GURPSよろず - 柔軟な防具
第4版B358P/2B38P参照。
「鈍的外傷」の原書名は(Blunt Trauma)。「鈍器外傷」はBlunt Trauma(「鈍的外傷」)の誤訳。
「Flexible Armor」は訳語不統一により、「柔軟な防具」「柔軟な鎧」「柔軟な装甲」などとも呼ばれている。

柔軟な防具(Flexible Armor) B358P/2B38P

主な性質

鈍的外傷に対して
ベーシックセット』第11章「戦闘」の「ダメージと負傷」の「柔軟な防具と鈍的外傷」より。

 "柔軟な"DRは打撃の衝撃を完全に止めることができず、その際に鈍的外傷が発生する危険があります(「柔軟な防具と鈍的外傷」参照)。

防具を隠す・着脱・重ね着に関して
  鎧表に載っている「*」マークや「柔軟」であることを意味している防具は「柔軟な防具」です。隠すことが簡単で、脱ぎ着も素早くできます。しかし、鈍的外傷には傷つきやすくなります(「柔軟な防具と鈍的外傷」参照)。

 さらに鎧表の追記事項に「普段着の下に、もしくは普段着のように着られます」とあるものは、他の鎧の下に着たりするのが簡単です(「鎧の着用」の「鎧の組み合わせと重ね着」B276P参照)。
重ね着できるは、鎧表防護点DR)項目に「*」のついた柔軟な防具で、かつ注釈として「普段着の下に、もしくは普段着のように着られます」があるものだけなので注意が必要です。
 なお、TL8以上のインサートパネルのついた「柔軟な防具」はすべて、なんらかの"即時解除"の仕組みがあり、インサートパネルを外したりして、ほんの1秒で防具から抜け出すことができるようになっています(「鎧の着用」の「鎧の着脱」B276P参照)。

落下ダメージに対して
 すべての防具は、「柔軟な防具」でも、そうでなくても(自然に備わっているDRは除きます)、落下のダメージによる鈍的外傷を計算する上においては"柔軟"(柔軟な防具)として扱います。

関節技に対して

関連項目

ベーシックセット』第11章「戦闘


衝突と落下