いつも事ですが、動きません！？
セクタサイズが違う！！
ブートプログラムの改造 Part 2
SPIwriterUser
SPIbootloader1
超絶リンケージ（１６進）エディタ！
以下は、SH-2A基板との接続にシリアルCOMポートを利用する場合です。USBを使用する場合は￥ROM_UpDate0517￥ROM_UpDate￥SPIwriterAllにあるSPIROMを利用することになると思います（確認していません(^_^;)）
SPIbootloader1をコンパイルするとsh7264_sflash_loader_prog.binが出来ます。これとHEWモニタと合わせて一つのモジュールにする必要があります。READMEによれば、sh7264_sflash_loader_prog.binのサイズをバイナリ（１６進）エディタでちょうど8KBになるようにFFFFでフィルしてCOPYコマンドで一つにまとめて、ROMに焼くように書いてあります。
これを行う為にはHEWモニタの単体が必要ですが、私には見つけられませんでした（そんなにまじめには探してないですが・・）
そこでやむを得ず、「SCIF版シリアル接続HEWモニタ一式（シリアルROM書き換え＆セットアップ説明含む）」にある「SPIROM.BIN」を使用しました
� �SPIROM.BIN」をバイナリ（１６進）エディタで開く
�∩鞍�8KB(ブートローダ部)を削除
��sh7264_sflash_loader_prog.binをバイナリ（１６進）エディタで開き、FFFFをフィルしてちょうど8KBにする
�き△寮萋�に��をコピペ
�キい鯤歛�
以上でブートローダ（＋HEWモニタ）の32KBロードモジュールを作成しました
バイナリ（１６進）エディタを使って手作業でリンケージするのは初めてですが、なかなか面白経験でした
あとは「SCIF版シリアル接続HEWモニタ一式（シリアルROM書き換え＆セットアップ説明含む）」のREADMEの手順で、外付けシリアルFlash ROMに焼きます
あれあれっ！（余談です）
セクタサイズが違う！！ 
SPIwriterUserでTinyMonを書き込み、JPP2をショートしPower Onしましたが、例によって動きません。それどころかUSB接続時にしていたピポという音もしなくなりHEWモニタまで動かなくなったようです。
意味が分からず悩んでいたところ、white cloudsさんのブログで下記の記述を見つけました。
「1.SPIwreterUserDIを外付けシリアルフラッシュROM（M25P40）に使う上での問題点。
・付属基板上のM25P05-Aの場合、ユーザープログラムはセクタ１に書き込まれるが、M25P40では、HEWモニタプログラムと同じ、セクタ０に書き込まれる。この時、セクタ０の消去が行われ、HEWモニタプログラム等が消去されてしまいます。」
正に「目からウロコ！！」です
ＳＤカードと同じ様にシリアル flash ROMも１バイトでも書き換える場合、一度セクタ全体を消去して書き込み直す必要があるらしいです(だからWriteは遅い)。M25P05ではセクタサイズが32KBなのでブートプログラム（＋HEWモニタ）とユーザプログラムは別々に書き込めたのですが、M25P40はセクタサイズが64KBなのでユーザプログラムを書き換えるとブートプログラム（＋HEWモニタ）まで消してしまった、と言うことです。
意味が分からず悩んでいたところ、white cloudsさんのブログで下記の記述を見つけました。
「1.SPIwreterUserDIを外付けシリアルフラッシュROM（M25P40）に使う上での問題点。
・付属基板上のM25P05-Aの場合、ユーザープログラムはセクタ１に書き込まれるが、M25P40では、HEWモニタプログラムと同じ、セクタ０に書き込まれる。この時、セクタ０の消去が行われ、HEWモニタプログラム等が消去されてしまいます。」
正に「目からウロコ！！」です
ＳＤカードと同じ様にシリアル flash ROMも１バイトでも書き換える場合、一度セクタ全体を消去して書き込み直す必要があるらしいです(だからWriteは遅い)。M25P05ではセクタサイズが32KBなのでブートプログラム（＋HEWモニタ）とユーザプログラムは別々に書き込めたのですが、M25P40はセクタサイズが64KBなのでユーザプログラムを書き換えるとブートプログラム（＋HEWモニタ）まで消してしまった、と言うことです。
ブートプログラムの改造 Part 2
それならば、ちょっと贅沢な使い方になりますが、シリアルFlash ROM上でユーザプログラムを64KB境界に置こうと考えました（White cloudsさんとは少し違うアプローチです）。内蔵RAMの使い方は変更しません
これを実現させるためにはシリアルFlash ROMにユーザプログラムを書き込むSPIwriterUser と ブート時にユーザプログラムを読込 ＆ メモリに展開するSPIbootloader1を修正すれば良いことになります
これを実現させるためにはシリアルFlash ROMにユーザプログラムを書き込むSPIwriterUser と ブート時にユーザプログラムを読込 ＆ メモリに展開するSPIbootloader1を修正すれば良いことになります
SPIwriterUser
SPIwriterUserはSPIwriterUserとSPIwriterUserDIがありますが、我が家の環境ではSPIwriterUserで特に問題起きていません（というかそれ程使ってませんが、）のでSPIwriterUserを修正します
修正はmain.cの138行目から始まるたった１行、書込開始アドレスを0x00010000、書込サイズを0x00070000にするだけです
※注意：書込サイズを１４倍に変更するので書込時間は５分程度掛かります。ベクタ域の２項目目がスタックポインタとなっており、将来これをモジュールのお尻と思うように改造したいです
修正はmain.cの138行目から始まるたった１行、書込開始アドレスを0x00010000、書込サイズを0x00070000にするだけです
※注意：書込サイズを１４倍に変更するので書込時間は５分程度掛かります。ベクタ域の２項目目がスタックポインタとなっており、将来これをモジュールのお尻と思うように改造したいです
/* アプリケーションプログラムの書き込み処理 */
//if( write_prog_data( (unsigned char *)app_top_addr, APROG_TOP_SFLASH, app_prog_size) < 0 ){
//error();
//}
/* SPI-ROMの書き込み処理 */
//if( write_prog_data( (unsigned char *)0x1C080000, 0x00008000, 0x00008000) < 0 ){
if( write_prog_data( (unsigned char *)0x1C080000, 0x00010000, 0x00070000) < 0 ){
error();
}
SPIbootloader1
同じくmain.cのシリアルFlash ROMの読込開始アドレスを0x00010000に、読込サイズを0x00070000へ変更します
怪？：実は動かなかった時に最初に疑ったのはブートローダでのセクタサイズの定義です。確認したら最初から「#define SF_SECTOR_SIZE 0x10000」になっていました。M25P05Aでよく動いたてたなぁ・・と
/* NMIピンの状態により起動プログラムを切り替え */
if (INTC.ICR0.BIT.NMIL == 0) {/* NMIピン='L' */
/* アプリケーションプログラム1の配置先アドレスを取得 */
//sf_byte_read(0x00008020, (unsigned char *)&app_top, 4);
sf_byte_read(0x00010020, (unsigned char *)&app_top, 4);
if ((app_top == 0)||(app_top == 0xFFFFFFFF)) {
/* デフォルトアドレス 0x3C000000(ユーザアプリケーション配置アドレス) */
app_top = 0x3C000000;
}
/* 読み出しサイズ判定 */
if (app_top >= 0xFFF82000) app_len = 0xFFF90000 - app_top;
//else app_len = 0x00008000; /* 最大32KB */
else app_len = 0x00070000; /* 最大512KB - 64KB */
/* アプリケーションプログラム1を内蔵RAMにロード */
//sf_byte_read_long(0x00008000, (unsigned long *)app_top, app_len);
sf_byte_read_long(0x00010000, (unsigned long *)app_top, app_len);
} else {
/* アプリケーションプログラム0の配置先アドレスを取得 */
：
略
：
}
怪？：実は動かなかった時に最初に疑ったのはブートローダでのセクタサイズの定義です。確認したら最初から「#define SF_SECTOR_SIZE 0x10000」になっていました。M25P05Aでよく動いたてたなぁ・・と
超絶リンケージ（１６進）エディタ！
以下は、SH-2A基板との接続にシリアルCOMポートを利用する場合です。USBを使用する場合は￥ROM_UpDate0517￥ROM_UpDate￥SPIwriterAllにあるSPIROMを利用することになると思います（確認していません(^_^;)）
SPIbootloader1をコンパイルするとsh7264_sflash_loader_prog.binが出来ます。これとHEWモニタと合わせて一つのモジュールにする必要があります。READMEによれば、sh7264_sflash_loader_prog.binのサイズをバイナリ（１６進）エディタでちょうど8KBになるようにFFFFでフィルしてCOPYコマンドで一つにまとめて、ROMに焼くように書いてあります。
これを行う為にはHEWモニタの単体が必要ですが、私には見つけられませんでした（そんなにまじめには探してないですが・・）
そこでやむを得ず、「SCIF版シリアル接続HEWモニタ一式（シリアルROM書き換え＆セットアップ説明含む）」にある「SPIROM.BIN」を使用しました
� �SPIROM.BIN」をバイナリ（１６進）エディタで開く
�∩鞍�8KB(ブートローダ部)を削除
��sh7264_sflash_loader_prog.binをバイナリ（１６進）エディタで開き、FFFFをフィルしてちょうど8KBにする
�き△寮萋�に��をコピペ
�キい鯤歛�
以上でブートローダ（＋HEWモニタ）の32KBロードモジュールを作成しました
バイナリ（１６進）エディタを使って手作業でリンケージするのは初めてですが、なかなか面白経験でした
あとは「SCIF版シリアル接続HEWモニタ一式（シリアルROM書き換え＆セットアップ説明含む）」のREADMEの手順で、外付けシリアルFlash ROMに焼きます
あれあれっ！（余談です）
再度、ユーザプログラム領域にTinyMonを焼きましたが、まだTeraTermが動きません。シリアルポートを変えたり、クロスケーブルを持ち出したりしましたが、ダメです
それどころか、LEDがチカチカ点滅を始めてます。LEDサンプルなんか焼いてないの・・、もう頭がパニックになりそうです
ただ、今回はUSB接続するとピポっと音がします。前半32KBは上書きされていないようです
実際のところ、ADM3202を使うのは初めてです。秋月の3052、3069のマイコンキットしか使ったことが無く、それらには始めからRS232Cは使える状態でした。何度も接続を確認しましたが配線は間違いないようです
SCIF2というのはTxD2、Rxd2のことではないのかな？とか100Ωの抵抗がなかったので47Ωを使ったのがまずいのかな？とか、ありとあらゆることを疑いました。
その内、TinyMonのソースを調べると、LEDの点滅をおこなっているのを発見しました。つまり、TeraTermは動かないけど、TinyMon自身は動作していることになります
しかし、まだ原因が分かりません
よくよく調べると、SH-2A基板から引き出すピンを１列間違えていました。我ながらヤレヤレです
SH-2Aへちょっと寄り道
それどころか、LEDがチカチカ点滅を始めてます。LEDサンプルなんか焼いてないの・・、もう頭がパニックになりそうです
ただ、今回はUSB接続するとピポっと音がします。前半32KBは上書きされていないようです
実際のところ、ADM3202を使うのは初めてです。秋月の3052、3069のマイコンキットしか使ったことが無く、それらには始めからRS232Cは使える状態でした。何度も接続を確認しましたが配線は間違いないようです
SCIF2というのはTxD2、Rxd2のことではないのかな？とか100Ωの抵抗がなかったので47Ωを使ったのがまずいのかな？とか、ありとあらゆることを疑いました。
その内、TinyMonのソースを調べると、LEDの点滅をおこなっているのを発見しました。つまり、TeraTermは動かないけど、TinyMon自身は動作していることになります
しかし、まだ原因が分かりません
よくよく調べると、SH-2A基板から引き出すピンを１列間違えていました。我ながらヤレヤレです
SH-2Aへちょっと寄り道
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