammers.
    The passive EM sensors are tied in to the jammers and dispensers, functioning as highly precise radar/IR warning receivers.

    電子偵察管理システム:

    広範囲な記録、コンピューティングとデータリンク・システムによる ZTSP1-SS (*) 情報統合管理システム。

    Elint management systemsZTSP1-SS Information management system with extensive recording, computing, and data-link systems.

    設計注記と就役史

    ケル・カリィ【Quel -Quallie】は、地球の水上艦艇で云えば海軍護衛艦の寸法を持つゼントラーディ海軍(彼らには宇宙を「海」として宇宙軍と海軍の区別がない)補助艦艇でした。

    調査任務のために設計されて、 ケル・カリィは、非常に高度な総合センサー・スイートを標準にしました。
    そのうえ、艇は腹部に貨物室を持っていました。
    この貨物室は、大型のセンサー・ドローン(無人機)、最高5騎のゼントラーディ機動兵器の偵察・潜入チーム、または大型センサー妨害装置(ジャマー)を搭載することができました。
    空間の限られた区画上だけではありますが、後者の搭載量(ペイロードは)ケル・カリィを、強力な電子戦【EW】技能(大型主力艦のレーダー機能を完全に損なうことができる)に変えました。

    美しさは、ケル・カリィが決して自身がその要素を持つと主張出来ない1つ特性でした。
    艇体はその幅と比較して短かく、そして、2基の大型主機関の噴射口は後部を向いていました。
    反応剤のタンクを含み、高度維持スラスターとのための2つの大型の張り出し(バルジ)は側面にラッパ状に広がり、各々1つの大きな「V字」型に装着される半ば独立した構造の2基の大型の展長型の着陸脚がありました。

    艇腹は貨物室の周辺でまるで「妊婦又は子持ちシシャモ」(後世の地球人の艦艇研究家の比喩で)で下って膨らみました。
    そしてこの構造は、艇が母船、または基地中でドックに入れられたとき、横転を防ぐ為のクレイドル等の支持フレームを必要としました。
    大きなレーダー・アンテナは艇の上部に位置して、使用に先立って起立展開が可能でした。

    ケル・カリィは多くの任務のために使われ、それは予備調査から永久監視に渡りました。

    これに加えて、この航空宇宙艇は『電子戦【Electric Warfare】航空宇宙艇』としてだけではなく、しばしな強襲(アサルト)支援任務の為に潜入攻撃チームの兵員輸送艇として(本来の用途外の任務に)押し込まれることがありました。

    Design notes and history:
    The Quel-Quallie was a Zentraedi naval auxiliary with the size of a small Terran wet navy frigate.
    Designed for reconnaissance taskings, the Quel-Quallie had standard a very comprehensive sensor suite. In addition, the vessel had a cargo bay in the belly.
    This cargo bay could hold a large sensor drone, a recon team of up to five Zentraedi mecha, or a large sensor jammer.
    The latter payload turned the Quel Quallie into a potent EW craft, capable of completely disrupting the radar functions of large ships, albeit only over a limited section of space.

    Beauty is one quality the Quel-Quallie will never be accused of having had. The hull was short relative to its width, and two large main engines pointed to the rear.

    Two blisters flared out to the sides, containing reaction mass tanks, attitude thrusters, and two large semi-independent telescoping legs mounted on one large 'V' housing.
    The belly of the craft bulged down around the cargo bay, necessitating a supporting frame when the vessel was docked within a mothership or base. A large radar antenna sat on top of the craft, and could be erected before use.

    The Quel-Quallie was used for many duties, ranging from preliminary reconnaissance to permanent surveillance. In addition, the craft was occasionally pressed into supporting offensive operations, either as an EW vehicle or as an assault team transport.

    巻末設定資料


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    【Boquomouxy design bureau "Quel-Quallie " Electronic warfare / long range recon Command Reconnaissance /Theatre Scout Pod】
    【Terran codename: Cyclops/ Bug EYE】

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