img街の魔法少女の素質ある「」を集めてるポン

「みんなの夢は私が守る! ぶっ飛べっ!ニルヴァーナビイィィンムッ!!」
「魔法少女がぶっ飛べはいかんぞ、ブライド…」
魔法夢のヒロインになれるよ
効果自分の思い描く理想のヒロインになれる。
固有アイテム喋るステッキ"アニマアムニス"
アバターウェディングドレス+不思議の国のアリス
イメージカラー白、黒青(星が輝く夜空)
肌色髪色黒青瞳色光るしいたけ
外見年齢・詳しい容姿18歳程度
変身時の身長・体重160cm程度、秘密
変身時の主な行動人助け、悪者退治
本来の姿・素性白無垢ありす(しろむく ありす)、中学三年生
性格明るく社交的、元気。元気過ぎる。
特技家事全般、走ること
好きなもの家族、友人、読書
嫌いなもの勉強、夢を壊すもの
魔法少女になった理由友達に薦められて
目的・願い夢を守る
身体能力2コミュ力4魔法のレア度3経験1メンタル2雰囲気3
イノセント・ブライドの
一人称二人称独自のあだ名(晶→あきらっきー等)、〜ちゃん、〜くん、〜さん三人称あの子、あの人
喋るステッキ"アニマアムニス"の
一人称二人称〜くん、〜さん、(ブライドに対してのみ)
ブライド、お前
三人称彼、彼女、(ブライドに対してのみ)あの子
備考cv.赤崎千夏 喋るステッキ"アニマアムニス" はcv.速水奨

夢に生きる少女

アバター

濃い黒青が、裾に向かうほど星々のような模様で明るくなる夜空のような意匠に、
末端はレースで飾られている不思議なドレス。その上に真っ白なエプロン。
白黒縞のニーソックスが健康的な脚の曲線を背景から浮かばせ、シンプルな黒のシューズがそれを締める。
ふわりと膨らんだドレスの肩口からは白い腕が伸び、少し先からそれよりも白い、サテンのロンググローブが肘までを包む。
童話「ふしぎの国のアリス」、その主人公アリスの格好と言えば伝わるだろうか。
しかし頭には、少女アリスにはいささか早いのではと、花嫁がする白いベールが薄く首の辺りまで、せっかちに覆う。
ベールの下にある、ドレスに似た、黒がわずかに青みがかった色の髪はセミロング。
その黒青の宇宙に浮かぶよう、大きな三日月、それに沢山の小さな星の髪飾りが揺れている。
少女のような大人のような、惑わすような雰囲気のその持ち主は、一体どんな神秘だろうと顔を見れば、
その目はいわゆる「目がしいたけ」という、瞳孔部分が十字型の光になっている物で、
ペカーと口をワの字に期待する表情は、見るだけでIQが下がっていく。
160cm程度と、他の魔法少女達に比べ少し背が高め、スタイルもそれに準じ少女と大人の中間という風だが、
目線を合わせ、心の底から明るく笑うその表情のせいか、むしろ子供らしさを感じる。
先に羽の生えたハートのような装飾が付いた、ピンク色の杖を持っている。

人物

魔法少女として
常に落ち着きなく、ドレスの裾を掴んでダカダカ走り回り、外見(顔以外)のイメージを音速で置き去りにする。
困っている者の元に「お困りですか!?」とどこからともなく現れ、キラキラした目で覗き込んでくる(近い)。
意外にも対処は的確で、割とどんな悩みでもサクッと解決し「ではっ!!」とダカダカ走り去っていく。
いつも明るく元気一杯、というか元気過ぎてうるさい。が、不思議と不快さは無い。
「でぇへへ」とか「にひっ」とかいう感じに笑う。
他の魔法少女達に対してもスタンスは変わらず、
見つけるとロケットのような勢いで近付き「元気ですか!!○○ちゃん!!」と目を輝かせる。
いつもとぼけた事ばかり言うのだが、当たって爆発四散なボケ一辺倒かと思いきや人の心の機微にも聡く、
ポツリと零した悩みに、普段とは打って変わった真摯な言葉を返すので、何気に人望がある。
しかしどういうわけか、何故か完全スルーされるという子がいる。好き嫌いが態度に出すぎる。
素顔
本名、白無垢ありす(しろむく ありす)。中学三年生。
魔法少女「イノセント・ブライド」の名前と見た目の由来は、自分の名。
白無垢=花嫁衣裳、花嫁(ブライド)。無垢(イノセント)。外見に不思議の国の「ありす」。
身長は150cm程度と、本来は少し小さい。
「代わりにスタイルがいいんです」と胸を張るが平均値にちょっと長めの毛が生えた程度。
オレンジ寄りの茶髪で、肩の下辺りまであるウェーブがかったロングヘア。
陸上をやっている関係で、ほんのわずかに褐色気味。
変身時に月の髪飾りがある場所には、ヘアピン(スリーピン)が留めてある。
流石に目はしいたけではない。
性格はちょっと大人しくなった程度で、基本的に変わらない。
父子家庭に育ち、早くから家事を担ってきたので、言動に反し家事全般が得意。
家では一人で居る事も多く、これまた意外な事に読書もたしなむ。
だが勉強は嫌い。なぜそっちは出来ないんだと言うと「チッチッチ…わかってないなぁ」と調子に乗り結局やらされる。
走り回ると父が「待ってくれ」と自分を追いかけるのが好きで、それが高じたのが陸上を始めた理由。
ありすいわく、イノセント・ブライドの体型は「ほんのちょっとごくわずかに盛ったかもしれない」。

魔法:夢のヒロインになれるよ

ブライドの思い描く理想のヒロインになれる。
魔法少女っぽい事なら大抵は可能。瞬間移動、空を飛ぶ、
なんかファンシーな感じの光線を発射して悪者を黒焦げアフロにする等。
なんかできそうな事は大体できる。
人をカエルに変える…のは、まだ出来ない。
中々芸達者なのだが、アニマアムニスに言わせれば「まだまだ」らしい。
どんな大ダメージにもシリアスな大怪我はせず、服が破れるに留まる。男の子も安心。
固有アイテム
喋るステッキ"アニマアムニス"
「よく頑張ったな、ブライド…」

先に羽の生えたハートのような装飾が付いた、ピンク色の杖。
ブライドは「アムニス」と呼んでいる。
喋る魔法の杖。彼女を愛し、守り、肯定するが、時に厳しく否定もする。
杖からキラキラした感じの魔法を放つ事はあるが、別に無くても使える。この杖自体はただ喋るだけ。
大きさはある程度可変で、片手で持っている時もあれば、大きくしたこれに跨って飛んでたりもする。

「いいかブライド、魔法少女という物は…ブライド! 聞いているのか!」
「はいはい、聞いてますゆぉ〜だ」
「ほう…なかなかいい態度じゃないか、ブライド」
「げっ、やば…」
「そこに正座!」
「はいっ」
「まったくお前は…いつまで経っても自覚が足りん!」
「はい…」
「いいか! 魔法少女は正義の味方! 正義の味方はみんなのお手本でなくてはならん!」
「仰るとおりです…」
「なのにお前ときたらあっちにこっちに好き放題で行き当たりばったり!
 今日まで何事も無くやってこられたのは、ただ運がいいだけなのだぞ!
 それをお前は反省するどころか自分の実力と思い際限なく調子に乗る!わかっているのか、ブライド!」
「…うっ…ご、ごめんなさい…」
「う、うむ…まあ、反省しているようだし、今日の所は、これぐらいに…」
「あはっ、やった! パパだーいすき♪」
「なっ! ブライドー!! こら待ちなさい! 後、私はお前のパパじゃない!」
「待たないもんねー!」
「こら、ブライド! まったくお前は…」
身体能力2スタミナだけはある、という程度
コミュ力4どんな種類の人間とも容易く信頼関係を築くが、まったく関わろうとしない者もいる
魔法レア度3思い描いた事を実現させるが、逆に想像以上の事が出来ないという上限がある
経験1元がただの中学生である上、まだまだ新人
メンタル2ボケているようで自分の信念を貫き通し、夢を守る事への決意は本物だが
雰囲気3居るだけで周囲を和ませ、活気付かせるような不思議な魅力
次回予告
「お困りですか!?」
私、白無垢ありす!!ちょっとハイテンションな中学三年生!!
ちょっとじゃないって言われるんですけどそんな事ないですよね!?ねっ!?
あっ、魔法少女やってます!イェー!!
なんかゲームやってたらなるか聞かれたんで、なっちゃいました!!
でも魔法少女って何するんですか!! えっ! 人助け!?
リリカルー! マジカルー! ルルルルルルルッ!! あっ、掛け声は要らない!?
わかりました! あっ!! そこのお方、お困りですね!?
私、魔法しょ…あっ、待って! 怪しいものじゃありません!!
待って待ってー!! 私はーー!! 魔法しょーじょおおおお!!!
新番組!
『夢の守り人イノセント・ブライド』
第一話「おやすみ、ブライド」
貴方の夢は、私がまもっ…えっ!! 私死んじゃうんですか!? ヤダー!!

テーマソング?
「せかいにさよなら」
https://www.youtube.com/watch?v=KRNHj7JzTCU

















「怖がらないで…お願い、何もしないから…」























イド
魔法夢のヒロインになれるよ
効果自分の思い描く理想のヒロインになれる。
固有アイテムただのステッキ"アニマアムニス"
アバターウェディングドレス+不思議の国のアリス
イメージカラー群青、白、赤茶(夜明けが近い空)
肌色透けそうな白髪色ほぼ白髪に近い黒青瞳色光が無い
外見年齢・詳しい容姿15歳程度
変身時の身長・体重150cm程度、?
変身時の主な行動警戒、敵の排除
本来の姿・素性白無垢ありす(しろむく ありす)
性格弱気、いつも何かに怯えている
特技なにもない
好きなもの家族
嫌いなもの夢を壊すもの
魔法少女になった理由変わりたかった
目的・願い夢を見続ける
身体能力1コミュ力2魔法のレア度4経験3メンタル1雰囲気4
一人称二人称〜さん三人称あの子、あの人
備考

夢を見る少女

過去〜現在

彼女の本体、白無垢ありすは、昏睡状態で入院している。
本体、と言った通り、イノセント・ブライド─イドは、通常の魔法少女のような、
変身して魔法少女となった姿、という存在ではない。
なので変身中も彼女、ありすの肉体は別に存在しており、その意識が途絶えれば、イドは消滅する。
イドという名はこの地区の担当者が付けた物であり、本人はイノセント・ブライドであると思っている。

イドとなる前、ありすは正真正銘、魔法少女イノセント・ブライドだった。
その魔法、"夢のヒロインになれるよ"は、夢の中の世界に限り、ありすの思い描くヒロインになれるという物。
それは戦いに際してまったく役に立たなかったが、彼女には元来、人を惹きつける魅力があった。
魔法ではなく、彼女自身の資質。自然と、彼女の周りには人が集まった。
心強い味方、正しい"魔法少女"であろうとする心、決して諦めず、絶望に抗う信念。
魔法ではなく、人としての稀有な素質で、彼女は仲間達とデスゲームを生き延びた。
…そして訪れたのは、は、共に笑いあい、背中を預け戦ってきた仲間達と殺し合い、
一人辛うじて生き残るも、いつ醒めるかわからない眠りに就くという結末。
だが、それは終わりではなかった。
全てが終息したはずの町に突如、"魔法少女イノセント・ブライド"が現れる。

昏睡に陥ったありすの魔法は、特殊な形で発現した。
眠りに就いたありすの意識、それが"現実を夢だと思う"形で変身したのだ。
そうして新たに現れたブライドは、"白無垢ありすが変身した姿"ではなく、
"イノセント・ブライド"という、ありすの思い描いた夢のヒロイン。
だが表層ではそう思っていても、白無垢ありすが変身しているという事実、そして過去は消えない。
ありすの意識の深層…イノセント・ブライドの影である存在が、イド。
深層意識であるイドも、表面的にはっきりと、この関係を自覚しているわけではない。
だが彼女は、ブライドより遥かに深い場所にいる。
この夢が終われば、自分という存在は消えてなくなるかもしれない、
そうでなくても、目が覚めてしまっても、待っているのは辛い現実だ、という抑圧された思いの、すぐ側に。
この夢を脅かす存在、ブライドに「これは夢だ」という事を自覚させそうな要素が近付いた時、イドが表面化する。
そうして対象を"悪者"として排除する事で、平穏を保っている。

アバター

服装は変わらないが、その色彩は変化している。
黒青の星空だったドレスからは星が消え、群青から白、赤茶のグラデーションの、夜明けの色使い。
髪に留まっていた月や星の髪飾りも全てが消え、髪色も若干白に近付いている。
ブーケやグローブなどの白かった部分は、くすんだ灰色になり、逆に肌は病的な白さ。
また、背格好がありす本来のものになり、少し小さくなっている。
その顔は、目の前にあるはずなのに、どういうものか言葉に出来ず、
ぼんやりとしたパーツの輪郭、あるいはモザイク処理されたような不可視となる。
そこにはっきりと居るにも関わらず、影が無い。
彼女の真実を知る者・認識した者には、この姿に見える。
心を読む、意識に干渉する等の魔法を持つ者には、最初からこの姿で見えている。
この姿で見えている者…彼女を恐怖する者は、彼女にとって排除しなければならない"悪者"である。
試験を円滑に進める為、地区担当者が定期的に彼女の噂を流している。
彼女を知り、それでも尚受け入れ、恐怖を抱かなかった者には、
顔部分に白無垢ありすとしての顔、しかし目からは光が消えた、助けを求めるような表情が見える。

人物

ありすの母は体が弱く、出産の際に死去。
愛する妻の残したありすに、父は一身に愛情を注いだ。
それを素直に、目一杯受けて育ったありすは、強く、優しい子となる。
「私がパパのおよめさんになる!」と家事をし、
「大きくなったらパパと結婚する!」と冗談を投げかけ、笑いながら走った。
…そしていつしか、家族愛を超えたものとなってしまった愛と、母を殺した罪の意識の間で苦悩する。
一過性のもの、いつか綺麗なものへと代わる、美しい感情。
そう思う事で、それを抱くことを許していた。だがその思いが、形を変える事はなく…
異常さと、父を、そして母を裏切るという罪悪感だけが、彼女をギリギリの場所で抑えていた。
充実した生活を送る一方で、その変身願望は次第に大きさを増していく。
「魔法少女育成計画」を始めたのも、その無意識の欲求がさせたものだったのかもしれない。
戦いが激化する前、最後かもしれないと思いを打ち明けたが、受け入れられなかった。
それが昏睡前ありすが交わした、父との最後の会話だった。
良い行いや、友情を大事にする生き方は、その抗い難い誘惑を、綺麗なもので打ち消す為でもあった。
イノセント・ブライドは、父の伴侶となった、大人の自分…その理想と自分を同一視し、慰める為のヒロイン。
その為だけに生まれた、無垢な花嫁。

魔法:夢のヒロインになれるよ

意識と肉体の中間のような存在である彼女は、基本的には外界へ干渉する事が出来ない。
自分、そして見る者にとって「こうなってもおかしくない」と思う事のみを実行できる。
"誰かの前に現れる"、つまり瞬間移動に必要なのは"そこに居る"という認識のみだけなので、実質制限は無い。
"空を飛ぶ"のに必要なのも、イドが"出来ると思う"事だけなので、似たような物と言える。
"車を持ち上げる"だろうが、"鉄板に素手で穴を開ける"だろうが、それは同じ。
だが、他者に影響を与える行為は、そうではない。
"自分がカエルになる"事を明確にイメージ出来る人間など居ない。せいぜいが、ケロケロ鳴き真似する程度。
人は元来、「自分は傷付かない」という、一種の防衛機構のような物を無意識に備えている。
極端な事を言えば、外を歩いてる時「次の瞬間自分に隕石が直撃するかもしれない」と怖がったりはしない。
彼女の攻撃についても同じ事。ファンシーな星が飛んできて、大やけどを想像はしないだろう。
しかし、彼女の受け止める危険が増せば増すほど、そのイメージの鋭さは増していく。
眼球の前に針を突きつけられようが「自分は絶対に無敵だ」という確固としたイメージを持ち続けられる者でもなければ、
いずれその想像は体を貫き、実際に流血させる。
出来ない事は、彼女からは"不調"として認識される。
深刻な損傷や致死は彼女にとって「あり得ない」物なので、軽症であった事にされる。
たとえ頭部が完全に粉砕されたとしても、イドが自身の「死」を認識しない為、無かった事になる。
その光景がはっきり見えているとか、どう見てもヤバいとかは関係ない。
彼女が「自分は大怪我をしたり死んだりはしない」と思っているからだ。
その光景は問題ない物、死ぬほどではない物に認識・記憶が改ざんされ、時系列は都合がいいよう組み替えられる。
そういった段階を無視して、死や消滅といった結果を直接与える類の効果には抵抗できない。
エスへの干渉
夢とは、自分という境界すら曖昧な状態で、無意識の中を泳ぐ行為である。
現実を夢と認識している、曖昧な存在である彼女は、
そこに在るだけで周囲の無意識(エス、あるいはイド)へ干渉している。
だがそれは、彼女が「これは夢である」と「無意識下で」自覚しているから。
その自覚が、無意識の中でも浅い、少しのきっかけで意識まで浮上してしまう場所にあるため、
彼女はそれを極度に恐れ、想起してしまう事柄を夢から分離しようと排除を試みる。
それは"懲らしめ"たり、"反省"させたりし、どこかに遠ざけているだけで、彼女にとって"殺害"ではない。
よって自覚的に、能動的にこれらの能力を行使する事は出来ず、彼女自身は、これらの能力を認識していない。
例えば瞬間移動は"誰かの認識への移動"であるが、
彼女は"どこへでも好きな場所に行ける"、と思っている。
辻褄が合わない事は彼女にとって都合の良いように合理化され、終わらない夢を見続ける。
無意識の観測
周囲の人の無意識を無自覚に観測している為、
予知じみた行動をする(はっきりとした思考として形作られる前の欲求を読み取る)。
「心を読む」に近いが、彼女にとっては「勘」という言葉に出来ない直感である。
的確に人助けが出来るのはそのため。
思考化されない快感、嫌悪感等も察知するため、感情の動きにも敏感。平時に理解しあう能力が高いのはその影響。
そこから読み取る本能的な警戒、恐れが、彼女の定める"悪者"の判断基準となる。
人が見ている光景も共有しているので、知らない場所、自分からは見えない場所を、無意識下で認識している。
意識で人を認識するので、透明になる、気配が無くなる等の魔法は、彼女には通用しない(「勘」で判る事になる)。
反面、考えている事を誤魔化す、隠す等の魔法を持つ者は、イドからはそこに居る事すら判らない。
そういった者からの攻撃は、自然現象や偶然など、人の意思とは無関係の物として認識される。
意識を変える、洗脳する、等の魔法には特に弱い。「死ね」と命令されるような事があれば、それで終わり。
ただし、潜在的な悪意を持てば、それを感知したイドは何らかの行動に出るだろう。
純粋に彼女を"救おう"と思うような人物であれば、あるいは。
もし心を読む魔法の持ち主が彼女の心を覗けば、あらゆる種類の思考が混ざり合った、無秩序の混沌が見える。
無意識の操作
彼女自身に自覚が無い為、不可能。
ただし、その境界が半ば他者と混じり合っている影響で、彼女の感情、
特に破壊衝動等の原始的で非常に強い物が、勝手に伝播する事はある(恐怖であれば、パニックを起こす等)。
集合的無意識への干渉
無自覚・無差別に、イドへの意識そのものを変容させる(崇拝、愛、恐怖)。
絶対に永遠に、平穏な夢を見続けられる世界の実現。心の奥底で望み、そして抗っている物。現在の彼女には不可能。
人種、言語、あらゆる境界を越え人が共通して生まれ持つ意識(死への恐怖等)を変えるという、ある種世界そのものへの干渉。
人は、本来的に死にたがっている。死に向かおうとする破壊衝動を、それを上回る生への欲求で抑えているに過ぎない。
夢としての彼女が死に、その快楽を知れば、根源的な絶頂の波は、イドを通して現実に波及する。
固有アイテム
ただのステッキ"アニマアムニス"

喋らない。
彼女の中の父親、そして得られなかった母の愛の虚像。
彼女の抑圧されたものであり、投影されたものであり、彼女から分離した一部。
"夢"を守る為に必要だが、良心に反する事は、彼がイドを"守るため仕方なく"やってくれる。
しかし同時に、彼女の中の本当の良心、この際限の無い保身へ対抗する最後の一線でもある。
もし壊れるような事があれば、彼女の殻は割れ、タブーを知らない大人へと孵化するだろう。
身体能力1…自信をなくした彼女は非常に虚弱。
コミュ力2…積極さは消え、警戒し、自らの考えを変える事が無い。しかしまだ、救いを求める部分が僅かに存在する。
魔法レア度4…無意識へと近付くほど、想像を超えた影響を与える事になる。
経験3…その記憶が抑圧され、無かった事にされるほどの体験。
メンタル1…常に夢の崩壊に対し極度の怯えを抱き、思考も正常とは言い難い。
偏執4…自分の世界を脅かすものは見ようとせず、聞き入れず、容赦しない。

名前のsettei
しろ「む」「く」「あ」りすを逆から読んであくむ、悪夢。
キャラクター的には主人公アリスではなく、白ウサギ。時間を知りたくない彼女は、時計を持たない。
どこかを目指し、何に追われ、常に走り続け、どこにも辿り着ける事はなく、その事実からすらも目を背ける。
明るく、力強い迷いの無さ/臆病で成長を望む、何を選ぶ事も出来ない弱さの二面性。



自分が書いた怪文書集

/settei


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